作品一覧

  • 環境再生型[リジェネラティブ]農業の未来 食の安全、地域再生、気候変動を同時に解決する
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    1巻2,640円 (税込)
    ニューヨーク・タイムズ絶賛! 環境再生型農場で育てたグラスフェッドビーフ(牧草飼育牛肉)1kgにつき3.3kgCO2 削減! vs 慣行農場で育てた牛肉1kgにつき33kgCO2 排出! 食と動物、土地、地域経済、そして私たちの地球のよりよい未来のために農場を賭けた、リジェネラティブ農業運動の第一人者による、回顧録兼マニフェスト  農家の4代目として育てられたウィル・ハリスはホワイト・オーク牧場を受け継ぎ、フルタイムのコモディティ・カウボーイとして、化学薬品や抗生物質、ステロイドなど、慣行農業のシステムが提供するあらゆるツールを厳格に駆使して、農場を経営していた。祖先は慣行農業を行ない、非常に生産性の高い仕組みを築き上げたが、このシステムに必然的に伴う過度な行ないや残酷さ、小さい町の荒廃に対して、次第に嫌気がさしてきたハリスは、新しい方法をつくり出すために農場を担保に賭けに出た。自然に逆らうのではなく、自然と協力し合い、急速に隔たりが広がりつつあった消費者と彼らが口にする食物の間に橋を架けるためだ。粘り強さと信念、リスクに対するけた違いの耐性を武器に、ハリスは自分のアプローチを「革ラディカリー・トラディショナル新的に伝統的」と呼び、リアルフード運動のアイコンとなった。  数世代にわたる私的な回顧録であると同時にアメリカ農業全般の縮図でもある本書は、食物の正しい生産法へと回帰する道を示している。サプライチェーンが逼迫し、気候変動が引き起こす大惨事が収穫に打撃を与え、アメリカの農地を所有する人々に対する懸念がかつてないほど広がっている今、ウィル・ハリスは私たちが日々口にしている食物を生産している土地や人とあらためてつながるように訴えている。鋭い語り口で歯に衣着せず、断固とした意志を貫き、権力者に真実を語るハリスは、今こそ自分の食べているものを生産している農家を知ることが重要である理由を示している。 ■著者について 著者 ウィル・ハリス Will Harris ジョージア州の亜熱帯沿岸平野にある統合的[ホリスティック]に管理された環境再生型[リジェネラティブ]牧場と農場を所有している。牧草を与え人道的に育てた肉を主流にした最初の人々のひとりであり、リジェネラティブでレジリエントな農業の分野で最もよく知られているリーダーのひとりでもある。ホワイト・オーク牧場は『ニューヨーク・タイムズ』紙、『フォーブス』誌、『ワシントン・ポスト』紙、NPR、BBC、NBCなどでも取り上げられている。また、2023年のサンダンス映画祭で公開された映画『Food and Country(食と国)』にも、ホワイト・オーク牧場と共に登場している。パブリックスやホールフーズ・マーケット、クローガーでグラスフェッドの肉を買ったことのある人なら、ハリスの牧場の肉を食べたことがあるかもしれない。 翻訳 プレシ南日子 Nabiko Plessy 東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業。ロンドン大学バークベックカレッジにて修士号(映画史)取得。主な訳書に『悪意の科学:意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか?』『保護猫の育て方:子猫を捕まえてから、新しい家族の元へ届けるまで』『猫の精神生活がわかる本』(共訳)『ジャクソン・ギャラクシーの猫を幸せにする飼い方』『狂気の科学者たち』『理想の村マリナレダ』『3.11震災は日本を変えたのか』(共訳)『写真が語る:地球激変』『自然災害の恐怖:地球温暖化』などがある。
  • 自分を貫く
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    ■『自分を貫く』は全米で発売前に5万5000部の予約が入った話題のベストセラーです。 ■世界的大ベストセラー『アルケミスト』の 著者パウロ・コエーリョはこう語っています。 「『THE MOTIVATION MANIFESTO』(原著タイトル)は 人生を取り戻し、自由を見つけ出すことを力強く訴えかけます。 高い目標のある有意義な人生へと引き上げる、私の大好きな一冊です」 本書には、モチベーションと行動力を高め 必ず目標を達成する技術が紹介されています。 ■現在、最も影響力を持つ自己啓発トレーナーが説く! 著者のブレンドン・バーチャードは、 ・『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラー1位 ・フェイスブックで最も多くの読者を持つ100人の有名人のうちの1人 ・ブログ投稿において現代の自己啓発史上最も多く  「いいね!」と「シェア」をされたブログの1つ などに輝き、講演者としても人気が高く ダライ・ラマやリチャード・ブランソン、 『フォーブス』誌の発行人スティーブ・フォーブス、 『ハフィントン・ポスト』紙創設者アリアナ・ハフィントンなど 世界の第一線で活躍する人々と登壇してきました。 ■必ず目標を達成する9つの方法 多くの成功者を育ててきた著者が、 自分本来の力を取り戻すための 自分を貫く9つの指針を示し、 必ず目標達成する方法を紹介したのが本書です。 これらを知ることで、達成まで 折れることも、あきらめることもなくなります。
  • 3.11 震災は日本を変えたのか
    4.0
    1巻3,080円 (税込)
    だれもが「変化」を叫んだ。そして何が変わったのか――。 2011年3月11日、東日本大震災。20年にわたる社会的・経済的停滞のなかで起こった震災は、計り知れない悲しみと衝撃と同時に、日本が自らを見つめ直すきっかけをもたらした。改革論者は悲劇の内に希望を見出した。危機は再生の機会と言われた。政治家もメディアも経済界も「変化」を叫んだ。それは国民の関心とアイデンティティを牽引しようという野心に満ちた、事態の解釈をめぐる複数のナラティブ(物語)の闘いでもあった。――本書はこの大震災が日本に与えた影響について米国屈指の知日派が探求した著作である。現地調査とインタビュー、文献研究をもとに著者は、国家安全保障、エネルギー、地方自治という三つの切り口から震災後の政治の深層に迫る。あの時、何が語られ、何が変わったのか。何を教訓とし、これからどこに向かうのか――。圧倒的な情報量、明瞭な枠組み、歴史検証と国際比較を手がかりに、包括的視座で3.11のインパクトを解き明かす。 「震災は変化への扉を開いた。日本は先へ進むだろうか」――緒方貞子(元 国連難民高等弁務官) 「東日本大震災が人々の期待とは裏腹に劇的な変化をもたらさなかった理由を理解したい人にとって必読の書である」――ジェラルド・カーティス(元コロンビア大学教授、『代議士の誕生』著者) 「震災後の日本の安全保障、エネルギー政策、地方行政見直しの取り組みについて一流の分析を加え、変化をめぐる驚くべき要素と抵抗をあらわにした」――マイケル・アマコスト(元駐日米国大使、スタンフォード大学名誉特別研究員) 「災害から立ち直ろうとする日本の可能性を示しつつ、日本が抱える脆弱性を指摘し、何が必要なのか明らかにする。これは3.11後の日本のロードマップだ」――岡本行夫(外交評論家、元東日本大震災復興推進委員会委員)
  • 3.11 震災は日本を変えたのか

