ノンフィクション作品一覧
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3.6正月最大のイベント、箱根駅伝。メディアに後押しされ、関東のローカル大会が、大学スポーツの枠を超えた全国的人気を誇るまでになった。宣伝効果も絶大だ。レースの結果は、大学の入学志願者数を大きく左右し、監督には激しいプレッシャーがかかる。一方、箱根重視の練習は、その後の選手生命に響くとも指摘される。往復200キロ超の行程には、監督の手腕、大学の生存戦略、日本長距離界の未来が詰まっている。感動の舞台裏を徹底分析。
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3.2量刑とは、裁判官が当事者らの言い分や証拠を、刑法の定める範囲内で酌量し判決を下すことである。その判断は各裁判官に委ねられているものの、先例判例主義が重視されるため、「一人殺しは無期」「三人殺しは死刑」といった刑罰の“相場”が自ずと形作られてきた。例えばゴルフ場からロストボールを“大量”に持ち帰れば懲役10カ月、“衝動的”な放火で“一人”焼死させたら懲役10年など、微罪から重罪まで、法の番人たちが共有する刑罰の約束事が全て明らかに!
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2.0「歯科治療室の秘悦」「大学生ジゴロ殺人事件」「逃げる女」「名古屋美人妻絞殺」「毒殺妻」――赤い糸で繋がれた宿命か、紅蓮の愛欲地獄に堕ちた男と女の軌跡を、入念な取材を基に描く著者一流の犯罪ドキュメンタリーノベル!
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-あの女をレズプレイに誘い込んで殺してしまおう。それで彼は私だけのもの。殺した後あの女になりすましてしまえば完全犯罪だ――愛欲に溺れた挙句、悪行に手を染める男と女の行き着く地獄! 犯罪ドキュメントの旗手が赤裸々に描く、実録犯罪小説の決定版!
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-ライスシャワー、ダンツシアトル、ネーハイシーザー…人によって生きる馬、そして馬によって生きる人々。その絆こそが人々の心に鮮烈な感動を残すのだ。馬と人間が紡ぎ出す感動のドキュメント!――伝説の名馬15頭のロマンを今、語ろう…!
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4.0逮捕――その瞬間に、人は人格を否定され、社会的には市民としての権利を失う。にもかかわらず、一説には全国で1日1件は誤認逮捕があるという。ごく普通の一般市民が、なぜ「してもいない犯罪」の犯人にされてしまうのか。指紋の取り違え、目撃証言の過信、不十分な裏付け、悪意ある第三者の偽証など理由はさまざまだが、狭い取調室で理不尽かつ屈辱的な思いをするのは間違いない。窃盗、痴漢、薬物取締法違反から、ひき逃げ、放火、殺人まで誤認逮捕された実例を取り上げ、現代警察機関の問題点を指摘した一冊。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 裏話炸裂、図版満載。ファミコンブームを駆け抜けた、100万部雑誌「ファミマガ」の制作現場ではこんなことが起こっていた!?記事作りの裏に隠された驚き、笑える真実50本を、当時の編集長が赤裸々に告白。当時の記事の再録を交えて1冊の本にまとめた。門外不出の資料、今だから明かせるあのメーカーとのトラブル。読者も業界人も必見の裏話。
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-定年は、人生のゴールではない。毎日歩けば歩くほど、新しい道が見えてくるように、前進し続ける人生には新たな道、環境、「現場」が見えてくるはずだ。そこに年齢は関係ない。旅を通じて得た実感である。――忘れがたき出会いに満ちた旅への誘い。徒歩の旅の装備や見知らぬ街の上手な歩き方も紹介!!
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4.0
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-第一次世界大戦中、中東の砂漠を舞台に対トルコ・ゲリラ戦を指導して「アラビアのロレンス」の異名をとったT・E・ロレンスの自伝。アラブ独立の大義をめざしながらの歓喜と懊悩をつづったこの回想録は、人間の内面のすぐれたヒューマン・ドキュメントでもある。原題は「智慧の七つの柱」。
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-イブン・バットゥータはマルコ・ポーロより50年ほどおくれて生まれ、これと並び称せられているイスラム世界の大旅行家である。生地もマルコのふるさとヴェネチアからそれほど遠くない、地中海の入口モロッコのタンジャ(タンジール)であった。彼は青春時代から中年に至るまで、実に29年を旅にすごし、晩年にその思い出を口述して本書を完成した。イブン・バットゥータの見たのはイスラムの世界が中心であった。アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)がイスラム世界を夢幻的に表現したものとすれば、この旅行記は、実世界をありのままに描き、まさにマルコと同時代のイスラム世界の『東方見聞録』となった。
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4.0
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3.9怖くて誰も書けなかった、これが「暴力団の虚像と実像」! 新宿歌舞伎町の通称・ヤクザマンションに事務所を構え、西成の賭場に単独で潜り込み、ヒットマンの壮行会に列席…著者の日常はまるで“東映ヤクザ映画の世界”。警察が山口組の弱体化目的でナンバー2と3を逮捕した2010年の「頂上作戦」以降、組はますます潜行し正体が見えづらくなった。しかし「殺すぞ」などの脅迫にも怯まず15年、暴力団専門ライターとしてヤクザと寝食を共にしてきた経験がここに結実!
