歴史・時代作品一覧
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4.0大統領選挙後、共和党過激派が各州で起こした“大陪審”が、アメリカ分断をもたらそうとしていた。大陪審の判決を目前に控えたある日、テキサスの田舎町を襲った巨大竜巻の爪痕から、半分ミイラ化した古い死体が発見される。 同じ頃、北米全土では一部放火が疑われる山火事が多発していた。大陪審後の混乱に備え、州軍の活動が制限される中、ワシントン州のヤキマ演習場にいた陸上自衛隊水陸機動連隊の部隊に対し、消防活動への援助要請が下るが……。 超大国アメリカの未来を占う迫真の新シリーズ、堂々開幕! 【目次】 プロローグ 第一章 トルネード 第二章 ヤキマ演習場 第三章 怪しい影 第四章 ヤキマ作戦 第五章 大陪審 第六章 ダラスの熱い夜 第七章 父と娘 第八章 崩壊へのカウントダウン エピローグ
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5.0「戦艦などは、遠からず無用の長物になるはずだ」 昭和一六年。満州国を巡る日米間交渉は、互いの主張が平行線をたどったまま打ち切られる。 米国はダニエルズ・プランのもと、四〇センチ砲装備の戦艦一〇隻、巡洋戦艦六隻をハワイとフィリピンに配備。アジア艦隊を増強して軍事的圧力をかけ続けた結果、西太平洋の緊張は極限に達していた。 この強大な国力に比するべくもなく、日本は戦艦の建造を断念する。海軍の主力を空母と航空機とすることで活路を見出そうとするが、航空機で戦艦に勝てるものなのかは確証が得られていなかった。 日米戦争が勃発すれば、敵の大艦隊が一気に日本本土へ迫り来るであろう。 連合艦隊は、この事態を食い止めることができるのか!?
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4.8池波正太郎の永遠のベストセラー「鬼平犯科帳」シリーズ。江戸幕府の火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)の長官・長谷川平蔵は、その取り締まりの豪腕ぶりで、世の盗賊たちから“鬼の平蔵”と恐れられている。しかし、その素顔は「妾腹の子」として育った苦労人。昔は放蕩無頼の限りを尽くし、義理も人情も心得て、ときには捕らえた盗賊にも情けをかける、心優しき男。 筆頭与力の佐嶋忠介、平蔵の長男・宣義、妻の久栄、平蔵の腹違いの妹・お園など、馴染みの顔ぶれが大活躍! テレビドラマ化、舞台化、漫画化など、日本人では知らぬ者のいない大人気の鬼平シリーズを全話収録したシリーズ全24巻(文春文庫)が、電子書籍の合本として登場。
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3.5大坂・東町奉行所の同心、山中小鹿(やまなか・ころく)は、上役の筆頭与力・和田山の娘をわけがあることを 承知で娶ったにもかかわらず、裏切られてしまう。妻の不貞を許せなかった小鹿は、 義父の和田山に妻を公然と突っ返すという方法に及ぶ。これが原因で、東町奉行所内では、 同僚たちからも距離を置かれて居心地がよくない日々を過ごしていた。 鬱憤をはらそうと大坂の遊郭に足を向けたものの、なぜか客引きをされない。 理由は、大商家が「総揚げ」すべての見世を貸し切っていたからだ。 その商家の名は、淀屋。西国三十藩以上の年貢米を大坂へ廻送、売る権利を持ち、莫大な富を得ていた。 淀屋に借金をする大名もあらわれ、参勤交代の折には淀屋に寄って挨拶をするほどの力関係に至る。 幕府も忸怩たる思いで、ついに時の老中首座・土屋相模守が手を打つことに。 一介の同心・小鹿は、商魂たくましい上方の豪商と武士の沽券をかけた争乱に巻き込まれていく。 吉川英治文庫賞受賞作家が送る新機軸の書下ろし時代小説、堂々開幕!
