工藤會事件(新潮文庫)

工藤會事件(新潮文庫)

781円 (税込)

3pt

3.5

クラブ襲撃、建設事務所への発砲、見せしめとして射殺。「血の掟」で結ばれ、一般市民への攻撃を繰り返す指定暴力団・工藤會。その暴走は止まることなく、北九州市は「修羅の街」と化していた。この状況を打破するべく警察と検察はタッグを組み、全国から精鋭を集結、史上最大の頂上作戦を展開する。紆余曲折の舞台裏からトップ逮捕まで、前例のない捜査の全貌を描く圧巻のノンフィクション。

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工藤會事件(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    警察小説でよくある検察と警察の足の引っ張り合いみたいなのが、本当のことなんだなぁと実感。
    報復を恐れて被害者すら証言したくないって言う恐ろしい状態が改善されて良かったなぁ

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    福岡では一時期頻繁に報道されていた、共同謀議を根拠とした工藤会のトップの逮捕と裁判についての取ルポ。事件の経緯については時系列が前後するなど読みずらいなど構成に難ありと感じたが、全体的には読みやすく、事件全体をよく理解できた。

    頂上作戦の起点となった梶原射殺事件。新聞やテレビではでは、港湾利権をも

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    村山治『工藤會事件』新潮文庫。

    北九州を修羅の街に変貌させた日本最凶の暴力団と警察・検察との闘いを描いたノンフィクション。『第11章 工藤會事件のその後』を書き下ろしで追加。

    極めて淡々とテロ組織と化した指定暴力団の凶行と警察と検察の頂上作戦の状況が綴られる。


    暴力団追放を図るクラブの襲撃、

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    事実を大切にしたとても誠実な内容。淡々とした語りの中でも際立つ工藤會の言動や脅し。
    逮捕までの紆余曲折も面白いが、個人的に法廷での主張のぶつかり合いが見所
    印象的なワード「金の切れ目は、射殺」

    0
    2025年01月15日

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