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-22歳でプロとなるや、数々の修羅場をハッタリとツッコミでフィルムに収め、世に“不肖”の名を轟かせた宮嶋茂樹が、カメラマン人生16年の集大成をものす。赤尾敏との知られざる交流、松田聖子に祟られた顛末、オウムとの激しい攻防戦…こりゃホンマ笑わずして読めませんでエ。
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3.5「困ったときには私に会いに来てもいい。そのときは裁判官としてできるだけのことをします」――公判中、氏名を黙秘し続けた窃盗犯に罰金刑を言いわたして。情を交えず、客観的な証拠だけに基づいて判決を下すのが裁判官の仕事。しかし彼らも人の子。重い刑を言いわたす前には大いに迷うし、法律と世間の常識のギャップに悩むこともある。葛藤を乗り越えて、自らの信条を賭して語りかけるとき、被告人の頑なな心が氷解しはじめる――。ベストセラー『爆笑お言葉集』に続く涙のお言葉集。
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3.7日本初の遺品整理専門会社を設立した著者が、創業以来9000件に上る遺品整理から得た貴重な体験をもとに、深刻になりつつある孤立死に対し、どうしたら避けられるかをわかりやすい口調で語ります。全国の「孤立死問題に対する講演会」でしか語らなかった数々の名講演も収録。非売品DVD「孤立死-気づいてもらえない死-」もコミック化して収録。老若男女すべての日本人必読の一冊!
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3.9平成20年の犯罪件数は253万3351件。被害者家族はマスコミ取材による二次被害で心の傷が癒える間もないが、実は加害者家族も凄惨な生活を強いられる。身内の犯罪を機に失職や転居を余儀なくされるだけでなく、インターネットで誹謗中傷され、写真や個人情報まで流出される。そんな過酷な現実を受け止められず、自殺する人も多い。事件への自らの非力を嘆き激しい後悔に暮れる加害者家族も多いが、そもそも身内の犯罪を未然に防ぐには限度がある。まさに他人事ではない実態を明らかにした、衝撃の一冊。
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4.4読売巨人軍の現役選手だった三十歳の夏、神宮の花火大会を見物中、突然、パニック発作に見舞われた。飛行機、新幹線に乗れなくなり、ひどい眩暈に襲われ、 わけもなく涙が出て止まらない。完全にうつ状態になり、ついには強い自殺衝動が――。そんな病との闘いを繰り返し、現在「おおむね健康」といえる心身を取り 戻しつつある。なるべく医師と薬に依存しないようにして導き出したその対処法は、「孤独と飢えを味方にする」という考えをベースに、自分と暮らしをシンプ ルにすることだった。体験者ならではのリアルかつ具体的、実践的なパニック障害克服法。
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4.6「本」の世界で起きている事件は、既に、すべて、ここに書かれていた! 電子書籍の本質、オンライン書店の変容、出版界の制度疲労、そして活字離れと少子化……いま、グーテンベルク以来の巨大な地殻変動の真っ只中で、「本」が悲鳴を上げている! 取材・執筆に丸2年、現代日本を代表するノンフィクション作家・佐野眞一が、「本」の世界を川上から川下まで《串刺し》にし、多くの出版関係者に今も強い影響を与え続ける名作、遂に電子書籍版、登場。
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3.0ヤンキー先生も偉いが、この校長は凄い! 都立足立新田高校は生徒の半分が退学してしまう荒れ果てた「指導最困難校」だった。赴任した新校長は、校内を見てア然とする。廊下には菓子パンの袋などゴミが散乱し、壁は落書きだらけ、天井は穴だらけ。校長室にいると、階上から生徒が投げ捨てる空缶の落ちる音が絶え間なく聞こえた。しかし、校長は自らを奮い立たせ改革を決意する。まずは校内美化。掃除、ペンキ塗りのため、いつもジャージ姿だったのでジャージ校長といわれた。教師の反発を尻目に、スポーツ、福祉、情報の選択科目制をとり入れ、地域やマスコミの協力を得て、やがて特色ある人気高に変えていった。教師、生徒、親とともに学校再生に賭けた5年間のドラマは、読者の感動を誘う。
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4.52006年夏、高校野球ファンのみならず日本中の人々を魅了した、早実の斎藤佑樹投手。本書は、斎藤投手の両親が、息子の誕生から現在までを振り返りつつ斎藤家の子育てを語るものです。 「普通の高校生」だった息子が、甲子園での16日間を終えたら「時の人」になっていた…。その影響は当然のごとく家族にも及び、両親は質問攻めにあいます。「どうしたらあんな息子に育つのか」 それに答えるというおこがましいことはできないけれど、息子を応援してくださる方へのせめてもの御礼のつもりで、とつづった本書。両親の言葉には「特別なことなど何もしていない」とありますが、家庭内での細やかな働きかけとゆるぎない教育方針が今の彼をつくったと実感できます。巻末には「家族4人の座談会」も収録。秘蔵写真も満載で、佑ちゃんの素顔に迫れる1冊です。
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3.7日本初の遺品整理屋・吉田太一が独特の語り口で読者に訴える、壮絶な34のエピソード!孤独死、身内の自殺、負の遺産問題…。これは決して他人事ではない。明日、誰にでも起こりうる現実の全てがここにある。巻末には「死体は語る」の著者、上野正彦氏との対談も収録。あなたの死生観はこの本できっと変わる!
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3.4その数、なんと1900万人!「第2次ベビーブーマー」「団塊ジュニア」と称される一群を含む70年代生まれ、いま20代後半から30代前半の彼らは、ひそかに「貧乏クジ世代」とも揶揄される。物心ついたらバブル景気でお祭り騒ぎ。「私も頑張れば幸せになれる」と熾烈な受験戦争を勝ち抜いてきたが、世は平成不況で就職氷河期。内向き、悲観的、無気力……“自分探し”にこだわりながら、ありのままの自分を好きになれない。「下流社会」「希望格差社会」を不安に生きる彼らを待つのは、「幸運格差社会」なのか?
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3.5「旦那への復讐」とAV出演し、撮影が終了した途端ハイソ主婦の顔に戻る女、撮影早々「話が違います」を連発する上場企業の受付嬢……。主婦から音大生から――21人の女たちが見せた変貌を、著者の体験から生々しく綴ったノンフィクション!