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5.0江戸鎌倉河岸にある酒問屋・豊島屋。看板娘しほの唯一の肉親である父が、橘の鉢をめぐって御家人と諍いをおこし、御家人に斬り殺される事件が起きる。その御家人は、狂乱高騰する橘景気を背景に新しい店を開くというが、呼び物のひとつが、しほの父の血を浴びた「血染めの橘」。父の死を商売のたねにして弄ぶ御家人は許せない――しほと、幼馴染である政次、亮吉、彦四郎の三人が立ち上がります。 また、しほの両親をめぐって、あらたな事件が姿をあらわし……。 江戸開闢以来の町・鎌倉河岸を舞台に、若者四人と、よき理解者である金座裏の御用聞き・宗五郎親分が難事件を解決する、“青春捕物グラフィティ”。
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3.8九代将軍家重の治世。親の代からの浪人・諫山左馬介は、馴染みの棟梁の紹介で割のいい仕事にありついた。雇い主は、江戸屈指の両替屋・分銅屋仁左衛門。夜逃げした貸し方の店の片付けという楽な仕事を真面目にこなす左馬介を仁左衛門は高く評価するが、空店から不審な帳面を見つけて以降ふたりの周りは騒がしくなる。一方、若き田沼意次は亡き大御所・吉宗からの遺言に頭を悩ませていた。「幕政の中心を米から金にすべて移行せよ」。しかし、既存の制度を壊して造りなおす大改革は、武家からも札差からも猛反発必至。江戸の「金」に正面から挑む新シリーズ、堂々の第一弾!(解説/細谷正充)
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-長編時代小説の金字塔「居眠り磐音」に続く、「空也十番勝負」シリーズ合本版 「空也、旅立ちなされ」 母おこんの言葉を胸に武者修行の旅に出た16歳の青年。 彼こそは紀州姥捨の郷に生まれ、江戸に戻ってからは小梅村でひとり稽古に励んできた坂崎空也。坂崎磐音の嫡子である。 偉大な剣術家・磐音のもとを離れ、ひとり立ちすべく出発した彼の前途に待ち受けるものは――。 シリーズ累計350万部の大人気エンタメ時代小説「空也十番勝負」、そのすべてがこの一冊に! ※この電子書籍は、以下の作品をひとつのコンテンツにまとめた合本です。 『声なき蝉 上・下 空也十番勝負(一)決定版』2021年8月配信 『恨み残さじ 空也十番勝負(二)決定版』2021年9月配信 『剣と十字架 空也十番勝負(三)決定版』2021年10月配信 『異郷のぞみし 空也十番勝負(四)決定版』2021年11月配信 『未だ行ならず 上・下 空也十番勝負(五)決定版』2021年12月配信 『異変ありや 空也十番勝負(六)』2022年1月配信 『風に訊け 空也十番勝負(七)』2022年5月配信 『名乗らじ 空也十番勝負(八)』2022年9月配信 『荒ぶるや 空也十番勝負(九)』2023年1月配信 『奔れ、空也 空也十番勝負(十)』2023年5月配信
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-「ぶらり平蔵」こと神谷平蔵。風の吹くまま気の向くまま、ぶらりどろんと行方をくらます。 長屋住まいの町医者だが、じつは鐘捲流免許皆伝の剣客。病いも治すが人も斬る。悪には強いがなさけにもろい。 磐根藩乗っ取りの陰謀に、藩とは切れたつもりだった平蔵が動いた。立ちはだかるは、奸智にたけた邪剣の使い手。 数奇な運命にみちびかれて出会った女たちの思いに押され、難敵に立ち向かう平蔵。 融通無碍の境地を神髄とし、抜く手も見せぬ無双の秘剣は、はたして磐根藩乗っ取りの陰謀を暴き出せるか!? 時代エンターテインメントの名手が描く、超人気シリーズの〈決定版〉が隔月二巻ずつ、ついに刊行開始!
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-「最高裁」たる評定所で前代未聞の裁許! 平九郎は巻き返せるか。 出羽横手藩の新任留守居役、宿敵喜多方藩の策謀に苦慮。 剣豪祐筆・上野法賢の秘密。 錣無念流秘剣、熊の爪に、平九郎の必殺剣朧月は……。 爽やかで一本気な27歳! 新シリーズ第1弾!! 出羽横手藩十万石の大内山の城守盛義は江戸藩邸から野駆けに出た向島の百姓家できりたんぽ鍋を味わっていた。鍋を作っているのは、馬廻りの一人、椿平九郎義正、二十七歳。そこへ、浅草の見世物小屋に運ばれる途中の虎が逃げ出し、飛び込んできた。平九郎は、獰猛な虎に秘剣朧月をもって対処……。さらに十人程の野盗らが襲ってくるのを撃退。これが家老の耳に入り……。
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4.0F35B、敵地に進入! 対ステルス機に特化した高性能防空網が待つ海へ! 世界の命運は2機の最新鋭戦闘機に託された。 舞島茜の妹、空自特別輸送隊のひかるは命懸けで〈奇跡の物質〉を奪還! それは新型コロナ防疫の切り札だった。 飛行開発実験団に配転され、F35Bパイロットとなった茜は、その物質を台湾の研究所へ届ける任務に就く。場所は、中台緊張を受け、大規模演習中の人民解放軍艦隊ひしめく東沙諸島。 最強の新鋭ステルス機vs.超高性能防空システム、手に汗握る攻防の行方は!?
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4.0アンノウンを撃墜せよ! 台湾諜報部からの情報によるスクランブル――。 F15を駆る女性パイロットは鳥取沖で謎の無人機と遭う! 「山陰沖、領空線へ30マイル!」突如現われた未確認機に、緊急発進(スクランブル)がかかる。 小松基地所属のF15を駆る舞島茜が急行すると、遭遇直前に撃墜命令が下る。台湾の諜報機関・国家安全局より警告を受けてのものだった。 撃たれなければ撃てない――自衛隊への鉄の縛め、憲法にも違反しかねない超強硬策の理由は!? 超大国の陰謀宿るアンノウンと近接戦闘(ドッグファイト)がはじまる!
