まほろばの鳥居をくぐる者は

まほろばの鳥居をくぐる者は

1,320円 (税込)

6pt

4.0

神社の娘、宮子の初めての友達は、『幽霊』だった。
幼い頃から“視える”力を持つ宮子にとって、それはごく自然なことだったのだ。
ある日宮子は、母親を凄惨な事件で亡くし、壊れそうな心と向き合うため修験者の弟子となった少年・寛太と出会う。

「あいつは死んでいる。お前ももう、わかっているんだろう?」

寛太に現実を突きつけられた宮子は、この世に未練を残す魂――友達を【あるべき姿】に戻すことを決意するのだった。
以来、互いに“視える”ことで感覚を共有し、“正しく”心を育てる寛太に惹かれていく宮子。
そんななか、寛太の母親を殺した犯人の判決が下される。
宮子は憎しみと後悔で揺れ動く寛太の救いになりたいと願うが、寛太は「女人に触れない」というさらに厳しい戒を己に課してしまい――!?

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まほろばの鳥居をくぐる者は のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年07月08日

    オッサンでもキュンとするストーリー。いや、オッサンだからキュンとするのかも。
    うーん、おもしろいッ!

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月19日

    奈良を舞台に繰り広げられる、神社の娘の少女と修験者の少年の物語。

    主人公たちは普通には見えないモノが見えてしまう人々。見えない世界を扱う話なので「ファンタジーもの」と括られてしまえばそれまでなのですが、本著はそれにとどまらない。

    宗教者の家、宗教者の立場にいる彼らは心に齟齬と悲しみと悩みと闇を抱...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月04日

    神社の娘、宮子の初めての友達は、『幽霊』だった。
    幼い頃から“視える”力を持つ宮子にとって、それはごく自然なことだったのだ。
    ある日宮子は、母親を凄惨な事件で亡くし、壊れそうな心と向き合うため修験者の弟子となった少年・寛太と出会う。

    「あいつは死んでいる。お前ももう、わかっているんだろう?」

    ...続きを読む

    0

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