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3.0男からの暴力で彼女たちは何を得て、何を失ったのか、男が殴った理由を理解したのか、そしてどのように消化していったのか…… 女性の3人に1人が男性から暴力を受けているいま、自らも体験者である著者が、決して語られることのなかった彼女たちの心の奥底の叫びに迫ったルポルタージュ。
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3.5日本最強の捜査機関・検察庁。だが裏では組織的な公金横領の疑惑が! 平成14年、その問題をテレビで告発しようとしてた当時の大阪高検公安部長は突然、身内である大阪地検特捜部に逮捕される。それも、誰もが首をかしげる微罪で。併せて「悪徳検事であった」という“検察リーク”で口封じが…。著者(平成22年1月、刑期満了)が係争中に、その手口と顛末を赤裸々に告発し、法務省、検察庁を震撼させた問題の書。
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3.3私たちの脳と心は、映像や音などふだん接する“情報”によって、大きな影響を受けている。薬物を濫用すれば依存症が発生するのと同じように、“情報”によっても依存が形成され、脳と心は深刻なダメージを受けることがある。本書では、このような脳と心をあやつる“情報”を「インフォドラッグ」と呼び、その接し方・扱い方に警鐘を鳴らす。 テレビゲームはとりわけ魅力的なインフォドラッグだ。親が放っておいたら、子どもたちはほとんどの時間をゲームに費やす。なぜなら、ゲームに夢中になっているときに脳内で放出されるドーパミンの量は、覚醒剤を注射したときに匹敵するからである。脳は二十歳ごろまでかかって形成される。未成年にとっては、テレビやゲームの暴力・レイプ・殺人シーンは、覚せい剤・コカイン・マリファナと同じだけの注意が必要である。ゲーム依存やネット依存――子どもたちをこの現代病から守らねばならない。
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-「おやじ」である政治家のため、票・金集めに東奔西走。そして疑惑問題の渦中でカギを握る……。はたしてその実体は黒子か、黒幕か!~ 本書は、普段、表舞台に登場しない「議員秘書」に光をあて、政界の深い闇に斬り込む。「公設」と「私設」の違いは? どのような人が秘書となるのか? どこでどのような仕事をしているのか? 給与はどうなっているか? 政治家との関係は? などわかりにくい政治の仕組みを明らかにし、それらを踏まえたうえで、「竹下流集金システム」を独力で作り上げた鈴木宗男氏の問題や田中真紀子の秘書給与流用疑惑問題、「口利きビジネス」などの真相を探る。さらに、政局を大きく揺るがした事件から知られざる秘書の実像に迫る。「リクルート事件」や「竹下派分裂」の陰で一体何が起っていたのか? 「金庫番」として重責を担った秘書たちの壮絶なドラマを描く。もう一つの日本政治の姿を浮き彫りにする涙と笑いの永田町活劇!!
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3.6「あっ!これが死臭なのか・・・・・!!」日本初の「遺品整理のプロ」の心に深く刻まれた46の壮絶な現場。少子高齢化、遺産相続争い、恋愛のもつれ、遺族の不仲、人に知られたくない性癖・・・・。そこには、人の営みの光と影のすべてが凝縮されていました。これまでにない新しい視点と独特の語り口で、圧倒的な読後感が得られるはずです。全国の家主、不動産関係者も必読!
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-【書籍説明】 本書は、高校で世界史を教えている筆者が、60分ほどの時間で古代ローマ史を読み解けるように執筆しました。 高校の授業を少しだけ詳しくした内容であるため、基本的なことから古代ローマについて知りたいという方には最適な本と言えるでしょう。 特に、古代ローマの映画や漫画をみてその歴史的背景を知りたい方、イタリアに旅行に行くので歴史について知っておきたい方、 高校世界史の授業を復習したい方、世界史の教養を深めたい方などにはお勧めです。 1章あたり2分程度で、エピソードを楽しみながら読んでみてください。 加えて、本書を楽しむためのアドバイスを3つ書いておきます。 1つ目は、「長いカタカナの歴史用語を無理に覚えようとしない」ということです。 歴史のストーリー、つまり「そんなことがあったのかぁ!」という発見を大切にしてください。 2つ目は、「地図をみながら読んでみる」ということです。 そして3つ目は、「インターネットで建造物などを画像検索してみる」ということです。 本書に登場する地名や建造物などを地図や画像で確認するだけで、イメージがぐっと広がると思います。 さぁ、新しい歴史の世界の扉を開けましょう! 【著者紹介】 石井智憲(イシイトモノリ) 1982年、福島県生まれ 中央大学文学部史学科西洋史学専攻卒業 法政大学文学部地理学科(通信教育課程)卒業 法政大学経済学部経済学科(通信教育課程)卒業 現在は中学校・高等学校の教員として社会科・地理歴史科・公民科を担当
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-娯楽を人に求めずして自然に求めよ。軽井沢のスローガンに初期の避暑客だった外国人の考え方が色濃く出ている。明治19年宣教師の来訪で幕をあけ、尾崎行雄が恋をし、堤康次郎が巨富を築き、明仁皇太子が思い出を作った。近代化と国際化の縮図だった軽井沢で、華麗な近現代の主人公たちが綾なす歴史を発掘。
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4.0
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3.3一九九一年末のソ連邦解体後、新生ロシアは鉄の扉に覆われた秘密文書を積極的に公開した。日本関連の文書も明らかになり、秘められた真相公表が日ソ関係史の書き替えを迫っている。本書は、戦前の社会に衝撃を与えた女優・岡田嘉子の越境亡命事件、日本共産党と日本社会党のソ連資金疑惑、北方領土など日ソ交渉の舞台裏をソ連公文書を基に解明し、理想と幻想の国家・ソ連に憑かれた日本人の悲喜劇を描くノンフィクションである。
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3.0マレーシアの首都クアラルンプールに在住する華人の家族と暮らし、現地のマレー系女子高校に通った娘と、心配しつつ遠くから見守った母親との交信の記録である。異国での体験や悩みを逐次手紙で送りつづけるように約束させられた娘と、それに応える母との間には、文章を通して互いの感情が論理化され、ともに成長していく様子が描き出される。と同時に、ホームステイ先の家族とのかかわり合いについて、貴重な示唆を与えてくれる。