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4.1史上最も無能な征夷大将軍 やる気なし 使命感なし 執着なし なぜこんな人間が天下を獲れてしまったのか? 動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた。 足利直義は、怠惰な兄・尊氏を常に励まし、幕府の粛清から足利家を守ろうとする。やがて天皇から北条家討伐の勅命が下り、一族を挙げて反旗を翻した。 一方、足利家の重臣・高師直は倒幕後、朝廷の世が来たことに愕然とする。 後醍醐天皇には、武士に政権を委ねるつもりなどなかったのだ。 怒り狂う直義と共に、尊氏を抜きにして新生幕府の樹立を画策し始める。 混迷する時代に、尊氏のような意志を欠いた人間が、 何度も失脚の窮地に立たされながらも権力の頂点へと登り詰められたのはなぜか? 幕府の祖でありながら、謎に包まれた初代将軍・足利尊氏の秘密を解き明かす歴史群像劇。
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4.0第六天魔王・信長の首、頂戴つかまつる! 元亀元年(一五七〇)六月二十八日(新暦七月三十日)、浅井・朝倉勢と織田・徳川勢が激突した姉川の合戦が、弓の名人・与一郎の初陣だった。父・遠藤喜右衛門が壮絶な戦死をしてから三年、家督を継いだ与一郎と、郎党の大男・武原弁造は、主君・浅井長政率いる四百の兵とともに巨大な山城・小谷城の小丸に籠っていた。まさに風前の灯だった。長政には、信長の妹で正室の於市との間に、五歳の長女・茶々以下三人の女子があり、於市ら四人を織田方に投降させるという。だが、十歳の万福丸と乳飲み子の万寿丸は、信長とは血の繋がりがない。信長は決して男児を許すまい。万福丸を連れて落ち延びよ。主命とはいえ、浅井家が果てようという時に、自分一人生き残るなど、与一郎には、及びもつかない。だが、死にゆく主人から嫡男を託されて、古風も美意識も矜持も吹き飛んだ。浅井家再興がなるまで守り抜く。与五郎と改名させた万福丸を弟に仕立てて、小谷城脱出を決行する与一郎。供は、元山賊の頭目・武原弁造ただ一人。天正元年(一五七三)旧暦八月二十八日未明、三人は敦賀を目指して出立した。
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-麻之助、ついに後妻をとる――!? 江戸町名主のお気楽者の跡取り息子・高橋麻之助が、幼なじみで町名主を継いでいる色男・八木清十郎、堅物の同心・相馬吉五郎とともに、さまざまな謎ともめ事の解決に挑む、好評連作短篇シリーズ「まんまこと」第8弾。 かつて恋女房を亡くした麻之助。 彼のもとに、縁談が3つもやってきた! しかも、ひとりは江戸一と謳われる美人。そして、どの縁談も妙なところがあるようで……。 麻之助たちは、なぜ不思議な縁談ばかり集まったのか調べることに。 果たして、麻之助の縁談の行方は……。 他にも、相馬家が吟味方与力に昇進したり、高橋家の支配町が増えたりと、今回も麻之助たちは大忙し! 急展開の第8巻。 文庫解説・大矢博子 ※この電子書籍は2021年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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-日米戦が避けられない状況のなか、帝国海軍は苦戦する現状を打開する術を模索し、帝大航空科の大竹教授によって考案された世界初の成層圏偵察機「一四試偵察機」を連合艦隊の目として実用化することを決めた。 潜水艦へのレーダー搭載も決まり、真珠湾攻撃を目前に控えていた海軍だったが、連合艦隊司令長官である山本五十六の急病により、真珠湾攻撃中止という予想外の事態に見舞われる。 真珠湾に代わり東南アジアを標的とした海軍は、一四試偵察機改め「零式陸上偵察機」を艦隊の目とし、最小単位の艦船による電撃的な攻撃を開始した! 果たして連合艦隊は、この歴史的海戦に勝利することができるのか!?
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4.8総発行部数2500万部超! 坂本竜馬の奇蹟の生涯を壮大なスケールで描く、司馬文学の金字塔、全8巻(文春文庫)が合本に。 土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯。司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第1巻/幼年時代から、江戸での剣術修業、奥手だった青年時代、人斬り以蔵、桂小五郎との出会いなどを描くシリーズ第1作。 第2巻/勤王・攘夷の勢力と、巻き返しを図る幕府との抗争は次第に激化してきた。土佐藩でクーデターを起し、勤王化して天下へ押し出そうとする武市半平太のやり方に限界を感じた竜馬はついに脱藩を決意する。 第3巻/浪人となった竜馬は、幕府の要職にある勝海舟と運命的な出会いをする。竜馬はどの勤王の志士ともちがう独自の道を歩き始める。「幕府を倒さねばならないのだ」と――。 第4巻/長州の没落、薩摩の保守化、土佐の勤王政権の瓦解。竜馬はついに一隻の軍艦を手に入れた。 第5巻/池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫するが、竜馬自身にも危機が訪れる。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまったのだ。 第6巻/竜馬が動いた。慶応二年一月、幕府の厳重な監視下にある京で、密かに薩長の軍事同盟が成立する。維新への道は、この時大きく開かれた。 第7巻/同盟した薩摩と長州は着々と討幕の態勢を整えてゆく。そして竜馬は、思い切った奇手を思いついた。大政奉還――。 第8巻/慶応三年十月十三日、京は二条城の大広間で、十五代将軍徳川慶喜は大政を奉還すると表明した。ここに幕府の三百年近い政権は幕を閉じた。しかし竜馬はそれを見とどけることはなかった……。「竜馬がゆく」遂に完結!
