作品一覧

  • 明治維新史 自力工業化の奇跡
    -
    1巻1,650円 (税込)
    強大な外圧を前に倒幕を果たした維新の志士と、開国の波をのりこえ産業の近代化に歩み出した豪商農を支えたものは、澎湃とする「独立の精神」だった――。黒船来航から西南戦争まで、四半世紀におよぶ近代国家揺籃期の光と影は、現代にまで続いている。人々が新しい国のかたちを模索した激動の時代を、政治や社会そして経済・商工業をふまえて立体的に描き出す、清新な明治維新通史。
  • 日本の産業革命――日清・日露戦争から考える
    4.0
    1巻1,265円 (税込)
    製糸・紡績、鉄道、鉱山、金融。日本の近代化を支えたものは戦争と侵略だったのか? 本書は日清・日露両戦争と産業革命の関係を軸に、構造を変革する主体の姿を解明、新たな歴史像を描出する。明治の国家目標「殖産興業」が「強兵」へと転換する過程を追い、十九世紀末から二十世紀初頭にかけて世界経済の中で日本が選択した道を鮮やかに活写する。
  • 日本の産業革命――日清・日露戦争から考える

    Posted by ブクログ

    タイトルを見て購入しました。「日本の産業革命」って明治時代くらいにしか思っていなかったけれど、確かにいつ頃なのだろう?という素朴な疑問から購入しました。具体的に本書は明治時代中盤から日露戦争後までにおける日本の経済面に着目した本です。データもそこまで整備されていないなかで、日本の産業面で何が起こっていたかが比較的わかりやすく記載されていると思います。また本書を読んで思ったこと、それは現在脚光を浴びている「新興国」と比べて日本の置かれていた状況がいかに違っていたか。逆に言えば先発帝国主義国に翻弄され、外資も恐ろしくて大々的に導入できなかったような状況で、よくぞ日本は経済成長した、ということです。

    0
    2023年04月26日
  • 日本の産業革命――日清・日露戦争から考える

    Posted by ブクログ

    日本が明治維新以降、富国から強兵にシフトしていく過程を描いた本だと理解しました。

    ただ、産業発展の過程も丁寧に描いているので、読んでいる際にその部分に注目してしすぎると迷子になるかもしれないです。

    明治維新はすごい事業と思いますが、維新直後から少しづつ混乱をしていくのは、既存の政治体制を破壊した後に大きなビジョンを持てなくなっていったことが原因なのかなとこの本を読んで実感しました。

    0
    2023年03月15日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!