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3.5
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4.0あなたもツッコミ上手に! どこからでも読めれ、 しゃべりに味が出る! ーー世界最強のコミュニケーションツール「大阪弁」。標準語が基礎ならば、大阪弁は応用編。情報交換にとどまらない、ホンマの「会話」がここにある。「あかん、やられた」「やってもたー」など、日常使われている大阪弁の、本当の意味が分かりやすく身につく。一度使ってみたくなる。お得でおもろい辞典仕立てのエッセイ集。
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4.7第43回大宅壮一ノンフィクション賞(2012年)受賞作。 ベストセラー『つなみ 被災地のこども80人の作文集』を企画取材したジャーナリストが描く、7つの家族の喪失と再生の物語。平成最大の災害を、子どもたちは「書くこと」でどう乗り越えたのか?「あれから八年間の日々に」を大幅増補。 解説・細谷亮太 「あの震災後、熊本地震や北海道胆振東部地震、北関東や西日本での豪雨災害など未曾有の災害が頻発し、日本中で自然災害で厳しい体験をする人が増えている。被害後をどのように生き、どのように克服していくかは、先人の声に耳を傾けるのがふさわしい。作文を書いてくれた子たちも、取材に応じてくれた家族たちも、おそらくは心のどこかでそんな思いをもっていたことだろうと思う」 (「あとがき」より)。
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4.0「スパイ天国・日本よ、目を覚ませ」──初代内閣安全保障室長をつとめ、「危機管理」という言葉を創った男が、最後の告発! 少年時代にゾルゲ事件に関与。警察官僚として米国でスパイ研修を受け、007のように華麗にはいかないスパイ捜査や、ハニー・トラップの実態を学ぶ。国際インテリジェンス・オフィサーとして、戦中戦後の日本を見つめてきた著者の「インテリジェンスなき国家は亡びる」という遺言の書。 解説・伊藤隆 【本書で明かされた佐々淳行の“スパイ大作戦”】 ・少年時代に見た、父佐々弘雄と「ゾルゲ事件」 ・ワシントンで、CIA、FBIの秘密スパイ研修を受けた ・「ラストボロフ事件」で対ソ協力者に政界・財界の大物が ・外国人スパイを運用し、MI5に監視される ・我が友、MI6のフォーサイス ・各国諜報機関のハニー・トラップの実態 ・大物スリーパーとして瀬島龍三をマークしたが── 【本書は単行本『私を通りすぎたスパイたち』を文庫化にあたり改題したものです】
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4.0日本人の祖先は、どのようにこの列島に渡ってきたのか。この課題に徹底的な科学調査によって迫り、アフリカから日本までの「グレートジャーニー」の道筋を浮かび上がらせる。 従来の「人類の祖先は海岸沿いに移動した」という説によれば、日本人の祖先は太古、海面が低かった陸続きの時代に歩いて日本列島にやってきた、と考えられていた。この定説に疑問を抱いた、著者を中心とする「国立科学博物館人類史研究グループ」は、ユーラシア大陸全体より出土した遺跡のデータを集め、その年代と、そこより出土した人骨のDNAを、地図上に再現した。 その重層的な調査の結果見えてきたのが、日本人の祖先はユーラシア大陸の北と南、さまざまなルートをたどって日本にやってきた、という事実。そして最終的に「対馬ルート」「沖縄ルート」「北海道ルート」の三つの入り口から日本列島に到達したことが明らかになる。そのとき、対馬はすでに海峡であり、沖縄は列島であった。すなわち、最初の日本人は、歩いてではなく「航海」によってこの日本列島にやってきたのだ。 3万8000年前、われわれの祖先は、偶然の漂流によってではなく、強い意志を持った航海者として、日本列島に移住してきたのだ。 単行本が発行されたのち、著者を中心とする研究グループによってクラウドファウンディングが立ち上げられた。当時の船を手作りし、黒潮に乗って沖縄の島から島へと航海する挑戦の様子は、NHKスペシャル「人類誕生」で取り上げられ大きな話題を呼んだ。2019年夏、いよいよ台湾から与那国島への、日本人誕生を再現する航海に挑む。
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4.4アレルギーを起こすほど卵好き、お便所に三回落ちたなど、「トットちゃんより変わっていた」伝説のロシア語会議通訳、米原万里。プラハでの少女時代を共に過ごした三歳年下の妹が、名エッセイの舞台裏やさまざまな武勇伝の真相を明かす。「旅行者の朝食」「ハルヴァ」など食をめぐる美味しい話と秘蔵写真満載! 解説・福岡伸一 【目次】 卵が大好き 米原家の大食い伝説 プラハの黒パン クネードリキ ソビエト学校のキャンプ 赤いエリートの避暑地 父の料理、母の料理 大好きな写真 米原万里が詩人だったころ 職業は「踊り子」 きれいな一重まぶた 飲まない万里のまっ茶な真実 毛深い家族 わたしは料理の道へ いつも本を読んでいた 「旅行者の朝食」 あとがき 文庫版のためのあとがき 解説 福岡伸一 文庫版のための付録、その1、その2
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3.8NHK連続テレビ小説「まんぷく」モデル 波瀾万丈の自伝! 無一文から再起し、 世界初の即席めん「チキンラーメン」、 世界初のカップめん「カップヌードル」を生み出した、 日清食品創業者・安藤百福氏のがむしゃら人生。 40代になって陥った無一文の状況から、 即席めんを発明して日清食品を創業、 世界にインスタントラーメンを広めた男の一代記です。
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3.9鬼平犯科帳は永遠に!! 昨年、遂に幕を閉じたTV「鬼平犯科帳」シリーズ。 その長い歴史を振り返り、製作スタッフの貴重な証言を聞き取るファン必読の書。 28年間に渡り放送された「鬼平犯科帳」。 その人気の秘密を番組スタッフのプロデューサーから殺陣師や録音技師、美術監督などに直接インタビュー。 今の世で正統的時代劇を放送する上での、苦労話、ここだけの話、内緒の話がテンコ盛り。 さらに「オール讀物」に掲載された「鬼平」関連の記事も収録。 目次 序章 鬼平、京都へ行く 第一章 スタッフインタビュー 第二章 ドラマ『鬼平』の魅力を検証する 終章 鬼平、京都を去る
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3.8医師になることを夢見た12歳の少女が、名門病院の心臓手術で命を落とした。手術のデータは改竄され、両親に真実は伝えられなかった――。「よい医療」とは何か。患者側と医療側が互いの溝を埋めるべく歩み寄り、病院改革、医療改革の第1歩を踏み出した、試みと知見の記録。