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4.7司馬遼太郎畢生の大長編、全十巻合本版。 西郷隆盛と大久保利通。ともに薩摩藩の下級藩士の家に生まれ、幼い時分から机を並べ、水魚の交わりを結んだ二人は、長じて明治維新の立役者となった。しかし維新とともに出発した新政府は内外に深刻な問題を抱え、絶えず分裂の危機を孕んでいた。明治六年、長い間くすぶり続けていた不満が爆発。西郷は自ら主唱した“征韓論”をめぐって大久保と鋭く対立する。それはやがて国の存亡を賭けた抗争にまで沸騰してゆく――。西郷と大久保、この二人の傑人を中心軸に、幕末維新から西南戦争までの激動を不世出の作家が活写する。
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3.3尖閣を巡る領土問題、歴史認識問題、そして首相の靖国参拝。日中の関係は、国交正常化以来《最悪》といわれるところまで冷え込んでいた。双方の国民感情も爆発寸前の中、ついにある事件が長崎で起こる。元自衛官を中心にしたグループによる中国総領事館占拠と、中国高官の子どもたちが乗る飛行機のハイジャックだ。自ら七七義勇隊を名乗る犯人らに対し、穏便な解決策を探る日本政府。激怒した中国は、海軍を日本へと進める――。一触即発の現地では、西方普連に異動となった司馬、そして土門を隊長とする新体制《サイレント・コア》部隊が動き出すが……。新シリーズ開幕!
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5.0江戸を舞台に、個性豊かな三人の婆たちの日常と その周りで起こる悲喜劇をコミカルに描く 「女性の老後」をテーマにした長編小説。 名手宅の祐筆(文書や記録を取り扱う職)を得て静かな余生を 過ごしたいお麓(ろく)は、おはぎ長屋という長屋に住んでいた。 これで老後の安泰は約束されたと思い込んでいたが、 その平穏な暮らしはわずか一年で終わりを迎えた。 お菅(すげ)が越してくると、さらに半年後には お修(しゅう)がやってきたのだ。 二人の幼馴染はお麓の長屋を毎日欠かさず訪ねてきては、 心底どうでもいい話をしゃべり散らす。 お麓はこの先、二人とうまくやっていけるのか。 安穏に暮らすはずの余生はどうなってしまうのか。 さらには、いろいろな事件に巻き込まれていき……。
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3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◎堀江貴文氏、推薦! ! “これからのビジネスに役立つ 最強のマンガだ! ” 歴史的名著 『三国志』がついに マンガで登場! ! 吉川英治の原作を 石森プロが渾身の コミック化! 個性豊かな武将たちが 覇権をかけて火花を散らす 中国歴史大河ロマンの傑作! 劉備はどうやって 台頭したのか? 宿敵・曹操と どう覇権を 争ったのか? 天才軍師・諸葛孔明が 劉備に惹かれた 最大の理由とは? 三国志の名場面やポイントを きちんと押さえているから 面白くてわかりやすい! 欄外には注釈があり 原作や原書との 比較も楽しめます! 三国志をなんとなく知っているけれど きちんと読んだことがないという方に ぜひおすすめです! ――――――――――――――――――――― 目次(一部抜粋) 桃園の誓い 黄巾の乱 漢室の危機 曹操の野望 独裁者董卓 曹操の台頭 呂布無残 劉備の志 男の中の男 関羽 劉備雌伏 水鏡先生 三顧の礼 孔明初戦 曹操侵攻 孔明対周瑜 十万本の矢 ほか
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4.7越前・一乗谷城は織田信長に落とされた。幼き匡介(きょうすけ)はその際に父母と妹を喪い、逃げる途中に石垣職人の源斎(げんさい)に助けられる。匡介は源斎を頭目とする穴太衆(あのうしゅう)(=石垣作りの職人集団)の飛田屋で育てられ、やがて後継者と目されるようになる。匡介は絶対に破られない「最強の楯」である石垣を作れば、戦を無くせると考えていた。両親や妹のような人をこれ以上出したくないと願い、石積みの技を磨き続ける。秀吉が病死し、戦乱の気配が近づく中、匡介は京極高次(きょうごくたかつぐ)より琵琶湖畔にある大津城の石垣の改修を任される。一方、そこを攻めようとしている毛利元康は、国友衆(くにともしゅう)に鉄砲作りを依頼した。「至高の矛」たる鉄砲を作って皆に恐怖を植え付けることこそ、戦の抑止力になると信じる国友衆の次期頭目・彦九郎(げんくろう)は、「飛田屋を叩き潰す」と宣言する。大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、宿命の対決が幕を開ける――。どんな攻めをも、はね返す石垣。どんな守りをも、打ち破る鉄砲。「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説!
