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社会現象化した人物、場所、流行に辛辣な解説を加える現代版「悪魔の辞典」。「B層国家・日本」の現状を理解するために最適の書。
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Posted by ブクログ 2014年12月15日
B層について著者は、「B層は単なる無知ではない」が、「改革」、「変革」、「革新」、「革命」、「維新」といった言葉に弱く、「永遠に騙され続ける存在がB層です」と述べている。 今回の衆議院選挙で過去最低の投票率だった。しらけムードと受け皿がなかったためと票所に足を向ける意欲をなくした人たちが多かっ...続きを読むたことを良く表している。 安定多数を確保した自民党。その投手で総理大臣に関して「保守を偽装するグローバリスト。もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りましたと発言。亡国の移民政策なども推進と書かれている。ついでにアベノミックスについては、「出来損ないのお好み焼きのこと」とばっさり切り捨てている。少なくともあと数年はこのお好み焼きの出来損ない政策が続くことになる。 あの号泣会見で一世を風靡した野々村竜太郎元兵庫県議員について「うわーん!」だけ書かれている。それだけで分かってしまうとはインパクトの大きい会見だった。兵庫県議と言えば、走って逃げた議員がいて吉本新喜劇かと思わず突っ込みたくなった。 ここにはないが、「熊手で痛手を被った人」がいる。8億円の熊手とみんなの党を壊して無所属という名の「ひとりの党」の代表になってしまい落選、さらには関係先の家宅捜査とシャバにいられるか分からなくなっている。この著者ならどう描くのだろうかとふと思った。 それにしてもこれだけいろいろ書いていると各方面から誹謗中傷や嫌がらせを受けたりしないのだろうか。評論家という仕事は神経が太くないとできないだろうなあ。
中途半端
用語集ということではあるが、一つ一つの言葉にたいする意味を一言下はなくもう少し深堀して欲しかった。
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