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トウ小平が敷いた中国の改革開放路線がはじまり30年。中国はGDPでアメリカに次ぐ世界第2位、巨大な貧富の格差がある社会になった。文革以降も重きをなす保守派と経済開放、民主化を急ぐ改革派、その狭間で自らの権力を維持しつつ、トウ小平はどのように決断していったのか? 毛沢東死去、天安門事件、南巡講話など、中国の現代へと至るトウ小平決断のポイントを、産経新聞中国総局長(当時)・伊藤正氏が内外の資料を駆使して活写。
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Posted by ブクログ
元産経新聞中国総局長による鄧小平伝。主に文化大革命と天安門事件、そして彼の死後の記述が主で、彼の伝記ではない。 この本を読む限りでは、彼は中国における一党独裁をあくまでも「過渡期」の形態と考えていたように思われた。
中国の経済発展を導いた鄧小平の生き方を、著者が当時記者として現場で経験したことや多方面の史料をもとに、舞台裏から生々しく描いている。1989年の天安門事件では、経済の開放発展と政治の自由を完全に区別して考えていたことや、南巡講話での政治手法などが理解できる。後半の文化大革命の部では、失脚して下放労働...続きを読むとなったあとに復権し、その後再度失脚する数年間の歴史となっている。毛沢東との関係や当時の心情が巧に表現されている。中国を発展に導こうと強い一貫した信念を持っていたことが印象的だが、中国の政治闘争の中で3度失脚して復活する強さには驚かされる。
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