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4.3総発行部数2500万部超! 坂本竜馬の奇蹟の生涯を壮大なスケールで描く、司馬文学の金字塔、遂に電子化! 土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第1巻/生まれ落ちたときから背中一面に旋毛がはえていたため、豪気な父は、“千里の駿馬”になるかもしれないと、竜馬と名付けた。が、十二になっても寝小便する。近所の子から「坂本の寝小便ったれ」「坂本の泣き虫」 とからかわれ泣かされて帰ってくる。字を満足に覚えられず、寺子屋の師匠に見捨てられる。そんな竜馬は、十四歳の時に小栗流の道場に通いはじめてから、にわかに顔つきまで変わっていった。竜馬は強い――。幼年時代から、江戸での剣術修業、奥手だった青年時代、人斬り以蔵、桂小五郎との出会いなどを描くシリーズ第1作
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4.8不朽の名作、吉川三国志を一気に読める完全版。日本では卑弥呼が邪馬台国を統治する頃、中国は後漢も霊帝の代、政治の腐爛は黄巾賊を各地にはびこらせ、民衆は喘ぎ苦しむ。このとき、楼桑村の一青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園に義盟を結び、害賊を討ち、世を救わんことを誓う――以来百年の治乱興亡に展開する壮大な世紀のドラマ。その華麗な調べと哀婉の情は、吉川文学随一と定評のあるところである(吉川英治歴史時代文庫)。
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5.0ロサンゼルスで、ある事件が白昼に起こる。祖国で巨額の横領を働いた男に、中国特殊部隊“ドラゴン・スカル”が接触したのだ。彼らは米国へ逃げた人物の奪還を任務としていたが、この時に出た予想外の犠牲者が、ホワイトハウスに激震を与える。IT長者で、大統領の最大支援者の妻子が巻き添えになってしまったからだ。謝罪を求める米国に対し、中国も「人民の金を不正に使い込んだ男を、米国は情報提供と引き替えにずっと匿っていた」と不快感を示す。そしてこの小さな事件が、後に日本を、世界をも巻き込む大戦のはじまりとなっていった。「第三次世界大戦」シリーズ、堂々スタート!
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-古稀とは思えぬ若さ、明晰な頭脳と剣の冴え。 新しい大目付の誕生! 常陸の極小藩への誹謗中傷、調べを進めると、隣の藩に由々しき問題が見えてくる。 策謀を重ねる大名家相手に、新任大目付の活躍はいかに。 痛快時代小説の開幕! 新シリーズ第1弾! 「大目付になれ」──将軍吉宗の突然の下命に、一瞬声を失う松波三郎兵衛正春だった。蝮と綽名された戦国の梟雄斎藤道三の末裔といわれるが、見た目は若くもすでに古稀を過ぎた身である。しかも吉宗は本気で職務を全うしろと。「悪くはないな」──冥土まであと何里の今、三郎兵衛が性根を据え最後の勤めとばかり、大名たちの不正に立ち向かっていく。痛快時代小説の開幕!
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3.7ずいぶん『三国志』について書いてきた。だが、そこに登場するひとりを選んで、大きな構想に移植するのは、これが最初であり、最後となろう。そのひとりとは、諸葛亮以外に考えられなかった――(日本経済新聞連載開始にあたっての「作者の言葉」より) 大河小説『三国志』全12巻完結からはや10年。この「作者の言葉」に、宮城谷作品ファンのみならず、日本中の歴史小説愛好家が期待をふくらませているに違いない。 「三国志」にはあまたの個性的な名将、名臣が登場するが、日本で最も名を知られるのが諸葛亮(孔明)であろう。冒頭の「作者の言葉」はこう続いている。 ――かれの人気は、おそらく劉備や関羽などをしのいでおり、たぶんどれほど時代がかわっても、最高でありつづけるにちがいない。通俗小説である『三国志演義』が、諸葛亮を万能人間、いわば超人にまつりあげてしまったせいでもあるが、そういう虚の部分ををいでも、多くの人々の憧憬になりうる人物である―― 「三顧の礼」「水魚の交わり」「出師表」「泣いて馬謖を斬る」「死せる諸葛、生ける仲達を走らす」といった名言・名句はそのままに、諸葛亮の実像に迫ろうとするこの作品の冒頭はこのように始まる。 ――春を迎えて八歳になった。かれは景観から音楽を感じるという感性を備えている―― 乱世に生きながら清新さ、誠実さを失わない、今まで見たことのない諸葛亮がここにいる。
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4.0宇宙科学の最先端をゆくシャトル『流星』が三人の宇宙飛行士を乗せて、種子島宇宙センターを飛び立った直後、消息を絶った。その事態を心配する現代社会をよそに、なんと彼らが生還したのは太平洋戦争の真っ只中。つまり、1942年にタイムスリップしてしまったのである。彼らは、連合艦隊司令長官・山本五十六と共に彼らの現代科学を駆使して、超大国アメリカに挑むはめになった。彼ら三人は、伊21潜を改良し超高速艦『大和』、およびシャトル『流星』を改造した特潜『信玄』を建造。珊瑚海で大活躍しアメリカ軍を撃破する。しかし、彼らの活躍は歴史を変えてしまう。悩む三人。果たして現代に帰ることが出来るのか?時空の流れを大胆に盛り込んだ太平洋戦争タイムスリップ・架空戦記!シミュレーション小説の新時代を拓く快作。
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3.9ユーラシア大陸に拡がる人類史上最大の帝国、その礎を築いたチンギス・カン。波乱に満ちたその生涯と、彼と出会った様々な英雄たちの生きざまを描く、新たな歴史大長編、ついに開幕! 12世紀、テムジン(のちのチンギス・カン)は、草原に暮らすモンゴル族のキャト氏に生まれた。10歳のとき、モンゴル族を束ねるはずだった父イェスゲイが、タタル族に殺害されてしまう。テムジンのキャト氏は衰退し、同じモンゴル族のタイチウト氏のタルグダイとトドエン・ギルテが台頭、テムジンたちに敵対し始める。危機的な状況のもとで、テムジンは、ある事情から異母弟ベクテルを討ったのち、独りいったん南へと向かった……。草原の遊牧民として生まれ、のちに世界を震撼させることになる男は、はじめに何を見たのか? 人類史を一変させた男の激動の生涯、そこに関わった人間たちの物語を描く新シリーズ、待望の第一巻。
