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Posted by ブクログ 2020年12月23日
文庫本全9巻まとめてのレビュー
春秋時代の中国南方(楚・呉・越)を舞台に展開された物語。
話の大きな軸は二人。
一人は伍子胥であり、もう一人は范蠡。
この時代のこの二人に主な焦点をあてた作品が今までなかったので、
読んでいてとても楽しい。
伍子胥についての大まかな知識は、海音寺潮五郎氏の「孫氏」で...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月03日
1〜5巻まで読んでいたのだが、そのあとの巻の発売がなかなかなかったので放していた「湖底の城」
やっと全巻文庫化されたので、あらためて最初から読み直した。春秋時代、呉の軍師、巨人伍子胥の楚時代の若かりし頃の話。あらためて年表を確認したところ、魯の孔丘、斉の晏嬰とほぼ同時期の人物なんだなと思った。
まだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月22日
これまで宮城谷作品は人物を通して「徳」というもののあり方がたびたび描かれてきた。
それでは「死屍に鞭打つ」など激越な生涯を送った伍子胥は、いったいどのように描かれるのか、以前から興味があった。
本作はその伍子胥が主人公であり、私にとって待望の作品といえる。
宮城谷作品らしい快男子といえる子胥だったが...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月07日
五巻までは五子胥編、六巻からは范蠡編だ。
五子胥編では、楚出身の子胥が父、兄を誅殺され、呉に逃れて、楚に復讐するはなしだが、そんな中でも、孫武と出逢い、これを呉にまねき、闘いに勝っていく様がこ気味良い。復讐は、既に死んでいた楚の王を墓から出して屍に鞭打ってけりをつける。五子胥は、呉王 闔臚に信頼され...続きを読む
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