    Posted by ブクログ

    3.11によって日本の「安全保障」「エネルギー政策」「地方自治」はどう変わったのか、あるいは変わらなかったのか。国及び地方の政治家や各界の有識者たちの言動を掲げ、あるいはボランティア、自衛隊、米軍の活動を子細に検証しながら、客観的かつ明瞭な評価を示してくれる。3.11への対応は「復旧」という再建にとどまらず、「復興」という滞っていた現状から繁栄につなげる大いなる機会であった。が、その機運がなかなか行動に至らぬうち、「原子力ムラ」が復旧、いや復興しつつある。とはいえ、阪神淡路大震災での失敗を教訓に、地方自治体の協力関係と自衛隊の活動においては著しい成果もあげている。不幸にも大震災が頻発する今日、

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    2016年05月18日
  • 自分を貫く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分という大切な存在に自由を与え、恐怖を克服し、高いモチベーションを持続させるための9つのパーソナル・パワー宣言。
    ・全身全霊を傾けて、力の限り人生と向き合う
    ・自分の計画を取り戻す
    ・自分の中に潜む悪魔に打ち勝つ
    ・思いのままに前進する
    ・喜びと感謝の練習をする
    ・信念を曲げない
    ・愛を増幅させる
    ・偉大さを引き出す
    ・時間をスローダウンさせる
    分かってはいても、真正面からの取り組みは簡単ではないことばかり。ある意味、正攻法であるだけに、それができれば目標達成だよねと思う。
    17-49

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    2017年04月01日
  • 3.11 震災は日本を変えたのか

    Posted by ブクログ

    東日本大震災、311は日本を変えたのか? それとも変えなかったのか?
    米国の知日派という第三者の目から、特に「安全保障」「エネルギー政策」「地方自治」の3つの点に焦点を絞って分析している。
    震災から5年目に出版された本書、当然執筆されたのはそれ以前のものであり、2013年頃までの状況を分析したものとなる。

    本書にかかれた状況が、おそらく現在まで継続されているものは、自衛隊、防衛省をめぐる状況であろう。
    311による大きな被害に、いち早く組織的に対応したのは、自衛隊と強力な同盟関係にあるアメリカ軍であった。
    自衛隊は独立し行動できる部隊として、いち早く被災地に入り、被災者救出から被災地復旧、そ

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    2016年07月14日

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