社会学 - 講談社の検索結果

  • 社会学論集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 社会学の泰斗による、「社会学」の諸主題(意味関連、競争、共同社会、社会構造など)についての、考察をまとめた論考集です。社会学の初学者から専門家まで役に立つ論文集です。 【目次】 まえがき 一 社会学の対象と方法 二 意味連関と現実態 三 社会心理学的相互作用の過程 四 他我の了解 五 親和関係考 六 競争考 七 共同社会考 八 利益社会考 九 社会発展の論理 一〇 社会構造と人間形成 一一 未開社会考 一二 村落 一三 日本家族の推移 一四 女性の特質とその社会的基礎 一五 民族 一六 社会と個人 あとがき  索引 臼井 二尚 1900~1991年。社会学者。京都大学名誉教授。京都帝国大学文学部社会学科卒。文学博士。 著書に、『国家国民の象徴としての天皇』『社会学論集』『臼井二尚論攷抄』『社会と民族』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 近代ドイツ公教育体制の再編過程
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 教育への国家関与と財政支援が本格化する第二帝政期における公教育制度の再編過程を、各種法案と議会審議の分析により初めて解明する。 【目次より】 はしがき 序章 本研究の課題と構成 第一節 本研究の課題と先行研究 第二節 本研究の構成 第一章 ドイツ帝国の成立と公教育体制の再編の模索 第一節 ファルク文相の就任と学校監督法(一八七二年)の成立 第二節 ファルク教育法案(一八七七年)と公教育体制の再編構想 第三節 ファルク文相による初等教育の条件整備施策とその矛盾 第二章 一八八〇年代における保守派の台頭と教育行財政制度の再編 第一節 保守派の台頭と初等教育の条件整備をめぐる確執 第二節 プロイセン教育行財政制度の再編とその構造 第三章 「包括的民衆学校法」制定の挫折と初等教育の条件整備 第一節 ゴスラー民衆学校法案(一八九〇年)とその挫折 第二節 ツェドリッツ民衆学校法案(一八九二年)とその挫折 第三節 ボッセ文相による教育条件整備施策 第四章 学校維持法の成立(一九〇六年)と民衆学校の維持・管理機構の法制化 第一節 学校維持法制定に向けた議会活動の高揚とその背景 第二節 「学校妥協」の成立と学校維持法案の特質 第三節 政府原案の修正過程と学校維持法の構造 終章 第二帝政期プロイセンの公教育体制の再編とその構造 付録 III 第二帝政期プロイセン地方教育行政機構図 付録 II 第二帝政期プロイセン文部省主要人名一覧 付録 I プロイセン衆議院(下院)および帝国議会の政党別議席数 主要参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 遠藤 孝夫 淑徳大学教授。東北大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科教育学専攻修士課程修了、同大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。専門は、ドイツ教育史。 著書に、『近代ドイツ公教育体制の再編過程』『管理から自律へ 戦後ドイツの学校改革』『「主体的・対話的で深い学び」の理論と実践』(共著)『ドイツ 過去の克服と人間形成』 (共著) 『教員養成学の誕生 弘前大学教育学部の挑戦』(共著)などがある。
  • ウェーバーと近代
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 官僚制、カリスマ的支配、理念型、合理化。卓越した分析力で、近代社会を読み解くキーターム群を生みだし、社会科学に圧倒的な影響を与えたウェーバー。 人間精神から社会システムまで、古代から近代、ヨーロッパからアジアにまたがる広大な知の領域を精査し政治・経済・法・社会学から歴史・宗教学におよぶ壮大な業績を残した巨人が創始した社会科学への格好の入門書。 【目次】 目次 第一部 近代的精神構造 一 学問とは何か 一 はじめに 学問と人間 二 リッカートのヨーロッパ精神構造論 三 主知主義 四 ウェーバーの学問論 五 むすび 学問の意味 二 禁欲と自然主義 一 問題の限定 二 “禁欲”へのアプローチ 晩年の二つの講演 三 禁欲と自然主義 四 結び ウェーバーの思想的状況 三 学問と政治 一 はじめに 二 ウェーバー的主体 三 主体の対象化 第二部 近代市民社会 一つの歴史像 四 近代化 一 まえおき 二 マルクスと商品 三 ウェーバーと品位 四 近代化のパースペクティヴ 五 ウェーバー的主体 五 近代と古代 ヨーロッパの形成 一 はじめに 二 近代化という言葉について 三 ウェーバーにおける“近代”のモメント 四 ウェーバー・シンポジウム 五 近代観の由来 六 ウェーバーにおける近代と古代 『古代農業事情』をめぐって 後記 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 離婚(東南アジア研究叢書) 比較社会学的研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 離婚は文化に依存するのか。親族構造、宗教、法との関係は。欧米やアジア諸国そして日本における離婚の特徴を解明する。 【目次より】 まえがき I 序論 A 研究の目的 B 親族構造と離婚発生との関係 C 宗教の離婚に対する態度 D 法的手続きとしての離婚 E 親族構造,宗教的価値観,法的手続きの間における相互依存性と独立性 F 近代化および都市化の影響 II 欧米の離婚 A 欧米諸国の離婚統制におけるキリスト教の役割 B 若干の国における離婚法と離婚傾向の変化 C ヨーロッパ諸国の離婚率 D フランスにおける離婚率の地域的分布 E 西ドイツにおける離婚率の地域的分布 F カナダにおける離婚率の地域的分布 G 米国における離婚率の地域的分布 H ヨーロッパ諸国における離婚率の変化とそのパターン I 東西ベルリンにおける離婚率の変化 J ヨーロッパ以外の西欧文化圏における離婚率の変化 K 結論 III マレーシア・インドネシアにおける離婚 A 対象の規定と問題点 B スマトラ バタクとミナンカバウを中心として C ジャワ ジャワ人の場合 D ボルネオ シー・ダヤクの場合 E マレー半島およびシンガポール マレ一人,ヌグリ・スンビランのミナンカバウ系住民,およびジャクンを中心として F マラヤにおけるイスラム教徒の離婚の地域的分布 G マラヤ・シンガポール・インドネシアにおけるイスラム教徒の離婚傾向の変化 H マラヤ・シンガポール・インドネシアにおけるイスラム教徒の離婚傾向とアラブ諸国を中心とするイスラム教国における離婚傾向との比較 I 結論 IV 日本の離婚 A 日本の離婚をとり扱う場合の問題点 B 日本における離婚率の変化 C わが国の離婚と「家] 追出し離婚について D 武士の「家」と離婚 E 農民における離婚とその背景 武士の社会との対比において F 地域による農民家族の類型の相違とその離婚率への反映 G 離婚率の地域的分布における特殊例 H 婚姻をめぐる諸状況の変化と離婚率の変動 I 中国人の離婚 日本人の離婚との対比において J 結論 V 総括 引用文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 坪内 良博 1938年生まれ。 社会学者。京都大学名誉教授。元甲南女子大学学長。京都大学文学部卒業後、同大学院学研究科博士課程修了。 著書に、『東南アジア人口民族誌』『マレー農村の20年』『小人口世界の人口誌』(『東南アジア多民族社会の形成』『バンコク 1883年 水の都から陸の都市へ』などがある。
  • マックス・ウェーバー研究 比較研究としての社会学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 19~20世紀前半に社会学を大きく発展させた知の巨人の思想の全貌を解き明かすべく、ウェーバーの基礎から応用までを具体的に検証する。 【目次】 まえがき 序論 社会学の成立 一 問題 ニ ウェーバーの学間研究における二つの時期 三 比較研究としての社会学の成立 第一章 社会学の方法的基礎 一 問題 ニ 理念型 三 因果帰属と比較 1 概観 2 因果観の歴史的展望 3 客観的可能性の判断と因果帰属 4 因果適合性の程度と確率の問題 5 比較 四 理解 諸領域の関連付けの問題 1理解社会学の綜合的性格 2「理解」の論理的構造 3 目的合理性の範疇による理解 4「心理学的」理解 第二章 社会学の内容的構造 一 ヨーロッパ的エトスの系譜 ニ 「宗教社会学」のカズイティク 三 世界宗教の経済倫理 1 儒教と道教 2 ヒンズー教と仏教 3 古代ユダヤ教 4 宗教社会学における「世界諸宗教の経済倫理」 第三章 社会学の実践的意味 一 問題 ニ 責任倫理の立場 1 実践的判断の構造 2 目的合理性と責任論 3 自由と人格 4 責任倫理と近代ヨーロッパ 三 政治的実践 附録 ウェーバーとヤスパース 世界史における宗教の意味 1 序論 2 ウェーバー 3 ヤスパース 4 むすび 文献目録 金子 栄一 著書に、『マックス・ウェバー研究』『ウェーバーとヤスパース』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 社会科学のための統計学入門 実例からていねいに学ぶ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 データ集め(社会調査),データの整理,分析,…….社会調査に携わるすべての人が知っておくべき統計学の基礎を,懇切ていねいに解説する.親しみやすい題材に触れながら,調査研究に必要となる知識・手法を身につけよう.一見難しい数式も,その意味を言葉で説明しているので,数式アレルギーを克服できる! 【主な内容】 第0章 イントロダクション 第I部 コア 第1章 データを集める 第2章 データをまとめる 第3章 関連を捉える 第4章 関連を疑う 第5章 データから推測する 第6章 データから確かめる 第II部 理論 第7章 コイントスで社会を見る 第8章 集まったデータを表現する 第9章 推定が満たすべき条件 第III部 手法 第10章 社会の下流化は起こっているか 第11章 継承される格差を検討する 第12章 世界の男性の家事事情 第13章 年収と年齢の関係 第14章 ワイン評論家を出し抜く方法 第IV部 終わりに 第15章 統計学の応用とこれから ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 未来の年表 5冊合本版
    値引きあり
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    ベストセラー「未来の年表」シリーズが合本になって登場! 【収録作品】 『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』 日本が人口減少社会にあることは「常識」。だが、その実態を正確に知る人はどのくらいいるだろうか? 第1部では「人口減少カレンダー」とし、2017年から2065年頃まで、いったい何が起こるのかを、時系列に沿って、かつ体系的に示した。第2部では、第1部で取り上げた問題への対策を「10の処方箋」として、なるべく具体的に提示した。本書は、これからの日本社会・日本経済を真摯に考えるうえでの必読書となる。 『未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること』 もう止まらない日本の少子高齢化。あなたの身の回りではこれから具体的に何が起こるのか? 今回は、少子高齢化や人口減少が人々の暮らしにどのような形で降りかかってくるかを、あなたの生活に即しながら明らかにする。言うなれば、これからあなたに起きることを、お中元やお歳暮のギフトカタログのように一覧してみようというのだ。 前著『未来の年表』が年代順というタテ軸を用いて俯瞰したのに対し、本書は起きる出来事を「ヨコ軸」、すなわち面としての広がりをもって眺める。 『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること』 47都道府県はもはや維持できない。20年後の日本人はどこに暮らすのか? 今回は、これまで誰も本格的に試みることのなかった2つのアプローチに挑んだ。1つは、現在を生きる人々が国土をどう動いているのかを追うこと。もう1つは、「未来の日本人」が日本列島のどこに暮らしているのかを明らかにすることである。 『未来のドリル コロナが見せた日本の弱点』 コロナ禍により人口減少問題は悪化の一途をたどる。社会はどう変わってしまうのか? 日本の病巣である「社会の老化」を、「人口減少ドリル」で易しく学ぶ! 『未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること』 人口減少日本で各業種・職種や公共サービスに何が起こるのか? 実人数が減り消費量が落ち込む「ダブルの縮小」に見舞われるこの国は一体どうすればいいのか? 瀬戸際の日本にこれから起きる大変化を詳細かつ大胆に描きつつ、「戦略的に縮む」という成長モデルの手順を深掘りし、「未来のトリセツ」として具体的に示す。
  • 絶滅の地球誌
    5.0
    この地球は今、絶滅の危機に瀕している。毎年5万種の生物が姿を消しているとも言われる現在、地球は六度目の「大絶滅」に突入している可能性が高い。その原因を探るために、一見して無関係に思える「核開発」という主題に取り組む本書は、やがて「ニュー・パンゲア(超大陸)」と呼ばれる現代世界の姿に突きあたり、究極の問いに出会う……。前代未聞のテーマに全身全霊を捧げた著者が現実を直視し、真に思考する驚愕の書!
