歴史・時代小説ランキング(週間)

  • 三河雑兵心得 : 18 退き口仁義
    値引きあり
    1位
    天下分け目の戦いは大勢を決し西軍が総崩れとなる中、島津隊があろうことか家康本陣へ突進。鼻先をかすめて走り去った「敵中突破」に激怒した家康は島津義弘の首を獲ってくるよう茂兵衛らに厳命する。だが薩摩武士の凄まじき「捨て身戦法」に大苦戦し、勇猛な本多平八郎や井伊直政までもが負傷。そして追撃戦の疲れも抜けぬ茂兵衛にまたも殿の厳命が。「官位をやるから大坂城に居座る毛利家と直談判してなんとしても追い出してこい」。いやそんな無茶な!? 戦国足軽出世物語、まこと大出世の第十八弾!
  • イクサガミ 神
    2位
    戦え。もう一度生きるために。 蠱毒〔デスゲーム〕が終わる。 残り九人――。 堂々の最終巻! 〈あらすじ〉 最終決戦、開幕。 東京は瞬く間に地獄絵図に染まった。 血と慟哭にまみれる都心の一角で双葉は京八流の仇敵、幻刀斎に出くわしてしまった。 一方の愁二郎は当代最強の剣士と相まみえることに――。 戦う者の矜持を懸けた「蠱毒」がとうとう終わる。 八人の化物と、少女一人。生き残るのは誰だ。 【文庫書下ろし】
  • 坂の上の雲(八)
    3位
    「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」。明治三十八年五月二十七日早朝、日本海の朝靄の中にロシア帝国の威信をかけたバルチック大艦隊がついにその姿を現わした。国家の命運を背負って戦艦三笠を先頭に迎撃に向かう連合艦隊。大海戦の火ぶたが今まさに切られようとしている。感動の完結篇。
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続
    4位
    洒落た一品をそろえる袋物屋〈三島屋〉の次男坊・富次郎は、いっぷう変わった百物語の聞き手を務めている。「黒白の間」で語られた怪談は、決して外には漏らされない――。初代聞き手のおちかのお産が迫り、てんやわんやの三島屋を、土の匂いをまとった女が訪れた。「うりんぼ様」と呼ばれる不動明王像を連れ込んで語られたのは、行くあてのない女たちの話だった。短編「面影鬼」を特別収録した、宮部みゆき流の人情怪談!
  • 合本 翔ぶが如く(一)~(十)【文春e-Books】
    5位
    司馬遼太郎畢生の大長編、全十巻合本版。 西郷隆盛と大久保利通。ともに薩摩藩の下級藩士の家に生まれ、幼い時分から机を並べ、水魚の交わりを結んだ二人は、長じて明治維新の立役者となった。しかし維新とともに出発した新政府は内外に深刻な問題を抱え、絶えず分裂の危機を孕んでいた。明治六年、長い間くすぶり続けていた不満が爆発。西郷は自ら主唱した“征韓論”をめぐって大久保と鋭く対立する。それはやがて国の存亡を賭けた抗争にまで沸騰してゆく――。西郷と大久保、この二人の傑人を中心軸に、幕末維新から西南戦争までの激動を不世出の作家が活写する。
  • 魔食 味見方同心(六) 恐ろしき究極の魔味
    続巻入荷
    6位
    「魔味」を追い求める魔食会。関わる事件を解決してきた魚之進は魔食に出会えるか。書下ろし時代小説シリーズ「魔食篇」ついに完結!  魔食会の一員であり、大商人で旗本の織豊川超蔵が、ついに魔食の有力候補を見つけ、室町の料亭百川で試食会を提案してきた。甘味、塩味、苦味、辛味、そして旨味という五つの味覚とはまったく別の、いままで誰も味わったことのない味、それが魔味であり、その魔味を使った料理こそが魔食なのである。これまでもさまざまな食べものが魔食候補として挙がった。命がけのクジラの活きづくり、コウモリが集めた蜜の味、この国にはいないゾウの煮物、顔を造り変えた美女オコゼなど。だが、いずれも奇抜な見た目や面白い着想の料理ではあったが、いままでにない魔味ではなかった。しかし今回は、魔味とは呪いがかけられている料理ではないかと織豊川は言っているらしい。魚之進は試食会に招かれた奉行の筒井和泉守の従者としてついていくことになった。そして、呪われた料理とは甲羅が落ち武者の顔をした「平家蟹」ではないかとの情報も仕入れていた。試食会当日、百川の大広間に出てきた呪いの料理の正体とは!?
  • はぐれ又兵衛例繰控 : 13 金神七殺
    値引きあり
    7位
    1~13巻 363~836円 (税込)
    方位の神とされる〝金神〟。その凶方位を犯すと、当人のみならず周囲の者にも災いが降りかかるという。手相見から凶方位を告げられた又兵衛は一笑に付すが、一年前に忠告を無視した仏師が殺された一件を聞き、興味を抱く。調べをすすめるか迷った又兵衛だが、この殺しを皮切りに数々の凶事が起きていたことを知り──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第十三弾!
  • 追善 死の舞 密命(十三)決定版
    続巻入荷
    8位
    旗本屋敷が次々と焼け落ちる怪異を探索せよ 江戸の旗本屋敷から出火、当主と後継ぎの斬殺事件が続く。亡き師の追善法要に心を砕く金杉惣三郎に南町奉行・大岡から非情な密命が。
  • お葉の医心帖 ゆらめきの紫陽花
    続巻入荷
    9位
    思いを寄せていた林二郎が、師と仰ぐ道庵にとって因縁の相手の息子だったと知り、動揺するお葉。忘れることを決意し、日々の仕事に励む中で、患者を通して、道庵の弟子であることが彼に伝わってしまい……。
  • 銀嶺のかなた(三) みやびの楯
    10位
    1~3巻 1,900~2,600円 (税込)
    第一人者による加賀前田家三代の決定版! 覇者となった徳川家から加賀藩前田家100万石を守り抜け! 戦国時代の勇将としてNHK大河「豊臣兄弟!」でも話題となっている、前田利家の跡を継ぎ、加賀藩主となった前田利長、さらに三代目を継いだ前田利常が本書の主人公。巨大な加賀国の領主として、豊臣家と石田三成が率いる豊臣家と徳川家が争う関ケ原の戦いを前に、利常は理想の国家づくりをめざす家康に与し、大坂の陣でも多大な犠牲者を出しながら、徳川家の勝利に貢献。外様大名としてはほかに類を見ない120万石を拝領する。 しかし、家康の跡を継いで二代目将軍となった秀忠は、もともとは秀吉の盟友であり、五大老のひとりにも任じられた前田家に対し、疑心の目をどうしてもぬぐえない。鉱山開発や城下町整備により、国元の安定を目指す利長は若くして弟の利常に金沢を託し、自身は隠居となる。それでも、隙あらば前田家を取り潰そうと策略をめぐらす秀忠は、互いに忍びを使った調略や情報戦の末、毒殺の魔の手を密かに差し向け……。 前田家を守り抜くために伝家の宝刀として、後事を託された利常が選び取ったのは、第三の勢力、天皇家と手を結ぶことだった。この「みやびの楯」作戦で、徳川家からの刃を受け止めることは果たしてできるのか――これまで数多くの戦国歴史小説の名作を著してきた安部龍太郎が、直木賞受賞作『等伯』と同じ北陸を舞台として描き、作家人生の到達点ともいえる「加賀前田家三代」の決定版。著者が心血を注いだ一大巨編がついに完結!
