歴史・時代作品一覧
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-時代小説・歴史小説の大家・吉川英治の傑作を集めた決定版長編小説全集。第10巻は血沸き肉躍る時代エンターテイメント大作『鳴門秘帖』。全巻セットで合本した完全版です。
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4.3泣ける。笑える。心がほっこり温まる。 身分としきたりに縛られた暮らしにも、喜怒哀楽、切なくも可笑しい人生の諸相があった。江戸の武家の心を綴る、傑作時代小説短編集。 朝井節、ますますの名調子。 1冊に長編8作分の人生が。 「紛者(まがいもの)」助太刀を頼まれた、牢人者の信次郎。頼まれたら断れないのが武士だが。 「青雲」立身する者とできぬ者。分かれ道を説く上司に悩まされ。 「蓬莱」大身の旗本家へ婿入りしたはいいが、妻から3つの約束をさせられて。 「一汁五菜」刀ではなく包丁で仕える江戸城の料理人が、裏稼ぎに精を出す。 「妻の一分」大石内蔵助の妻、りくにとっての忠臣蔵を、そばで見守った者がいた。 「落猿」藩の外交官である江戸留守居役が、公儀との駆け引きの最中に。 「春天」剣術指南所の娘と二刀流の修行人。剣で心を通わせた二人の行く末は。 「草々不一」漢字を読めない隠居侍が、亡き妻の手紙を読むため手習塾に通い始める。
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4.2今、いちばん勢いのある時代小説作家・朝井まかてが、こよなく愛する江戸の町を舞台に、歌舞伎役者や職人、商売人など様々な生業の人々の姿を、中身の詰まった8編の人情話に仕立てた傑作短編集。 1編目の「ぞっこん」では、「筆」が語り手になる。看板書きだったあるじと「筆」との出会いや情の深まりを、緩急をつけた落語調の文体で読ませる。2編目の「千両役者」は、ぱっとしない歌舞伎役者に千載一遇のチャンスが巡ってくる。もう後がない役者の焦りと、破滅と背中合わせの功名心が生々しく伝わる。3編目の「晴れ湯」は、湯屋(銭湯)を営む家に生まれた少女が主人公。客の戯作者や長屋のおかみさんたちのふるまい、子どもなりの家業への意気込み、江戸で恐れられた火事……。少女は大小のドラマに遭遇しながら、道楽者の父と働きづめの母という夫婦を、一つの男女の形として受け入れていく。続いて、自分のやりたいことを見つけた古着屋の少女が巻き込まれた揉め事に、愉快なオチを付けた4編目「莫連あやめ」。離縁された大喰らいの姉と、彼女を馬鹿にしながら利用する弟の、それぞれの顛末を活写した5編目「福袋」。さらに、女絵師が描いた枕絵が、昔の恋を照らす6編目「暮れ花火」。堅物の家主が、神田祭のお祭掛になってしまった7編目「後の祭」。その日暮らしの遊び人、卯吉と寅次の二人が助けた男からお礼にもらった品で商売を始める8編目「ひってん」。と、まさに福袋のように、何が入っているかわからないワクワク感とお得感。直木賞作家・朝井まかて初の短編集にして、第11回舟橋聖一文学賞を受賞した傑作!
