ジョン・スチュアート・ミルの作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 自由論
    侵してはならない個人の自由、言論の自由の大切さ、社会が個人に行使する権力の性質と限界について説く。明治日本の自由民権運動にも大きな影響を与えた、自由論の古典的名著。

    言論を統制する権力は不当である。その害は人類全体に及び、後の世代も被害を受ける。そして、意見の発表を禁じられた人以上に、意見に反対す...続きを読む
  • 自由論
    約150年前に執筆されたにも関わらず今も説得力を失わない、自由に関する最重要古典。国家権力が個人の行動に干渉するのは個人の行動が他者に危害を加える場合にのみ正当化される「他者危害の原則」を明確にしているのだが、何よりミルの想定する個人のあり方が素晴らしい。曰く、人間の知性というのは反論を聞いて自らの...続きを読む
  • 自由論
    他者に危害を与えるような行動以外、国家は制約を与えるベキではないという原則、すなわち他者危害原則を打ち立てた名著。
    現在、この適用をするのは非常に難しくなっているが、この本は名著だと思う。現代に通じる記述が多々あった。
  • 自由論
    今の日本人にとって、自由とは当たり前の権利で、ごく普通に誰にでも与えられるものだという認識が強いだろう。
    しかし、それは大きな間違いで、私たちは自由についての考ることを放棄し、自ら自由でない状態に拘束してしまっているのかも知れない。

    現代社会の人々には、特に第3章を読んでもらいたい。
    まずは考え、...続きを読む
  • 自由論
    「人間の身体と精神の全体的な構造は、足の形よりも個人差が少ないのだろうか。」

    自由とは何かについて書かれた本。権力を持っているのは、知的に高い水準、ポジションにいるものではなく、”一般大衆の多数派”であると考える。人は、他人や社会にマイナスの迷惑をかけない限り、何をする自由を有する。社会的財産であ...続きを読む

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