  • 旅立ノ朝 居眠り磐音(五十一)決定版
    11位
    関前での別れ、そして――。堂々の完結! 父・正睦の病状を案じた磐音一家は、故郷の豊後関前藩への里帰りを果たす。そこでは、藩の行く末を揺るがす事態が進行していて……。
  • 素浪人稼業【八】銭十文
    12位
    「お父っつあんを捜して欲しい」 矢吹平八郎が住む地蔵長屋の隣に越してきた少女・おちよが頭を下げた。病の母親と小さな弟を抱えながら必死で働いて貯めた十文を差し出してきた。 そんな健気なおちよのために一肌脱ぐことにした平八郎。突然、失踪した父親の幸助は仕事が終わると酒も飲まずに真っ直ぐ家に帰るような家族想い。 ただ腕の良い錠前職人と聞き、きな臭さを感じた。というのも、最近巷で話題の凶悪非道な盗賊夜狐の藤吉一味は、易々と錠前破りをするという。 かかわりあるかもしれないと睨んだ平八郎は、盗賊一味を調べ始める。果たして優しい父親に裏の貌はあるのか? 情に厚い素浪人・平八郎、勢いで盗賊退治にまで乗り出すが、少女との約束を果たせるか!?︎
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十四) 特別長篇 誘拐
    13位
    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。 火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。 中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた作品で、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。 2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。 おまさは、昔の仲間・お糸を茶店で見かける(「女密偵女賊」)。火盗改メの役宅にきた新しい[まわりの髪結い]、その名を五郎蔵といった(「ふたり五郎蔵」)。荒神のお夏はおまさへの思いを断ち切れずに……未完となった最後の作品「誘拐」。 「鬼平」全3編と尾崎秀樹「池波正太郎の文学」、さらに秋山忠彌「平蔵の好きな食べもの屋」、「ふたり五郎蔵」の池波正太郎による挿画を新たに収録した、決定版シリーズ最終巻!
  • 闇医者おゑん秘録帖 残陽の廓
    14位
    「日本歴史時代作家協会賞」受賞の人気シリーズ第3弾、待望の文庫化! 数千の男女が蠢き、夥しい金が動く。 幻の花が咲く街・吉原。 遊女たちの命を次々に奪う病の正体は!? おゑんは、複雑な事情を抱える女たちを診ることを生業とする闇医者だ。 吉原の廓・美濃屋で花魁の安芸を診察した帰り、甲三郎と名乗る謎めいた男がおゑんに声をかけてくる。美濃屋の主・久五郎と吉原の惣名主である平左衛門のもとにいざなわれたおゑんは、3日前に倒れた遊女・春駒を診て欲しいと二人に頼まれる。 しかし、これまでおゑんが見たこともない症状で病み窶れている春駒は、治療も虚しく命を落としてしまう。平左衛門によると、最近、同様に亡くなった遊女は春駒で3人目だという――。
  • 小人目付 源蔵 本丸 目付部屋16
    15位
    幕府直轄領の府中で、百姓が「一揆」の相談? 目付たちの内密探索! 幕領での一揆前兆に緘口令。 だが、大名の間で噂が立つ。 噂は幕府を揺るがすか⋯⋯、それとも代官頭への嫉みか。 一揆への代官頭の温情対処。 小人目付の平脇源蔵は信濃への検視の帰途、府中宿の飯屋で一揆の相談をしているとしか思えぬ百姓たちを目にする。府中は幕府の直轄領なので江戸に戻りすぐに目付筆頭の妹尾十左衛門に報告する。ところが、幕領故一切他言ならずのはずが、大名たちが騒いでいるという。調べると全く別の話だったのだが、関東代官頭の伊奈家への嫉みが絡み、話が錯綜する。はたして一揆は?
  • 楽毅(四)
    16位
    ついに中山国は滅亡した。祖国を失った楽毅は趙の主父から仕官の誘いを受けたが、折しも王位の継承をめぐり趙では内戦が勃発。主父は無惨にも餓死に追い込まれた。諸国を転々とし雌伏のときを過ごしていた楽毅の前途に光明がさす。楽毅の将才を高く評価する燕の昭王が三顧の礼で迎え、大望を託そうとしていた……。三国志の諸葛孔明、劉邦らを魅了してやまなかった名将を描く歴史巨編。
  • 上月城忠義 北近江合戦心得〈七〉
    値引きあり
    17位
    豊臣兄弟の成り上がりを元浅井視点で描く! 「打倒毛利の要諦は一点突破よ」。 西の要地にある上月城を調略したい秀吉。義を重んじ寝返りを拒む城主・赤松政範を与一郎は好ましく思うも、秀吉は容赦なく兵一万五千を上月城に向ける。 双璧の軍師、黒田官兵衛と竹中半兵衛が指揮したのは、宇喜多の援軍が来ないうちに片をつけんとする電撃戦。与一郎一家は、怨敵毛利へ復讐の炎を燃やす尼子党と共に先陣を任される。そんな中、人材不足に悩む与一郎は、秀吉とある取引をするが……。舞い散る雪、苦手な野戦、そして節度ある実弟・秀長を欠いた秀吉が下す非情な命令。どうする、与一郎! 豊臣兄弟の成り上がりを元浅井家臣の視点で描く、人気戦国シリーズ第七弾!
  • 三国志の英傑たち
    18位
    三国志は、紀元二世紀末から三世紀にかけて、後漢の末期から晋王朝ができるまでの約百年間を舞台に、そこに群雄割拠した実在の英傑たちの歴史であり、同時に歴史物語である。幾多の男たちが、それぞれの夢を追い求め、やがて死んでいく滅びの物語にファンは多い。この本では、乱世を生きた英傑たちの姿や魅力を、ぼくなりの見方を加えながら語っていきたい―。北方謙三が語る『三国志』の醍醐味を纏めた待望の一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 猫追い 古道具屋 皆塵堂
    NEW
    19位
    皆塵堂の看板猫、鮪助の縄張り調査を頼まれたのは元遊び人の茂蔵。しかし、なにも起こらないはずがないのが、皆塵堂のお約束ってもの。傍若無”猫”の鮪助のゆく先々で起こる事件に、今回ばかりはお手上げか?
  • 署長シンドローム
    値引きあり
    20位
    周囲から「変人」と言われながらも、数々の難事件を解決に導いてきた大森署署長の竜崎伸也。 そんな『隠蔽捜査』でおなじみの竜崎が大森署を去り、後任として、キャリアの藍本小百合がやってきた。 ある日、管轄内の羽田沖海上にて、武器と麻薬の密輸取引が行われるという知らせが入るーー新署長の手腕や、如何に?
  • 旗本遊俠伝 : 3 悪党達の宴
    値引きあり
    21位
    黒子屋長兵衛の仕切る賭場で壺振り役を務める〝角松〟こと角樽の松五郎。長兵衛の息子・長太郎と組んでいかさまを働いたため、親分の勘気を蒙り旅に出されたが、勇之助の取りなしで江戸に戻され、宝城邸で下働きをすることに。元来は誠実な人柄であることを知った勇之助は、母親との再会を望む角松の願いを叶えようとするが、黒子屋の義理絡みで思わぬ騒動に巻き込まれ──。最強の旗本快男児の活躍を描く、痛快シリーズ第三弾!!
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ
    22位
    日本アカデミー賞最優秀脚本賞など数々の名誉に輝いた大ヒット映画の続編原作小説が文庫化! 前作では、巨悪の老中による5日以内に江戸へ参勤せよという難題を乗り越えた東北の弱小藩の面々に、帰りは2日で戻れとの命が下る。さらに江戸城天守の再建という途方もない沙汰まで加わり絶体絶命の窮地に陥る。知恵と勇気と馬力を武器に、奮闘する貧乏藩主とその藩士たちの運命はいかに?9月に公開決定の映画版原作。
  • 北条氏康 巨星墜落篇
    23位
    1~5巻 1,760~2,090円 (税込)
    【富樫倫太郎の北条サーガ】氏康シリーズ第5巻 氏政に家督を譲ったものの、長尾景虎の猛攻に氏康は気の休まる時がない。 危うい局面を武田信玄との同盟で凌いできたが、西から新たな危難が迫る…… 北条三代目の物語もいよいよ大団円!