  • 善の研究
    4.1
    日本最初の本格的な哲学書『善の研究』。深い思索とたゆまぬ探究心、西洋思想との厳しい対決。西田幾多郎は、人間の意識を深く掘り下げ、心の最深部にある真実の心は何かを探究し続けた。本書では、難解な本文を平易に噛み砕きやさしく読み解き、詳細で懇切な注釈と的確な解説を施し、論旨を纏め示す。2編の補論も収載、西田の代表作理解のための最善の書。(講談社学術文庫)
  • アンビバレント 山上徹也が私だけに明かした謎の核心
    NEW
    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    山上徹也とは何者だったのか?  その人物像、国民の誰もが気づいていない犯行の真の動機を山上が鈴木エイトだけに対面で語った! ついにはじまった安倍晋三元首相銃撃事件の裁判を傍聴し続けた鈴木エイトが、 メディアやYouTubeが伝えない事件の深層と、 山上の発言、真意を解き明かしていく。 そして、山上との4回計90分間の対話に成功。 山上が裁判で語らなかったこと、 語ったものの真意がつたわらなかったことを鈴木エイトだけに明かした。 山上が安倍晋三元首相を撃った本当の理由、その心中とは――。 「はじめに」より 私は判決公判の翌週、意を決して拘置所を訪ね、面会室で対面した山上徹也被告に、直接あの言葉が持つ強烈な違和感が示していたものの正体を確認することができた。 ――被告人質問の徹也さんの発言のなかに、気になっているものがあります。 ほぼすべての公判を傍聴し、さらには判決公判前後に山上徹也被告と拘置所で数度にわたり面会し、私なりに事件の真相に迫ることができた。本書では、そこに至る過程を示し、世間やメディアがいまだ知ることのない山上被告の真実を追っていきたい。 (目次) はじめに 序章 はじめて対面した山上徹也 第一章 初公判 第二章 検察側と弁護側の攻防 第三章 第一回被告人質問 第四章 二回目の被告人質問 第五章 三回目の被告人質問 第六章 安倍昭恵入廷 第七章 最後の被告人質問 第八章 求刑 第九章 山上徹也との対話 終章 統一教会系議員たちの復権 おわりに
  • 超高層のバベル 見田宗介対話集
    4.5
    『現代日本の精神構造』(1965年)や『近代日本の心情の歴史』(1967年)で日本と日本人がたどってきた道行きを具体的な事象を使って鮮やかに分析した社会学者は、人々を震撼させた連続射殺事件の犯人を扱う「まなざしの地獄」(1973年)でさらなる衝撃を与えた。その名を、見田宗介(1937年生)という。 続くメキシコ滞在を機に、さらなる飛躍を遂げた社会学者は、「真木悠介」の名を使ってエポックメイキングな著作『気流の鳴る音』(1977年)を完成させる。ここで形を得た人間観と、そこから導かれるコミューンへの憧憬は、独自の理論に結晶していき、数多くの信奉者と、数多くの優れた弟子を生み出した。その成果は、『時間の比較社会学』(1981年)や『自我の起原』(1993年)といった真木悠介名義による労作を経て、ついに『現代社会の理論』(1996年)に到達する。現代の世界に向けられた冷徹と愛情の共存するまなざしは、最新の社会現象についても常に鋭利な分析をもたらし、今なお他の追随を許すことがない。 その思想が、かけがえのない「他者」たちとの対話を源泉にして生まれてきたこともまた間違いのない事実である。対談や座談会は収録の対象としなかった『定本 見田宗介著作集』(全10巻、2011-12年)と『定本 真木悠介著作集』(全4巻、2012-13年)を補完するべく精選された、珠玉の11篇。現代日本社会学の頂点に君臨する著者が望んだ初の対話集がついに完成した。 [本書収録の対話] 河合隼雄  超高層のバベル 大岡昇平  戦後日本を振り返る 吉本隆明  根柢を問い続ける存在 石牟礼道子  前の世の眼。この生の海。 廣松 渉  現代社会の存立構造 黒井千次  日常の中の熱狂とニヒル 山田太一  母子関係と日本社会 三浦 展  若い世代の精神変容 藤原帰一  二一世紀世界の構図 津島佑子  人間はどこへゆくのか 加藤典洋  現代社会論/比較社会学を再照射する 交響空間――あとがきに(見田宗介)
  • 犬と鬼 知られざる日本の肖像
    4.0
    美しい自然、練磨された文化遺産、高度な技術、優秀な教育制度……。世界をリードするような新文明を築こうとした日本は、1990年代に失速した。明治維新、敗戦を超え、「近代化」を推進してきた日本は、本質的に「近代化」で失敗した。「有能な官僚制度」に誘導された土建国家は、伝統日本を破壊してしまった。この国の問題は、慢性的・長期的なもので、日本をこよなく愛する著者が怒りと悲しみを込めて警告する。
  • 国際紛争を読み解く五つの視座 現代世界の「戦争の構造」
    4.4
    本書の第一章では、国際秩序への挑戦として紛争をとらえることを論じた。第二章は、東アジアの現状を勢力均衡の理論的視座を用いて分析。第三章は地政学の観点から欧州に焦点をあてた。第四章は中東情勢と文明の衝突という考えかたをぶつけ、第五章は格差社会としての国際社会の問題として、アフリカを世界システム論などを手がかりに論じた。第六章はアメリカの対外的な軍事行動の背景に、「成長信仰」の観点から迫った。
  • つまり、それがルッキズム ~23の事例と解説~
    NEW
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ーーそれすべて「ルッキズム」のせいだったんだ! 日常に潜むモヤモヤ、イマサラ聞けないルッキズムのギモンに答える入門書! 〇内容紹介 最近よく聞く「ルッキズム」ってなに? 自分のために綺麗になるのはいいことじゃないの? 見た目のことは見て見ぬふりするのが正解? 実際問題ルッキズムに実害はあるの? 職場ではどんな言動が「ハラスメント」になるの?  どうしたら、みんながより快適に過ごせる環境をつくれるの?  本書は、いまさら聞けない「ルッキズム」の基本から、最新の情報、お互いにできることまで、23のマンガを読みながら楽しく学べる作品です。各章にはモヤモヤをクリアにするコラムや、よくある質問FAQもついているので、なんとなく興味がある人にも、詳しく知りたい人にもぴったり! 下記のような方々にオススメです。 ・自分につけられたあだなでモヤモヤしたことがある人 ・「ルッキズム」について知りたい人、もっと学びたい人 ・美に関する悩みがある人、モヤモヤしている人 ・「推し活」はルッキズムじゃないの?と気になる人 ・SNSに振り回されている子どもが心配な親 ・教室でTikTok、自撮り……SNSに振り回されている子どもたちに警鐘を鳴らしたい学校関係者 ・生徒の教室での居心地をよりよくしたい学校関係者 ・「”かわいいね”もハラスメントになるの!?」と怯えたり、うんざりしている上司 ・職場で無意識にハラスメントしていないか気になる上司 など…… ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 「社会」の底には何があるか 底の抜けた国で〈私〉を生きるために
    3.0
    『「社会」の誕生』(2011年)、『「社会」のない国、日本』(2015年)に続く講談社選書メチエ「社会三部作」、完結。 前著以降の約10年、日本は幾度も自然災害をこうむり、実質賃金が上がらぬまま円高から円安に移行し、物価高に苦しめられている。それに呼応して、さまざまなレベルで分断や分離が進行しているように見える。そして、著者もこの期間に人生の苦難を経験し、三部作の構想をいかに完結させるか、完結させられるかを考え続けた。 「日本ではフィクションつまり作り話が増殖し、蔓延し、しまいには事実や現実に取って代わってしまった。庶民の実態とはかけ離れた「好況」、「経済成長」、科学的事実を無視あるいは隠蔽した「安全・安心」、違法な証拠隠滅さえ厭わず明らかな嘘を押し通す国政の運営等々。あげくの果てには荒唐無稽な陰謀論の不気味な浸透……」――そんな現状認識から始める著者は、こう断じる。「今日ついに我々は、ばらばらになり、互いに共に生きられなくなっている。強者・弱者、マジョリティ・マイノリティの話だけではない。人が人として、個人が個人として生きられなくなっている。人々は分断され、「互いに同じ人間同士」であると思えなくなっている」。 それが証拠に、コロナ禍で叫ばれた「ソーシャル・ディスタンス」に、この国の人々はいとも容易に適応したではないか。では、「社会」が存在しないとは、「社会」が存在しないところで生きるとは何を意味しているのか。――この根本的な問いに答えるために、著者は「社会」を成り立たせる最も根底にあるものを問うことを決意した。前2著での議論を簡潔に振り返り、その末に到達する結論とは? 誰もが考えるべき問いを静かな感動とともに伝える完結篇にふさわしい名著。 [本書の内容] 序 章 分解する日本社会 第1章 社会の誕生、人間の誕生、社会学の誕生 一 トクヴィル──民主主義と人民 二 デュルケーム──社会学の創造 三 ベルクソン──社会的事実の基底 四 永井荷風──日本「社会」の不在 第2章 社会的生の規範性と社会学の基底 第3章 社会を成す=為す個人──デュルケーム道徳教育論 一 道徳性の第一、第二要素──規律の精神と集団への愛着 二 道徳性の第三要素──意志の自律性 三 意 志──生たる社会 第4章 合意に依らない民主主義 一 トクヴィル民主主義論の基底 二 ベルクソンの民主主義論 三 民主主義の根底 第5章 社会の根底 一 生という事実 二 賭けの網 三 生という絶対所与 四 社会と社会学の現実性=実在性 五 民主社会を生きるということ──平等と自由、意志の自律と多様性 終 章 現代日本を生きるということ
  • 西太平洋の遠洋航海者
    4.7
    ソウラヴァ(首飾り)とムワリ(腕輪)をそれぞれ逆方向に贈与していく不思議な交易「クラ」。「未開社会の経済人」は、浅ましい利得の動機に衝き動かされる存在なのか? 物々交換とは異なる原理がクラを駆動する。クラ交易は、魔術であり、芸術であり、人生の冒険なのだ。人類学の金字塔が示唆する「贈与する人」の知恵を探求する。(解説・中沢新一)
  • ソシュールを読む
    4.5
    近代言語学の父、フェルディナン・ド・ソシュール。残された手稿と「一般言語学講義」聴講生のノートから三度の講義内容を復元し、コトバを手がかりに文化や社会の幻想性を解明・告発する、その思想と方法を精緻に読み解く。二〇世紀の諸科学、とりわけ構造主義やポスト構造主義に多大な影響を与えた思想の射程と今日的な可能性が、あざやかに甦る。(講談社学術文庫)
  • 認知症になっても自分の財産を守る方法 法定後見制度のトラブルに巻き込まれないために!
