プロフィール

  • 作者名:遠田志帆(エンタシホ)
  • 性別:女性
  • 生年月日:1979年12月08日
  • 出身地:日本 / 秋田県
  • 職業:イラストレーター

秋田大学教育文化学部卒。『Another』、『最後の記憶』など綾辻行人の小説の装画を手がける。冲方丁の小説『はなとゆめ』の新聞連載の挿絵も手がける。

作品一覧

  • 死霊魔術の容疑者
    4.9
    1巻1,320円 (税込)
    「永遠の命はほしい?」 巨大な版図を誇るラーマ国。 しかし、一代で大国を築き上げた「武王」が病を得たことで各地で反乱が勃発し、王国に滅亡の危機が訪れる。 だが突如、アンデッドの軍団が反乱軍を襲い次々と鎮圧。禁忌とされる死霊魔術を一体誰が使ったのか。 謎の死霊魔術師の行方を追う王国の騎士・コンラートは、ある村で怪しげな屋敷に出入りする一人の少女・ルナに出会う。 赤い瞳、白い肌、金色の髪――少女は一体何者なのか?  屋敷の主は死霊魔術師なのか?  デビュー作が驚異的売上を記録した最注目の新人作家が贈る、読む者に命の価値を問う珠玉のファンタジック・サスペンス。
  • ソードアート・オンライン オルタナティブ ミステリ・ラビリンス 迷宮館の殺人
    4.2
    1巻770円 (税込)
     クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の“死”を意味する。VR世界にプレイヤーを閉じ込め、数多の被害者を生んだ『SAO事件』。  そこには、迷宮入りとなった「連続殺人事件」が存在していた――。 《アルヴヘイム・オンライン》の世界で探偵事務所を開いていた少女スピカと助手の俺は、とある手記を偶然入手する。それはSAOの難解なダンジョンに閉じ込められた後に起きたという、おぞましき凶行の記録。未解決の殺人事件の真相を調査しようと意気込むミステリマニアのスピカとともに、事件現場になったという新生アインクラッド二十層《ひだまりの森》の片隅にたたずむ《迷宮館》を訪れ、推理を始めるが……。  謎が紐解かれたとき、あなたの認識は覆される。SAO×本格ミステリ! 
  • 小学館世界J文学館 三銃士
    -
    1巻990円 (税込)
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 ひとりはみんなのために! みんなはひとりのために! フランス・ガスコーニュ出身の若者ダルタニャンは、ルイ13世国王陛下の近衛銃士隊の銃士になるためにパリへ向かっていた。ようやくパリへ着いたダルタニャンは、さっそく近衛銃士隊のトレヴィル隊長と謁見し、銃士への第一歩を踏み出す。ところが、その後わずか30分の間に、3人の銃士とそれぞれ決闘の約束をすることになってしまう。そして、ダルタニャンとの決闘が始まろうとしたそのときに、銃士と敵対している護衛士がぐうぜん現れる。3人の銃士たちは、決闘を後回しにして護衛士と戦い始めてしまう。ダルタニャンは銃士を助けようと決め、護衛士へと剣を向ける。護衛士に勝った銃士たちは、決闘をやめて、まだ入隊していないのにダルタニャンを仲間として認めてくれた。ルイ13世にもこの戦いぶりをほめられて褒美のお金をもらったダルタニャンは、一人前の騎士になるために従者を持つ。そしてまずはトレヴィル隊長の義弟の護衛士隊に入ることになる。こうしてダルタニャンの新しい生活が始まった……。 デュマの名作「三銃士」を、読みやすく約500ページに抄訳。豊富な注が付き、大人の読書にも最適!(新訳) ※この作品は一部カラーが含まれます。

