新編 はじめてのニーチェ

新編 はじめてのニーチェ

715円 (税込)

3pt

気鋭の哲学者・適菜収による、一番分かりやすい「ニーチェ入門書」である。ニーチェの代表作「アンチクリスト」を現代語にした「キリスト教は邪教です!」(講談社+α新書、20刷)の姉妹書となる。哲学や宗教についてまったく素養のない人でもすんなり読めて理解できる構成になっている。

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新編 はじめてのニーチェ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    実に読みやすくサラッと引き込まれました。適菜さんのキレのある文体のなせる技。
    イエスとキリスト教は無関係で、キリスト教が怨恨に基づいて世界の価値をひっくり返して世の中を支配してしまったということ。
    クリスチャンの私が、クリスチャンを観察していると、ドグマに追従することによって「キリスト教」を信じてい

    0
    2013年08月20日

    Posted by ブクログ

    哲学の本なのに、読んでいて難解な印象はまったくなかった。
    キリスト教への批判は、いままで読んだことがなかったので、とても新鮮だった。
    中学の公民で民主主義や平等は絶対的な善と教えられる。しかし、これはキリスト教、近代イデオロギーの洗脳の始まりなのかもしれない。
    それを教えている側も洗脳しているかもし

    0
    2013年01月08日

    Posted by ブクログ

    1.ニーチェが生前ドイツで活躍した事実はない。
    2.ニーチェはすべての権威を否定きていない。
    3.ニーチェは相対主義者ではない。
    4.ニーチェは無神論者ではない。
    5.当時、神の権威を否定するのは命がけの行為ではなかった。
    6.ニーチェは社会的弱者を否定していない。
    7.ニーチェの概念は、後年のナチ

    0
    2013年05月08日

    Posted by ブクログ

    ニーチェ、はじめてじゃないけど読んでみた。わかりやすい本。「人間が平等なわけないじゃないですか。」ニーチェの哲学に触れると、何かいつもスカッとする笑。

    0
    2013年04月16日

    Posted by ブクログ

    ニーチェってどんな人なんやろ?っていう疑問だけで読んでみたが面白い。キリスト教への批判から始まり、平等主義・民主主義なども批判する新鮮さ。普段からなんとなく民主主義、キリスト教が多数派だから、それなりに妥当なものだと思ってはいたが、批判的な視点を持ち合わすことも大切だと感じた

    0
    2025年03月30日

    Posted by ブクログ

    ニヒリズム(虚無主義)について知りたいと思い購入。
    ニーチェの言う虚構とは人生そのものではなく、人生に唯一の真理を見出すことこそが虚構であると説いている。
    ずっと勘違いをしていた…。
    キリスト教の批判や弱者を強者と平等、またはそれ以上に扱うという民主主義や社会主義の指摘に関しては非常に面白かった。

    0
    2025年01月18日

    Posted by ブクログ

    ニーチェの過激な思想が書かれている。とは言え、キリスト教は邪教、哲学は非科学的な思い込みと斬り捨てるのはわからないでも無い。
    西洋哲学には必ず神という概念が登場するのはキリスト教の世界に、染まった西洋ならではなんだろう、と思う。

    0
    2022年01月08日

    Posted by ブクログ

    いろいろいう人もいますが、ニーチェの主張は次の2点です。①神についての考え方が変更されたことにより、世界は歪められてしまっている。②我々の時代がロクでもないのはそれが原因である。 多くの人はひっくり返った視点で世界を見ている 爆弾を抱えて自爆してしまうテロリストがいます。彼らの頭の中では、自分の命よ

    0
    2015年12月05日

    Posted by ブクログ

    ニーチェって面白いかもって素直に感じさせてくれるまさにニーチェ入門。ちょっと言葉の表現がきついところはあるが、それも著者のキャラのうち。

    0
    2015年10月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ニーチェは今まで一冊も読んだことがなく、
    せいぜい引用をどこかでちょっと見て知っている位である。

    文章自体は平易で読みやすいし、書かれていること自体は分かる。
    でもニーチェのエッセンスが凝縮されすぎているのか、
    なかなか頭に入ってこなかった。
    ただ、この本を読んでニーチェを読んでみようと思った。

    0
    2014年07月18日

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