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    1巻1,430円 (税込)
    あなたは「成年後見制度」という言葉を聞いたことがありますか? もしくは今その制度の利用を勧められていますか? 成年後見制度について、何も調べずに言われるがままに利用してしまうと、もう戻れなくなります。 なぜなら、被後見人が亡くなるまでその制度は外せないからです。 この制度の問題点は年々明るみになっており、2023年12月20日発売ビックコミックオリジナル(1月5日号)(小学館)では、著者の宮内康二氏が取材協力した後見制度の問題を取り上げた漫画連載が開始されたほどです(『れむ a stray cat』)。 「自分の財産を公的な制度管理の元お願いしたい」「親の銀行口座を扱う際につけるように言われた」「ケアマネージャーからつけるように言われた」…など、あらゆる理由でこの成年後見制度に興味を持ったり、利用したりする人が年々増えています。 しかし、よく調べないで安易に後見人をつけてしまったことで、トラブルにあう人たちが増えており、これからも増加することが予想されます。なぜなら、現在の成年後見制度使用割合率が少なく、その対策として成年後見制度の改正がなされており、団塊の世代の高齢化に伴い成年後見制度を各所で推進するように改正されるからです。 本書は後見制度の問題に取り組む「後見の杜」の主催者宮内康二氏が後見の杜に寄せられた事例をもとに、後見制度の問題点を明るみにするだけではなく、後見制度を用いなくてもいい方法を解説します。
  • ローマ法王の言葉 The Words of Pope Francis
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    1巻1,430円 (税込)
    ヨハネ・パウロ2世の来日から、38年ぶりにフランシスコ法王が来日します。法王は、長崎・広島にも訪れて、「核の恐怖、平和の尊さ」を訴えます。フランシスコ法王は、史上初のラテンアメリカ出身で史上初のイエズス会出身の法王。質素な生活を続けている一方で、マフィアを破門したり、世界のテロや貧困に対して対処すべきだと、社会的な問題にも積極的に発言しています。厳しさの中にある、慈愛あふれる言葉は人々の心をつかんで離しません。(ローマ法王庁の許可を頂き、カトリック中央協議会のご協力の元に構成しました)心に響く説法の一部を紹介します。「愛は 憎しみに打ち勝つ」「『ありがとう』それは、気高い魂が咲かせる花です」「偉くなりたい者は だれよりも小さく 皆に仕える者で なければなりません」「自分で何でもできる とは考えずに、自分には助けと愛とゆるしが 必要であると考えることです」「真の愛は、厳しかったり 強引に押しつける ものではありません」「親に敬意を払わないなら、その子は自分の自尊心を 失っています。 そして、社会は、乾いた心の貪欲な若者で いっぱいになってしまいます」宗派・宗教を超えて、国境を越えて、われわれに生きるヒントを与える「言葉の宝箱」。声を出して読めば、心にパワーを与えてくれるはずです。         *             *個人の心の問題だけではありません。世界に目を向けると、大国の首脳たちが「自国主義」を唱え、ややもすると他国を攻撃することで自分たちの地位を保とうとしています。これが、世界の破滅につながりかねないのが、現在の世界情勢です。こんな混沌とした情勢下で、フランシスコ法王は「第3次世界大戦」への警鐘を鳴らし続けています。このような社会の中で、人はいかに生きるべきか。愛と慈しみが、世界全体を、周囲を家族を、そして私たち自身を救うことになります。この分かり切った真実に、人は往々にして目を逸らしてします。自分を、社会を、そして世界を見つめなおすための「バチカンからの贈り物」です。さかもと未明さんが、後書きを書いています。さかもと未明さんご自身とバチカンとのつながりを含めて、心を揺さぶられる内容です。
  • 国民主権と天皇制
    3.7
    惜しまれながら急逝した不世出の法哲学者・尾高朝雄(1899-1956年)、初の文庫版。本書の原本は、1947(昭和22)年10月に国立書院から出版されました。その5ヵ月前には日本国憲法が施行されています。大日本帝国憲法から日本国憲法への移行は、前者の改正手続きに基づいてなされました。そうして「天皇主権」から「国民主権」への大転換を遂げた新しい戦後日本には「象徴天皇」が残されました。国民主権と天皇制ははたして両立可能なのか? もしそこに矛盾があるのなら、戦前から戦後の移行はいかにして根拠づけられるのか? これらの疑問は、単に憲法学の問題であるだけでなく、戦後の繁栄を支えた日本の新しい形は正当な根拠をもつものか、というすべての日本国民に関わる問題でもあります。本書は、この問題を解きほぐしてくれるものです。改正手続きの具体的な経緯をたどり、その過程で起きた「国体」をめぐる論争に触れつつ、「主権」とは何なのか、という問いを追求します。誰にでも理解できるよう、ていねいにたどられていった考察の末、「国民主権」と「天皇制」を両立させる「ノモス主権」が提示されます。本書が発表されたあと、憲法学者・宮沢俊義(1899-1976年)が異論を唱え、二人のあいだに論争が繰り広げられました。本書は、宮沢の批判に対する応答として書かれた二篇を増補して1954(昭和29)年に青林書院から刊行された版を底本とし、その内容を追えるようにしました。「ノモス主権」の概念は、長らく忘れられてきました。しかし、ここには今こそ考えるべき問いがあります。学術文庫『立憲非立憲』に続き、唯一無二の憲法学者・石川健治氏による渾身の「解説」を収録した本書は、新しい時代の日本にとって必須の一冊となることでしょう。[本書の内容]序 言/はしがき/第一章 新憲法をめぐる国体論議/第二章 主権概念の批判/第三章 国民主権の原理/第四章 天皇統治の伝統/第五章 新憲法における国民主権と天皇制/第六章 ノモスの主権について/第七章 事実としての主権と当為としての主権/解説(石川健治)
  • 学歴貴族の栄光と挫折
    5.0
    白線入りの帽子にマントを身にまとう選良民=旧制高校生は、「寮雨」を降らせ、ドイツ語風のジャーゴンを使い、帝国大学を経て指導者・知識人となる。『三太郎の日記』と「教養主義」、マルクス主義との邂逅、太平洋戦争そして戦後民主主義へ……。近代日本を支えた「社会化装置」としての「旧制高等学校的なるもの」を精査する。――<解説・関川夏央>
  • 科学社会学の理論
    -
    原発事故、オゾン層破壊、資源の枯渇……深刻なリスクと隣り合わせの現代社会の中で、科学技術とともに幸せな生を送るには? 「社会」という視点を欠落させてきた科学者や技術者とも、科学技術を「社会」の現象として考察してこなかった社会学者とも適切に距離を保ち、「科学社会学」という新たな知を立ち上げる。第一人者が福島原発事故に先立って公にした予想を踏まえ、豊富な具体例とともに明快に説く。
  • イラク戦争・日本の運命・小泉の運命
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    自衛隊派兵、憲法改正、経済不況、言論統制…立花隆が「現在」を分析し、「歴史」を通観する! いま日本は、半世紀(ないし一世紀)に一度あるかないかといっていいほど大きな歴史の曲がり角を曲がりつつあるところだろうと思う。 <立花隆の「視点」> ●ブッシュに追従する小泉首相は、イラク戦争の本質を理解していない ●人質「自己責任」論は、根本的な認識が誤っている ●米英軍のイラクへの「先制攻撃」は、国際法違反である ●自衛隊の官製広報情報を垂れ流すメディアは、あの「言論の暗黒時代」を忘れたのか ●憲法9条があったから、日本は経済的繁栄を遂げることができた
  • 世界トップティーチャーが教える 子どもの未来が変わる英語の教科書
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    変わりゆく未来に、親が今できること。 この一冊から、子どもの未来をはじめよう。 ――出口治明氏(ライフネット生命株式会社創始者/立命館アジア太平洋大学学長) ●重視されるのは、「知識」から「経験」へ。 ●育むべきは、「問題解決能力」から「問題発見能力」へ。 ●いちばん強いのは、失敗できる子。 ●子どもに将来の夢を聞いてはいけない。 ●必要なのは「やめる勇気」。 グローバル化により言語や国のボーダーが壊され、 AIが数々の職業を奪うと言われる今。 すでに、これまでの教育・子育ての常識が通用しなくなる時代を迎えています。 自分たちの価値観をベースに、 自分たちが受けた教育を子どもたちにそのまま与えていても、 このAI時代、グローバル化する社会を生き抜いていけるとは限りません。 大人たちはこれまで信じてきた常識のシフトチェンジに対応する必要があります。 2019年、「教育界のノーベル賞」と呼ばれる 「Global Teacher Prize 2019(グローバル・ティーチャー賞)」トップ10に、 世界150ヵ国3万人の中から選出され、 国内のICT(インフォメーション&コミュニケーション・テクノロジー)教育を牽引する著者が、 未来を生き抜く子どもたちを育てるために、 大人たちはどのように意識をアップデートするべきなのかを説きます。 キーワードのひとつは「英語力」。 テクノロジーが言葉の壁を壊してもなお、英語力を身につけることが必要なのは、 英語学習が、これからの時代に必須の武器となる「行動力」をブーストするから。 AI時代、グローバル社会に耐える「本物の英語力」を 子どもに身につけさせるための学習法もレクチャーします。 もうひとつのキーワードは、まさに「行動力」。 ググればすぐに正解が見つかる時代。 AIに取って換わられない能力として求められるのは、 「学力」よりも「行動力」、「問題解決能力」よりも「問題発見能力」です。 「行動力の時代」にいかに対応するべきか。 親たちが学んだことのなかった実践への提言です。 【主な内容】 プロローグ~AI時代、世界で求められている教育とは CHAPTER1 AI時代に英語力は必要か? CHAPTER2 日本の英語教育をアップデートするには? CHAPTER3 家庭でできる新時代の英語学習法 CHAPTER4 AI時代に生き残れる子どもを育てる CHAPTER5 AI時代に求められる親の対応力を磨く エピローグ~AI時代、子育てにいちばん大切なこと
  • 怪物ベンサム 快楽主義者の予言した社会
    -
    1巻1,320円 (税込)
    功利主義者、パノプチコン創案者。近代批判の中で忘却されたベンサム。しかし、この怪物の構想は現代にも生きている。死刑廃止、動物愛護、都市衛生、同性愛擁護、さらにはチューブによる社会通話システム、冷蔵庫……。人間を快感と欲望の中に配置し、自我の解体をも試みた男。19世紀最大の奇人啓蒙思想家の社会設計図を解読し、その背景を解明する。(講談社学術文庫)
  • 侍従長の回想
    4.3
    2014年における史学界最大の話題は『昭和天皇実録』の完成でした。天皇裕仁の一生と「昭和」という時代をいかに描き、評価するか……。この点において『実録』編纂者の苦心は並々ならぬものがあったと思われます。同時にこれを読む側も眼光紙背に徹する必要があります。そのためにもマッカーサーとの会見など『実録』の資料ともなった本書『侍従長の回想』はきわめて重要なものです。多くの読者の目に触れることを願います。(講談社学術文庫)
  • 日本をダメにしたB層用語辞典
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    社会現象化した人物、場所、流行に辛辣な解説を加える現代版「悪魔の辞典」。「B層国家・日本」の現状を理解するために最適の書。
  • 日本の産業革命――日清・日露戦争から考える
    4.0
    製糸・紡績、鉄道、鉱山、金融。日本の近代化を支えたものは戦争と侵略だったのか? 本書は日清・日露両戦争と産業革命の関係を軸に、構造を変革する主体の姿を解明、新たな歴史像を描出する。明治の国家目標「殖産興業」が「強兵」へと転換する過程を追い、十九世紀末から二十世紀初頭にかけて世界経済の中で日本が選択した道を鮮やかに活写する。
  • シチリア・マフィアの世界
    3.0
    「シチリア。道化芝居と悲劇が絶え間なく繰り返されるその人間の大スペクタクルをよりよく理解するには、マフィアをわかる必要がある」 シチリアの過酷な風土と圧政とが育んだマフィア。大土地所有制の下で、18世紀に台頭した農村ブルジョワ層は、暴力と脅迫でイタリア近・現代政治をも支配した。謎の組織の誕生と発展の歴史を辿る。(講談社学術文庫)
  • 日本農業再生論 「自然栽培」革命で日本は世界一になる!