    試し読み

    フォロー
  • 水の剣と砂漠の海 アルテニア戦記
    3.4
    1巻682円 (税込)
    遙か遠く……。未曾有の戦争により、世界は壊滅的な打撃を受けた。国家は分断され、文明は滅び去り、軍事用の使役動物として生み出した異形の生物たちが野生化し、地に満ちた。衰退した人類は、残された大地の片隅に追いやられ、砂漠化と目から感染する病(虹染病)のはびこる環境に暮らすことを余儀なくされていた。しかし、数百年の時を経て、失われた文明の力を借りた北方の小国が「ゲルミリア帝国」を名乗り、世界の覇権を狙い始めていた。ゲルミリア帝国の辺境都市で神殿の下働きをしている少女シリンは、かつて滅ぼされたジャンスー族の生き残り。特異な見た目のジャンスー族であるがゆえに虐げられながら暮らしている。そんなある日、神殿に奉納されている「水の剣」に触れられることに気づく。「水の剣」は、あらゆる生命を凍らせるという呪いの剣。それなのに、なぜ触れることが出来るのか……。また、時を同じくして、異国の青年エニシテと出会う。魔獣師で機械化された義手を持つエニシテは、ある野望を胸に抱いていた。「水の剣」を扱うことのできるシリンに、「帝国」を脱出しようと誘うのだが……。剣と魔獣と砂の世界で、少女の戦いと冒険が始まる…!
  • まほろばの鳥居をくぐる者は
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    神社の娘、宮子の初めての友達は、『幽霊』だった。 幼い頃から“視える”力を持つ宮子にとって、それはごく自然なことだったのだ。 ある日宮子は、母親を凄惨な事件で亡くし、壊れそうな心と向き合うため修験者の弟子となった少年・寛太と出会う。 「あいつは死んでいる。お前ももう、わかっているんだろう?」 寛太に現実を突きつけられた宮子は、この世に未練を残す魂――友達を【あるべき姿】に戻すことを決意するのだった。 以来、互いに“視える”ことで感覚を共有し、“正しく”心を育てる寛太に惹かれていく宮子。 そんななか、寛太の母親を殺した犯人の判決が下される。 宮子は憎しみと後悔で揺れ動く寛太の救いになりたいと願うが、寛太は「女人に触れない」というさらに厳しい戒を己に課してしまい――!?
  • 遠田志帆画集
    4.7
    1巻2,376円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 綾辻行人『Another』、アンソロジー『ひらり、』のカバー画や、 冲方丁「はなとゆめ」などの挿画を手がけ、 現在最も注目を集めるイラストレーターのひとり、遠田志帆。激しさと儚さを内包した少女の美を中心に、描きおろし5点を含む100点以上の作品を収録した初画集。著者自身による解説も収録。
  • 薔薇十字叢書 縊鬼の囀
    4.0
    1巻638円 (税込)
    「中禅寺……秋彦さん、ですよね?」そう言って中禅寺に手紙を渡した少女が自殺した。中禅寺は自殺の原因と噂され、謎の男からの呼び出しに応じたあと姿を消してしまう。関口は榎木津と共に中禅寺を追うが――?
  • 少年探偵 みんなの少年探偵団
    3.7
    1巻1,650円 (税込)
    江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ作品。 帝都を騒がせる怪人二十面相。 その秘密を知り、身を挺して真実を伝えようとした少年・芳雄と、彼に「力」を授ける謎の紳士。 退廃に沈むかつての名探偵が立ち上がり、芳雄と出会うとき、あの「少年探偵団」の冒険が再び甦る。 果たして二十面相に隠された真実とは何なのか――。 「東京バンドワゴン」シリーズで知られる小路幸也が紡ぎだす、少年探偵団の哀しくも美しい世界をご堪能あれ!
  • はなとゆめ 電子ビジュアル版
    4.5
    1巻814円 (税込)
    なぜ彼女は、『枕草子』を書いたのか――。28歳の清少納言は、帝の妃である17歳の中宮定子様に仕え始めた。華やかな宮中の雰囲気になじめずにいたが、定子様に導かれ、その才能を開花させていく。機転をもって知識を披露し、清少納言はやがて、宮中での存在感を強める。しかし幸福なときは長くは続かず、権力を掌握せんとする藤原道長と定子様の政争に巻き込まれて……。清少納言の心ふるわす生涯を描く、珠玉の歴史小説! ○本電子書籍は新聞連載時のカラー挿画(遠田志帆/画)全198点を収録しています。 ○本文内容は、通常版の「はなとゆめ」と同一です。
  • 薔薇十字叢書 天邪鬼の輩
    3.7
    1巻616円 (税込)
    入学早々鬱々と過ごす関口に、声を掛ける者がいた。教師も一目置く中禅寺。さらに榎木津という上級生とも知己を得て、学校生活は順調に動き出したように見えた。しかし榎木津の起こした事件に二人は巻き込まれ――?
  • リライトノベル 邪宗門
    4.0
    国語以外の成績は優秀な中学生・聡は、百人一首の恋の歌であっても、恋愛ドラマであっても、感情に支配される人の心を理解したくないし、しようとも思わない。そんな聡が平安時代にタイムスリップ。そこで出逢った堀川の大殿様の子である若殿や側近の貞光に世話を受けることになる。その頃、洛中に、怪しげな術で人身を混乱させる摩利信乃法師が現れた。彼に対決を挑む若殿に、聡は科学の知識でサポートするのだった――。
  • 死霊魔術の容疑者

