Posted by ブクログ
2011年07月12日
先日「水の城」という小田原征伐の直前に豊臣軍に一泡吹かせた小説を楽しんで読ませてもらったのですが、同じ作者の書いた「幻の城」という本を読みました。
大坂夏の陣において大坂方で活躍した真田幸村が、八丈島に流されている「宇喜多秀家」を連れ出して、さらには、秀家が真田隊の追撃で逃げてきた「徳川家康」と...続きを読む戦うという面白い筋書になっています。
フィクションではありますが、慢心していた徳川家康の本陣を真田隊が襲って、一時は「家康が切腹を覚悟した」という史実(?)を再現しているような感じを受けました。
今後もこの本の著者である風野氏の本を読んでみたいと思いました。
2011/6/5作成