    3.8
    「奇跡のリンゴ」を作った男・木村秋則と、「ローマ法王に米を食べさせた男」・高野誠鮮の二人が、往復書簡のやりとりで日本の農業の未来を語り尽くした刺激的対論集!TPPの対応で揺れ、原発事故で安全安心が揺らいでいる日本の農業――。人のやらないことを信念を持ってやり、大きな結果を出してきた木村・高野の二人が、世界の先頭に立つチャンスがある「自然栽培」という切り札について熱く書き上げた往復書簡たち!
  • 脱グローバル論 日本の未来のつくりかた
    4.2
    「日本の未来をどうすべきか」参院選に投票する前にもう一回考えてみませんか? 「ポストグローバル社会と日本の未来」というテーマでおじさんと若者が、ゆるゆると日本の未来について語ってみました。新自由主義(ネオリベ)に染まらない自由を! 「ポストグローバル社会と日本の未来をいかに築くか」という、今の日本がもっとも考えなくてはならないこの問題に7人の論客が挑みます!
  • 減電社会 コミュニティから始めるエネルギー革命
    4.0
    1巻1,265円 (税込)
    「悪魔の火」から「コミュニティエネルギー」へ!自然エネルギーの効率的な運用は可能だ。適材適所、地産地消のエネルギー配分を実現しているエネルギー先進地を取材、電力依存を減らす現実的な希望を示す!
  • 鉄道ひとつばなし合本版
    値引きあり
    -
    日本人の時間意識と時刻表の関係、痴漢発生の条件、鉄道から見た「隣県の壁」、東大合格上位校と鉄道の関係、日本の駅百選、海の見える車窓十選、そして抱腹絶倒の「全線シンポジウム」と「廃線シンポジウム」……。車窓に目をこらし、歴史に耳を澄ませ、鉄道から日本を読み解く「鉄」学者・原武史の大人気シリーズ「鉄道ひとつばなし」全3巻を完全収録。
  • 観光を忘れた日本
    NEW
    -
    「する」から「される」へーーなぜ日本人は変わったのか? 観光の歴史をひもとくと、インバウンド急増の裏側で静かに広がる、この国の深刻な〈社会問題〉が見えてくる! 「できない」ではなく「したくない」……観光をめぐる二極化が進行中! <「はじめに」より> じつは「観光離れ」しつつある日本人の姿は、かつて存在した、ある社会の人びとと、よく似ている。その詳細は本書で紐解くことになるが、観光の歴史を振り返れば、そして近代社会の歩んだ道を顧みれば、この社会問題の本質が、はっきりと見えてくるだろう。これはもはや見過ごすことのできない、歴史的に問うべき事態である。 <本書の内容> 第1章 観光とは何か 日本の現状と観光の定義 1 日本の観光の現在地/2 井上万寿蔵が観た世界/3 観光官僚と戦争/4 観光の定義 第2章 観光の誕生 産業革命と脱日常 1 観光の源流をたどる/2 トーマス・クックは何をしたかったのか/3 貧しい社会と「パーティ」の精神/4 観光のジレンマ 第3章 「社会的観光」という世界潮流 バカンスからソーシャル・ツーリズムへ 1 「休み」と近代社会/2 バカンスの発明/3 ソーシャル・ツーリズムの始動/4 旅と旅行と観光の日本 第4章 戦後日本における観光 「国民旅行」から「観光離れ」へ 1 観光の55年体制――ソーシャル・ツーリズムと日本/2 「国民旅行」が果たした役割――1950~1970年代の「観光旅行」/3 リゾートの嵐――1970~1990年代の観光ブーム/4 観光の「冷たい」まなざし――1990~2010年代の分断と格差/5 日常という、もう一つのバブル――21世紀日本の「観光離れ」の正体 第五章 観光の再創造 循環し代謝する「再」の思考 1 訪日インバウンドの急増――社会的インフラとしての観光/2 21世紀のソーシャル・ツーリズム/3 観光するリテラシー/4 再び光を観るために――再創造(レクリエーション)の思考
  • 臆病者のコミュニケーション 考える、思いつく、伝える
    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    著者だって、臆病者でした。孤独でした。それが、長年広告クリエーティブで仕事をしています。 上智大学で「伝える講座」を展開しています。40年の実績から導き出されたノウハウとは? 本書では理論+実践で、臆病者でも使える発想法、コミュニケーション術を解説していきます。 「えっ、そうだったのか?」と心が軽くなり、今日からすぐに使えます。 考え、感じ、思いつき、伝え、伝えられる、反応する。 ハッピーなコミュニケーションの仲間になりましょう。 コミュニケーション不足が原因で、職や大事な人を失わないためにも!
  • 中内功 流通革命 200時間語り下ろし3 復刻版 わが人生は未完なり
    -
    1巻1,210円 (税込)
    ダイエーグループを率いて、「流通革命」を成し遂げた中内功。 巨大流通企業を育て上げ、流星のように去った希代の起業家の人生哲学に迫る。
  • 中内功 流通革命 200時間語り下ろし2 復刻版 好奇心に勝るものなし
    -
    1巻1,210円 (税込)
    ダイエーグループを率いて、「流通革命」を成し遂げた中内功。 巨大流通企業を育て上げ、流星のように去った希代の起業家の仕事の取り組み方に迫る。
  • 中内功 流通革命 200時間語り下ろし1 復刻版 仕事ほど面白いことはない
    -
    1巻1,210円 (税込)
    ダイエーグループを率いて、「流通革命」を成し遂げた中内功。 巨大流通企業を育て上げ、流星のように去った希代の起業家の哲学に迫る。
  • 立志・苦学・出世 受験生の社会史
    5.0
    明治初期「勉強立身」の言説が高まり、学校の序列化も進むと、青少年の上昇移動への野心は新たな「受験的生活世界」を生み出す。怠惰・快楽を悪徳とし、受験雑誌に煽られて刻苦勉励する受験生の禁欲的生活世界を支えた物語とは何なのか。受験のモダンと、昭和四〇年代以降の受験のポストモダンを解読。(講談社学術文庫)
  • 世界の法思想入門
    -
    世界には様々な法体制が併存する。それらは相互に影響しあい形成されてきた。本書は西欧法思想を唯一普遍とする認識を見直し、非西欧の法思想にも目を向ける。ローマ法の源流であるユダヤ法、アラブ民族以外にも普及した包容性をもつイスラム法、一元的原理がなく西欧法移植に成功した日本法。多様な法思想を固有の歴史や文化に絡めて紹介、比較し、西欧法思想の特殊性を炙り出す。(講談社学術文庫)
  • マンガでわかるLGBTQ+
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ――「知らなかった」を言い訳にして、誰かを傷つける時代を終わらせよう イマサラ聞けないLGBTQ+のギモンに答える入門書! 〇内容紹介 最近よく聞く「LGBTQ+」ってなに? カミングアウトされたら、どうすればいいの? カミングアウトするときに、気をつけなければならないのはどこ?  日常生活において、どういった不都合が生じているの?  職場ではどんな質問が「ハラスメント」になるの?  なぜ、同性での結婚は認められていないの?  法律で同性では結婚できないっていうけれど、パートナーシップ制度ではだめなの? どうしたら、みんながより快適に過ごせる環境をつくれるの?  フェミニズムとLGBTのかかわりって? 本書は、いまさら聞けない「LGBTQ+」の基本から、最新の情報、お互いにできることまで、19の体験談を含む22のマンガを読みながら楽しく学べる作品です。各章には解説やよくある質問FAQもついているので、なんとなく興味がある人にも、詳しく知りたい人にもぴったり! 下記のような方々にオススメです。 ・「LGBTQ+」について知りたい人、もっと学びたい人 ・性に関する悩みがある人、モヤモヤしている人 ・生徒の教室での居心地をよりよくしたい学校関係者 ・職場で無意識にハラスメントしていないか気になる上司 など……
  • 社会学的方法の規準
    4.2
    マックス・ウェーバーと並ぶ社会学の祖エミール・デュルケーム(1858-1917年)が1895年に世に問うたマニフェストの書、待望の新訳。『社会分業論』(1893年)で名を馳せたデュルケームは、その2年後、社会学に固有の対象である「社会的事実」の存在を宣言し、それを扱う方法を提示する。本書が与えた影響は計り知れない。この古典中の古典を第一級の専門家が明快な日本語にした決定版が完成!
  • 「感謝」と「謝罪」 はじめて聞く日中“異文化”の話
    3.7
    お世話になったら何度もお礼を言う日本人。中国人はお礼よりも、謝ること・詫びることを繰り返す。これは「お礼を繰り返すなんて水臭い。しかしお詫びは一度で済ませてはいけない」という感情からくるものらしい。かくして「感謝」に敏感な日本人と「謝罪」を重んじる中国人の間には、日常のいたるところに対照的な行動が現れる。日中間のイライラの正体を言葉から探る、中国語教育の第一人者が説く異文化理解へのガイダンス。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • ジャーナリストの生理学
    -
    19世紀のパリで新聞などを舞台に活躍していたジャーナリストと批評家を取り上げ、作家一流の「生理学」の手法で徹底的に批判する。「もしジャーナリズムが存在していないなら、まちがってもこれを発明してはならない」と一刀両断にする結論を見れば、今も昔も新聞は何も変わっていないことは疑いない。新聞の存在意義が問われる今日こそ、ジャーナリストはもちろん、すべての人が手にするべき一冊。(講談社学術文庫)
  • 愚民文明の暴走
    3.5
    1巻1,155円 (税込)
    無責任極まりない近代大衆社会の病について深く洞察し、民主主義・人権主義の偽善について警鐘ならしつづけてきた評論家・呉智英と、「B層」をキーワードに大衆社会の落とし穴を過激に指摘し続けている新進気鋭の哲学者・適菜収が、現代ニッポンの真の「病の姿」を赤裸々にあばき、その解決法について徹底的に考察し論じ尽くした。世の中の悪癖から解き放たれ、より良く自分の生を生きぬく思考の術を手に入れられる必読の内容だ。
  • 「産む」と「働く」の教科書
    3.7
    未来をつくる世代には、「妊娠や卵子などに関する正しい医学的知識」が必要なことは当然、さらにこれから子どもを産み育てるには、共働きの経済力が基本となる。男性ひとりの稼ぎでまわる家庭の経済モデルがすでに困難になってきている現在、女子学生はもちろんのこと、パートナーとしての男子学生にもぜひ一度見通してほしい、ライフプランへの入門書が誕生した。
  • 日本を救うC層の研究
    3.7
    1巻1,155円 (税込)
    大衆社会の成れの果てに出現した愚民=B層の危険性を指摘してロングセラーとなった「B層三部作」の最新作。本作では、政治、経済、文化、スポーツ、音楽などあらゆるジャンルで「B層化」が進んでいる現状をさらに詳しく浮き彫りにする。B層を動かし、商売に利用しようとするA層の戦略や、B層(+A層)に対抗すべき真の保守勢力=C層こそが日本を救いうることを、過去の賢者の知見を振り返りながら説いてゆく。
  • 超富裕層に「おもてなし」はいらない 世界の一流が日本に惹かれる本当の理由
    -
    日本随一のスキーリゾート地としてその地を確固たるものにする北海道・ニセコ。日本全国のリゾートでは「第二のニセコ」を目指し、各地で開発競争を行っているーー。なぜ国内外の富裕層はリゾートを求め、投資や消費を繰り返すのか。その背景には、金融政策やAI時代の幕開けによる「世界的なカネ余り」と「退屈なひまな社会」の到来がある。 本書では白馬、石垣島など話題のリゾートの現況や世界的ブランド「ルイ・ヴィトン」が日本に進出する理由などを事例に、「富裕層はどういう性格をしているのか」「富裕層はどういう場所・モノ・コトにお金を落とすのか」を読み解いていく。ロングセラー『なぜニセコだけが世界リゾートになったのか 「地方創生」「観光立国」の無残な結末』の著者・高橋克英氏が、富裕層との実際のやりとりやリゾートでのヒアリングをベースに分析した一冊。 目次 はじめに 「富裕層の性格」を理解することの大切さ 第1章 依然としてニセコが国内ナンバーワンリゾートに 第2章 世界的な「カネ余り」と「退屈でひまな時代」の到来 第3章 ニセコの発展でわかった「世界的リゾート」になる条件 第4章 進む「一極集中」と地方の選別 第5章 「ルイ・ヴィトン」が先導する勝ち組・負け組都市 第6章 富裕層を虜にする「ブランデッド・レジデンス」錬金術 第7章 なぜ富裕層は「外資系高級ブランドホテル」をベンチマークにするのか 第8章「NOT A HOTEL」が富裕層を惹きつけるカラクリ 第9章 実は富裕層とタワマンは相性が悪い 第10章 海外富裕層に「おもてなし」は不要 終章 富裕層から学ぶ「投資の鉄則」
  • 「平成の天皇家」と「令和の天皇家」 二つの家族はなぜ衝突したのか
    3.6
    平成のなかば、天皇家は大きく揺らいでいた。 明仁天皇と美智子皇后、そして、徳仁皇太子と雅子皇太子妃。二組の夫妻のあいだに横たわる「溝」が、あからさまになったのである。 そのとき、宮中では、なにが起きていたのか。なぜ「二つの家族」は、対立しなければならなかったのか。 そこには、平成の天皇夫妻が、懸命に作り上げてきた「天皇のあり方」「皇族のあり方」が深くかかわっている。 「平成の天皇家」とはなんだったのか? そこで育まれた「天皇のあり方」にはどのような特徴があるのか? 「平成の天皇家」と「令和の天皇家」はどのような点が違うのか? 皇室記者として取材をつづけてきた著者が、天皇家の30年を描き出す。 【主要目次】 ●第一章 天皇夫妻と皇太子夫妻、親子のすれ違い 宮内庁長官突然の「苦言」 「私的」を戒める天皇 天皇、皇后の「意向」 ほか ●第二章 「平成流」の始まりに隠されていたもの 平成前夜 明仁皇太子夫妻の「発信力」 「膝をつく天皇」誕生 ほか ●第三章 「平成流の完成」と「明仁天皇の自負」 八月八日のビデオメッセージ 「退位の意向」の不可解な経緯 平成流の完成 ほか ●第四章 雅子皇太子妃が「望んでいたこと」 キャリアをなげうつ 「外国訪問」空白の八年 出産の「ご褒美」 ほか ●第五章 徳仁皇太子「人格否定発言」の全貌 乖離の限界「人格否定」の告発 「出産圧力」だけが犯人なのか 世代の相違 ほか ●第六章 皇太子夫妻、耐え忍ぶ「雌伏」の時代 「精髄を継ぐ」のは秋篠宮家 「退位」ですべてが変わった 奪われる友人 ほか ●第七章 平成を超えて 「誤答」を許されない子ども 「信じる」という言葉 日の丸を見上げる天皇 ほか
  • 令和の日本革命 2030年の日本はこうなる
    -
    1巻1,100円 (税込)
    当代随一のジャーナリストが令和の日本に見出した「新YKK」小泉進次郎、村井英樹、小林史明、福田達夫――4人の気鋭の政治家が、「人生100年時代の日本」「AIとビッグデータが変える国民生活」「最新技術で復活する地方経済」「日本国が世界に示す価値観」などを縦横に語り尽くす! いま先進国で唯一安定している国は日本、その令和の時代は世界に価値観を示し、途轍もない輝きを放つ!!