  • 天璋院篤姫(下)
    24位
    家定亡きあと、天璋院となった篤姫は、時代の流れの中で、江戸城大奥の総帥として、3000人の大奥の女たちを統べて、その最期に立ち会う……。2008年NHK大河ドラマ「篤姫」原作。
  • 鬼平犯科帳(二十四)
    25位
    風が鳴った。平蔵は愛刀の鯉口を切る。雪か? 闇の中に刃と刃が噛み合って火花が散った──。 著者の逝去によって「鬼平」シリーズ最終作品となった未完の長篇〈誘拐〉。そのほか、おまさ・お熊が活躍し、平蔵の腹違いの妹・お園の婚礼も登場する女づくしの「女密偵女賊」。おまさの亭主と同名の五郎蔵が役宅の髪結いに。緊張感あふれるなかにも、どこかユーモラスな「ふたり五郎蔵」を収録。また一巻目から読み返したくなる、充実の最終巻!
  • 戦国武将伝 西日本編
    26位
    47都道府県×1武将! 若き日の松永久秀が抱いた淡き想い、鉄砲巧者の兄弟への謀将・宇喜多直家からの依頼、秀吉から四杯目を所望された石田三成の決断、剣豪として知られる北畠具教の最期の闘い、加藤清正と小姓たちの押し問答の真相、改易された立花宗茂と家臣たちの絆……。近畿・中国・四国・九州地方の各都道府県で戦国武将を一人取り上げ、史料に遺された一文から掌編を紡ぎ出す“驚天動地”の衝撃作。待望の文庫化。
  • 戦国武将伝 東日本編
    27位
    47都道府県×1武将! 汁かけ飯の逸話で後継者失格とされていた北条氏政の逆襲、水軍を率いて海を渡った里見義弘の秘めたる想い、桶狭間へと向かう今川義元が森の中で見たもの、城で百匹の犬を飼う太田資正の真意、武田家滅亡時に真田信幸が抱いた決意……。北海道・東北・関東・中部地方の各都道府県で戦国武将を一人取り上げ、史料に遺された一文から掌編を紡ぎ出す“前代未聞”の挑戦作。待望の文庫化!
  • 新 本所おけら長屋(五)
    28位
    しがらみこそが、人情!? 律儀で真面目な手代が惚れたのは、元罪人の女。 だが、恩ある主人の娘との縁談が持ち上がり――。 けらけら笑えて、涙ぽろぽろ。 人情時代小説第五弾! 羽織紐を扱う商家の手代・仁吉に、主人の娘との縁談が。孤児の自分を育ててくれた主人に大恩のある仁吉だが、心に決めたひとがいた。かつて美人局をするも改心し、今は仕出し屋で働くお知恵だ。 腕に罪人の入れ墨があるお知恵は、仁吉の将来を考え、身を引こうとする。 苦悩する二人を見て、おけら長屋の面々は一計を案じ……「しがらみ」。 温かな人情が沁みる四編収録。
  • さらさら鰹茶漬け 居酒屋ぜんや
    完結
    29位
    夏の暑い盛り、往来を歩いていた只次郎は、いきなり倒れた少女を介抱した。少女の名は、お花。痩せた体と歳に似あわぬ拙い言葉に、只次郎は虐待を疑うが……。少女を救うため、奔走する只次郎。一方、結ばれたはずのお妙との仲は、どこかぎこちなくて!? やがて、ついにお妙の両親と良人を殺した黒幕と対峙することに……! 只次郎とお妙は過去と今の苦難を乗り越え、幸せを掴むことはできるのか。温かい林檎煮、納豆、アカエイの刺身に、心温まる鰹茶漬け。彩り豊かな料理が心を救う、傑作人情時代小説、最終巻!
  • 見えるか保己一
    30位
    江戸時代、国内最大の叢書『群書類従』の編纂に生涯を懸けた、全盲の学者・塙保己一。盲人とは思えぬ前代未聞の偉業の傍らに常にあったのは、目明き――妻、学者仲間、門弟らとの、すれ違いだった。 “天才・塙保己一”の目に映っていたのは、絶望か希望か、それとも――。「あのお方は、我々には見えぬものまで見えているのさ」
  • 流人道中記(合本)
    31位
    累計50万部突破! 『一路』『壬生義士伝』の浅田次郎が贈る、新たなる国民的時代小説。 万延元年(1860年)。姦通の罪を犯したという旗本・青山玄蕃に、奉行所は青山家の所領安堵と引き替えに切腹を言い渡す。だがこの男の答えは一つ。 「痛えからいやだ」 玄蕃には蝦夷松前藩への流罪判決が下り、押送人に選ばれた一九歳の見習与力・石川乙次郎とともに、奥州街道を北へと歩む。口も態度も悪い玄蕃だが、道中で行き会う抜き差しならぬ事情を抱えた人々を、決して見捨てぬ心意気があった。この男、仏か、罪人か?
  • 蜜謀 かがり淫法帖
    続巻入荷
    32位
    双子の兄の急逝により身代わりで小田浜藩主となった小弥太は、参勤交代で江戸藩邸へ移る。 束の間の自由に浮かれ、旗本・伊佐徳之進に誘われるまま、遊女として売られる娘たちの“品定め役”に関わってしまう。 だが、女忍びで側室でもあるかがりは異変を察し、娘に化けて自身も蔵へ潜入していた。そこで二人が目撃したものとは……。 華やかな表向きの裏側で、密かに行われるおぞましき所業。無知ゆえの享楽に溺れていた小弥太は衝撃を受け、かがりの秘術の協力を得て、人身売買とその黒幕に迫っていく。 守られる側だった若き藩主は、やがて自ら守る者へ。欲望と権力が渦巻く江戸の闇の中で、小弥太は娘たちを救えるのか――。睦月淫法帖の真骨頂、第二弾!!
  • 森羅記 二 揺籃の塵
    33位
    クビライ、ついに大モンゴル国の帝に。さらなる脅威に鎌倉幕府は、いかに立ち向かうのか・・・・・・。蒙古襲来を描いた歴史巨編、堂々第二巻!! 九州から珍島への海路にあってタケルは自分が何者なのか、わからなかった。今は礼忠館の命令のまま米を運ぶ船隊の指揮官で、時には速頻路に所属する水師としてモンゴル軍の兵站輸送に手を貸し、もとより松浦水軍の船頭のひとりだ。しかし、そこに自分の意思がない。佐志家の満子を陸奥の得宗被官・木作繁安と争い、何度も海を往復しても、どこかあてどないのだ。「ただ日本人だと思え」と言われたことがある。このあてどなさは、日本の現状に通じるものなのだろうか。モンゴル国の第四代皇帝モンケは完全無欠な帝を目指し、性急に領土を拡大しようと、高麗侵攻開始と期を同じくして弟のクビライに南宋攻略を命じていた。偉大なる祖父・チンギスが未踏の地を治めることこそが自らの使命だと言わんばかりに。劣勢の高麗では、波瀬一族が一途な思いを抱き懸命に珍島を守り、ひとときの安堵を獲得。残虐とも言えるモンゴル軍の脅威を察知してか、鎌倉の北条時頼は、駿馬を集め、船を造り、水軍を調練し・・・・・・様々な動きを生むことで、日本をひとつにしようとしていた。幼い我が子・時宗を苛烈な態度で遠ざけながら――。廓大と紕いの第二巻!!
  • 水滸伝 十九 旌旗の章
    34位
    最終決戦の秋(とき)が訪れる。童貫(どうかん)はその存在の全てを懸けて総攻撃を仕掛けてきた。梁山泊は宋江(そうこう)自らが出陣して迎え撃つ。一方、流花寨(りゅうかさい)にも趙安(ちょうあん)が進攻し、花栄(かえい)が死力を尽くし防戦していた。壮絶な闘いによって同志が次々と戦死していく中、遂に童貫の首を取る好機が訪れる。史進(ししん)と楊令(ようれい)は、童貫に向かって流星の如く駈けた。この国に光は射すのか。漢(おとこ)たちの志は民を救えるのか。北方水滸、永遠の最終巻。
  • 竜馬がゆく(八)
    35位
    土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第8巻/慶応三年十月十三日、京は二条城の大広間で、十五代将軍徳川慶喜は大政を奉還すると表明した。ここに幕府の三百年近い政権は幕を閉じた。時勢はこの後、坂を転げるように維新にたどり着く。しかし竜馬はそれを見とどけることもなく、歴史の扉を未来へ押しあけたまま、流星のように……。「竜馬がゆく」遂に完結!
