見えるか保己一

見えるか保己一

小説・文芸
2,035円 (税込)

10pt

江戸時代、国内最大の叢書『群書類従』の編纂に生涯を懸けた、全盲の学者・塙保己一。盲人とは思えぬ前代未聞の偉業の傍らに常にあったのは、目明き――妻、学者仲間、門弟らとの、すれ違いだった。 “天才・塙保己一”の目に映っていたのは、絶望か希望か、それとも――。「あのお方は、我々には見えぬものまで見えているのさ」

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見えるか保己一 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    もうこれ優勝。
    最高に素晴らしい作品です。
    さすが、山本周五郎賞。直木賞も確実と思っていたけど、、、

    埼玉県の偉人である塙保己一のお話。
    偉人の話と言っても伝記のようなものでは全くなく、彼の人となり、心の内を感じられる作品。

    盲の彼には何が見えていたのか、本当に見えていなかったのか。
    晴眼者には

    0
    2026年07月27日

    Posted by ブクログ

    偉人の苦労話&サクセスストーリーにとどまらず、周囲の人間から見た美談ではない話を軸にして描いているのがすごい。
    最初に「見えるか」が文中に登場したときは、いろんな意味で鳥肌が立った。

    0
    2026年07月26日

    Posted by ブクログ

     タイトルと表紙の雰囲気から、勝手に妖怪の話だと思い込んでいたが、江戸時代実在した人物の話だった。
     幼少期の病が元で盲目となった保己一。明晰な頭脳を認められ、やがて学者となっていく。
    タイトル「見えるか」の問いが、物語の終盤にキーワードとなっていく。こういう展開もあったかと唸らされた小説だった。

    0
    2026年07月26日

    Posted by ブクログ

    伝記だったのか…すごい小説を読んだと思ってたら最後の参考文献で気付かされた。見える者と見えない者、見たいものと見たくないもの、相容れないから成り立つ事とそうでない事。両方書いてあって辛いけど、幸せを書いたんだろうなと思った。

    0
    2026年07月22日

    Posted by ブクログ

    ⭐️5+
    江戸時代の偉人 塙保己一の生涯
    幼くして失明し、武蔵の国から江戸に出て、学問で身を立てた保己一
    盲の世界で既存の階段を登りつつ、誰も歩んだことのない道を開く
    江戸時代の世相や風俗が沢山描かれていて興味深かった
    人は何を見て何が見えないのか
    示唆に富む作品でした

    0
    2026年07月17日

    Posted by ブクログ

    もともとはダヴィンチ・プラチナ本から。その後、書評での賛辞も複数見たし、否が応でも期待が高まっていたもの。奇しくも直木賞発表のタイミングで読むことになり、『これはもう、本作が取っちゃうでしょ』と確信的に思ったけど、なんと、受賞ならずでした…。さておき、それで本作の素晴らしさが減じる訳もなく、前に読ん

    0
    2026年07月16日

    Posted by ブクログ

    著者の作品を読むのは『化け物心中』『おんなの女房』に続いて3作目だが、本作はこれら過去作を大きく上回る、掛け値なしの傑作だ。

    江戸時代に実在した全盲の国学者・塙保己一を主人公に据えた作品で、目が見えないことで視覚以外の感覚が研ぎ澄まされて天才への階段を登っていった、といった分かりやすいサクセススト

    0
    2026年07月14日

    Posted by ブクログ

    盲目でありながら苦労して、学問で身を立てた人の成功譚…という単純なものではなく。
    見えないけれど察せる心眼があるばかりに必要以上に崇められたり、でも結局は見えないから機微が感じられなくて自分の価値観だけで人を苦しめたり。
    特別扱いはされたくないけど、認めてほしい。
    いろんな葛藤が渦巻いていて、結局は

    0
    2026年07月14日

    Posted by ブクログ

    こういう時に書ける言葉を持っていない。

    \わぁぁぁぁぁー!!/感震

    と、Clickしたら音声でそのまま、
    聴こえるならば少しは伝わるだろうか?

    ◇◇◇◇◇◇

    【タイトル】見えるか保己一
    【 著者 】蝉谷めぐ実
    【 出版社 】角川書店

    ◇◇◇◇◇◇

    読み終わって、精神消耗が激しかった。

    0
    2026年07月16日

    Posted by ブクログ

    保己一を、ただ聖人として書いていないのが良かったです。
    綺麗な上澄みの部分だけでなく、濁った澱まで欠かさず描ききった作者の技量に感服しました

    0
    2026年07月13日

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