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Posted by ブクログ
Tさんのおすすめ。
「金四郎の妻ですが」と同じ作者ということだが、
こちらの方が江戸知識満載と言った感じ。
それがゆえ、たまに見かける現代的な単語が気になるけど。
「犯人」とか「寝室」とか。
風烈廻りながら小者が逃げだすほどのぼんくら同心。
手柄をあげることに固執しないし、
犯人にもすぐ同情するし、
ぼんくらと盗賊に言われても腹も立てない。
つまりは同心に向いていない。
しかし、
町人から味方され、
人の言うことには耳を傾け。
妻からは愛されている。
その妻が小者となって、聞き込みや男装して囮になり、
ぼんくら同心と犯人を捕まえる。
いわゆる人情物ではないところが、
明るくて軽くて良かったかな。
Posted by ブクログ
なんやかんやで神楽坂淳さんである
まぁまぁ気に入っているようである
そして「長く続いているシリーズは面白いに違いない理論」により本作を手に取った次第
ひと言で言うとお手軽!
神楽坂さんの魅力はこれに尽きる
「甘ちゃん」の同心に女房が小者となって付き従い、女の繋がりを使って捕り物をするストーリー
女性の目から見た江戸の町の風景が立ち上がる
そんなシリーズなのだわきっと
そして気付く、なんとなしに語り口に違和感があるのは、現代風の語り口や話言葉だからなんだわ
ピースサインをするうっかり八兵衛みたいなノリやな
もちろん狙ってやってるんだろうけど、読みやすさより、ちょっぴりの気持ち悪さが先に来ちゃうなぁ
うん、でもなんか離れがたい魅力もあるのよ
だから続けて読むだわさ
Posted by ブクログ
フォロワーさんお薦めの1冊です。
新感覚時代小説。
南町奉行所で風烈廻方同心を拝命している紅藤月也とその妻沙耶。
月也は「のほほん」としている性格で、夫としてみると「じつに好もしい」のですが、はっきり言って月也は「ぼんくら」。夫としては最高、同心としては問題あり。
第一話は、初夏の頃。
一軒一軒「奉行所に届けを出したくない」程度に盗んでいく盗っ人が、何軒か入ります。
月也に小者(付き人)がいませんが、沙耶が自分が小者になると申し出て…。
沙耶の作る質素だけど薬味のきいた納豆や豆腐などの料理がとても美味しそうでした。
紅藤家の朝食の基本は覚弥(かくや)で、拍子木に切った大根にたっぷりの葱、鰹節、醤油をかけて食べるのだそうです。
第二話は、七夕近く、朝顔の季節。
梅の花の砂糖漬け(口臭を消すための)買いたいけれど月也の前で恥ずかしくてなかなか買えない沙耶。
二人は、鰻屋の店の中で盗賊に手籠めにされた娘が首を吊るところに出くわします。
女を手籠めにして口を封じている盗賊。
噂を広めないように犯人を捕まえなくてはいけない事件です。
芸者の音吉に相談すると半玉のおりんとおたまが「唐がらし〈年端もいかない男の子)を使うのはどうでしょう」と提案します。
沙耶は男装をして唐がらしの牡丹の客を装い犯人をおびきだそうとしますが、牡丹に告白されてしまうという、少々、色っぽいお話。
梅の花が事件の鍵ですが、今で言えばガムのようなものでしょうか。
女湯にウグイスの糞がぬか袋につめておいてあったり、風流なものがこの時代には色々あったのを知り、面白く読みました。
Posted by ブクログ
時代物ほんわかミステリー。
優しくていい旦那さまだけど、「ぼんくら」と言われている同心の妻・沙耶が、旦那さまにかわって推理する、という1話完結短編集。
犯罪者も出てくるわけだけど、なんとなくほんわかした雰囲気で、江戸の町の様子も楽しめる小説でした。うん、これはドラマにしたら楽しそう。すぐにでもドラマ化されるんじゃないだろうか。ドラマ化するなら配役は?なんて考えながら読んじゃいました。
すでに、何冊も出ているんですね。でも、最初の本が出たのが去年の夏。凄いハイペースで出版されているんですね〜。
1つ要望があるとすれば、1冊に2話収録だとちょっと分量が少ないかなー。せめて3話収録してほしかった。
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