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3.7第22回吉川英治文学賞受賞作品。 比叡山延暦寺を創建、天台宗の開祖となった最澄。激動の時代の中、最澄は、長岡京の遷都に失敗した桓武天皇を支えながら、桓武の魂を救済することが、国家を救うと尽力する。仏教の本質を求め続けた最澄の生涯を、直木賞作家の永井路子が描く。 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
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-元正天皇から、平清盛の妻・時子、北条政子、日野富子、お市の方―女帝、国母、戦国大名など、時代を動かしてきた女たち。彼女たちは政治力、外交力に長けた権力者だった。 歴史小説を描いて五十年。 歴史とは、女性とは何かを考え続けてきた著者が、男本意の見方によって隠されていた日本史に光を当てる。女の側から見ると、こんなに面白い日本史。 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
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-名奉行、大岡越前の知られざる若かりし日々。自ら犯した過去の過ちを自ら裁く! 希代の名奉行、大岡越前。長じて後は八代将軍の徳川吉宗の享保の改革を町奉行として支えるが、年若い頃の彼は世俗に流されるままに日々を送り、人の道を踏み外した男女の関係を持ち、子供も出来るのだが、彼は別の許婚の元へ…。紆余曲折を経て抜擢されるのだが、彼の前に昔の彼女が現れる。お白州の場で復讐をする彼女に対する大岡越前の裁きは…。 【著者プロフィール】 1892年8月、神奈川県生まれ。小説家。様々な職を経て作家となる。『鳴門秘帖』などで人気を博し、1935年より新聞連載が始まった『宮本武蔵』は読者を魅了、大衆小説の代表的作品となる。『三国志』、『新・平家物語』、『私本太平記』『新・水滸伝』など後世に残る大作を執筆。
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5.0日本って面白いと思える歴史エッセー 『三国志』『宮本武蔵』などで知られる国民的作家・吉川英治が語る 日本史の珍談・奇談! 明治天皇、徳川吉宗、田沼意次など日本史の有名人にまつわるエピソードや 著者が聞き知った戦後の逸話や江戸時代の珍談など教科書では語られない内容がいっぱいのエッセイ集 知れば誰かに教えたくなる 面白い日本史に触れられる1冊です。 【目次】 鼻の白粉 敗戦の狐窟 兵隊と天皇 皇居文明開化に開く日 “ままごと棚”世相 うずらの羽虫 試されたお妃 菊池寛氏のオチ 又之丞の恋 性花斉放 尼のもの底無し さあお進み下さい 大大論 ほほ笑ましきスト 蜂飼いの大臣 異見会 【著者紹介】 吉川英治(よしかわ・えいじ) 1892年8月、神奈川県生まれ。小説家。様々な職を経て作家となる。『鳴門秘帖』などで人気を博し、1935年より新聞連載が始まった『宮本武蔵』は読者を魅了、大衆小説の代表的作品となる。『三国志』、『新・平家物語』、『私本太平記』『新・水滸伝』など後世に残る大作を執筆。
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-悲願の将軍任官を果たした足利義昭だったが、その後待っていたのは、信長との確執、そして京からの追放であった。摂関家筆頭の名門の生まれながら、武家に憧れ、戦陣に従軍したという異色の経歴の持ち主、近衛前久。戦国を生きた二人の流浪の人生をみる。
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-室町幕府最後の将軍足利義昭。織田信長に利用され傀儡と化した将軍職だったが、義昭の“打倒信長”の目標は潰えなかった。その執念は、毛利、武田、朝倉、浅井そして本願寺らを巻き込み一大信長包囲網を築くに至る。信長を苦しめ続けた義昭の執念にせまる。
