今西祐行の作品一覧

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2021/10/28更新

ユーザーレビュー

  • 肥後の石工

    これは児童文学ではありません

    50年前に児童文学として初読し、今回ひょんな事からこの本に再会しました。今、時代小説の熱狂的ファンなのはこの本がきっかけだったと感じます。すばらしい時代小説です。感動しました。
  • 一つの花 ヒロシマの歌
    ヒロシマの歌 をこれとは別の短編集に載っているもので読んだ。

    突如日常の中に投げ込まれた原爆。その爪痕を残したまま過ぎてゆく日々へのやるせなさと未来への希望。
  • 肥後の石工
    司書に課された必読書の中でなかなか手が出せないでいましたが、外出先での待ち時間に読むために文庫本を、と持って出かけたのがよかった。

    長崎の眼鏡橋、皇居の二重橋を見たとき、架けた人たちのことまで考えが及ぶことはありませんでしたが、また見る機会があれば、また見る目が変わりそうです。

    高学年からおすす...続きを読む
  • 肥後の石工
    自分の意思と関係なく命を救われた三五郎、
    救われず死んでいった弟子たち、
    生きるために人斬りをしてきた徳之島の仁、
    理不尽に父親を殺されたこじきの子どもたち、吉とお里。
    
    あまりに悲惨な運命が重なり合いながら、肥後国での橋造りが始まります。
    希望なのか罪滅ぼしなのか分からない。故郷で白い目で...続きを読む
  • 肥後の石工
    実在の人物に架空の人物を織り交ぜた時代小説。
    江戸時代は、百姓や下々の命を何とも思わない武士に支配されている事がよくえがかれていました。
    それにしても岩永さんが居たから、これだけの橋が伝えられてきたんですよね。
    生きていてくれて良かった。
    作者も書いている通り、ちょっとしたことで運命が変わること、あ...続きを読む

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