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3.2脳についてあまり知識がなくてもわかりやすく、脳の専門家から見ても正確な内容が書かれていること――このふたつの条件を満たすべく、脳研究の最先端レポートにもかかわらず、専門用語をできるだけ使わずに脳の本質に迫った。誰もが知りたい脳の神秘を、入念な取材を積み上げスリリングで読みやすく解説した名著。
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4.2
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-あなたは自分にとって大切な人――たとえば夫や妻のことを、本当に知っていると言えますか? 著者は、38年間連れ添った夫を、癌告知からわずか12日で失います。突然の別れに混乱する中、著者の中で芽生えたのは、「夫はどんな人だったのか?」という、自責を含んだ問いでした。そうして、夫の真の姿を知るために旧知の人たちを訪ね歩き、「夫探し」の旅を始めた著者が見出した答えとは……。夫婦の在り方を問い、ベストセラーとなった名著、四半世紀の時を超えて待望の復刊です
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4.1『ルパン三世』『未来少年コナン』など数々の傑作アニメを作り、高畑勲・宮崎駿が兄貴分として慕う職人的名アニメーターによる貴重な証言録。麻薬Gメンからアニメーターになった異色のキャリアから、『太陽の王子 ホルスの大冒険』等で高畑、宮崎らと過ごした熱き日々まで──日本アニメーションを黎明期から支えた氏が語る傑作アニメ誕生の舞台裏。
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3.9同性愛は人類の歴史と同じくらい古い。「精液授与の行為」「家の贅沢品としての快楽の子」「美少年奴隷」「ペニスを癒す“稚魚”の少年」「男色処罰法」「容貌の劣るものを嫌った“童貞王”」「少年売春宿」「混ざり合うSMとBL」「男性同士の天使愛」「僧侶と稚児」「江戸時代の陰間」etc.世界中から集めたボーイズラブ仰天エピソードの数々!
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-東五郎はヤクザと交流を持つ顔役(プロデユーサー)だった。戦後は司法大臣の要請で保護司となり自民党院外団幹部としても活躍。周辺には暴力が臭う、警察との繫がりを持つ政治家と情け容赦ないヤクザがいて、ともに勢力を争って蠢く様がよく見て取れた。時は60年安保闘争。右翼・荒牧退助による官邸内での総理刺傷事件が勃発。東と荒牧、一瞬の以心伝心とは――。
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4.4粉飾決算、原子力事業の失敗、遂には看板の半導体事業も放出――超名門企業・東芝はなぜ崩壊したのか?20年に及ぶ取材から浮彫りになったのは、権力に固執し責任をとらず決断もできない、歴代トップの無様な姿だ。東芝で起きたことは、今も日本の政・官、そしてあなたの会社でも起きている。全組織人必読、衝撃のヒューマンドキュメント。
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3.8故・金正日(キムジョンイル)総書記の正男(キムジョムナム)の肉声を世界で初めてスクープした新聞記者による衝撃の記録! 2001年に初めてその存在が報じられて以来、たびたびあらわれては、その言動やファッションがディープなインパクトを残してきた金正男。“自由人”として面白ライフを満喫する北朝鮮のプリンスに隠れファンが急増した。しかしここ数年は姿を現さず、異母弟の正恩(ジョンウン)が後継者となってからは動静がめったに表には出てこない。 2004年9月25日、北京国際空港の1階ロビーで日朝協議に出席する北朝鮮代表の到着を待っていた著者は、金正男と思われる男性と遭遇し、声をかけます。後日、正男は著者をはじめ、そのとき渡された記者へメールを送信。このときから著者と正男の、あわせて150通にもおよぶメールの交換が始まった。その内容や、2回の面会など、正男の肉声が克明に記される。 「三代世襲には反対」「父上には国家元首という点を離れて、厳しいながらも情が多かった記憶しかありません」「異腹の弟正恩の成長過程は知りません」などと率直に語る正男。ホテルのエレベーターでは日本語で「お先にどうぞ」と先を譲るなど、本書を読めば知的で冷静、ユーモアのセンスにあふれた彼の実像をあまさず伝えるのみならず、正男を温存する中国の意図を著者は鋭く洞察する。 日朝関係を考える上で外すことのできない一冊。
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5.0インドの世界最大スラムで市民運動に目覚めた伊勢崎賢治は国際NGO職員として西アフリカ・シエラレオネに赴き、インフラ整備に尽力。その後十年にわたってアフリカの開発援助に携わる。二〇〇〇年代には東チモールやアフガニスタンなどで武装解除を指揮。矛盾と危険が渦巻く現場に命を賭す男の目に映るものとは。迫真の人物ノンフィクション。
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3.3世界を驚かせるニッポンのAV! アメリカやヨーロッパのハードコアポルノには日本発のジャンルがあるほどだ。 1981年の誕生以来、ニッポン人はポルノ製作にも精魂をかたむけてきた。ひたすら、斬新さ、過激さ、正直さ、そして洗練をめざす製作者と出演者たちの好奇心や情熱は、決して他の国ではまねできない。AVとは、まさに日本の文化なのだ。 製作者たちへの徹底取材で、その知られざる歴史を明らかにする。
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4.51994年10月8日、優勝をかけたシーズン最終戦。 長嶋監督が「もはや国民的行事」と語ったように、この一戦は、平均視聴率48.8%(プロ野球中継史上最高)。2010年に日本プロ野球機構が現役の監督、コーチ、選手を対象にしたアンケートで「最高の試合」部門1位だった。伝説として語り継がれる「世紀の決戦」を、今中、松井、立浪、桑田、大豊、斎藤……戦った男たちの証言でつづる。 長嶋監督は言う。 「野球のすべての面白さを凝縮した試合だった」
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4.3拒食症、おかしな日本語、帰国子女の悲劇、サッカー本田圭佑はなぜ英語が上手いのか……。元東京大学の名物教授が「英語の常識」を一刀両断! 「読み書きはできるが話せない」から脱却すべく、文部科学省は英語教育の方針を転換している。しかし、これがいかに逆効果であるか、英語教育の第一人者が具体的な事例をもとに指摘する好著!