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4.0『天地明察』から『麒麟児』までの冲方歴史長編4作品、合計400ページ超(紙本換算)を収めた試し読み合本! 【収録作品】 『天地明察』 徳川四代将軍家綱の治世、あるプロジェクトが立ちあがる。即ち、日本独自の暦を作り上げること。当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。彼と「天」との壮絶な勝負が今、幕開く。日本文化を変えた大計画を瑞々しくも重厚に描く傑作歴史小説。 『光圀伝』 なぜ「あの男」を殺めることになったのか。老齢の水戸光圀はその経緯を書き綴ることを決意する。父・頼房に壮絶な「試練」を与えられた幼少期。「傾奇者」として暴れ回る中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。学問、詩歌の魅力に取り憑かれ、水戸藩主となった若き「虎」は「大日本史」編纂という大事業に乗り出す。誰も見たこともない「水戸黄門」伝、開幕。 『はなとゆめ』 28歳の清少納言は、帝の妃である17歳の中宮定子に仕え始めた。華やかな宮中の雰囲気になじめずにいたが、定子に導かれ、その才能を開花させていく。機転をもって知識を披露し、清少納言は宮中での存在感を強める。しかし、権力を掌握せんとする藤原道長と定子の政争に巻き込まれて……。清少納言の心ふるわす生涯を描く、珠玉の歴史小説! 『麒麟児』 慶応四年三月。鳥羽・伏見の戦いに勝利した官軍は、徳川追討令を受け、江戸に迫りつつあった。軍事取扱の勝海舟は徳川家を守るべく、決死の策を練る。五万の大軍を率いる西郷隆盛との和議交渉に全てを賭けて――。 幕末最大の転換点「江戸無血開城」。命を賭して成し遂げた二人の“麒麟児”の覚悟と決断を描く、著者渾身の歴史長編。
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4.22017年1月から放送されるアニメ「鬼平」第一話の原作となった短編。 「血頭の丹兵衛」と名乗る怪盗が江戸市中を荒らしまわっていた。 盗みに入った家の人間を皆殺しにする残虐な手口に、江戸っ子は恐れおののき、 たまりかねた当局は長谷川平蔵を火付盗賊改方へ戻した。 かつて鬼平に捕らえられ、牢に押し込められている「小房の粂八」は、 役宅に戻った平蔵の顔を見ると、意外なことを口にした。 「いまお膝もとを荒らしているやつは、にせものの血頭の丹兵衛でございますよ」 そして粂八は、ある決心をする。 <「鬼平」と言われながら、実はまったく鬼ではない、悪人のことを徹底的に やっつけるんだけれど、悪い奴らの中にも何かを見つけていくという鬼平の すべてを表現しているような気がする> (アニメ「鬼平」丸山正雄プロデューサー) 鬼平の世界の全体像が伝わってくる一編。
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2.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【無料小冊子】原典を大胆に再構築、中国古典英雄譚に新たな命を吹き込む「水滸伝」。夢破れし後、人々の想いを受け継いだ楊令の活躍を描く「楊令伝」。そして、中国随一の英雄をリアリティあふれる人間像として立ち上げた「岳飛伝」。これら大水滸伝シリーズの完結を記念した小冊子を電子版でも配信します。シリーズ紹介にくわえ、北方謙三集英社文庫100冊全目録も掲載。ファンならずともダウンロード必須の小冊子です。
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4.0江戸は本所亀沢町にある貧乏長屋「おけら長屋」。万造、松吉の「万松」コンビを筆頭に、左官の八五郎・お里夫婦や後家のお染、浪人の島田鉄斎ら個性的な面々が住んでいる。人情とお節介で下町界隈でも名高い「おけら長屋」では、今日も笑いと涙の“珍”騒動が巻き起こって……。近頃、江戸では辻斬りが出没すると騒がれている。そんな中、おけら長屋の住人・佐平が辻斬りに襲われ、重傷を負った。万造、松吉らは佐平の敵討をしようといきり立つが、辻斬りではないかとの疑いがかかった長屋の浪人・鉄斎が、奉行所に連れていかれてしまう。鉄斎の無実を証明しようと、長屋の住人たちはそれぞれの得意分野を生かして奔走するが……。いつもは長屋の騒動を解決してくれるなど、住人の信頼があつい鉄斎が危機に陥ったときに、住人たちが立ち上がる様に胸が熱くなる『本所おけら長屋(二)』収録の「つじぎり」、さらに登場人物たちの名セリフや名場面の紹介など、「本所おけら長屋」の世界をさらに楽しめる情報が満載の「お試し読み版」です。ぜひお気に入りのキャラクターを見つけて、おけら長屋の世界に浸ってください。