  • 経済人類学
    -
    食人や近親相姦等の禁忌(タブー)と経済制度は、いずれも社会による「規範的強制(サンクション)」に根ざす。社会を成り立たせている財の供給システム=経済は、宗教・儀礼・神話など一見「非合理的」な行為に分かちがたく埋め込まれている。近代に、なぜ交換と貨幣が肥大するのか? 経済を駆動する深層の無意識的原因とは? 経済の本質に挑む入門書・解説書・研究書である。
  • 反歴史論
    4.0
    「証言」の真偽という問題は、今も世間の感情を刺激し、「歴史」をめぐる激しい闘争を生み出し続けている。誰一人として歴史から逃れることができない人間が、歴史の支配から自由になることはできるのか。数々の著作を送り出してきた著者が、哲学、文学、映画、精神分析、民俗学など、多彩な分野を縦横無尽に駆け抜けながら、繊細かつ大胆に思考する。今こそ読まれるべき名著が、書き下ろしの新稿を加えて、学術文庫に登場。
  • ビゴーが見た明治職業事情
    3.5
    激動の明治期、人々はどのような仕事をしていたのか。仏人画家ビゴーは、洋服屋、牛肉屋、鹿鳴館職員といった西洋化により登場した職業など、働く人々の姿を諷刺も交え克明に記録した。国会議員らエリート層の豪奢で珍奇な暮らしぶりとは対照的に、人口の9割を占める下流階級の人々が懸命に働く姿は、明治の格差社会を痛切に感じさせる。100点超の作品を紹介し、背景を解説する。(講談社学術文庫)
  • クソジジイ! ショーペンハウエル 絶望の時代の最強の生き方
    NEW
    -
    「クソジジイ」はホメ言葉? 自分勝手すぎる自己愛の怪物、性格が最低最悪の哲学者だったクソジジイ、 ショーペンハウエルの生き方こそ、絶望の現代にふさわしい最強最高の生き方だった.。 最低のジジイだからこそ、最高の哲学が生まれた。 希望も解決策もない、ロクでもない現代―― 性格が“最悪”の哲学者に学ぶ人生のヒント さあ、アナタも自分勝手に生きよう!! ●自己愛の怪物 ●言行不一致の達人 ●母親の葬式は全力で無視 ●バカの見本市としてのヨーロッパ ●人間は犬以下である ●山梨県のショーペンハウエル ●世界は巨大な小学校である ●ペテン師ヘーゲル ●哲学という名の売春 ●安全圏からの死体蹴り ●高邁な魂は不労所得に宿る ●若さは錯乱である ●孤独は天才の特権である ●人類に知性を期待するな ●騒音は「思考の殺人」 ●天才という名の不治の病 ●役に立つことのくだらなさ ●引きこもりになろう ●虚栄心という病 ●ネガティブ・シンキングのすすめ ●世界とは脳内現象 ●自殺者は生を愛しすぎている ●本当の自分など存在しない ●意志の核心はセックス ●恋の正体は種の保存 ●クソジジイの幸福 ほか 【主な内容】 はじめに 今、なぜクソジジイなのか? 第一章  クソジジイ列伝 第二章  なぜ新しいものはゴミなのか? 第三章  世界を遮断する技術 第四章  意志と表象としてのクソジジイ 第五章  人生は地獄である、あきらめよ! 第六章  なぜギリシャとインドなのか? 第七章  自分を棚にあげる哲学 おわりに 世界はクソである
  • やくざは本当に「必要悪」だったのか
    3.3
    消滅寸前のやくざ。ところが実は暴力団を追い詰めても一般国民の負担が増すばかり。この国の犯罪社会の絶望的現実と一般国民への治安・経済的悪影響を最小限にする展望とは! ・やくざの自活化を妨げる「5年ルール」が新たな地下犯罪を生む ・匿流(トクリュウ)の実像と間違った情報の流布 ・暴力団が逃げ込む先は刑務所、そしてその費用を負担するのは一般国民 ・やくざへの憧憬、「任侠やくざ」は現実に存在したのか? 「社会にとって、やくざが滅びるのは喜ばしいことには違いない。しかし、今のようなやり方で末端やくざたちを社会的に追い込んでいくやり方は、かえって一般国民の負担になってしまう側面があることを、本書では指摘していきたい」(「はじめに」より) 目次 はじめに 時代から見捨てられたやくざ稼業 第一章  暴力団の衰退 第二章  やくざが消える原因は何なのか 第三章  やくざが忘れた大義 第四章  子分殺しに親分を追い込む大親分 第五章  死に急いだ工藤会 第六章  匿流の優位性 第七章  任侠道は存在したのか 終 章  組を解散する
  • 昭和100年
    値引きあり
    3.8
    1巻1,045円 (税込)
    万博・五輪・宇宙開発・原子力……、「昭和」という亡霊はいつまで僕らを呪縛し続けるのか? セビリア、ミラノなど世界の万博跡地から見えてきた2025年大阪万博問題とは? 1964年東京五輪がなければ、高度成長はしていなかったのか? 種子島・宇宙基地、米・核実験博物館、独・原発跡地遊園地から見えてきた「近代」とは? 古市憲寿が「昭和の夢」の跡を歩きながら考えたこと――。 【本文より】  昔からタイムリープや転生をテーマにした作品を観るたびに思っていたことがある。もしも成功する人生の選択肢が提示されたとして、僕たちは本当に、元々の人生を潔くあきらめられるだろうか、と。  たとえば、本当だったら僕と一緒に笑っていたはずの友人が、他人として目の前を通り過ぎていく。この「成功」するための人生では彼らと知り合う必要はない。その運命に人は耐えられるのだろうか。思わず彼らに声をかけたくはならないのだろうか。  この、ろくでもない「昭和100年」を迎える日本だからこそ、出会えた人もいれば、生まれた小説や映画、音楽がある。素晴らしい「昭和100年」では、同じ人間でも思想や信条は違ったものになっていただろう。当然ながら、本書『昭和100年』も出版されていなかった。  僕たちは、この「昭和100年」を迎える世界だからこそ、僕たちとして存在している。
  • やさしくない国ニッポンの政治経済学 日本人は困っている人を助けないのか
    4.0
    ―「政府は貧しい人々の面倒を見るべきか?」 これは、世界47ヵ国を対象にして、アメリカのピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)が2007年に行った調査に含まれる質問の一つです。この質問に「面倒を見るべき」と答えた人の割合が最も高かったのはスペインで、実に96%にのぼりました。では、その割合が最も低い59%だったのは、どの国でしょう?――それが、日本にほかなりません。つまり、約4割の日本人は、貧しい人や困っている人を自分で助けないばかりか、公の力で助けることにも同意していないのです。では、次の質問はどうでしょう? -「社会の多くの人は信頼できるか?」 これは、2019年に行われた第7回「世界価値観調査(World Values Survey)」にある質問です。この質問に「信頼できる」と答えた人の割合は、オランダでは58.5%、ドイツでは41.6%だったのに対して、日本では33.7%。しかも、「信頼できるか」どうかの対象を「他国の人」に変えると、オランダの15.4%に対して、日本は実に0.2%、という驚くべき結果になります。つまり、日本人は日本人同士でも信頼していないし、他国の人はほとんど信頼していない、ということです。 本書は、こうしたさまざまな調査の結果を紹介しながら、「おもてなしの国」と言われ、自分たちでもそう思っている日本人が、本当は「やさしくない」ことを明らかにします。この「やさしくない国」をもたらした歴史的・社会的な要因を探ったあと、このまま進んでいった先にはどのような国が待っているのか、その姿が浮かび上がってくるでしょう。すぐに「自己責任」や「自助」が叫ばれる現状を変えるには、どうすればよいのでしょうか。長年ヨーロッパで教育・調査に携わってきた気鋭の著者がクリアに描く日本の姿と、明るい日本を実現するための方策――本書には、確かにこの国の「今」と「未来」があります。 [本書の内容] 序 章 人にやさしくない、貧しい国ニッポン 第1章 他人を信頼しない日本人 第2章 そもそも、なぜ人は他人を助けるのか 第3章 日本人の社会参加 第4章 利己主義の社会的帰結 第5章 日本はベーシック・インカムを導入すべきか
  • 社会学史
    値引きあり
    4.4
    本物の教養がこんなに頭に染み込んで、ものの見方がすっかり変わる経験をあなたに!マルクスもフロイトもフーコーも、実は社会学者なんです。「社会学はもちろん、その周辺の学問を理解するためには、どうしても、社会学史全体を知っておく必要があります。それなのに、なぜか、社会学史の本がほとんどないのが現状です。だから、この仕事に私は、強い社会的な使命感を持っています」――大澤真幸
  • 日本人の「戦争」 古典と死生の間で
    -
    正成、信長、二・二六、そして「あの戦争」。日本人にとって戦争とはなんだったのか。なぜ「あの戦争」はあれほど悲愴な戦いになったのか。なんのために死んだのか。なにより、なんのためなら死ねると言えたのか。「戦中派」思想史家は、同年輩の死者たちの中断された問いかけに答えるため、死者と対話し、古典と対話する。痛恨の論考。鎮魂の賦。(講談社学術文庫)
  • 「ふつう」ってなんだろう 病気と健康のあいだ
    3.7
