子供の死を祈る親たち(新潮文庫)

子供の死を祈る親たち(新潮文庫)

小説・文芸
781円 (税込)

3pt

親子間の溝はますます深くなっている。自室に籠もり、自殺すると脅して親を操るようになった息子。中学時代、母親の不用意な一言から人生を狂わせ、やがて覚醒剤から抜け出せなくなった娘。刃物を振り回し、毎月30万も浪費するひきこもりを作ったのは、親の強烈な学歴信仰だった……。数々の実例からどのような子育てが子供の心を潰すのかを徹底的に探る。現代日本の抱える病巣を抉る一冊。

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子供の死を祈る親たち(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    エピソードはびっくりしながらサクサクと読めました。現代の精神医療の問題点に言及していて、
    わたしも医療者として経験してきた問題を明らかにしてくれます。
    また、子育てのヒントも詰まっている一冊でした

    0
    2025年01月31日

    Posted by ブクログ

    かなり重いです。読んでとてもためになる内容だと確信していますが、あまりにも辛くて2回は読めないかな…と思いました。

    これから親になる人、家族関係について悩んでいる人、自分は幸せな家庭を築けると信じている人などできるだけ色々な人にワンエピソードだけでも良いから!読んでいただきたいです。お願いです。

    0
    2023年01月09日

    Posted by ブクログ

    心が壊れてしまい、親への復讐や無心にはしる子供のモデルケースの紹介は前作と同じであるが、前作よりは登場人物達に希望の光が見えた。

    0
    2021年06月12日

    Posted by ブクログ

    著者は、精神障害者移送サービスという聞き慣れない仕事を営む。彼は、引きこもり・家庭内暴力など、家族では抱えきれなくなった子供を精神病院に移送し、その後の患者の自立あるいは親からの独立まで向き合っている。複数のモデル事例を仮名で紹介したのち、福祉政策も提言。現場の声は重い。

    0
    2017年04月09日

    Posted by ブクログ

    所得の高い低いに関係なく、お金に固執した子育てをしない。ご飯は皿に盛る/一緒に食べる、だけでもいいから「手作り感」のある子育てを。大人の希望通りの能力が備わっていると思わない。風通しのよい家庭。親以外の大人とも関わりを。反抗期があるのはいいこと。子育てに悩んだら、まずは親の育ち方に疑問を持つ。成績は上にも下にも飛び出さなくていい。人との関わりや、生きる力や意欲を大切に。

    0
    2024年05月17日

    Posted by ブクログ

    子供を殺してくださいという親たちが良かったのでこちらも読んでみた。前作同様、こういった世界も現実にあるということを教えてくれる一冊。

    0
    2021年02月20日

    Posted by ブクログ

    「『子供を殺してください』という親たち」を読む前にこちらを読んでしまった。

    引きこもりの子供を親が殺した
    精神疾患を疑われる子供を監禁した親が逮捕された
    家庭内暴力がひどい子供と無理心中した親
    親兄弟、家族を皆殺しにした子供
    など…

    最近のニュースでもよく報じられている。

    著者の押川剛さんはそんな引きこもりや立てこもりの子供たちを保護し、病院や施設に移送する「精神障害者移送サービス」を立ち上げ自立・更生支援にも関わっている方。

    この本では6つのケースが取り上げられている
    DVで奴隷化した家族
    ゴミ屋敷と化した家
    ひたすら「金」を無心する子供
    精神的に病み、ひきこもってしまった子供
    など…

    どのケースも本当に読むのがつらく思うほど
    読んでいる私が思うぐらいだから、実際に関わった押川さんは、それ以上に、親や子供たち、行政などに歯がゆい思いをしつつ、つらい思いを感じつつ、それでもどうにかしたいと関わってきたのだろうな…

    子供にちゃんと向き合わない親
    自分の価値観を押し付ける親
    そして「いい子」であろうと無理をする子供
    反抗期のない子供
    「お金」主義の子育て
    過干渉の親、無関心な親

    引きこもりやたてこもりなどの多くに「家族の問題」が関わっているという。

    これを読んで「うちには関係ないよ」
    なんて言える人っているんだろうか…

    子育てに正解も不正解もない
    「うちはちゃんと子供に向き合ってるから」
    なんて自信をもって言える親は少ないのではないだろうか?

    「座敷牢」と今の「引きこもり」や「立てこもり」は似ている
    家族以外に「恥ずかしいもの」を見せないようにした座敷牢
    自ら家族とのコミュニケーションを断ち、その空間でしか生きられない「引きこもり」「立てこもり」

    事件が起きてニュースになると「引きこもり」「立てこもり」の子供が悪いっていう意見も多い。かばう気もないけど子供だけの問題じゃない。これは家族全体の問題。子供が家族にSOSを出しているのに家族が気が付かないふり、見ないふりをしているんじゃないかな…

    私は子供を育ててことがないから説得力がないかもだけど、時々心配になるような親子を見たりする。

    この本が著す親子関係の問題は、今の日本、今の人間社会が抱える病巣…なのかもしれない。

    0
    2020年08月29日

    Posted by ブクログ

    親子間の溝はますます深くなっている。自室に籠もり、自殺すると脅して親を操るようになった息子。中学時代、母親の不用意な一言から人生を狂わせ、やがて覚醒剤から抜け出せなくなった娘。刃物を振り回し、毎月30万も浪費するひきこもりを作ったのは、親の強烈な学歴信仰だった…。数々の実例からどのような子育てが子供の心を潰すのかを徹底的に探る。現代日本の抱える病巣を抉る一冊。

    ここまでこじらせてしまうと、医療につなげるのは命がけである。警察ほどでなくても、ある程度の「力」をもった「組織」がかかわった方がよいと思う。

    0
    2018年10月04日

    購入済み

    使い捨て家族

    依頼者の家族を説得する著者を動画で見た。
    罵声と怒号が飛び交う非常に危機迫った状況で、やがて、その青年は従い、入院して行った。
    人として生きる、という重要なテーマをこの本は語り、家族の歪みの恐ろしさに言及している。

    0
    2018年08月07日

    Posted by ブクログ

    今回はかなりドキュメンタリーな部分が多くて良かったですよ! 著者の描写力が的確だからでしょうか、問題のある家族がリアルに浮き彫りになって僕の脳内に浮かび上がってきました…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    でもまあ、後半になるにつれ、今の精神医療の問題点などを挙げていくのですけれども、あまり興味のない者からしたらやや退屈に感じましたねぇ…これは前著でも言えることですが。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、それでも! 「お金に重きを置いた子育て」は失敗する、とした著者の意見には僕も賛同ですねぇ…。大金を稼ぐことがイイこと! なのは分かりますけれども、それだけじゃないでしょ、ってところに子供を導かないと…大人になった時、うまく社会に適応できない人になっちゃうんですねぇ…。

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    0
    2017年12月30日

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