  • 三人の二代目 上杉、毛利と宇喜多 上下巻合本版
    36位
    闘将・織田信長は大軍を率い、「天下布武」へ向け着々と歩を進めていた。強大な信長軍に、どう立ち向かうのか。偉大な祖父・毛利元就から大藩を受け継いだ輝元。戦国の世を成り上がった宇喜多直家の嫡男・秀家。そして上杉謙信没後、景虎との家督争いを制した景勝。「三人の二代目」は家の存亡を懸け、信長軍との対峙を強いられる。和平か、それとも合戦か。家臣・親族の意見に翻弄されながら、二代目たちは苦難の道を行く――。
  • 香乱記(四)
    37位
    無辜の民をも殲滅する残虐無比の項羽と、陰謀と変節の梟雄劉邦。中国の人口を半減させたといわれる楚漢戦争が勃発した。緒戦こそ劉邦は項羽に敗れたものの、劉邦の壮大な包囲網に項羽は追いつめられていく。人民にその高潔英邁を尊崇された不撓の人、田横の正義さえも、漢軍の奔流に呑まれていく。著者をして「理想像」と言わしめた不屈の英雄を描く傑作、明鏡止水の第四巻、完結編。
  • かぶきもん
    38位
    オール讀物新人賞最年少受賞! 歌舞伎小説の新星現る ◆あらすじ 時は文化文政。江戸の芝居は華盛り。 今をときめく色男・菊五郎に芝居の現人神・團十郎が揃い咲けば、たちまちそこはこの世の極楽。 天才狂言作者・鶴屋南北の筆は次々傑作を生みだすも、金が敵の世の中で、ケチな金主とあの手この手の化かし合い! すかっと笑える歌舞伎ものがたり、始まり、はじまり~。 * 文政2(1819)年。江戸歌舞伎の二大スター三代目尾上菊五郎、七代目市川團十郎はそれぞれの芝居小屋で時期を同じくして「助六」を演じる。江戸芝居イチ「粋な男」という役どころの助六は、成田屋市川團十郎が代々演じてきた演目で、上演すれば必ず大入りになるお家芸。対して、”圧倒的劣勢”と見えた菊五郎の助六に人々はなぜか沸き立ち、團十郎の助六は途中で打ち止めになってしまう――(「牡丹菊喧嘩助六」)。 文政3年。助六で喧嘩別れしたままの團菊。「菅原伝授手習鑑」寺子屋の段で難しい見せ場を持つ松王丸を演じることになった團十郎は、なんとか菊五郎の助六をしのぐ工夫(その役者ならではの演じ方)をしたいと悩む(「ためつすがめつ」)。 文政6年。共演こそ再開したが、いまだわだかまりの残る團菊を仲直りさせようと奔走するは、立作者の鶴屋南北。「浮世柄比翼稲妻」で二人を配役するが、鞘当の場面に差し掛かると、二人はなんと舞台上で真剣を抜いてしまう(「伊達競坊主鞘當」)。――他3編 幼い頃から歌舞伎や演劇に親しみ、どっぷり浸かってきた著者が全身全霊で書き上げたデビュー作にして会心の勝負作。
  • 脱藩さむらい 切り花
    値引きあり
    39位
    伝説の時代劇脚本家が贈る落涙の剣豪小説!  石見国浜岡藩奉行所の同心頭・香坂又十郎の平穏な暮らしは一つの藩命により一変した。「謀反を企んだ脱藩ものを討て」。その相手とは又十郎の義弟で、勘定方の兵頭数馬のことであった。藩命を拒むことはできず、数馬を追うべく妻・万寿栄を残し江戸へ向かう。断腸の思いで数馬を斬った又十郎だったが、お役御免とはいかず、江戸屋敷の目付・嶋尾久作から汚れ仕事を担わされてしまう。故郷に戻る事も許されない孤独な戦いが続いていた。  妻に会いたい――。又十郎の思いを汲み、万寿栄と会えるよう段取りを請け負ったのは、数馬が最期にその名を呟いた、下屋敷お蔵方の筧道三郎だった。筧は数馬を目黒不動前の成就院に匿った人物であり、数馬が国元を出た理由を知る者だった。万寿栄に会うことは叶わずとも、一目見られた事に安堵する又十郎だったが、嶋尾からの無理難題は続く一方。  困窮する又十郎の元に訪れた廻船問屋『備中屋』の作右衛門は「嶋尾久作を斬っていただきたい」と願い出たのだった。決断を迫られる又十郎に、浜岡藩を取り巻く陰謀が明かされる!この戦いに終止符は打てるのか?大河時代小説シリーズ涙の最終巻!
  • 孔丘 下
    40位
    人間・孔子が生きている 政敵の言葉「仁」に衝撃を受ける孔丘。50代にして母国をおわれ弟子達と放浪した苦しい時期、帰国してから亡くなるまでを描く。 ※この電子書籍は2020年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 翔ぶが如く(十)
    41位
    薩軍は各地を転戦の末、鹿児島へ戻った。城山に立て籠る兵は三百余人。包囲する七万の政府軍は九月二十四日払暁、総攻撃を開始する。午前七時すぎ、西郷隆盛は二発の小銃弾を体に受ける。一度倒れ、起き上がった西郷は、薩軍幹部・別府晋介をかえりみて言った。「晋ドン――」。そしてその翌年、大久保利通もまた――。激動の時代、ここに終熄。『翔ぶが如く』完結巻。
  • 炎立つ 全5冊合本版
    42位
    陸奥の豪族安倍頼良の館では、息子貞任の婚儀が盛大に始まった。平将門の乱が平定されてすでに百年を越え、朝廷は蝦夷たちを俘囚と侮るばかりだった。源平の武士たちの台頭を前に、東北の地に黄金の楽土を築こうとした藤原氏の夢がこの夜大きな炎となって燃えあがる。著者渾身の大作歴史ロマン全5巻の合本版。
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻
    43位
    1~27巻 680~1,900円 (税込)
    梅の香る夜に現れるあの方に、氷隠梅を…… 「あの女道士、月を飲ませたらしい」 二度は同じ菓子を作らぬ女道士。菅原道真につながるこの女に、「死人に食べさせたい」という菓子作りの依頼が舞い込む……。 晴明と博雅の変わり変わらぬ魂、心震える8編を収録。 「碧瑤杯」…兼家は、かよわき女子が好きだ。しかし、いつものように通った家にはまさか、他の男がいた。とぼとぼ帰路に着く兼家の前に、胸一つの女・青菩薩が現れる。 「カタリ爺」…いつの頃からか、京の鴨川のそばの辻で、よどみなく物語を話す老爺がおり、カタリ爺と呼ばれていた。評判を聞いた兼家が屋敷に招くほどであったが、ある日、忽然と姿を消してしまう。 その他、「菓子女仙」「あちちの関白」「ひもひめ」「黄金兼家」「火車」「色は匂へど」などボリュームたっぷりの全8篇。 2024年に山崎賢人主演で映画化され、話題となった「陰陽師」。 シリーズが初めてオール読物に掲載されたのは1986年9月号、2026年は「陰陽師40周年イヤー」です。 40年目も進化し続ける「陰陽師」、ぜひお楽しみください。
  • 革命の終焉 小説フランス革命18
    44位
    【第68回毎日出版文化賞特別賞受賞】ジ盟友デムーラン、ダントンらを処刑台に送り、喪失感に苛まれながらも革命の完成を目指すロベスピエール。最高存在の祭典でフランス人民がひとつになり、対外戦争でも大きな勝利を収めたが、行き過ぎた粛清が恐怖を呼び、公安委員会が分裂。ロベスピエールやサン・ジュストに逮捕状が――。革命は成ったのか。全てを懸けた男たちの運命は。毎日出版文化賞特別賞受賞の歴史巨編、ついに完結!