    「ふつう」に違和感があるすべての人へ――。 病気が教えてくれる、新しい「世界の見方」 自分と世界、身体と心、正常と異常…… 目に映る景色をガラリと変える一冊! 【本書で考える問い】 ●病気はどう「発明」されるのか? ●新しい病気が生まれるのは、いいこと? ●ゲームのやりすぎやごみ屋敷は病気のせい? ●生きづらさは連鎖する? ●どこまでが医学で、どこからがビジネス? ●命の優先順位はあるのか?……ほか 「私は以前から、「病や障害はマイナスなもの、できるだけ避けるべきもの」という医学での「ふつう」の考え方に、どこか違和感をもっていました。 しかし、もちろん、医学を否定しているわけではありません。頭が痛いときは薬を飲みますし、必要なワクチンもきちんと受けます。先日も、持病が悪化して入院し、治療を受けました。医学がたくさんの命を救っていることも、よく知っています。 医学は、病や障害をなくすことを目指しています。それは悪いことではありません。 でも、人間は生き物ですから、死を完全に避けることはできませんし、同じように、病や障害を完全になくすこともできません。病や障害とともに生きていくことを肯定することも必要です。そのときには、「ふつう」を見直す文系の考え方が、大きなヒントになると思うのです」――「はじめに」より
  • 週刊現代別冊 週刊現代プレミアム 2019Vol.1 昭和の怪物 日本の「裏支配者」たち その人と歴史
    -
    1巻997円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 刊行趣旨)児玉誉士夫、瀬島龍三、白洲次郎、五島慶太、土光敏夫……。日本史の教科書にはほとんど出てこないが、隠然たる力で日本を動かした男たちがいた。海外諜報機関のスパイ説や、暴力とカネの匂いをまとった彼らに、政財界の大物がひれ伏した。昭和という時代は、清濁併せのむ怪物が生きられた最後の時代だった。豊富な写真と証言で14人の怪物たちの人と仕事に迫る。内容)特別対談1 保阪正康×田﨑史朗 フィクサーたちの昭和史日本の黒幕 児玉誉士夫とは何者だったのか石原莞爾はなぜ、いまだ人気があるのか五島慶太 別名「強盗ケイタ」渋谷と東急を作った王白洲次郎の正体 昭和史の黒子正力松太郎 原子力とジャイアンツ吉田茂 日本の戦後を作った男山口組三代目・田岡一雄と芸能界岸信介 妖怪と呼ばれた男特別対談 保阪正康×半藤一利「開戦2日前、東條英機はなぜ寝室で号泣したのか」瀬島龍三 大本営作戦参謀はロシアのスパイだったのか1974~1989 角影政権の時代ロッキード事件が残したもの フィクサーと角栄とピーナッツ三島由紀夫は、なぜ死なねばならなかったのかメザシの土光さん 土光敏夫という生き方情と理 後藤田正晴という男がいた頃※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 全予測 2020年代の日本 図解・未来の年表
    3.7
    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新型コロナウィルス、東京オリンピック……これからの日本はどうなる!? 累計88万部「未来の年表」シリーズ3冊のポイントが、これ1冊で俯瞰的にわかる! 新・人口減少カレンダーも掲載!アップデートされたデータも満載! ・・・・・・ 2020年代を迎えた。 米中貿易戦争や英国のEU離脱、あるいは地球の気候変動リスクや感染症リスクに代表される世界的な不確定要素が山積し、これまでになく「未来」への関心が高まっている。 これから日本社会はどう変貌していくのだろうか? 2020年代を一言で語るならば、「人口減少に伴う課題が、いよいよ深刻化する時代」――私にはそう思われる。 残念ながら、日本の少子化は止まらない。2019年、年間出生数は90万人を割り込み、減少スピードは加速している。 一方で、高齢化も進んでいく。街にはお年寄りの姿が目立つようになったが、高齢者の数はまだまだ増え続ける。しかも、その多くは80代以上のひとり暮らしだ。こうしたお年寄りの生活サポートに、各自治体は頭を痛めざるを得なくなるだろう。 そして、2020年代の日本最大の悩みは、勤労世代(20~64歳)の減少だ。あらゆる職種で人手不足が続く。これまで「当たり前」と思い込んできたサービスが享受できないことを思い知らされるに違いない。 こうした不都合な真実から目をそらし、対応を怠るならば、遠からず日本社会は大混乱に陥る。 かくなるうえは、人口減少に耐えうる社会へと日本を作り替えるしかない。過去の常識や成功体験を脇に置いて、新しいやり方を模索しなければならないのである。そのためには、これから何が起こるのかを知る必要がある。 私は、2020年以降にこそ、『未来の年表』シリーズが役立つと考える。ただ、旅のガイドブックとする以上、読みやすいボリュームであることが求められよう。そこで、シリーズの内容をさらにシンプルに再編したのが本書である。本書に込めた思いは3つ。「さらに知る」「もっと深める」「まだ間に合う」だ。 『未来の年表』シリーズを「さらに知る」ことができるよう、極力最新のデータを反映しつつ、「新・人口減少カレンダー」のような新しい内容も盛り込んだ。「もっと深める」とは、シリーズの知識の整理であり、実際に行動するにあたって重要な作業となる。また、仕事や勉強に追われてシリーズをついつい読みそびれたという人も少なくないだろう。だが、本書を読めば、人口減少問題を短時間で理解できる。時間を一挙に取り戻せるのだ。 そして本書の何よりの特長は、活字で描かれたシリーズの内容を視覚的に俯瞰し、体感できることである。納得から体感へと変わる――これがこのたびの大きな狙いである。
  • ビゴーが見た明治ニッポン
    3.8
    1882年に来日し、17年間の滞在生活をおくったフランス人画家ビゴーは、その卓越した描写力で、写真や活字では記録し得なかった日本人の本質を鋭く描きとった。明治政府を皮肉る痛烈な諷刺画のほか、西洋文化にとびついた人々の滑稽な姿、日本的風習にあふれた庶民の生活、日本軍に従軍して描いた戦争報道画など、100点の作品を通して、近代化する日本の活況を明らかにする。(講談社学術文庫)
  • 田原総一朗Twitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった
    3.8
    堀江貴文、佐々木俊尚、三木谷浩史、上杉隆、津田大介、夏野剛、長谷川幸洋。webメディアで注目を集める7人の“Twitterの神々”と田原総一朗がガチンコ対談! 電子書籍、新聞の衰退、テレビ局の電波利権、ガラパゴス経営者、官房機密費――。メディアのタブーをすべて語りつくした一冊です!
  • 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい
    4.0
    死刑存続論者の多くは、「死刑制度がある理由は被害者遺族のため」と言う。しかし、著者は問う。「自分の想像など被害者遺族の思いには絶対に及ばない。当事者でもないのに、なぜこれほど居丈高に、また当然のように死刑を求められるのか?」本書は、死刑制度だけでなく、領土問題、戦争責任、レイシズム、9・11以後、原発事故、等々、多岐にわたる事象を扱う。日本に蔓延する「正義」という名の共同幻想を撃つ!
  • 日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学
    値引きあり
    4.5
    いま、日本社会は停滞の渦中にある。その原因のひとつが「労働環境の硬直化・悪化」だ。長時間労働のわりに生産性が低く、人材の流動性も低く、正社員と非正規労働者のあいだの賃金格差は拡大している。 こうした背景を受け「働き方改革」が唱えられ始めるも、日本社会が歴史的に作り上げてきた「慣習(しくみ)」が私たちを呪縛する。 新卒一括採用、定期人事異動、定年制などの特徴を持つ「社会のしくみ」=「日本型雇用」は、なぜ誕生し、いかなる経緯で他の先進国とは異なる独自のシステムとして社会に根付いたのか? 本書では、日本の雇用、教育、社会保障、政治、アイデンティティ、ライフスタイルまで規定している「社会のしくみ」を、データと歴史を駆使して解明する。【本書の構成】第1章 日本社会の「3つの生き方」第2章 日本の働き方、世界の働き方第3章 歴史のはたらき第4章 「日本型雇用」の起源第5章 慣行の形成第6章 民主化と「社員の平等」第7章 高度成長と「職能資格」第8章 「一億総中流」から「新たな二重構造」へ終章 「社会のしくみ」と「正義」のありか
  • ハイブリッドワーカー 会社勤めしながらクリエイティブワークする
    4.0
    作家、ミュージシャン、etc……。「夢ではあるけどまともに食えない仕事」だって、会社勤めしながらの“ハイブリッドワーク”としてなら出来る! 不況のあおりを受け、日本を代表する大企業までもが続々と兼業容認に舵を切っている今こそがチャンス。一度はあきらめていた夢に再チャレンジする貴方に参考になることばかり。ハイブリッドワークで自分らしく生きることに目覚めよう! これが新しい日本のワークスタイルだ!!
