銀嶺のかなた(一) 利家と利長

銀嶺のかなた(一) 利家と利長

1,900円 (税込)

9pt

3.8

信長の命で前田利家・利長父子が能登入国!

歴史時代小説の第一人者・安倍龍太郎の集大成!
戦国末期、前田利家・利長父子の決断こそが日本の流れを決めた――。

織田信長と柴田勝家のもとで手柄を打ち立て、〈槍の又左〉と戦国に名を轟かせた豪傑・前田利家と、その息子で温厚かつ秀才肌で〈上様の近習〉となった利長。世代間ギャップと性格の違いを背景に、父子は時に激しく対立しつつ、乱世の荒波を乗り越えていく。

本書の冒頭は、柴田勝家率いる織田勢と上杉勢が激しく争う「手取川の戦い」。そこで手痛い敗北を喫するも、謙信の急死で形勢を挽回した織田勢は加賀ばかりか能登、越中の大半を支配下に組み込んでゆく。信長の馬揃えのため上洛した利家にもたらされたのは、「能登一国を任せるゆえ励め」との言葉だった。さらに利長は信長の近習、さらに娘婿にまで取り立てられる。

しかし、国持大名として能登一国をどう収めるのか? 越中への侵攻の行方は? 数々の難題に立ち向かう前田利家のもとに、まさかの本能寺における信長の訃報が届けられ……。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

銀嶺のかなた のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 銀嶺のかなた(一) 利家と利長
    1,900円 (税込)
    信長の命で前田利家・利長父子が能登入国! 歴史時代小説の第一人者・安倍龍太郎の集大成! 戦国末期、前田利家・利長父子の決断こそが日本の流れを決めた――。 織田信長と柴田勝家のもとで手柄を打ち立て、〈槍の又左〉と戦国に名を轟かせた豪傑・前田利家と、その息子で温厚かつ秀才肌で〈上様の近習〉となった利長。世代間ギャップと性格の違いを背景に、父子は時に激しく対立しつつ、乱世の荒波を乗り越えていく。 本書の冒頭は、柴田勝家率いる織田勢と上杉勢が激しく争う「手取川の戦い」。そこで手痛い敗北を喫するも、謙信の急死で形勢を挽回した織田勢は加賀ばかりか能登、越中の大半を支配下に組み込んでゆく。信長の馬揃えのため上洛した利家にもたらされたのは、「能登一国を任せるゆえ励め」との言葉だった。さらに利長は信長の近習、さらに娘婿にまで取り立てられる。 しかし、国持大名として能登一国をどう収めるのか? 越中への侵攻の行方は? 数々の難題に立ち向かう前田利家のもとに、まさかの本能寺における信長の訃報が届けられ……。
  • 銀嶺のかなた(二) 新しい国
    1,900円 (税込)
    賤ケ岳の戦いの真実と天下静謐の行方は――。 直木賞受賞作『等伯』を超える安倍龍太郎の野心作! 戦国末期、前田利家・利長父子の決断こそが日本の流れを決めた――。 織田信長と柴田勝家のもとで手柄を打ち立て、〈槍の又左〉と戦国に名を轟かせた豪傑・前田利家と、その息子で温厚かつ秀才肌の利長。世代間ギャップと性格の違いを背景に、父子は時に激しく対立しつつ、乱世の荒波を乗り越えていく。 本能寺で信長が斃れた後、清須会議を経ても豊臣秀吉と柴田勝家の争いは日ごと増すばかりだった。そして遂に後に「賤ケ岳の戦い」と言われる決戦で、ふたりは雌雄を決することになる。長年の恩義から、勝家のもとで前田利家・利長親子は、秀吉と対峙することになるが、決戦で思いもよらぬ事態が起こったことで!? その後、関白となり権力の座に就いた秀吉から、最大の信頼を得た前田父子。盟友・佐々成政との死闘を経て、天下静謐のため自ら信じた道を進んでいく。そして新しい時代に向けた北陸の雄・加賀藩の礎が着々と築かれ……。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

銀嶺のかなた(一) 利家と利長 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    前田利家について名前を知ってるくらいでその息子については全然知らなかったが、信長や勝家、秀吉との関係や立ち位置が知れて面白かった。各所で話の正当性を過去の文書から引用していて分かりやすかった。

    0
    2025年02月01日

    Posted by ブクログ

    前田利家、利長親子を軸に描いた戦国物。本能寺の変の後の物語は秀吉、家康、明智光秀などが主人公である事が多いので、前田家から見た景色が面白かった。また、背後に南蛮貿易、キリシタンたちの暗躍があるのもなるほどと感じた。

    0
    2025年03月27日

    Posted by ブクログ

    前田利家と利長を描いた一巻目。
    織田信長の治世から本能寺の変により、織田家臣たちのパワーバランスが崩れて秀吉が台頭する。
    その時代の利家の逡巡や、民を支配するための信長ばりの殺戮の苦悩まで、時代に流されるのに抗う姿はリアルに伝わった。
    信長の娘永と婚姻を結んだ利長へと物語が引き継がれる。
    結末が分か

    0
    2025年03月01日

    Posted by ブクログ

    何年か前 北陸を旅した時 高岡で時間があったので何気なく駅近の国宝の寺“瑞龍寺”を訪ねたことがあった。

    山門をくぐった途端 四周を回廊で囲まれた仏殿、法堂、禅堂、大庫裏が。厳粛で整然と建つ伽藍に圧倒され惹きつけられた。京都、奈良の寺院と全く違う雰囲気だった。回廊の小窓の障子の白さが目に染みた。

    0
    2025年02月17日

    Posted by ブクログ

    前田利家・利長の視点の戦国時代
    本能寺の変前後の時代
    柴田勝家のもとにいたことや北陸にいたことで時代に乗り切れなかったのは不運
    しかしながら、秀吉との才覚や能力の差は歴然であり、若い頃から同僚であったことから忸怩たる気持ちの表現はとてもいい

    北陸というエリアにスポットがあたっているので、そんなこと

    0
    2025年01月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    加賀100万石の礎を築いた前田利家と利勝の親子の物語。1巻は前田利家・利勝親子が柴田勝家率いる織田軍の一員として上杉謙信軍を攻めた手取川合戦から、本能寺の変を経て権力を掌握した秀吉が勝家と雌雄を決することになる賤ヶ岳の戦いの序盤まで。

    本書の中で、毛利家が本能寺の変の後に秀吉と手を組んで講和を結ん

    0
    2025年09月23日

銀嶺のかなた(一) 利家と利長 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春e-book の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

安部龍太郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す