    ネタバレ 購入済み

    死霊魔術の容疑者

    いやぁ。面白い。
    読み進めるほど物語の中の違和感が紐解かれていく。
    人間であれば、永遠の命というものは一度は情景を抱くものだと思うが、今際の際に立たされてもルナの誘引に惑わされることなく天寿を全うした登場人物達はモリーやルナが信条としていた「自分の価値を見出す」という行いを実現できていたのではないだろうか。
    日々の中で確かに紡がれていく人生の重要性というものを改めて感じさせられた。

    #タメになる

    0
    2024年11月26日
  • 死霊魔術の容疑者

    Posted by ブクログ

    2024年8月3日に日本でレビュー済み
    「特殊設定ミステリ」というジャンルになるらしい。
    (そういうネーミングがあったとは!?)

    産業革命頃のイギリス?を舞台に、女性主人が無くなった洋館での遺書公開に集まった、一癖も二癖もありそうな家人に客人、そして最後に現れた魔女…。

    本格モノにタイムリープが織り込まれているが、キャラ設定もしっかりしているし、何より話のテンポが良く次々に話が切り替わっていく展開は見事。

    複雑すぎてついていけないほどだが、最後の最後まで意外な展開もありながら、終わり方も鮮やか。
    映像化は難しいだろうが続編を書いてほしい。

    0
    2024年08月29日
  • 死霊魔術の容疑者

    購入済み

    仕事に意味を見い出し取り組む

    大筋は紹介文の通り、現在の視点と過去の視点を織り交ぜ謎に迫るストーリーです。でも私はサブキャストの関わり方や教育方針と、余生に深く感銘を受けました。彼らがいたからこそ、主人公の今があると思うと、今ではあまり受け入れられない教育のやり方ですが、なぜしたかという意図を考え、受け取りたいと思いました。

    1
    2024年07月09日
  • 死霊魔術の容疑者

    Posted by ブクログ

    命の価値を問うファンタジックサスペンス

    人買いに育てられ死霊魔術師に買われた、金髪に赤い目の希少種族アスラの民ルナの物語

    「誰が勇者を殺したか」が良かったので手に取りましたが、今作も良かった!

    アンケートに答えると読める別エンディングもぜひ!

    0
    2024年06月01日
  • 死霊魔術の容疑者

    購入済み

    何度も読み返したなる

    終わり方がとても好きで、雰囲気もしっとりしていて何度も読み返したくなる作品でした。

    中盤〜終盤の辻褄が合っていく、ドキドキ感も良かった。

    #切ない #深い #エモい

    0
    2024年04月03日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!