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4.0直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! 時の権力者、関白・藤原兼家の三男坊の藤原道長は、機転が利きカリスマ的な存在感を放つ長兄の道隆や野心家である次兄の道兼に比し、平凡でおっとり、出世も遅々としていたが、姉である詮子の助力を得ながらも、左大臣の娘・倫子と結婚する。以来、徐々にではあるものの、道長にも運が向いてきて、姉・詮子、妻・倫子などの支援を受けながら出世街道を上りつめていく……。表面的な華やかさに誤解されがちな人間・藤原道長の素顔を見事に浮かび上がらせた名作。 目 次 男 と は 首 よ り も 今 宵 来 る 人 深 泥 が 淵 風 の 精 影 絵 あ し の う ら 離 洛 帖 花と地獄の季節 後 宮 明 暗 腥 風 の 荒 野 「一声ノ山鳥」 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
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-吹き荒れるナチスの脅威 VS 追い詰められる日米英連合 ついに世界大戦勃発! 1928年、ヒトラー率いるナチス党がクーデターにより政権を奪取。 そして、ヒトラーの意向に従うロシア国内のロシアナチス党が皇帝一家を惨殺し、新国家・ナチスロシアが誕生する。フランス、イタリア、スペイン、南米各国が次々とナチス化されていく。 世界はナチス世界と、アメリカ、イギリス、日本などの西側世界に二分され、一触即発状態となる……。 壮大なスケールで贈る新たなる「羅門ワールド」、ここに幕を開ける!!
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 構想7年! かつてないスケールで描き下ろす古代ローマの英雄たち。マンガだからわかりやすい! 迫力満点! 面白い!!――天才軍人にして天才政治家ユリウス・カエサル。素朴な共和国家を世界帝国にジャンプアップさせた頭脳と行動!! 第1章 混迷のローマ 第2章 若き日のカエサル 第3章 カティリーナ事件 第4章 三頭政治とガリア戦争 第5章 ルビコン川を渡って――内乱の始まり 第6章 カエサルの凱旋式 第7章 運命の3月15日 4コマコラム ローマのあゆみ
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5.0第六十六代一条帝の辞世の句を、内覧並びに左大臣の藤原道長は『御堂関白記』に「露の身の 草の宿りに 君をおきて 塵を出でぬる ことをこそ思へ」と書き留め、帝に親しく仕えた権大納言藤原行成は「露の身の 風の宿りに 君をおきて 塵を出でぬる 事ぞ悲しき」『権記』に記した。道長は歌の中の「君」は中宮彰子を指すのだと解したが、行成は皇后定子を呼んだ言葉だと確信をもって綴った。死ぬ間際に一条帝が呼びかけた「君」とは、誰なのか。関白内大臣藤原道隆の娘・定子と、時の権力者左大臣藤原道長の娘・彰子。ともに一条天皇の后として藤原氏の権力争いに翻弄されたふたりの女性を中心に展開される華麗なる平安絵巻。2024年NHK大河ドラマの世界。
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-※中公文庫『皇国の守護者1~9』(本篇および外伝、随想)と『CN25』所収の短篇を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ 帝国軍怒濤の侵攻に、殿軍を率いる皇国陸軍中尉・新城直衛は奇策を以て対抗。一度ならず敵を撃退し、凱旋を果たす。だが皇都には怨嗟と陰謀が蠢き、そして厳冬を衝く帝国の苛烈な反攻が! 血塗られた英雄の伝説を描く戦記巨篇!! 本篇9巻と外伝9篇、随想1篇を集大成した完全版。 〈収録作品〉 『皇国の守護者1 反逆の戦場』 『皇国の守護者2 勝利なき名誉』 『皇国の守護者3 灰になっても』 『皇国の守護者4 壙穴の城塞』 『皇国の守護者5 英雄たるの代価』 『皇国の守護者6 逆賊死すべし』 『皇国の守護者7 愛国者どもの宴』 『皇国の守護者8 楽園の凶器』 『皇国の守護者9 皇旗はためくもとで』 「猫たちの戦野」 「観光資源」 「職業倫理」 「新城支隊」 「島嶼防衛」 「お祖母ちゃんは歴史家じゃない」 「新城直衛最初の戦闘」 「我らに天佑なし」 「猫のいない海」 筆者贅言「はじめにみえたもの」
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3.0「思想」の師、「行動」の弟子。維新前夜の青春群像を活写した怒濤の歴史長編、全四巻合本版。 2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の主人公は久坂玄瑞の妻、文(ふみ)。文の兄であり玄瑞の師である吉田松陰こそ、『世に棲む日日』前半の中心人物です。「人間が人間に影響をあたえるということは、人間のどういう部分によるものかを、松陰において考えてみたかった。そして後半は、影響の受け手のひとりである高杉晋作という若者について書いた」(「文庫版あとがき」より) 嘉永六(1853)年、ペリー率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、攘夷か開国か、勤王か佐幕かをめぐり、国内には激しい政治闘争の嵐が吹き荒れていた。この時期、骨肉の抗争を経て倒幕への主動力となった長州藩には、その思想的原点に立つ松下村塾主宰・吉田松陰と、後継者たる高杉晋作がいた――。
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-1942年、航空兵力の活躍により英東洋艦隊との決戦に勝利した日本は、ついに米国との戦いを決意、ミッドウェイ島南西250キロの距離まで艦隊を進出させる。 だがこの戦力は、米軍が予測していた空母艦隊ではなく、あたかも島と見紛うほどの巨大戦艦であった。 排水量128万を超え、全長全幅ともに大和型の三倍近くの大きさを誇る超極級戦艦「八島」は、脅威の64センチ主砲を武器とし、交換可能なコンクリートを建艦資材とすることによって、修復しつつ継戦可能な、まさに絶対的な不沈艦として誕生したのである。 八島を擁する日本海軍は、米太平洋艦隊の要衝を次々と攻略し、いよいよ極秘作戦に着手するのだが……。
