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Posted by ブクログ
タイトルにひかれて購入。
米原万里のエッセイみたいな通訳よもやま話も好きだったし、戦後史を通訳の目で見たらどうなるのか気になった。
タイトル通りだったのは全体の5分の1ほどで、あとは作者の自伝や英語教育の話が続く。
すごくエネルギッシュで向学心のあるかたで感心したが、英語は努力次第、通訳には適性のようなものもある、との言に、さらには家庭の環境次第だとも私は思ってしまった。
私が著者をもともとあまり知らなかったのも原因かも。
アポロ着陸のあのセリフの舞台裏や、メディアの発達によって現れた同時通訳という技術、黎明期の通訳パイオニアたちのそこに至るまでの道のりは楽しく読んだ。
特に國弘さんはキャラクターが際立っていて楽しかった。
西山さんとライシャワーの関係など60年代の物語をもっと読んでみたかった。
AI翻訳など新たな局面を迎えて通訳翻訳世界がどうかわるか、今後も言葉の未来に興味がある。通訳の世界では、なによりコミュニケーションというナマモノを扱う点では、まだまだ人間の仕事として続く気もする。
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