    試し読み

    フォロー
  • 筆耕屋だんまり堂(三) 一文字の想い
    45位
    “一字”の指南を願う者 “青い墨”を探し求める者 “弁才天”の遺言を託す者―― 伝えたい言葉からたった一つ。 様々な「想い」を抱えた依頼人に、 心が視える筆耕師が救いの“言葉”をおくる。 感涙の人情時代シリーズ第三弾! 筆耕師数馬の書に惹かれ、古着屋の長男月彦が教えを乞いにきた。美しい字を書きたいという真っ直ぐな思いに応え、数馬は指南する。 筋はよいのに自らの手跡に納得できぬ月彦は、数馬の墨色に“違い”を見出す。墨を譲ってほしいと懇願する月彦。だが、その古墨は亡き兄の大事な形見だった。 物悲しい月彦の字に触れた数馬は、彼が色を判じられない事情に気づき……。
  • 裏切り 江戸の御庭番7
    46位
    凄腕の隠密・喬四郎は、将軍・吉宗に仕える「御庭番」。 弟分の才蔵と共に隠密御用にあたっていた。 ある日、吉宗に呼ばれ馳せ参じたところ、抜け荷探索をしていた目付配下の侍が殺されたときく。 死体から見つかったのは、南蛮渡りの連発銃の弾。 武器の抜け荷の実態を探るなかで、喬四郎も銃で撃たれ傷を負ってしまう。 一方、才蔵は探索中に連発銃を手に入れるも、なぜかそのことを喬四郎には隠していて――。 怒濤の展開に息を呑む、忍者活劇シリーズ完結編!
  • 空海の風景(上下合本) 新装改版
    47位
    上下合本で名作一気読み! 讃岐国に生まれ、唐に学んだのち帰朝、宗教・文学から土木灌漑まで八面六臂の活躍を続けた空海。作者はその足跡をたどり、時代風景のなかに自らを置き、過去と現在の融通無碍の往還によって、その死の秘密をもふくめて、日本が生んだ最初の「人類普遍の天才」の実像に迫る。構想十余年、著者積年のテーマが結実した司馬文学の最高傑作。描く完結篇。著者積年の思索が結実した記念碑的大作。昭和五十年度芸術院恩賜賞受賞。
  • 十手家業 かぎ縄おりん
    値引きあり
    48位
    おとっつあんの仇は、あたしが必ず取る! 【第一話 おぼろ駕籠】 三光新道で居酒屋『あかね屋』を営んでいるお栄が、相談があると『駕籠清』にやってきた。八年ほど前、お栄の亭主・東次を刺し八丈島に流された兄・増蔵が、ご赦免になって江戸に戻ってくるというだという。 【第二話 大江戸嘘八百】 堀江六軒町の薬種問屋『康楽屋』の屋内で、主夫婦が首を吊り、子ども二人が殺害されているのが発見された。『康楽屋』は、この二年、坂道を転がるように没落したという。主の幸右衛門が最後に縋ったのは、『市子』と呼ばれる祈祷師だった。 【第三話 やっかいな客】 鎧河岸に向かう途中、おりんは女の頬を叩き続ける男を目にする。男は、妓楼『甲屋』の主・岩五郎の息子、耕太郎。おりんは耕太郎を自身番につきだすが、すぐに放免されていた。一方、お栄の営む『あかね屋』には、酔って別れた女の話を繰り返す銑三という男が入りびたるようになっていた。 【第四話 わけありの女】 七年前、浅草瓦町の博徒、馬の太平が捕縛された。太平は、捕縛される際、おりんの父・嘉平治から受けた傷がもとで、命を落とした。太平の死後、落ち目になった子分が、嘉平治に復讐しようとしているという噂が立つ。
  • 燃えよ剣
    49位
    司馬遼太郎による国民的ベストセラー、映像化に合わせて待望の新装版刊行。 俺は今日から武士になる――。 佐幕派と倒幕派が対立する幕末の激動期。 武州多摩のバラガキだった土方歳三は、近藤勇、沖田総司らとともに、 幕府徴募の浪士組にまじって、京へ向かう。 京都守護職御預の名のもと、「新選組」を結成。 副長・土方は厳しい局中法度を定め、類のない苛烈な軍事集団を創り上げ、 池田屋事件などで、世にその名を轟かせていく――。 しかし、薩長同盟成立で、時流は一気に倒幕へ。 土方は最後まで激しく抵抗、夢と信念を貫き、江戸、会津、箱館へ向かう。 稀代の男の生涯を巧みな物語展開で描いた、傑作長編。 〈名著が一冊で読める、大変お得な決定版!〉 司馬さんによる「あとがき」、原田眞人監督による特別寄稿「そびえ立つ歴史的遺産『燃えよ剣』を映画化して」を収録。 ※本書は、一九九八年九月に刊行されたノベルス判の新装版です。
  • 史記 武帝紀(七)
    完結
    50位
    前漢の中国。老いを自覚する武帝・劉徹は、漠然とした不安を抱いていた。宮中に蔓延る巫蠱の噂。その嫌疑をかけられた皇太子は、謀反の末、自死を遂げる。国内の混乱をよそに、匈奴との最後の戦いが迫っていた。敗北を続ける将軍・李広利は、その命を賭け、敵将の首を執拗に狙う。一方、匈奴に降り右校王となった李陵は、故国への想いを断ち切るかのように最後の戦に向かう。亡き父の遺志を継ぎ、『太史公書』を書き上げる司馬遷。そして極寒の地に生きる蘇武は、友と永遠の絆を紡ぐ――。北方版『史記 武帝紀』、感涙の完結。(巻末エッセイ・小松弘明)
  • ふたりの祖国
    51位
    言論で日本の軍部を牽引する徳富蘇峰と、 アメリカの地から日本に警鐘を鳴らし続ける朝河貫一。 直木賞作家が透徹した「史眼」で描くアジア・太平洋戦争――。 佐藤優氏、激賞!! 国家の悪に切り込んだ感動の書 1931年、満洲事変勃発――後に戦前、戦中最大の言論人と呼ばれた徳富蘇峰は、 東條英機ら軍部と結びつき皇国主義、軍国主義の世論形成に大きな影響力を与えていた。 イェール大学教授で歴史学者の朝河貫一は、アメリカで激化する反日世論に晒されながら、 日米融和を唱え、祖国の未来に警鐘を鳴らし続けていた。 日本は満州事変から、中国との戦争が泥沼化していきアメリカとの対立も深刻化していく。 蘇峰は日本で、朝河はアメリカから言論の力で祖国のために戦い続けるが、 日米開戦は避けられない状況へと陥っていく。 1941年12月、朝河はルーズベルト大統領から昭和天皇への親書を起草し、 開戦の回避、そして和平を目指すが……そこには予想だにもしない国家の罠が仕組まれていた。 はたして天皇を、祖国を守ることはできるのか。 国家存亡の危機から祖国を守るために戦った朝河貫一と徳富蘇峰――。 真の愛国者は誰だったのか。祖国の未来を開いたのは誰だったのか。 真逆の思想をもった「ふたり」から見える真の正義とは。 戦後80年を迎え今、透徹した「史眼」で 満州事変から日米開戦を描く渾身の歴史小説。
  • 楊令伝 十五 天穹の章
    52位
    新しい国の実現を賭けて、梁山泊軍は南宋軍と最後の闘いを続ける。宣賛は、自由市場を認めるよう金国と交渉を始めた。やがて自由市場は江南を席巻し、物流を握る梁山泊の勝利は目前と見えた。だが、百年に一度の大洪水が、梁山泊を襲う。数多(あまた)の同志の死を胸に秘め、楊令は吹毛剣を手に、敵将・岳飛の前に立つ。混迷の時代に、己の志を貫いた漢たちはどう生き、闘ったのか。楊令伝、夢幻の最終巻。
  • 額田女王
    53位
    大化改新後の激動する時代、万葉随一の才媛で“紫草のにほへる妹”とうたわれた額田女王をめぐる大ロマン。朝鮮半島への出兵、蝦夷征伐、壬申の乱……と古代国家形成のエネルギーがくろぐろと渦巻く中で、天智・天武両天皇から愛され、恋と動乱の渦中に生きた美しき宮廷歌人の劇的で華やかな生涯を、著者独自の史眼で綴り、古代人の心を探った詩情ゆたかな歴史小説。
  • ヒトでなし 金剛界の章
    54位
    俺は、ヒトでなしなんだそうだ。娘を亡くし、職も失い、妻にも捨てられた。家も財産もなくし、無一文になった男のもとへ一人また一人と破綻者たちが吸い寄せられる。借金まみれの旧友、自殺を図る女、殺人犯──。求めているものは、赦しなのか?施しなのか?救いなのか?それとも―。「人が人を救うなんて、とんだ傲りだ。救ってくれるのは人じゃあない。だから神だの仏だのが要るのじゃないか。仏に救われようと思ったら仏の道をてめえで歩くしかねえのさ」心の澱が取り払われる説法エンタテインメント!
