ビゴーが見た明治職業事情

ビゴーが見た明治職業事情

1,045円 (税込)

5pt

3.4

激動の明治期、人々はどのような仕事をしていたのか。仏人画家ビゴーは、洋服屋、牛肉屋、鹿鳴館職員といった西洋化により登場した職業など、働く人々の姿を諷刺も交え克明に記録した。国会議員らエリート層の豪奢で珍奇な暮らしぶりとは対照的に、人口の9割を占める下流階級の人々が懸命に働く姿は、明治の格差社会を痛切に感じさせる。100点超の作品を紹介し、背景を解説する。(講談社学術文庫)

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ビゴーが見た明治職業事情 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    写真でしか見ることのない歴史がイラストで存在することで鮮やかになる。屑拾い、泥棒などまであって、楽しくページをめくった

    0
    2012年09月30日

    Posted by ブクログ

    ビゴーの本、これで三作目です。やっぱり最初に読んだ本のインパクトには劣ります…が、私が学んでいる教育社会史にとって大変興味深い記事がチラホラ。

    この本は職業をテーマにしているので、性別も、年齢も身分も様々な人たちが登場します。

    中でも興味深かったのは、女性の職業です。
    今だからこそ色んな職

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

     明治期に来日し、多くの風刺画で知られるフランス人画家ジョルジュ・ビゴーの絵から、職業(主に明治維新後に登場した新職業)に関わるものを選抜し、明治社会の人びとの生活実態の一端を示している。最底辺の貧民から特権階級まで多岐にわたる。解説は最小限で、簡単な「明治事物起源・職業編」とでも言うべき内容である

    0
    2014年11月01日

    Posted by ブクログ

    明治の人々の写真などは鮮明でなく、また変な着色などされていて見難い物が多い。この本の場合、写実的な絵により、より当時の情景が鮮明に描かれている。例えば馬に曳かせる鉄道など初めて見た。

    0
    2012年02月06日

    Posted by ブクログ

    社会の教科書でよく見たジョルジュ・ビゴーが、明治時代の日本の色々な職業の人を銅版or石木板で描いたもの、をまとめた本。
    ビゴーは明治19(1886)年に来日、貧しい一般人の中で過ごすなどして、思った以上に当時の日本のことを知っていたようだ。

    ◎明治の人口は3,000万人前半からスタート、明治末年に

    0
    2009年10月04日

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