  • 「2020」後―新しい日本の話をしよう
    値引きあり
    4.1
    1巻924円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 年功序列、定年制度はなくなる?テレワークは基本?ワークライフバランスは常識?家はもう財産じゃない?ますます結婚できなくなる?学歴は意味がなくなる?年金だけじゃ生きられない? ―――コロナで一変した「2020」後の世界を私たちはどう生きていくか。 累計88万部突破の『未来の年表』の著者が新たに提言。 日本の不都合な真実をデータから読み解く、 これからの日本の歩き方とは? 「2020」・・・現在の世界 ・子どもを産める女性が(そもそも)いない ・“便利の終わり”がやってくる ・おばあちゃん大国―――高齢者の高齢化 「2020」後・・・未来の世界 〈働き方の未来〉 ・何歳まで働く? 私たちの未来 ・給料はもう上がらない? 日本の賃金 〈家族の未来〉 ・もはや過去の問題? 遺産のゆくえ ・上がり続ける生涯未婚率 〈学校・教育の未来〉 ・学歴の意味が変わる ・小学校、中学校がなくなっていく 〈お金の未来〉 ・家はもう財産じゃない ・年金だけでは生きていけない問題 〈サービスの未来〉 ・故郷がなくなっていく ・高齢者の増加→民主主義が崩壊? 〈コラム〉 ・人口減少は日本だけじゃない ・女性の働き方の未来は ・ソサエティ5.0社会を生きる コロナを経て新しい世界を生きる指針を提言。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 農協のフィクサー
    値引きあり
    3.5
    1巻907円 (税込)
    日本の最後のサンクチュアリを「裏支配」する男のあくなき野心と反骨の半生! 障がいをバネに差別と戦った若き時代から、「京都のドン」野中広務を倒し、昭和的独裁者として1000万人組合員ににらみをきかせるその実像とは。農協にはびこる巨大なカネと権力を牛耳る「昭和的独裁者」を追った渾身ルポ! 農協のフィクサー・中川泰宏とは何者か。 「彼が動かしている組織は強大だ。会長を務める「JAバンク京都信連(京都府信用農業協同組合連合会)」が集める貯金残高は一兆二五六七億円(二〇二二年九月末現在)。副会長を務めるJA共済連(全国共済農業協同組合連合会、JAグループで保険を扱う全国組織)の保有契約高は二二七兆円(二二年上半期現在の長期共済の契約高)を超え、第一生命など大手保険会社と肩を並べる。JA共済連の手足となって保険商品を売り歩く農協の職員数は、一八万六〇〇〇人(二〇年度)に上る」(「プロローグ」より) ダイヤモンド・オンラインの大反響連載に大幅加筆して書籍化! (目次) プロローグ 農協の独裁者、中川泰宏とは何者なのか 第一章 「コメ産地偽装疑惑」報道、七億円裁判の顛末 1 はじまりは訴訟示唆の抗議文 2 自民党の小泉進次郎農林部会長に圧力 3 産地偽装の潔白主張する「二つの虚言」 4 偽装米疑惑にうごめくヒト・モノ・カネ 5 訴訟の「けじめ」として試みた中川への直撃取材 第二章 いじめられっ子の変貌 1 障害のある泣き虫が青年実業家に成長 2 カネを稼いで社会を見返す! 貸金・不動産業で大成功 第三章 農協の甘い汁 1 宿敵・野中広務 2 恐怖支配を象徴する「農協労組潰し」 3 ファミリー企業による悪質な不動産取引 4 フィクサーを取り巻く面々 5 強引な「農家数水増し」で孤立を深める 6 スキャンダルを探して天敵・農水次官解任を画策 7 全国農協を牛耳る野望の果てに 第四章 小泉チルドレンVS政界の狙撃手 1 野中のけん制と中川の反発 2 同和問題改革者から一転、同和事業を利用する 3 北朝鮮支援で一躍中央政界に名をとどろかせる 4 国政進出を阻まれ、野中に「死んでも闘う」と宣言 5 小泉純一郎の加勢で野中陣営に薄氷の勝利 6 「使い捨て」にされた改革者 第五章 京都のフィクサーとして支配体制を確立 1 政治家から「黒幕」に転身 2 中川と野中の「代理戦争」は泥沼化 3 野中亡き後も続いた復讐劇 4 農業版「桜を見る会」、海外宮殿での晩餐会 エピローグ 子飼いたちに利用される昭和的「独裁者」
  • 新しい階級社会 最新データが明かす<格差拡大の果て>
    値引きあり
    3.7
    「中流幻想」ははるか彼方の過去の夢。1980年前後に始まった日本社会の格差拡大は、もはや後戻りができないまでに固定化され、いまや「新しい階級社会」が成立した。前著『新・日本の階級社会』により、日本社会の実態を客観的な調査データに基づいて明らかにしてみせた著者が、2022年の新たな調査を元に提示する衝撃の第2弾。
  • いまこそ、本物のサステナビリティ経営の話をしよう
    値引きあり
    3.9
    「資本主義のハック」を提唱し、企業のこれからについて独自の立場から提言を続ける独立研究者・山口周、 2000年代はじめからサステナビリティ経営・ESG投資に関わり、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)推進に尽力してきた磯貝友紀。 二人がタッグを組み、先進地域である欧州企業の事例を参照しながら、日本企業にこれから必須の戦略、日本ならではの生き残り策を深く探っていく。  SDGsに冷淡なトランプ政権再登場で、近年の「サステナビリティ・バブル」は崩壊、いよいよ本物のサステナビリティ経営の時代が始まる。 一国の政権の思惑など関係なく、世界の大きな流れはすでに見えている。「他社がやるから自分のところもやらなくちゃ」「流行だからその流れについていこう」といった企業は、いまの一瞬だけは良くても、5年後、10年後には間違いなく市場から淘汰される。目の肥えた消費者、世界の取引先に選ばれるのは、環境、人権、格差問題解決といった大きな社会課題の解決を自社の経営課題と捉え、さらにそれをチャンスとしてとらえられる企業だけ。 そのためにいま取り組むべきことはなにか? 二人のスリリングな対話から見えてくる企業の近未来。
  • ろくでなしのロシア─プーチンとロシア正教
    値引きあり
    4.0
    1巻852円 (税込)
    欧米諸国はロシアの将来のモデルにはなりえない! 復権著しいロシア正教会と大統領プーチンの癒着と野合。その末に生まれた超権力の構造とはいかなるものなのか? 現地を縦横に歩いて観察し、混迷する社会のゆくえを展望した異色のロシア論。 ●「宗教は、悩めるもののため息であり、心なき世界の心情であるとともに精神なき状態の精神である。それは民衆のアヘンである」と若きマルクスが『ヘーゲル法哲学批判序説』で記したように、70年間の共産主義を捨て貧富の差が激化するロシアにおいて宗教の復興ぶりは著しいものがあります。  一時はオウムなどの新興宗教が勢力を伸ばしましたが、いまは旧来のロシア正教会の力が復活しています。プーチンがロシア正教会と在外ロシア正教会の和解を斡旋したり、ソ連邦時代に没収された財産を返還したりしたことによって、正教会は一種の財閥の観を呈しています。  カトリックと違い、かつてのロシア正教においてはピョートル大帝以降、総主教が廃止され皇帝(ツァーリ)が教会の首長でありました(皇帝教皇主義)。それは英国国教会の首長がイギリス国王であること以上の強い権力であり、人民(ナロード)にとってツァーリは神でした。  さて、なぜプーチンが正教会に対して融和的なのか……。すでに多くの教会ではプーチンを「聖人」とみなすイコンが掲げられはじめていると著者はいいます。その一方で強烈な反発も生じているとも。  プーチンとロシア正教の癒着、野合。それはソ連邦時代の個人崇拝の流れを汲みながらも、よりロシアの「古層」に根ざした権力アプローチであり、西側や日本のインテリによる「民主化」必然論を容易には寄せつけないものでもありましょう。
  • 新 失敗学 正解をつくる技術
    値引きあり
    4.4
    1巻852円 (税込)
    「決められた正解を素早く出す」ことが優秀な人とされた時代から「自ら正解をつくる」ことができる人の時代へ。 「自ら正解をつくり出す時代」の思考の技術。 近年の日本の地盤沈下の背景には、すでに世界が「正解がない時代」になってるにもかかわらず、いまだに日本では「決められた正解を素早く出すことが優秀な人の条件」とされていることにある。これらは変わらない偏差値信仰、近年の官僚・みずほ銀行などのエリート組織の躓きを見ても明らか。 「正解がない時代」とは「正解がいくつもある時代」のこと。そのためには自分たちで正解をつくっていく必要がある。そして自分たちで正解をつくるとは、仮説ー実行ー検証を回していくことにほかならない。 この過程で必ず付いてくるのが失敗。いままで避けがちだった失敗とどのように向き合い、どのように糧としてしゃぶりつくすのか、そこがこれからの時代の成否を分ける。 そのためのポイントを丁寧に解説、これから私たちが身につけるべき思考法を明らかにする。 第1章 正解がない時代の人材とは 第2章 すべては仮説から始まる 第3章 失敗を捉えなおす 第4章 仮説の基礎をつくる 第5章 仮説をつくる三つのポイント 第6章 仮説を実行する
  • 「私」の秘密 私はなぜ〈いま・ここ〉にいないのか
    -
    「私とは何か」と問う者こそが、「私というあり方」をする者である。過去と現在、両立しえない二つの時間をつなぐ能力こそが、「私」である。時間論と身体論の邂逅によって「私」という不可思議な存在の謎に迫り、「私というあり方」は解き明かされてゆく。既存の哲学の焼き直しでなく、自身のことばで考え抜かれたまったく新しい自我論が立ち上がる! (講談社学術文庫)
  • タテ社会の力学
    3.5
    日本では法よりも社会的規制によって人々の行動は律される。『タテ社会の人間関係』で著者が提示した〈タテ社会〉というモデルを動かすメカニズムを、全人格的参加、無差別平等主義、儀礼的序列、とりまきの構造など、興味深い事例で解明、日本社会のネットワークを鮮やかに描き出す。外的変化に柔軟に対応する軟体動物的構造の再認識に国際化の扉は開く。(講談社学術文庫)
  • 持続不可能な財政 再建のための選択肢
    値引きあり
    4.0
    世界最悪の借金大国 この国はもうダメなのか? 私たちが迫られる「究極の選択」 現役世代へのツケ回しはもう限界。「破綻」を避けるために何ができるのか そろそろ本当の話をしよう 我が国の財政運営は、このままではこの先、何かのきっかけで、いつ何どき、行き詰まってもおかしくない状態にすでに陥っています。まさに「持続不可能」なのです。しかも、「これまでに国として積み上げてきてしまった借金、国債残高の大きさ」と、「厳しい人口減少傾向に象徴されるように国力が足許、疑いようのないほどに低下傾向をたどっていること」を合わせれば、ついに「行き詰まった」ときに起こる事態は、我が国自身が第二次世界大戦の敗戦直後に経験した苛烈な国内債務調整に匹敵するものにならざるを得ないことは容易に想像がつきます。 では、どうすればよいのでしょうか。どうすれば、私たちのこの国の財政運営を立て直せるのでしょうか。私たちの後に続く世代のことを考えれば、「どうせ無理だから」などと投げ出すことは決して許されません。本書を手に取ってくださったお一人おひとりに、ぜひともご一緒に考えていただきたいと思います。 本書の内容 まえがき 第1部 「財政再建から逃げ続ける国」の行き着く先 第2部 シミュレーション日本の財政はどうなるか 第3部 聖域なき歳出削減何をどう減らすのか 第4部 公平・公正な税制と納得できる税負担を考える 第5部財政再建アラカルトあなたは何を選びますか? あとがき
  • 異次元緩和の罪と罰
    値引きあり
    4.0
    2024年3月、日本銀行はついに「異次元緩和」に終止符を打った。前総裁氏の就任直後に導入して以来、11年近くもの歳月が流れていた。いま振り返って気づくのは、日本経済が世界に例をみない異形の姿となったことだ。日銀が保有する国債残高は約590兆円に上り、普通国債の発行残高の56%に達する(24年3月末時点)。中央銀行が政府の資金繰りの面倒をみることは、財政規律を維持するための人類の知恵として、世界的に禁じられてきた。市場経済を掲げる国の中央銀行として異例の事態である。 財政規律の後退も著しい。IMF(国債通貨基金)の世界経済見通し(2024年4月)によれば、政府の財政状態を示す「一般政府の債務残高対GDP比率(22年見込み)」は257%と、世界約190ヵ国・地域中第2位の高さにある。国と通貨に対する信認は先人たちの努力の積み重ねによって築き上げられてきたものだが、このような財政状態を続けていて、いつまで信認を保ち続けることができるだろうか。 外国為替市場では、2024年4月、円・ドル相場が34年ぶりの1ドル=160円まで下落した。24年春の時点の実行実質為替レートは、1971年8月のニクソンショック時よりもさらに円安の水準、すなわち当時の1ドル=360円をさらに下回るレベルまで下落している。多くの日本人にとって、円相場はいまや未知の世界に突入している。これらすべてが日銀のせいというわけではないが、異次元緩和が果たした役割は大きい。にもかかわらず、日銀や政府からはあまり危機感が聞こえてこない。 異次元緩和の総括なしにこれからの金融政策を進めていけば、将来再び物価上昇率が低下した際に同じ道を辿る危険性がある。あるいは、物価目標2%にこだわるあまり、さらなる円安など、インフレ圧力への対処が遅れるリスクも否定できない。 本書は、異次元緩和の成果を検証するとともに、歴史に残る野心的な経済実験が生み出したものと、それが日本経済と私たち日本人にもたらす痛みと困難、そして、そこからの再生を考えるための試みである。
  • 開かれた扉―ハンセン病裁判を闘った人たち
    値引きあり
    3.0
    「人間として生きたい!」。人生を奪われた人たちの慟哭!――ハンセン病療養所。それは人が人として生きられない場所だった。「強制隔離というのは植木に巻かれた針金のようなものだ。針金はしだいに植木に食い込んでいく。気がつくと心の中までずっぽりと隔離の暮らしになじんでしまう」。そうして生きてきた元患者たちが「人間回復裁判」に立ち上がった! ● 請求金額については、同じく人生を奪われたと訴えた薬害エイズ訴訟の請求額1億円が基準となった。ただ、誰にでもわかりやすかった薬害エイズの健康被害に比べて、隔離被害は目に見えにくい。国民世論の共感は得られるのか。弁護団が悩んでいるそのとき、竪山は口を開いた。 「弁護士さんたち。1億円で私の人生と代わっていただけますか」弁護士の誰もがその問いに返す言葉をもたなかった。その被害は、狂わされた人生そのものだった。 「1億円で償える被害ではない」。しかしその重みを裁判所に正確に伝えられるのか。それがこの裁判を決する。このとき、弁護団はあらためてその課題を突きつけられたのだった。――(本文より抜粋)
  • すべての戦争は自衛から始まる
    3.3
    歴史上、多くの戦争が自衛意識から始まった。ナチス最高幹部だったヘルマン・ゲーリングは「戦争を起こすことはそれほど難しくない」と述べている。「国民に対し、我々は攻撃されかけているのだと危機感をあおり、平和主義者には愛国心が欠けていると非難すればいい」と。安倍政権は危機を誇張して「抑止力」や「自衛」の必要性を訴えている。「集団化」が加速するこの国は、その意味を深く考えないまま流されてしまうのか。
  • 岩波茂雄と出版文化 近代日本の教養主義
    3.5
    岩波茂雄が起こした岩波書店の興隆は、「学歴貴族」の栄光の時代に呼応しています。近代日本のアカデミズムは外来で急ごしらえであり、「前衛」という言葉で操作可能だと見抜いていたのが、岩波茂雄であり、日本のインテリの底の浅さを見抜いています。教育社会学者の竹内洋氏は、日本のアカデミズムのありようと出版産業の構造を、問い直し、解明します。一冊で二冊分の内容を持っています。(講談社学術文庫)
  • 一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル
    3.9
    民主主義は熟議を前提とする。しかし日本人は熟議が苦手と言われる。それならむしろ「空気」を技術的に可視化し、合意形成の基礎に据える新しい民主主義を構想できないか。ルソーの一般意志を大胆に翻案し、日本発の新しい政治を夢想して議論を招いた重要書。文庫オリジナルとして政治学者・宇野重規氏との対論を収載。
  • オードリー・タン 自由への手紙
    値引きあり
    3.8
    次代の世界的カリスマとして注目を集める台湾IT担当大臣のオードリー・タンが、日本の若者に向けて語る自由になるためのメッセージ! IQ180超の天才的頭脳、性別なしというジェンダーレス、世界のグローバル思想家100人に選ばれる先見性、新型コロナ対応でわずか3日で全国民にマスクを配るシステムを構築した実行力。どれをとっても、これまでにないタイプの若き指導者の言葉は、新しい時代を生きる指針となるだろう。 Chapter0 日本の未来を担う若者たちへ Chapter1 格差から自由になる Chapter2 デフォルトから自由になる Chapter3 ジェンダーから自由になる Chapter4 仕事から自由になる Chapter5 年齢から自由になる
  • 壁を破って進め(上) 私記ロッキード事件
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    戦後最大の疑獄事件に挑んだ特捜検事の奮闘! この捜査には検察20年の威信がかかっていた。今こそ司法のメスを! 1976年2月5日朝、ひとつのニュースが日本全国を駆け巡った。大物政治家、戦後最大のフィクサー、大企業が絡んだ疑獄事件が発覚したのだ。国民と同時に事件を知った特捜検事は、その底知れぬ深さに戦慄を覚えながらも、頂をめざして進むことを決意した。巨悪vs.正義の知られざる攻防がいま明らかに! 国家権力の闇に挑む!