  • 燃えよ剣(下)
    55位
    「かれはいったい、歴史のなかでどういう位置を占めるためにうまれてきたのか」(「あとがき」より) 歴史と今を見つめ続けた司馬遼太郎さんが、自らにこう問いつつ新選組副長・土方歳三の生涯を鮮烈に描ききった『燃えよ剣』。下巻では物語もいよいよ佳境に突入。新選組も幕府軍の一角として加わり、薩長と激突した鳥羽・伏見の戦い。ここを転換点として幕末も最終局面を迎える。甲州勝沼、下野宇都宮、奥州会津……新政府軍に追い詰められていく過程で局長の近藤勇は離脱し、沖田総司は病死。残る隊士を束ねて歳三がたどり着いたのは函館五稜郭。そして、最後の決戦が迫る――! 渦巻く時代の激流に抗して闘い続け、歴史にその名を深く刻んだ男。司馬さんが活写する歳三の姿に、数多の日本人が心震わせてきました。不世出の小説家、司馬遼太郎の代表作『燃えよ剣』、電子書籍という器を得て、今ここに新たに登場!
  • 合本 壬生義士伝【文春e-Books】
    56位
    小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、満身創痍の侍がたどり着いた。貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪と呼ばれた新選組に入隊した吉村貫一郎であった。“人斬り貫一”と恐れられ、妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、飢えた者には握り飯を施す男。元新選組隊士や教え子が語る非業の隊士の生涯。 浅田文学の金字塔にして新選組三部作の第一作、待望の合本!
  • ご隠居奉行世直し帖
    NEW
    57位
    江戸市中で寺社への不審火が相次いで起きていた。引退した元中町奉行の坪内弥五郎、その幼馴染である、口入れ屋の隠居で町の親分・花坊主の伝兵衛、凄腕の剣術道場の主・次郎左衛門たちに、かねてより手を焼いていた南町奉行・大岡越前守は、彼らにこの件を任せることを思い付く。大岡は、臨時廻り同心・早見慶之進にお目付役を命じるが──。最強の爺さん3人の活躍を描く、傑作長篇時代小説。
  • 海賊とよばれた男(下)
    58位
    この男の生き様は美しい。 本屋大賞の話題作。読まずに語るな。 愛する家族、社員、そしてこの国の未来のために。 この奇跡のような英雄たちは、実在した。 敵は七人の魔女、待ち構えるのは英国海軍。ホルムズ海峡を突破せよ! 戦後、国際石油カルテル「セブン・シスターズ」に蹂躙される日本。内外の敵に包囲され窮地に陥った鐡造は乾坤一擲の勝負に出る。それは大英帝国に経済封鎖されたイランにタンカーを派遣すること。世界が驚倒した「日章丸事件」の真実。 若き頃、小さな日本の海で海賊とよばれた男は、石油を武器に、世界と対峙する大きな野望を持っていた。 「ゼロ」から全てが始まる。
  • 項羽と劉邦(下)
    59位
    楚漢の天下争いは勝負がつかない。圧倒的な項羽軍の前に、穀倉のある山にのぼってこれと対峙する劉邦軍。やがて和議成って故郷に帰る項羽軍を劉邦は追撃し垓下に囲む。ある夜、包囲軍の中から楚の国の歌が湧き上がるのを聞いた項羽は、楚人はことごとく漢に降伏したかと嘆き、天が我を滅ぼしたことを知る。あらゆる人物の典型を描出しながら、絢爛たる史記の世界を甦らせた歴史大作。
  • 八重の桜 四
    60位
    明日も咲いている。 完全小説版『八重の桜』全四巻ついに完結! 明治という時代を駆けぬける八重。日清・日露戦争が起こると、「弱者はいたわらねばならぬ」という会津の教えのもと、仲間とともに篤志看護婦として名乗りをあげる。新たな時代を切り拓くべく、八重たちは果敢に行動していく――。

    試し読み

    フォロー
  • 駿河城御前試合
    61位
    巷説寛永御前試合は虚構である。 事実は、秀忠の次子・駿河大納言忠長の御前で行われた十一番の真剣試合が、その下敷きとなっている。 その日、駿河城内には腥風悽愴と荒び、戦国生き残りを賭ける武芸者たちは、だが、無骨さゆえの生きざまが宿痾となって、だれもが破滅の淵へと疾走し、血海に斃れていった。 日暮れ、人去った城内は寂として声なく、人心の倦厭の気のみ残されていたという。 時代巨篇。大人気コミック「シグルイ」(漫画/山口貴由)の原作小説!
  • 博打船を追え! 剣客旗本と半玉同心捕物暦7
    62位
    たとえ職を失っても悪は必ず成敗する! 半玉同心の堅き決意。 旗本殺しと博徒殺し――。 二つは繋がっているのか!? 誰を信じればよいのか? 幕府の影の実力者を前に香取民部が真実を暴く!! 旗本・広岡栄之進が殺害された。背後には奉行職をめぐる賄賂や賭場開帳に絡む闇が広がる。広岡に賄賂を要求したのは、いったい何者か? 栄之進の弟・洋二郎は何を知っているのか? そして、「向島の御前」と呼ばれる幕府の影の実力者・大野石斎は何を目論んでいる? この一件、誰かが嘘を吐いている! 民部と虎之介が探索に乗り出した矢先、第二、第三の殺しが……。 民部と虎之介、最後の闘い 好評シリーズ第7弾
  • 大川三つ巴 小料理のどか屋 人情帖45
    63位
    気張れっ、前を追え! 大川での泳ぎくらべは三つ巴の接戦に! 江戸の新たな風物詩にと泳ぎ自慢が顔をそろえる。 のどか屋に任されたのは、つなぎ所のにぎり飯と水。 千吉たちの活躍はいかに? 江戸の夏。黒四組の発案で催されることとなったのは大川での泳ぎくらべだ。町方、火盗改方、火消し、三つの組が泳ぎを競う。のどか屋は吾妻橋、両国橋、永代橋のつなぎ所でにぎり飯と水をふるまう大切な役を担う。そんな折り、伝えられた長吉の訃報…。「一日一生」その日が一生と思って生きる。悲しみのなか、おちよは悔いなく生きようと顔を上げるのだった……。
  • 我、鉄路を拓かん
    64位
    「日本初の鉄道が、海の上を走る!」明治の初め、新橋~横浜間の鉄道開設は、新政府肝煎りの一大事業だった。用地取得ができず、海上を走らせる部分もある難工事。勝海舟からアメリカの蒸気車の話を聞き、政府の役人・井上勝から頼まれて、芝~品川間の海上に建設する「築堤」部分を請け負ったのが、本書の主人公・平野屋弥市である。工期は二年余りと短く、失敗は許されない。弥市が集めた仲間に井上勝、そしてイギリスからやって来た技師エドモンド・モレルも加わったチームが、至難のプロジェクトに挑んでいく。予想外の事故に翻弄されつつ、夢を実現していった男たちの姿を活き活きと描いた傑作長編。近代化に向けて一歩を踏み出した頃の日本を、庶民の目線から描いた物語である。 ※本書は、2022年9月に刊行された『我、鉄路を拓かん』を文庫化したものです。
  • 日雇い浪人生活録(十五)金の蠢動
    65位
    将軍家重の治下、江戸に流れ込む者が増えた。無宿者たちは、地元の博徒の習わしを無視して町中での横暴や商店への暴挙を働き、治安が悪化。そのため、財十万両とも言われる両替商・分銅屋をこれまで幾度も盗賊から守ってきた用心棒・諫山左馬介は、浅草界隈でちょっとした有名人になっていた。商家は左馬介のような用心棒を求め、町奉行所は無宿者狩りに着手するが──。一方、先代吉宗からの遺命「米から金へ」の改革がなかなか進まぬことに焦れた田沼意次は、権力を欲するようになっていた。大人気シリーズ、第十五作!
