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美人画で名が売れはじめた浮世絵師・歌川広重から「男装姿を描きたい」と、絵姿になることを頼み込まれた沙耶。最初は断るものの、その後奉行所から受けるようにとのお達しが出る。じつは最近「個人写生会」が問題になっていた。もちろん「奢侈」という意味合いもあるが、個人写生会に参加した事実をネタに金持ちを強請る連中がいるらしいのだ。しかも、強請られた側は決して口を割らない。手がかりを掴むために沙耶を美人画の絵姿にしよう、というのが奉行所の狙いであった。沙耶は広重の依頼を受けると同時に、「強請り」の犯人を見つけようとするが……。
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Posted by ブクログ
ぼんくら同心紅藤月也と小者を務める妻の沙耶のライトな時代小説
サクッとお手軽でよい
主役はもちろん、男装で切れ者の美人妻沙耶なんでしょうが、月也のぼんくらっぷりもなかなか良い
もうただただ素直で人が良い、邪心もない
同心のくせにすぐ同情する
いやある意味文字通り同心なんだがw
そしてもう真っ直ぐに沙耶が好き過ぎて照れる
こっちが照れる
実はなかなかの剣士だったりする
沙耶ともどもみんなに好かれて協力者が後を絶たず、ぬるっと事件を解決しちゃう
自分の力ではないと思っているので、感謝感謝で驕ることもない
自分はたいしたこともしてないけど、またひとつ江戸の町が平和になって良かったな〜って感じ
それが良いのよ
Posted by ブクログ
ライトな時代小説。
絵師の歌川広重が登場で、沙耶の美人画を描きたいと言ってきたことから、写生会から派生する強請り事件の噂へと繋がります。
現代と違って、噂や評判は広がるものの、実際がどうなのかを直接見る人は少なくて、だから夫婦同心のことはみな知っていても、沙耶や月也本体を個別に見たところで結びつきにくいのかな、だから潜入捜査や囮捜査が成り立つんだろうな、と思いました。
今巻も巻末にかけて、次の事件「色悪」というもののイントロダクションがあります。
余談ですが、作中に出てくるサッパや鉄砲風呂などを、他の場所で目や耳にするということが重なり、「それ、知ってる!でも、どこでみたっけな……」と、わたしの脳ミソが近年稀に見る活発さを見せています。
またまた、次に続く……
またまた、次に続くになった。こういう話の切り方には、作為を感じるし、ちょっと、イラッとする。一冊で、話が終わる方が、読みやすいのに……
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