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5.0和平のため奔走する首相・東条英機だが、ルーズベルト大統領は対日戦争の肚を固めていた。開戦か和平か混乱する中、山本五十六は連合艦隊司令長官就任の祝賀会の席で「天命を待つのみでは祖国の安泰は期しがたい」といってのけた。報道班員として従軍した著者による、太平洋戦争全史を描いた唯一の大河小説。【内容は山岡荘八歴史文庫版「小説太平洋戦争」と同一です】
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4.0「向後は大奥から幕政を支えよ」──まさに青天の霹靂であった。将軍毒見役の桂修理之亮は、老中首座・阿部正弘に突如、こう告げられる。 新たな御役は、大奥を警護する御広敷役──。千二百石の大身旗本となる上、阿部の姓を名乗り、己の末弟にまでなって欲しいという。異例の大出世に戸惑いながらも、阿部修理之亮は、大奥に向かった。 待っていたのは、御年寄・瀧山であった。大奥総取締である。そこで言い渡された職務は、奥向の女中と城外に出、大奥、そして公儀に仇なす者を共に探索し、成敗するというものだった。 だが、徳川家のため意気揚々と立ち上がる修理之亮の眼前に、現将軍・家定が現れて……。 大奥出入り自由の若侍が、特権を活かして暴れ回る、期待の新シリーズ!
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4.12012年11月2日(金)公開の映画化原作!2009年本屋大賞2位、 第139回(2008年上半期)直木賞ノミネートの戦国エンターテインメント大作! 戦国末期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉の命を受け、石田三成は総大将として2万の天下群を率い、小田原の支城・忍城(おしじょう)を包囲する。 忍城の軍勢はわずか500人、そして城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。 従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。 新しい英傑像を提示した、大ベストセラーの戦国エンターテインメント小説! 映画は、狂言界の至宝・野村萬斎による9年ぶりの主演で、2012年11月2日(金)公開。 ヒロイン・甲斐姫を榮倉奈々が演じる。
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3.0「のぼうの城」作者・和田竜執筆の脚本! 戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉。関東の雄・北条家に約五十万にも及ぶ大軍を投じた豊臣方に抗して最後まで屈しなかった唯一の支城があった。現・埼玉県行田市に本拠を構える武州・忍城。周囲を何重もの湖で取り囲まれた「浮き城」の異名をとった難攻不落の城である。 豊臣方二万の大軍を指揮した石田三成の水攻めにも屈せず、約数百の兵で抗戦した城代・成田長親とはどんな人物なのか。家臣はおろか所領の百姓達にも「のぼう様」などと囃されてなお泰然としていた男が決断した理由とは? 大ベストセラーとなった小説の執筆以前にすでに書かれていた瞠目の脚本。
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4.5すべてのビジネスマンに捧ぐ。 本屋大賞の話題作、早くも文庫化! ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。 一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。 石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。 「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。
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4.7一九四一年十二月七日、真珠湾攻撃の前日。宿毛湾では戦艦「大和」の公試運転が行われていた。世界最大最強の戦艦がその偉容を示す中、海面下には不穏な影が蠢いていた。一方、欧州では空前の好景気に沸くイタリアが参戦を拒否。大西洋では米駆逐艦がUボートを撃沈し、米独戦の火蓋が切って落とされた。緊迫する世界情勢の中、真珠湾に向かう帝国海軍第一航空艦隊は、航行中に米太平洋艦隊に捕捉されてしまい――。日本は絶体絶命の窮地を覆すことができるのか? 「大和」なき皇国の反攻を描く新シリーズ、ここに開幕。
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3.8疫病に荒れた世を建て直す救国の英雄か、 古代社会を破壊する稀代の逆賊か。 謎多き人物の実像に、直木賞作家の筆が迫る。 時は天平。都には天然痘が蔓延し、朝廷にて我が世の春を謳歌していた藤原一族も権勢に陰りを見せていた。その中において、ひとり異彩を放つ男がいた。藤原仲麻呂(恵美押勝)。祖父・不比等や父・武智麻呂の血を色濃く受け継いだこの男は、叔母の光明皇后や次代の天皇である阿倍内親王の寵愛を受け、急激に頭角を現していく。だが仲麻呂は、祖父や父も持ちえなかった、危険な野望を胸に宿していた。北辰の門――この国の皇帝となる道を開こうとした男の、鮮烈なる一生。
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-超弩級戦艦建造を中止し、超弩級戦闘航空母艦へ改装せよ── 大艦巨砲主義を見切り、航空戦力の増大を図りたい連合艦隊司令長官・山本五十六は、最新鋭兵器の研究、開発を行なっていた海軍超技術開発局の助けを借り、戦艦として計画されていた「大和」を、最新鋭の武装が施された超弩級空母へと造り替える。 そして1941年12月、巨大空母を中心とした謎の航空戦隊が、真珠湾奇襲作戦で日本が撃ち漏らした米空母「サラトガ」に襲いかかる。竜胆啓太中将率いる「大和」超武装艦隊の初陣であった。 山本の特命を受け、正体を隠しつつ、マレー沖海戦、スラバヤ沖海戦、珊瑚海海戦と転戦、米英艦船を次々と撃沈させる超弩級空母「大和」──。 その比類なき活躍を描く傑作架空戦記!