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4.5戦後間もなくより近年まで、延々と血で血を洗う戦いを繰り広げた沖縄ヤクザ。彼らの歴史には一度たりとも平和な時代はなかった。そして民間人、警察官を含む、多数の死傷者を出した長年の抗争の末に、沖縄ヤクザは半世紀以上の時を経て富永清のもとに一つにまとまった……。誰も成し得なかった『統一』をやり遂げた男の人生を描く、実録任侠小説。
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4.0事故論の第一人者が突く、この国の「失敗の本質」。 なぜ「想定外」という免罪符がまかり通る日本になったのか。福島第一原発の事故調査・検証委員も務めた著者が、50年にわたりあらゆる被災地を歩き、見て、分析し続けた結果、得た教訓を明らかにする。広島・長崎の原爆、チェルノブイリ、スリーマイル、東海村臨界事故、阪神・淡路大震災、新潟中越地震、そして福島。これぞ事故分析のバイブルというべき一冊!
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5.01972年「赤旗」平壌特派員となった私は、大阪の定時制高校で席を並べた親友の尹元一(ユンウォニル)を訪ねた。友は「地上の楽園」で幸せに暮らしているはずだった──なぜ金日成は帰国運動を必要としたのか。書かれざる日本共産党と在日朝鮮人運動の関係とは。「突出する力作」(深田祐介氏)、「人を動かす力をそなえた作品」(立花隆氏)。明らかにされる重大事実とともに理想を信じて北へ帰った人々の悲劇を描き、満票で第30回大宅壮一ノンフィクション賞に輝いた記念碑的名作。
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4.2妄信的に攘夷運動に奔走するも幕府側につき徳川慶喜に仕えた若き日の渋沢栄一。生来の好奇心と慧眼、また人との出会いが、日本資本主義の礎を築く巨人へと成長させた。パリ万博使節団に随行し西欧の神髄を知るまでの渋沢栄一の前半生を描く。
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4.0鉄道ファン必読。JR北海道は民営化から20年、ローカル線廃止の危機に、なんと、線路でも道路でも走れるDMV(デュアル・モード・ビーグル)を開発してしまった。劣悪な経営環境のなか、フラノエクスプレスなどでリゾート列車ブームを先駆け、雪や極寒に耐える車両、乗り心地と効率の両立などなど。奇想天外のアイデアと斬新な技術を生みだした「北の車両屋」たちの奮闘を描く。
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4.0公明党と創価学会は果たして一心同体なのか。先入観を排し、取材豊富な研究者の立場から、両者の本当の関係に迫った注目の書。なぜ公明党は誕生したか。転換点となった言論出版妨害事件とは? さらには、政局の流動化と政権与党の関係、創価学会の多様化と公明党との乖離、公明党の脱「創価学会」化、創価学会と公明党の相互補完関係などなど。結党以来の歴史を紐解きながら、公明党の現状を読み解く。
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4.3「善意」と「熱意」の人々が被災地に集まる。彼らを機能させる仕組みを作らなければ! 困難を乗り切った「奇跡」のシステムとは? 災害ボランティア活動は、きれい事だけでは済まない。自治体にとって、ときには志願者が負担になることもある。そんな現実のなかで奇跡的な成功例と評された地域――。それが宮城県・石巻市だ。「石巻モデル」を支えた人たちの「決断」と「行動」明らかにする! 行政、NGO、NPO関係者必読の書!
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3.02006年トリノ冬季大会の荒川静香まで、夏季、冬季の歴代オリンピックで日本が獲得した369個の金、銀、銅メダルをめぐる苦難と栄光の歴史をひもとき、同時に、21世紀の日本人とメダルの相性を占う。オリンピックをよりいっそう、ひと味違う角度から楽しむための、異色ガイドブック。高橋尚子、古賀稔彦、谷亮子、北島康介など、歴代メダリストの偉業とそこにたどり着くまでの道程に迫る。
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4.0“ボス”や、“リーダー”という考え方はもう古い。上下ではなく、信頼でつながる“先輩”には、人も情報も自然と集まり、成果や評価も高まる。あなたも“好かれる先輩”になって、人生を大きく好転させませんか? 本書では「コミュニケーション術」「セルフコントロール術」「マネジメント術」の3つの視点から「やっていいこと」「悪いこと」を具体的に伝えます。これを知れば自然と人も情報も集まり、仕事も人生もスムーズに回り出す! ベストセラー作家が教える50の意識で働く毎日は変わる!!