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-本書には士官や下士官兵が体験した「武蔵」の艦内生活や苛烈だった戦闘の実相が余すところなく描かれている。 投稿者は「正」が八十九名、「続」が百二十六名の合計二百十五名で、中には母親や妻子、兄弟たち三十二名による追悼文も含まれている。一隻の軍艦に関してこれほど多くの人たちの原稿が編まれた手記集は、海外は知らず日本には存在しないだろう。 話題は昭和十九年十月二十四日に生起した対空戦闘、その後のフィリピン方面の陸上戦、輸送船「さんとす丸」の遭難のほかにも、「武蔵」の各分隊と戦闘配置、親と子や兄弟のこと、海軍入隊前の思い出や戦後の生活、「武蔵会」設立の事情などが語られている。中でも特筆すべきは、「武蔵」の沈没地点であるフィリピン・シブヤン海への慰霊の旅を回想した文章である。そこには夫や親を喪った遺族の想いが切々と綴られ、読む人の胸に切々と迫るものがある。 二百十五名が想いの丈を籠めて綴った正続二巻の復刻版『嗚呼 戦艦武蔵』と『続!! 嗚呼 戦艦武蔵』が、「武蔵」戦没者の魂を慰めるとともに、未来永劫に日本人の精神を伝え続けてくれることを願ってやまない。 ――軍艦武蔵会顧問 手塚正己(編纂者)
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5.0戦火の時代に青春を迎え祖国のため、父母のため、愛する人のため学窓から海軍に身を投じ、懊悩相剋の果て特攻に殉じた若き学徒兵の魂の絶唱!戦没学生の墓碑銘。
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5.0西郷隆盛を生涯愛した“島妻”の物語。 薩摩藩から奄美大島へ送られてきた西郷隆盛。不遇な身の上の西郷を世話することになった愛加那。お互いの文化の違いから当初は反発し合うが、やがて愛し合うようになり、愛加那は西郷の“島妻”となる。二人の子供にも恵まれるが、愛加那は国のために活躍する人物だと信じて、再び藩から呼び出しを受けた西郷を見送った。そして、島にいるだけの人生を送って欲しくないという思いから、子供たちも鹿児島の西郷の元へと送り出した。 しかし、時代の激動が西郷と子供を襲う。西南戦争で、西郷は首謀者として先頭に立ち、最後は自決。参戦した息子の菊次郎は右足を切断して、愛加那のところへ帰ってきた。そして、鹿児島へ陳情に行った奄美の男たちの多くが戦争に参加して亡くなっていた。一転して、奄美の人から後ろ指をさされることになった愛加那だったが……。 生涯奄美大島を離れず西郷を信じた、愛加那を描いた恋愛歴史小説。 待望の文庫版を電子化。
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3.5狙いはただひとつ。伊達政宗の馘(くび)――。 四百年の長きにわたり会津を治めながら、相次ぐ当主の早世で嫡流の男系が途絶えた芦名家。 常陸の佐竹家より新たな当主として婿養子を迎えたものの、家中に軋轢が生じ、北からは伊達政宗の脅威が迫る。 芦名家の行方は家臣筆頭の金上盛備の双肩にかかっており、ついに伊達との摺上原での最終決戦を迎えた。 東北の名家の存亡を描き、直木賞候補となった出色のデビュー作。 本屋が選ぶ時代小説大賞2017受賞! ※この電子書籍は2017年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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4.0大江伸吾は、南町奉行所の定町廻り同心。五年前に亡き父親の跡を継ぎ、お役目もそこそこに日々をお気楽に過ごす伸吾だったが、ひょんなことから臨時廻りの先輩同心・鞠小路左近の相棒にさせられてしまったから、さあ大変。この左近という同心は名うての変わり者で奉行所内でも一匹狼。しかも極端な潔癖性で、不潔なものが大嫌い。さらに、人の都合など何処吹く風の自分勝手な男なのだ。左近に振り回されつつ、嫌々行動をともにする伸吾。だが伸吾は、次々と起こる事件を解決するうち、左近が表の顔とは裏腹に優れた探索の才と剣の腕を持っていることに気づく。そして、左近には何故か、お奉行大岡越前守の後ろ盾が…。気鋭が贈る時代シリーズ登場!
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-小石川にある水戸徳川家の彰考館では、前藩主の水戸光圀が『大日本史』編纂という大事業に勤しんでいた。 この光圀、世間では名君と誉れ高いものの、ふたを開けてみれば見栄っ張りで助平、なんとも締まらない老人である。 そんなある日のこと、彰考館の学者・寺内正雪が殺されるという事件が勃発する。探索のため、めぼしい藩士を探すが、そこで白羽の矢をたてられたのが、変わり者だが頭が切れると評判の佐々野助三郎であった。 さっそく捜査に乗りだす助三郎をよそに、好奇心旺盛な光圀もみずから動きだして、事件は思わぬ方向へと転がっていく……。 まったく新しい『水戸黄門と助さん』を描く、新シリーズ!
