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アメリカのアポロ計画が終了してから40年余――その間、人類は月に行っていません。人々のあいだにはいつしか「いまさら月になど行く必要はない」という認識さえ広まってきています。しかし、それは月での優位を独占しようとするアメリカの広報戦略にはまっているにすぎません。じつは世界ではいま、アメリカ、中国、ロシアなどを中心に、月の探査・開発をめぐって激しい競争が水面下で始まっています。30~40年後には、月面基地が完成するともみられているのです。世界はなぜ月をめざすのか? その答えが、本書にはあります。(ブルーバックス・2014年8月刊)
...続きを読むPosted by ブクログ 2014年11月03日
世界が月を夢のフロンティアや資源の宝庫と思っている、というほどの感触はなくタイトルは煽りに近いが、月を開拓する意義や課題がわかりやすく書かれている。
特に意義については、筆者の個人的見解も強いだろうが、月を目指すための協調作業が外交上の安全保障策になること、そして月と火星を開発できれば人口問題・資...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月24日
単純な岩石のかたまりというわけではなくて、地殻やマントル、核がどうやらありそうで、さらに表(地球の方を向いている面)と裏でかなり地殻の組成が異なるそうだ。
アメリカがアポロの着陸地点等を歴史的遺産として保護するという目的で、一定範囲の立ち入りや上空の飛行などを禁ずるという取り決めを作ったらしい。
人...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月10日
世間ではなかなか注目されていない月の研究についてJAXAの研究員でもある作者が現状や今後の展望を紹介している。月の探査衛星「かぐや」の実績紹介などは開発メンバーの作者が書くと手前味噌な感じもあるが普段のメディア報道ではしれないことが多くあり良本だと思う。ただ「詳細は後で」の部分が非常に多く内容の構成...続きを読む
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