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4.5今、世界は第二次世界大戦以来、最も危険な状態だと言われる。ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルとパレスチナの衝突は、なぜ起こるのか。それを深く知るには、「一神教」の知識が不可欠。本書では、同じエルサレムを聖地とするユダヤ教、キリスト教、イスラム教をめぐる約三千年を追いながら、日本人がわかりにくいと思われるポイントを整理し、質問形式でその起源や地理、歴史を西洋歴史小説の第一人者が解説する。図版満載&明快な構成で世界史入門書としても最適! 文庫版オリジナル書き下ろし「第三部第五章 ウクライナ戦争」も収録!!
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4.0両手の指9本を失いながら“七大陸最高峰単独無酸素”登頂を目指した登山家・栗城史多氏。エベレスト登頂をインターネットで生中継することを掲げ、SNS時代の寵児と称賛を受けた。しかし、8度目の挑戦となった2018年5月21日、滑落死。35歳だった。彼はなぜ凍傷で指を失ったあともエベレストに挑み続けたのか? 最後の挑戦に、登れるはずのない最難関のルートを選んだ理由は何だったのか? 滑落死は本当に事故だったのか? そして、彼は何者だったのか? 謎多き人気クライマーの心の内を、綿密な取材で解き明かした第18回開高健ノンフィクション賞受賞作!
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3.0九州で生まれ北海道の家畜診療所の獣医師となった著者。赴任した60年代、北が自然の情報発信地として注目され始め、研究者や学生の集まる場が必要となる。オホーツク海近くに家を借り“倉庫”と名づけた。倉庫には、キツネ、モモンガなど野生動物から、ユニークな人間たちも来て……。人間と同じように対等に動物とも付き合うを信条とし、旺盛な好奇心とやさしさで大自然を見つめた写真&エッセイ。
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4.4激動の犬現代史を追う――。平成、それはこの国に多くの“犬バカ”が生まれた時代――。この国の犬たちは、かつて番犬と呼ばれていた。そんな日本の犬たちが、人間社会のなかで存在感を示しはじめたのは、時代が平成になった頃のことだ。新しいペットライフの土台が整い、人間と犬をとりまく環境や価値観が大きく動いた。日本で暮らす飼い主と犬にとって、それは有史以来の大変革期といっても大げさではなかった。雑誌『Shi-Ba』の歩みとともに犬現代史の全貌に迫る。『ゼロ! 熊本市動物愛護センター10年の闘い』『動物翻訳家』の著者が平成最後の戌年に贈る、動物ノンフィクションの集大成!
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4.01923年9月1日、巨大な地震が関東を襲った。横浜刑務所の典獄・椎名通蔵はそのとき、倒壊する建物に身を置く囚人たちの安全のため、世界初の完全開放処遇を決断した。条件は一つ、24時間以内に再び戻ってくること──。彼らの帰りを信じる看守とそれに応える柿色の服を纏う者たちの厚い信頼関係と、未曽有の災害に直面してなお人間らしさを貫いた人びとの姿を描く感動のノンフィクションノベル。
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4.3主に石斧を使って古代の丸木舟や小屋を造る「縄文大工」。大航海が行われた3万年前に船を造り台湾から沖縄まで走らせた記録、工夫に溢れた住居の復元などから新たな縄文人像を探る。
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4.0天守閣に登っておしまい……ではもったいない! ●なぜ豊臣秀吉は城攻めの天才と呼ばれるのか ●本当に武田信玄は城を造らなかったのか ●なぜ織田信長は安土城を築いたのか ●城の絵図が正確無比な理由 ●なぜ難攻不落の小田原城が落ちたのか ●名城に今も残る人柱伝説……各地に残る城が、改めて教えてくれる日本人のすごさ!
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4.7ヤマト「宅急便の父」が胸に秘めていた思い。 2005年6月に亡くなったヤマト運輸元社長・小倉昌男。 「宅急便」の生みの親であり、ビジネス界不朽のロングセラー『小倉昌男 経営学』の著者として知られる名経営者は、現役引退後、私財46億円を投じて「ヤマト福祉財団」を創設、障害者福祉に晩年を捧げた。しかし、なぜ多額の私財を投じたのか、その理由は何も語られていなかった。取材を進めると、小倉は現役時代から「ある問題」で葛藤を抱え、それが福祉事業に乗り出した背景にあったことがわかってきた――。 著者は丹念な取材で、これまで全く描かれてこなかった伝説の経営者の人物像に迫った。驚きのラストまで、息をつかせない展開。 ※本書は過去に単行本版として配信された『小倉昌男 祈りと経営~ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの~』の文庫版です。
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4.0高齢化社会の将来を占う渾身ルポルタージュ。 一年中温暖、物価は日本の3~5分の1、やさしく明るい国民性、原発ゼロ、年の差婚当たり前。日本で寂しく貧しく苦しい老後を過ごすなら、いっそのことフィリピンで幸せな老後を送りたいと、日本脱出の道を選んだ高齢者たちは少なくない。はたして、老後の楽園はフィリピンにあるのだろうか。 果たして、現実は……。 恋人候補200人のナンパおじさん、19歳の妻と1歳の息子と、スラムで芋の葉を食べて暮らす元大手企業サラリーマン、東日本大震災を機に、東北から原発ゼロのフィリピンに移住した夫婦。ゴミ屋敷暮らしだった母親をセブ島に住まわせる娘、24歳年下妻とゴルフ三昧の元警察官。90歳の認知症の母親をフィリピン人メイドと介護する夫婦、「美しい島」で孤独死を選んだ元高校英語女性教師……。さまざまな「脱出老人」のジェットコースター人生を、開高健ノンフィクション賞受賞作家が、フィリピン&日本で3年間にわたり徹底取材した衝撃のノンフィクション。 「老後の幸せ」「人間の幸福感」とは何かを浮き彫りにする、話題作。 解説は、映画監督の崔洋一。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『脱出老人』の文庫版となります。
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4.8我那覇和樹を襲った、日本サッカー史上最悪の冤罪事件。沖縄出身者として初の日本代表入りを果たした彼のキャリアは、権力者の認識不足と理不尽な姿勢により暗転した。チームやリーグと争いたいわけではない。ただ、正当な医療行為が許されない状況を何とかしなければ。これは一人の選手と彼を支える人々が、日本サッカーの未来を救った苦闘の記録である。覚悟と信念が宿るノンフィクション。
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3.3中米にはびこる凶悪なギャング団「マラス」。主力メンバーは、全身にタトゥーを入れ、殺人や恐喝、麻薬取引などの犯罪に手を染めている。しかし、そこに関わる者の多くが、実はごく普通の青年だ。悪行の数々は、極貧のもと、親に守られず居場所を失い、追い詰められるなかでみつけた“生きる術”にすぎない。残虐性ばかりが強調されてきた彼らの真の姿に迫る第14回開高健ノンフィクション賞受賞作。
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4.4野球選手としては三流、監督としては二流、でもゼネラルマネージャーとしては天下無双―昭和から平成の野球界を支え続けた男、根本陸夫。広すぎる人脈と卓越した洞察力を武器に、低迷していたカープ、ライオンズ、ホークスを変革し、黄金時代を築いた。王貞治、衣笠祥雄、工藤公康らの証言をもとに、今も語り継がれる“球界の寝業師”に迫る。この一冊で日本プロ野球史の表も裏も全て分かる!