  • 新装版 王城の護衛者
    66位
    薩長両藩が暗躍し、攘夷派の浪士たちが横行する、無政府状態に近い幕末の京。新たに京都守護職を命じられた会津の青年藩主・松平容保は、藩兵千人を率い、王城の護衛者として治安回復に乗り出すが、複雑怪奇な政治の術数に翻弄され……。表題作の他に、「加茂の水」「鬼謀の人」「英雄児」「人斬り以蔵」を収録。
  • 新装版 天狗風 霊験お初捕物控
    67位
    思いが通じ合った相手の元へ嫁ぐ娘と、 両親に溺愛された美しい娘。 失踪する理由もない二人が忽然と姿を消した。 --その発端は、すべての女性が持つ「迷い」。 嫉妬と憧れ。美しさと醜さ。すべて表裏一体だ。 真っ赤な朝焼けの中、娘が一陣の風とともに忽然と消えた。居合わせた父親が自信番に捕らえられるが、自ら命を絶ってしまう。不自然な失踪に「神隠し」を疑うお初と右京之介。探索を始めた二人は、娘の嫁ぎ先に不審な点があることを突き止める。だがその時、第二の事件が起こった。 悲しみも苦しみも、恨みも嫉妬も全部吸い取ってくれる。 だから、宮部みゆきはすごい。 霊験お初シリーズ、第二弾!
  • P+D BOOKS 決戦の時(下)
    値引きあり
    68位
    天運を味方に“天下布武”へ突き進む信長。 絶体絶命の逆境の中、敵をあざむく奇策を講じ、難敵・今川義元を桶狭間にて討ち果たした信長は、やがて美濃・斎藤氏も攻略し、岐阜城を居城とする。 ただ一人愛した女性・吉乃(きつの)に早逝されるも、天運を味方にした信長は“天下布武”の野望を抱き始め、妹・お市を嫁がせた浅井・朝倉の連合軍を破り、ついには武田軍団との決戦に備える。 吉乃の実家・前野家文書「武功夜話」を元に、秀吉、蜂須賀小六らの川筋衆の縦横無尽な活躍までもが生き生きと描かれた筆者渾身の歴史長編の後編。
  • 伊能忠敬
    69位
    緯度一度の正確な長さを知りたい。五十五歳、すでに家督を譲った隠居後に、奥州・蝦夷地への測量の旅に向かう。艱難辛苦にも屈せず、初めて日本の正確な地図を作成した晩熟の男の生涯を描く歴史小説。
  • 連鶴
    70位
    一枚の紙から折る繋がったままの千羽鶴“連鶴”。桑名藩に伝わるそれは家族の深い絆を意味していた。大政奉還に始まる動乱期を、親藩桑名藩士として生き抜く速見丈太郎は、商家の婿養子になり「藩を捨ててくれ」と言い残して失踪した弟栄之助を思い、連鶴を折る。信じる道は違えども、我らは兄と弟だと―幕末の激動が二人に見せた明日とは!? 感涙の歴史時代小説。
  • 朝日文庫時代小説アンソロジー 家族
    71位
    居酒屋「だるま」を営むおつやは、姑との確執から13年前に離縁していた。夫のもとに残してきた一人息子のいまの暮らしぶりを耳にし、心が揺れる……(藤原緋沙子「雪よふれ」)。第一線の女性作家それぞれが「家族」をテーマに描く珠玉の6編。文庫オリジナル。
  • 朝日文庫時代小説アンソロジー 母ごころ
    72位
    絵師の千鶴は、駿河屋惣兵衛の依頼で妾お仙の亡くなった母の似絵を描くことに。目の前にいない人を描くのは初めてで、千鶴はお仙に母のことを尋ねるが……(永井紗耶子「母の顔」)。第一線の女性作家らが「母」をテーマに織りなす珠玉の6編。文庫オリジナル。
  • 同心孔明 南町奉行の伏龍
    73位
    文化三年の江戸。耳袋の著者として知られる南町の名奉行、根岸肥前守は、役宅にとある人物を迎えた。しかも客としてもてなすだけでなく、南町奉行の顧問として難事件の探索にあたらせるという。 なんとも不思議な話であったが、本当に奇妙なのはその当人の素性……諸葛亮太郎と名乗るその男は、みずからを天才軍師・諸葛孔明の生まれ変わりと称し、まさに三国志演義から抜け出てきたような人物だったのである。 だがこの自称孔明、口ばかりではなく実力も本物のようで、がさつな剛腕同心・関五右衛門と実力派の女岡っ引・八千代を配下とし、解決不可能に見えた事件をあざやかな推理力で紐解いていく。 期待の異色時代新シリーズ、いざ出陣!
  • 戯史三國志 我が土は何を育む
    74位
    救いたい、その一心で嫂(あによめ)を手にかけた黄巾(こうきん)の子、廖淳(りょうじゅん)。若き日の劉備に拾われ、関羽や張飛の下で武芸を学び、やがて少年は心底の後悔から自らを解き放つ。そして「三顧の礼」で迎え入れられた諸葛亮。俊才だが変人の軍師に気に入られた廖淳は、武将としての才覚を現していく。まったく新しい三國志、第三弾!(講談社文庫)
  • 上杉謙信
    75位
    謙信を語るとき、好敵手信玄を無視することはできない。精悍孤高の謙信と千軍万馬の手だれの信玄。川中島の決戦で、戦国最強の甲軍と龍攘虎搏の激闘を演じ得る越軍も、いささかもこれに劣るものではない。その統率者謙信と彼の行動半径は? 英雄の心事は英雄のみが知る。作者が得意とする小説体の武将列伝の一つであり、その清冽な響きは、千曲・犀川の川音にも似ている。
  • 一夢庵風流記
    76位
    戦国末期、天下の傾奇者(かぶきもの)として知られる男がいた。派手な格好と異様な振る舞いで人を驚かすのを愉しむ男、名は前田慶次郎という。巨躯巨漢で、一度合戦になるや、朱色の長槍を振り回し、敵陣に一人斬り込んでいく剛毅ないくさ人であり、当代一流の風流人でもあった。そして何より、自由を愛するさすらい人でもあった。故あって、妻子を置き旅に出た男の奔放苛烈な生き方を描く時代長編。

    試し読み

    フォロー
  • じんかん
    77位
    その男、悪人か。 主人を殺し、将軍を暗殺し、東大寺の大仏殿を焼き尽くすーー。 悪名高き戦国武将・松永久秀の真実の顔とは。 直木賞作家による、圧巻の歴史巨編。 〈第11回山田風太郎賞受賞作〉
  • 沢彦(下)
    値引きあり
    78位
    「沢彦宗恩(たくげんそうおん)について、記録上、わかっていることはさほど多くない。信長の少年期の学問の師であり、その名づけ親であったこと。信長に『天下布武』の印を授け、天下統一の思想を与えたこと。沢彦を描くことは、知られざる信長の素顔を描くことでもあった」(著者あとがきより)武田信玄が斃れ、天下統一が目前になるにつれ、覇王と化した信長は「天下人」のあるべき姿を説く沢彦を疎んじるようになる。比叡山焼き討ちで亀裂は決定的なものとなり、沢彦は正義と信念を貫くため、信長の師として、最後の務めを果たす決心をする。

    試し読み

    フォロー
  • 関ヶ原(下)
    79位
    天下取りの見果てぬ夢を追い求めて関ヶ原盆地に群れ集った十数万の戦国将兵たち……。老獪、緻密な家康の策謀は、三成の率いる西軍の陣営をどのように崩壊させたか? 両雄の権謀の渦の中で、戦国将兵たちはいかにして明日の天下に命運をつなぎ、また亡び去ったのか? 戦闘俯瞰図とも言うべき雄大な描写の中に、決戦に臨む武将たちの人間像とその盛衰を描く、波瀾の完結編。
  • 若旦那は名探偵 幽霊になった男
    NEW
    80位
    あんたの 正体 見えてるで。 連続殺人は幽霊と天狗の仕業? 居候探偵・伊太郎の名推理! 人情&ユーモア時代ミステリ第2弾! 怪談噺に端を発した難事件。 謎解きは若旦那にお任せ! 江戸は馬喰町の岡っ引き・伴次のもとで居候する大坂の若旦那・伊太郎。 ぶらりと立ち寄った両国広小路の寄席で噺家・矢橋屋浄蔵の見事な怪談噺に関心しきり。 しかしその裏で、同じ高座を見て悪巧みを思いつく奴もいて…(「幽霊になった男」)。 天狗の仕業と思われた殺しの下手人を鮮やかな推理で暴き出す「天狗裁き」を併録する人情時代ミステリ!