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-沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第5弾。 本書は「レダの末裔」に続き2作品目となる米須興文氏。著者はイェイツをはじめとするアイルランド文学、英米文学の研究で「国際英語英文学教授協」の学会員に推挙され評価され、研究者として世界の舞台で活躍してきた。 1923年にノーベル文学賞を受賞したウィリアム・バトラー・イェイツは、アイルランドの詩人であり劇作家である。神秘主義的思想をテーマにした作品を描き、アイルランド文芸復興を促した。日本の『能』の影響を受けたことでも知られる。 「イェイツの言う「ロマンティック・エイレ」が「我した島うちなあ」に比肩できるとするならば、ジェイスの「麻痺の中枢」は?一見なんの脈絡もない沖縄とアイルランド―歴史・言語状況・文学についての彼我の可能性を、著者は絶えず自らの出自に引き寄せて検証していく。沖縄を見直すために、を標榜するシリーズ「おきなわ文庫」の面目がここにある(1994年当時の作品紹介文より)」
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-妻子を殺さなければならなかった徳川家康の悔恨を縦軸に、二代将軍秀忠の側近土井利勝の心理葛藤を横軸に活写した異色時代小説。多くの人間を死なすことで生きながらえてきた家康と秀忠時代の未来を展望する利勝の思いは果たして一致するのか。 関ヶ原の戦いを制して天下を掌中にした徳川家康。将軍の座を息子秀忠に譲り、自身は駿府にて隠居の身。しかし、政治の実権は家康が握っていることは天下周知。鷹狩りと称して江戸に出ては、重臣たちの動きや働きぶりを抜け目なく見聞して駿府へと引き上げていく。もはや、家康に逆らう者はいないのか。いや、大坂にはまだ豊臣秀吉の遺児秀頼も淀君もいる。彼らを慕う武将も少なくない。油断はならない。そんな折も折、江戸から駿府への帰路の途中、「大久保忠隣に謀反の疑いあり」の報がもたらされる。忠隣は秀忠の重臣。しかも三河譜代の名門の出である。家康に、江戸から中原御殿まで呼び出されたのは、秀忠の側近で切れ者の土井利勝。家康と対峙した利勝は、もたらされた報に裏の陰謀を嗅ぎ取る。大御所が何故に忠隣を亡き者にしようとしているのか。裏で密かに動いていたのは家康の信頼厚い本多正純か。利勝は、家康の胸中を推し量りながら家康亡き後の秀忠時代の天下の有り様に想を巡らせ、眠れぬ一夜を過ごす。 〈目次〉 一 愛おしい瀬名と信康 二 大久保忠隣に謀反の疑いあり 三 天下人徳川家康の涙 四 俊才土井利勝の苦悶 五 敵は己自身のなかにあり 六 忠臣本多父子の影 七 後顧の憂い 八 本多正純を老臣に迎えた二代将軍秀忠
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-神田佐久間町の裏店に、浪人風情ながらこざっぱりとした身形のいい侍が住んでいた。その日暮らしの住人の中にあって、金に困っている様子はない。それもそのはず、青井兵馬を名乗る浪人は、徳川御三卿・田安家に生まれ、十年前に出奔、海外事情を知るために欧州に向かい、久々に帰国して江戸に舞い戻っていた若殿であった。時は天保年間。老中・水野忠邦が改革を押し進め、厳しい風紀取締りが庶民を疲弊させていた。開国的な思想を持つ兵馬は、その綱紀粛正の愚かさを説き、長屋の仲間らと立ち上がる。が、行く手を拒む悪の本丸──。兵馬は思いも寄らぬ方法で対決の日を迎えようとしたが……。庶民を守る“長屋の若さま”、その活躍を描く期待の新シリーズ!