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4.0野に伏す獣の野性をもって孤剣をみがいた武蔵が、剣の精進、魂の求道を通して、鏡のように澄明な境地へ達する道程を描く、畢生の代表作。若い功名心に燃えて関ケ原の合戦にのぞんだ武蔵と又八は、敗軍の兵として落ちのびる途中、お甲・朱実母子の世話になる。それから一年、又八の母お杉と許婚のお通が、二人の安否を気づかっている作州宮本村へ、武蔵は一人で帰ってきた。
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3.6育ちがいいお嬢様には、秘密があったのです。 日本橋にある将軍家御用達の扇店・善喜堂の娘である千秋は、方々の大店から「是非うちの嫁に……」と声がかかるほどの人気者。 ただ、どんな良縁が持ち込まれても、どこか物足りなさを感じ首を縦には振らなかった。 そんなある日、千秋は常磐津の師匠の家に向かう道中で、八丁堀同心である芦川柳之助と出会い、その凛々しさに一目惚れをしてしまう。 こうして心の底から恋うる相手にようやく出会えたのだったが、千秋には柳之助に絶対に言えない、ある秘密があり――。 「取次屋栄三」「居酒屋お夏」の大人気作家が描く、涙あり笑いありの新たな夫婦捕物帳、開幕!
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4.5中国軍による南シナ海東沙島奇襲作戦に端を発した東シナ海の戦いは、主戦場を尖閣諸島魚釣島へと移し、激戦が繰り広げられた。土門康平率いる〈サイレント・コア〉部隊は台湾軍と共同作戦を取りながら、米軍の協力を得て、中国軍を島から撤退させることに成功する。その頃、成田空港に降り立った人民解放軍の秘密部隊が、ベトナム人技能実習生グループを装って、「超限戦」の作戦を開始。日本をブラックアウトさせた。中国の狙いは、日本同様ブラックアウトした台湾への侵攻。人民解放軍の大艦隊がついに台湾へと迫る。 【目次】 プロローグ 第一章 コンビニ 第二章 モーメント 第三章 東京タワー 第四章 大義名分 第五章 避難行動 第六章 最後通牒 第七章 軍神 第八章 ニイタカヤマノボレ エピローグ
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4.1本所亀沢町にある「おけら長屋」は、大家の徳兵衛、米屋奉公人の八五郎、後家女のお染など、ひと癖ある店子が入り乱れて毎日がお祭り騒ぎ。それもそのはず、お金はないけど人情に厚く、かっとくるけど涙もろい。自分より他人のことが気になって仕方がない。こうした面々が、12世帯も軒を並べているのだ。そんなある日、わけあり浪人・島田鉄斎がやってきた。津軽の某藩を辞去し、江戸へ流れてきたのだ。剣の腕がたち、冷静に物事に対処できる鉄斎は、おけら長屋の連中が頼りにする心強い「旦那」。鉄斎を迎えて、何かと騒がしい長屋の面々が遭遇する事件とは……。著者は、本所育ちで演芸の台本などで複数の受賞歴を誇る手練の書き手。今回は満を持して、文庫書き下ろし時代小説に初挑戦。2013年本屋大賞作家・百田尚樹氏も「この小説には、やられた!」と太鼓判の出来ばえ。江戸落語さながらの笑いと人情にあふれる作品世界をとくとご堪能あれ!
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4.0新作書下ろし時代小説4巻連続刊行! 吉原や向島などへ行き交う舟が集まる柳橋。神田川と大川が合流する一角に架けられたその橋の両側には船宿が並び、働く人、遊びに行く人で賑わっていた。柳橋の船宿「さがみ」で働く船頭の広吉には一人娘がいた。名前は桜子。三歳で母親が出奔するが、父親から愛情を受けて育ち、母譲りの器量よしと、八歳から始めた棒術の腕前で、街の人気娘に育っていた。夢は父親のような船頭になること。そんな桜子に目を付けた船宿の亭主による「大晦日の趣向」が思わぬ騒動を巻き起こし……。涙あり、恋あり、活劇あり。待望の時代小説新シリーズの幕が開く。2023年6月から9月、四か月連続刊行!
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