  • 日中「再」逆転
    値引きあり
    3.0
    1巻715円 (税込)
    テロの続発、シャドー・バンキングの破綻、そして賄賂をなくすとGDPの3割が消失するというほどの汚職拡大……中国バブルの崩壊は、2014年に必ず起こる! 日本人として、中国の指導者・経営者たちと最も太いパイプを持つ著者の、25年にわたる取材の集大成!!
  • 新説 東京地下要塞 隠された巨大地下ネットワークの真実
    4.5
    東京の地下には、多くの謎がある。多くの謎の矛盾点を調べ上げていくと、1つの結論に到達する。――戦前から現在の地下鉄網とほぼ同じ形の地下網が建設されていたのだ。謎は疑惑に変わる。地下を制する者が覇権を握ったとされる舞台裏を暴き、現在に至るまで続く地下の利権に潜む闇を明らかにする! ※本作品は2006年6月、小社より刊行されたものを文庫化にあたり加筆・訂正しました。
  • 日本に異議あり
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    日本を誤(あやま)らす、政界・官界・財界などの、闇の部分を剔出する。誰が悪くて、何がいけないのか――その元凶たちの罪と罰を、白日のもとにさらす。こうも常識や倫理や人権が、ないがしろにされてよいのか。嗤(わら)ってすまされるものではない。庶民の義憤をすくいあげ、何者をも恐れず直言するのは、真に日本を愛するからだ。
  • 佐高 信の新・筆刀両断
    4.0
    声高の改革が、まやかしであることが、露わになりながら、動かない政局。新旧を問わず、粉飾と偽装と隠蔽にまみれた企業と、その経営トップの無責任体質。表層に目を奪われ、冷静な批判力を発揮できないメディア……。混迷が深まり、国際的な危機も近づく日本に警鐘を鳴らす、最新時評集。真の民主主義を問う!
  • 日本を撃つ
    -
    底も見えない深刻な不況、吹き荒れるリストラ……。こんな日本に誰がした! 国民には痛みと我慢を押しつけ、日本を危うくしている、トップたちの発想と行動へ、怒りの鉄槌を下す。滅私奉公型「会社大国」を、強引に推進してきた元凶にメスを入れ、今こそ会社教の呪縛から脱却せよと、痛烈に訴える警世の書。元凶を鋭く糾す!
  • 日本は誰のものか
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    権力に異議あり! かくも独善と無責任がまかり通り、モラルが失われていてよいのか? 世界から嗤(わら)われていることに気がつかないのか? もうこれ以上、諦(あきら)め、絶望のままにしておくわけにはいかない。日本の支配階級の病巣をえぐり、何が悪くてどこがいけないかを鋭く指摘する。国民の怒りを代弁する上申書!
  • 新版 KKニッポン就職事情
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    学校では教えないニッポン・カンパニーの実態を、採用の基準、給料や人間関係、処世術などから具体的に紹介します。そして最新の就職事情をふまえ、まちがいのない会社選びをしてもらうためのアドバイスが、たくさんあります。ジーンズが背広に変わったとたん、思わぬ認識ちがいにがっくりしないための必読書です。大事な会社選びに役立つ情報、傾向と対策が満載!
  • 情報は人にあり
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    錯綜する社会の中で、いかに深い真実の情報を得るか。何気ない会話から核心の事実をつかみだしたり、複数の話が貴重な情報にまとまるのも、出会いのすばらしさだ。そこには生き生きとした手応えのたしかな、第一次情報がある。情報は人にあり! 人に会おう! 人との出会いが生む豊かな情報こそ宝なり!
  • 「非会社人間」のすすめ
    3.0
    会社栄えて社員なお貧し――このKK日本の現実は変えなければならない。それにはどうすればよいか。日本人の片思いともいうべき「愛社心」を捨てることである。忠誠の対象を「会社」から「自分」に変えることである。「私」の世界を大切にして、人間として自立するために、サラリーマンは勇気を持とう!
  • 日本官僚白書
    -
    田中(角栄)が倒れても、多くのミニ田中たちが政治を壟断(ろうだん)し、エゴの横車を押している時、「公」の意味を代弁すべき官僚たちは、ただ、それに屈服しているだけなのか。「官」と「民」の新しいあり方を求めて現代日本の官僚たちの「論理」と「心理」に迫ってみた――「あとがき」より。具体的事例で迫る「お役所」の実態!
  • 銀行VS.証券 腐敗の構造と新展開
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    金融スキャンダルは、その病巣を取り除くことなく幕となった。バブル経済の崩壊で、行政・大企業・金融が一体となった「もたれあい構造」が露呈した。大蔵省との癒着関係など、馴れ合い資本主義を脱却しない限り、金融市場の健全化はやってこない。信用破綻を招いた現在、すさまじい生き残り競争が始まった。警告の書! ……病根が残された金融スキャンダルの幕切れで、もはや通用しなくなった日本的ル-ル。大蔵省を解体しなければ金融界の一人立ちはできない!
  • 官僚国家=日本を斬る
    -
    公僕=国民に奉仕すべき官僚が、日本を危うくしている。経済安定を口実に、巨額の税金をつぎ込み銀行を救済したのは、自らの過ちを糊塗するため!? 腐敗の根源は「政官財」がもたれ合い、誰も責任をとらないシステムにある。具体的事例を挙げて検証し、病巣を徹底的に抉る。官僚が支配する国家は亡びる! 恥を忘れ日本を危うくしている政官財の行動に、怒りの鉄槌を下す! いま必読の告発の書! <『鵜の目 鷹の目 佐高の目』改題作品>
  • ニッポンの大問題
    -
    国民に痛みと我慢を押しつけ、日本を危うくしている「政官財」――今もなお、呆れるほどの非常識な発想と行動が、まかり通っている。誰もがうなずく日本の悪弊。この頑迷な大問題に鋭いメスを入れ、ニッポンを着実に浮上させる、具体的な提言を行う。21世紀版「日本大改造ビジョン」。 ニッポンを崩壊させているA級戦犯に、怒りの鉄槌を下す! 国民のホンネここにあり。首相、読んで下さい! (『鵜の目鷹の目佐高の目2』改題作品)
  • こんな日本に誰がした!
    -
    泥沼化する日本のデフレ経済、いまだ政界にはびこるムネオ的癒着、平気で事故を隠蔽し擬装する大企業。呆きれはてて、物が言えない。国民をバカにするのもいいかげんにしろ! 痛みを感じない政官財の厚顔無恥、あきれる亡国の発想……。 これ以上、日本をダメにしないため、実名をあげて一刀両断、ズバリ<不正>を撃つ! 恬として恥じない政官財の無責任トップたちを、佐高信の快刀が斬る! <『鵜の目 鷹の目 佐高の目3』改題作品>
  • 母系制の研究(上)
    4.0
    女性解放に歴史的根拠を与えるべく、筆を折り、武蔵野の一隅に籠って7年余。厖大な古系譜をたどり、日本の母系制の存在を実証し、さらに母系が父系に移ってゆく過程を明らかにした。これは高群逸枝のライフワークで、女性史研究の第1作であり、同時にそれは、男性中心の歴史観を訂正する、タブーの中での女性の手になる、最初の科学的女性史の誕生であった。<上下巻>
  • 女性の歴史(上)
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    「火の国」の詩人・高群逸枝が、大正昭和の激動期に、「われらいかに生くべきか」……と、女性解放の学問的寄与を決意して、武蔵野の一隅「森の家」に20年あまり。「母系制の研究」「招婿婚の研究」を基底に、一貫して「母性我」に視点を据え、自然なる原始の「母性我的母権社会」への復権を願い、新しい女の権利獲得運動、戦後現憲法下での男女同権の一応の実現など、婦人の諸問題を分析し、自身の遺書として自らを燃焼し尽した、女性全史。著者の願いが永遠であるごとく、本書の価値も永遠である。〈上下全2巻 上巻〉
  • ニッポンの終焉
    -
    日本社会は、すでにそれなりの最先端であり、煮詰っている段階にある。それゆえ、大きな自己革新を迫られている。革命的な文明の分析原理である経済人類学を、日本の現実に援用して議論を展開する。思弁なきまやかしの感情的正義を嘲笑し、時代遅れの教条主義に退場を迫る。危機的状況の日本が持つべき展望とは? 新段階に入った日本文明の未来を見つめる、気鋭・栗本慎一郎の冴え渡る論理がここにある!

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