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3.5不機嫌な独裁者金正恩の思考回路はどうなっているか。国際社会とどう折り合いをつけるのか。長く北朝鮮をウォッチしてきたジャーナリストが、この国が内包する断層を描く。
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-高校野球指導歴41年。ウラも表も知り尽くした「野球博士」小倉清一郎氏は、選手の能力を一瞬で見抜く眼力、対戦相手の特徴と弱点を見抜く天才的な眼力の持ち主だった。「野球は考えるスポーツ」と断言し、横浜高校を全国屈指の名門に育て上げた。甲子園で勝つだけでなく、プロ野球界で活躍する選手も多数輩出。「小倉メモ」抜きには、日本野球は語れない。
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4.0今上陛下が自ら直接国民に訴えかけた「生前退位」問題。国民の大半が陛下のご意向に副いたいと希望しているにもかかわらず、それを阻む存在がある。それは明治に作られ、昭和戦後に改変された『皇室典範』――全5章、37条からなる法律である。この『典範』を改正しない限り、「生前退位」(譲位)はおろか、根幹である「皇位継承」すら危うくなり、すなわち遠からず「天皇」は絶える! ならば、その『典範』とは何なのか。何が書かれているのか。いつ、どのように作られたのか……。『皇室典範』とその歴史的背景を読み解き、「天皇」の将来をさぐって注目を集めた『天皇家の掟』(祥伝社新書)に大幅加筆して文庫化&同時電子化!
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4.2両親の借金、息子の白血病――数々の困難に打ちひしがれたエリート自衛官が、ロシア情報機関(GRU)に取り込まれた。金をばら撒き、自尊心をくすぐり、協力者の獲得工作を繰り広げるGRUと、警視庁公安部の攻防が始まる! 公安部内に実在する、「ウラ」と呼ばれる男たちの闘いを描く戦慄のノンフィクション!
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3.6受験生で連日賑わう、学問の神様を祀る太宰府天満宮。全ては右大臣・菅原道真への左遷人事から始まった。死後、道真はいかにして「神」になったのか?飛梅伝説が意味するものは何か?平清盛や西郷隆盛との意外な関係とは?天満宮を見つめると日本の歴史が見えてくる!
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-なぜ今、独立なのか? 現在、辺野古新基地建設で政府と対立を深める沖縄。戦後70年、"本土復帰"から43年経った今も、在日米軍基地の74%が集中する現実。沖縄において"戦争"は決して終わっていない。その現状、政府による差別の歴史、琉球国の歴史や民族独立運動、世界の独立運動などをふまえ、琉球人学者が独立の具体的な方法とその未来図を提案する。決して絵空事ではない、実現可能な政治的・経済的道筋が示される。
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4.4心的外傷後ストレス障害(PTSD)。阪神・淡路大震災は人々の心に、癒えない傷を刻み込んだ。傷つく心とは? 心のケアとは? 自らも被災しながら、精神医療活動に奔走した、ある精神科医の魂の記録。
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-大戦後作られた軍事同盟は、冷戦終結、ユーゴ紛争、ウクライナ情勢を経て変容してきた。欧州で最前線を取材する記者が追った歴史。
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4.0なぜ、地銀は消滅の危機にあるのか。人口減少やデジタル化などの外部要因から内在する問題点まで、あらゆる視点から考えていく。
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3.8台湾をめぐって米中が軍事衝突を起こすリスクが高まっている。米中双方の思惑など台湾を取り巻く情勢をわかりやすく解説する。
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-昭和8年、風雲急を告げる時代の横浜で、19歳の稲川角二は任侠に生きる決意をする。厳しい博徒修業の末、数々の出入りで名をあげた男は、その才覚を買われ35歳で熱海に一家を構える。そこにはモロッコの辰をはじめ、彼の器量と人柄に惚れた若者たちが集っていた……。のちの稲川会総裁・稲川聖城の人生を実名で描いた長編ドキュメンタリー小説。
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5.0戦後の混乱期、新旧やくざが抗争をくり広げ混迷を極めていた広島に関西の二大勢力「山口組」「本多会」が進出。兄弟の盃を交わした者同士でも闘争を余儀なくされた仁義なき街で、ひとりの男が頭角を現してきた。彼の名は山田久――。いまに続く「共政会」の草創期を支えた男の、血で血を洗う抗争の日々を実名で描いた長編ドキュメンタリー小説。
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