戸髙一成の作品一覧
「戸髙一成」の「海軍応用戦術/海軍戦務」「海軍基本戦術」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「戸髙一成」の「海軍応用戦術/海軍戦務」「海軍基本戦術」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
よく需要がどれだけあるかわからないこの本を刊行しようと思ったなというのと、今の時代においてまで残る本を書いた秋山真之すごいなという感想。
基本戦術の方も読んでおかないと片手落ちな感じ。応用戦術では戦略や戦闘の位置づけ、勝利の定義などの話についてで、孫子も多く引用されている。
海軍戦務はロジスティクスのことだそうで、秋山真之本人は自分の貢献はこの分野が一番大きかったとしているそう。令達の種類や要義、文法などの書き方、報告と通報の種別や要義、さらに通信、航行、碇泊、捜索と偵察、警戒、封鎖、陸軍の輸送・揚陸、給与、演習についてと、今の定義によるロジスティクスよりも広い範囲のそれぞれについて記述してい
Posted by ブクログ
日本は周囲を海に囲まれる。陸地を接する他国が存在しないことは、他国が日本へ攻め込む際には必ず海を渡ってくる。当たり前のことではあるが、これがかつて日本が海軍大国として世界に君臨し、なおかつイギリス、アメリカと建艦数で争う一因になった。日本は日英同盟を活かして海外から購入した戦艦でありながらも、その海軍で大国ロシアを撃破し、一躍世界で存在感を大きくした経緯がある。白人しか人権がなく、有色人種に対する致命的なほどの優越意識、有色人種を劣等民族と決めつけ、猿や獣同様に扱った世界に於いて唯一、世界の西欧列強と肩を並べるに至った過去を持つ。その一因はやはり、日露戦争の勝敗を決した海軍力も大きかったはずだ