自由とは何か 「自己責任論」から「理由なき殺人」まで

自由とは何か 「自己責任論」から「理由なき殺人」まで

作者名 :
通常価格 880円 (800円+税)
紙の本 [参考] 924円 (税込)
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作品内容

「自由に倦んだ」時代に問う、渾身の論考! 自己責任や援助交際、殺人を巡る議論など、自由にまつわる問題に様々な角度から切り込み、現代社会・思想が陥っている「自由のジレンマ」を乗り越える方法を探る。(講談社現代新書)

ジャンル
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社現代新書
ページ数
288ページ
電子版発売日
2013年01月25日
紙の本の発売
2004年11月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

    Posted by ブクログ 2017年07月23日

     あとがきで、佐伯啓思氏ご自身が「本書で、うねうねとあぜ道を歩くかのように論じことを、もう少し体系的に論じたいと思うけれど…」と書いているように、読者の一人としては、自問自答の軌跡を歩かされた疲労感が半端ない

     佐伯啓思氏は、あぜ道と言っていますが、一人の読者としての感想としては(実際には残りのペ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年08月30日

    バーリンによる積極的自由の排除という考え方に感銘を受けた。リベラリズムの4つの立場、すなわち1.市場中心主義=フリードマン、ハイエク≒リバタリアニズム 2.能力主義=プロ倫、ノージック 3.福祉主義=ロールズ 4.是正主義≒アフォーマティブアクション なる区分が先鋭というよりも理解の足がかりとして秀...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年02月25日

     現代社会では自由が殊更に叫ばれながら、自由に対する渇望感がまったくない、というジレンマから論理が展開する。著者はリベラリズムに反対する訳ではないと言うが、明らかにリベラリズムに対する不信感が見て取れる。
     曰く、リベラリズムは自由を『個人の選択や趣向』に矮小化してしまうが、自由は本質的に社会的な問...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月06日

    とてもよかった。
    実は1年前に読んでよくわからないという感想であったのだが、今ゆっくり読んでみるととても良いと感じた。

    当時見られた身近なニュースをとりあげて、自由とは何か、また自由は何を前提として語られるものなのかを説明している。その上で著者なりのあるべき姿、とるべき態度(私の理解ではあいまいで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月27日

    ▼私たちが求めている「自由」とは何か。いざ考えてみると内容もハッキリとしない。
    ▼それは「正義」とも関わりの深い概念なのかもしれない。だが、正しさは個々人の価値観からは自由になれない。そしてそれは相対的で、つまり、「悪」との境界線は限りなくあやふやである(そして、誰もが、その自覚の有無に関わらず「悪...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月23日

    卒制のテーマを絞ることができたきっかけの本。

    現在のリベラリズムは自由を手段ではなく目的としてしまっている。これが、自由に対して私たちが希望を持てない理由だ。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    自由とは何か。責任とは何か。
    イラク人質事件などの話をもとに「自由」「責任」「国家」などについて考察。

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    Posted by ブクログ 2015年06月04日

    非常に考えさせられる本であった。現代において「自由」という言葉の意味はまさに混迷している。例えば、リベラリズムという言葉も新市場主義から社会福祉主義まで意味するところは様々である。また、自由はどこまで認められるべきか。女子高生による売春も「自由」なのか。他国に「自由」を強制できるのか。
    筆者は自由の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年05月07日

    現代のリベラリズムへの批判。
    後半の抽象的な論理展開は、他の哲学者でもできるので、是非具体とのリンクを保ちながら論じ続けて欲しかった。
    ただ、前半部分については、具体的な視点から論を進めていて、何を問題意識としているのかが分かりやすかった。

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    Posted by ブクログ 2012年09月04日

    佐伯先生の講義である。
    様々な社会に対して、鋭く闊達な議論を投げかける筆者が、真っ向から「自由」を論じた本書。過去から現在にわたる「自由」に対する定義と議論をまとめた、哲学・思想の解説。
    新書にしておくのはもったいない品格のある講義だ。

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