呉越春秋 湖底の城 九
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呉越春秋 湖底の城 九

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作品内容

9年の歳月をかけて紡がれた至高の一大叙事詩、ここに完結!

越王・句践が呉の王宮に身を移されてから二年余。
呉が陳へ攻め入った報を受け、越の大夫・范蠡と諸稽郢は、使者として呉へ向かう。
そこで呉王・夫差は、句践の帰国を許すかわりに、二人に呉都にとどまるよう命じるのだった。

伍子胥と范蠡、二人の英傑の運命を雄大に描く中国歴史ロマンの傑作、ついに完結!

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 歴史・時代小説
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文庫
ページ数
304ページ
電子版発売日
2020年09月15日
紙の本の発売
2020年09月
サイズ(目安)
8MB

呉越春秋 湖底の城 九 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年12月16日

    長い歴史の一幕が終わった。
    伍子胥も夫差も勾践も消え、范蠡と西施が遠く陶にて静かに向かい合い歩いて来た道程を思い出す。
    良いラストだった。
    疲れ果てた夫差が無気力になるのは、バイタリティ溢れる人によくみられる燃え尽き症候群のためか。
    ここから中国は戦国時代へと突入していく。

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    Posted by ブクログ 2021年01月19日

    宮城谷作品には欠点がある。それは主人公の前半生の描写に多くを費やしてしまい、後半生の描写が希薄だということだ。よって世に出て、歴史上に名を現した時期の描写が駆け足になり、それが私にとりもの足りなさを感じさせていた。『奇貨居くべし』『風は山河より』がその例だ。
    本作も全9巻のうち、第6巻でようやく有名...続きを読む

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  • 呉越春秋 湖底の城 三
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    伍子胥は父・五奢、兄・伍尚とともに楚に仕える身だった。だが、楚王の佞臣・費無極が弄した奸計により、父と兄は誅せられてしまう。血涙を振るって危地を脱した伍子胥は、「つぎに楚都にくるときは、楚を滅ぼすときだ」と復讐を固く誓いつつ中原諸国をさすらうのだった。大河中国歴史小説の伍子胥篇、第三弾。
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    越は呉を奇襲すべく密かに大量の船を造っていた。この報を受けた伍子胥は策を練る。不吉な予感がした范蠡はそれを越王・公践に伝えるも、句践はそのまま秘策を実行する。だが、すでにその作戦を把握していた呉の攻撃により越軍は敗退、ついに呉軍に追い詰められてしまう。会稽山へ逃げ込んだ句践は、呉との講和をやむなく受け入れ、囚われの身となる。
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