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4.2新田次郎文学賞&本屋が選ぶ時代小説大賞W受賞! 維新に放浪された高須松平家の四兄弟。 石高わずか三万石の尾張高須の家に生まれた四兄弟は、縁ある家の養子となる。 幕末の激動期、官軍・幕府に別れて戦う運命に。 御三家尾張藩主となり、いち早く官軍についた次男・慶勝。 一橋家を継ぎ維新派と交渉した五男・茂栄。 美貌と高潔で知られた会津藩主、六男・容保。 京都所司代として兄・容保を補佐し、最後まで転戦した八男・定敬。 兄弟の誰か一人でも欠けていれば、幕末の歴史は変わった――。 埋もれた歴史を活写する傑作長篇小説! 解説・内藤麻里子 ※この電子書籍は2017年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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-大正31年(1941年)、江戸城本丸。徳川第17代将軍・家正の前に、政所奉行・東条英機が平伏していた。ハルノートの報告を聞いた家正は「このような侮辱、見過ごしにしては武士の沽券にもかかわる」と発言。そして「全軍に伝えよ。将軍は開戦の大命を発したと」。葵の太平洋戦争、開戦が決定した瞬間であった…。 存続した徳川幕府が米・英との太平洋戦争に挑む、という着想のもとに描かれた、驚愕の架空戦記「葵の太平洋戦争」、第一弾! ●青山智樹(あおやま・ともき) 1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。
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-江戸には、筋さえ通れば金次第でなんでもやってのける、命知らずの三人組がいるという――。松平新九郎は、口入屋から怪しげな仕事をうけおう貧乏浪人。金や権力には縁がないものの、自由気ままな暮らしを謳歌していた。 ある日、仲間の浅井幸四郎・筧岩次郎とともに、田舎娘から父親探しの依頼を受けた新九郎は、事件の裏に隠された卑劣な企みに気付く。助けを求める娘の、必死な訴えを聞いた新九郎たちは、道理の通らぬ悪を退治する『あぶれ組』として、凶悪な盗人集団に立ち向かっていくのだが……。三人の無法者が世を正す痛快娯楽シリーズ、ここに開幕!
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-沖縄は私たちのものだ! 本土復帰直前の沖縄。 治安を守ろうとする者と真の独立を目指す者、それぞれの故郷への思いは徐々に激化し、激突していく。米軍の意向を受けて動く琉球警察員たちの意地と葛藤を、凄まじいほどの濃度で描く人間ドラマ。 戦後、本土復帰前の沖縄に、ある事件で九死に一生を得た東貞吉が帰ってきた。 再び琉球警察の公安部の一員として、そして米軍の意向を受けて動く者として。 その当時の沖縄はベトナム戦争の前線基地として、戦争の負の熱気に包まれていた。 米軍に対する反対派が過激さをましていくなか、公安警察の矜持と日本人の誇りに揺れる貞吉の運命は……。
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-曽我平九郎は、たとえ貧乏でも浪人暮らしが性に合うという。しかし、剣の腕も立つし、情にも厚い。長屋の隣人に紹介されて質屋の深夜番に雇われたことで……。時代小説の名手による名作。続編『曽我平九郎』とともに。
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4.0九州、豊後、坪内藩の城下町にある青鳴道場。先代の死から早一年、道場は存亡の危機にあった。跡を継いだ長男の青鳴権平はまだ二十歳と若く、その昼行燈ぶりから、ついには門人が一人もいなくなってしまったのである。米櫃も底をついたある日、「鬼姫」と巷で呼ばれる妹の千草や、神童の誉れ高い弟の勘六に尻を叩かれた権平がようやく重い腰を上げる。「父の仇を捜すために道場破りをいたす」。酔って神社の石段で足を滑らせて亡くなったとされる先代の死には不審な点があり、直前には五つの流派の道場主たちと酒席を共にしていた。三人は、道場再興と父の汚名を雪ぐため、まずはその一つ、新当流の柿崎道場を訪ねる――。
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-前代未聞の開拓事業「三富新田」を描く長編歴史小説 荒涼とした原野を二年で畑地にせよ――。川越藩主柳沢吉保は無謀な開拓を命じる。軋轢を抱える武士と農民の共同事業は成功するのか。 武蔵野原野は赤土で水源に乏しく、田畑は拓けない。 秣場(まぐさば)に利用する村々の争いを止めるため、川越藩主柳沢吉保は荒野の開墾を命じる。 だが、家老の嫡男・啓太郎は、侍を憎む百姓の正蔵と衝突、互いに反目して計画は進まない。 二年の期限が迫るなか、下役人が不審な死を遂げて……。 大地に生きる人々の歴史長編。 解説・福留真紀 ※この電子書籍は2018年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。