  • 隋唐演義五 玄宗と楊貴妃ノ巻
    完結
    81位
    唐朝は玄宗の統治のもとで空前の繁栄を迎えたが、玄宗が楊貴妃を寵愛して政治に関心を失うと、佞臣たちが国を乱しはじめた。やがて節度使の安禄山が反乱を起こし、唐朝は滅亡の危機に瀕する。玄宗は蜀に逃れるが、同行の兵士たちは楊貴妃の死を要求し……。『三国志演義』に勝るとも劣らぬ演義の傑作、堂々完結。
  • 新装版 白い航跡(下)
    82位
    海軍軍医総監に登りつめた高木兼寛は、海軍・陸軍軍人の病死原因として最大問題であった脚気予防に取り組む。兼寛の唱える「食物原因説」は、陸軍軍医部の中心である森林太郎(鴎外)の「細菌原因説」と真っ向から対決した。脚気の予防法を確立し、東京慈恵会医科大学を創立した男の生涯を描く歴史ロマン。(講談社文庫)
  • 日本橋の強談 大江戸なりあがり伝
    続巻入荷
    83位
    鈴木英治作品3カ月連続刊行第3弾! 徹之助に試練、また試練! 干し椎茸の商談のため赴いた江戸で、さらなる困難が……。 「これが江戸だ」椎茸栽培に成功した徹之助は伊豆国奈古屋(なごや)村から日本橋にやって来た。地元で縁を得た評判の料理屋「来潮」の隠居・富太郎に椎茸を認めてもらった矢先、文で商談を断られたため、理由を直接聞きにやって来たのだ。富太郎は、質がよく安い椎茸を別の乾物問屋から仕入れたという。生き馬の目を抜く江戸で成功するため、根気強く商談を続ける徹之助だったが、留守にしている間に肝心の椎茸を強奪されてしまう……。
  • 鬼愁の剣―虚空伝説
    84位
    徳川幕府の存亡にかかわる機密文書「黒印状」。それを守るため田沼意次ら幕閣に一家を惨殺された矢月繋は、刺客として生きる道を選んだ。その黒印状が今まさに矢月の目の前にあった…。江戸の爛熟太平に「生き地獄」を呼ぶ、凄絶無比の剣鬼小説『虚空伝説』第三弾!

    試し読み

    フォロー
  • 兵諫
    85位
    たった一人の決意が、歴史を変えた。 張学良、そのとき弱冠、35歳。 西安で蒋介石の宿営地が襲撃された。張学良軍によるクーデターなのか。 蒋介石の生命については絶望視されるがーー 「西安事件」の真相を描く、心震える歴史法廷ミステリー 一九三六年。東京で二・二六事件の動揺も収まらないころ、世界に衝撃が走る。 「西安で張学良が蒋介石の身柄を拘束した」。張学良の目的は。蒋介石の安否は。 取材を進める朝日新聞の北村に陸軍大尉の志津は、天命の証、龍玉の話を始めるーー。 壮大なスケールで日中の近現代史を描く「蒼穹の昴」シリーズ第六部。 【解説・保阪正康】 二・二六事件と西安事件。1936年に起きた2つのクーデター事件をつなぐ見えない糸をたぐることによって、歴史の転換点を描いた傑作。命や名誉よりも大切な価値を知る者が真の英雄なのである。 ――佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官) 時代の求めに身を呈した軍人、記者たちが作り上げる重層の歴史ドラマ。国境を越えて連鎖する事件の決行者の役割を照射することで、見えざる大戦前夜の構図が浮き彫りになってくる。日中の若き軍人が訴えた「兵諫」の思想とは。 ――保阪正康氏(作家・評論家)
  • 随筆三国志
    86位
    流行りの梁父吟(ロカビリー)が大好きな諸葛孔明は当時のアプレ・ゲール! 強靱なレトリックと博覧強記で縦横に古典を論じ、同じく乱世の修羅にある現代の貌を浮き彫りにする花田流三国志論。戦争中に書かれた比類なき抵抗の書『復興期の精神』から最後の著作『日本のルネッサンス人』まで首尾一貫、転形期の人間像を描き続けた花田清輝が、三国志に託して今の世界を、さらに歴史の未来を透視する知的興奮に満ちた1冊。
  • 塞王の楯 上
    87位
    時は戦国。炎に包まれた一乗谷で、幼き匡介は家族を喪い、運命の師と出逢う。石垣職人“穴太衆”の頂点に君臨する塞王・飛田源斎。彼のように鉄壁の石垣を造れたら、いつか世の戦は途絶える。匡介はそう信じて、石工として腕を磨く。一方、鉄砲職人“国友衆”の若き鬼才・国友彦九郎は、誰もが恐れる脅威の鉄砲で戦なき世を目指す。相反する二つの信念の持ち主同士に対決の時が迫る! 「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極のエンタメ戦国小説!! 第166回直木賞受賞作品、上巻。
  • 塞王の楯 下
    88位
    太閤秀吉が病没した。押し寄せる大乱の気配。塞王・飛田源斎は、最後の仕事だと言い残し、激しい攻城戦が予想される伏見城へと発った。代わって、穴太衆・飛田屋の頭となった飛田匡介は、京極高次から琵琶湖畔にある大津城の石垣の改修を任される。立ちはだかるは、国友彦九郎率いる国友衆と最新の鉄砲。関ヶ原前夜の大津城を舞台に、宿命の対決が幕を開ける! 「最強の楯」と「至高の矛」――激突する二つの魂。その闘いの行き着く先は? 第166回直木賞受賞作品、下巻。
  • おんな商人道 ご隠居は福の神15
    続巻入荷
    89位
    武家の娘が商人となったが⋯人気シリーズ第15弾! 「渡る世間に鬼はない」 息子と二人で残された、女商人、波乱の門出! 一揆の難を逃れた武家娘、江戸の海産物問屋に嫁ぐが、亭主の死で、すべては一変。 ご隠居吉右衛門の計らいで、遠路博多へ商い修業に……。 百姓一揆で命を落とした代官日下部隆忠の娘鈴花は難を逃れ、海産物問屋『南海屋』の女将になっていたが亭主が急死し、息子と二人残されてしまうが、その昔『南海屋』の大番頭だったというご隠居吉右衛門の計らいで博多の豪商の元で商いの修業を…。はたして鈴花は、人手に渡っていた『南海屋』を取り戻し、おんなながら商いの道に大きく歩み出すことができるだろうか……。
  • 伊賀者疾る 密命はみだし新番士3
    続巻入荷
    90位
    市中に跋扈する盗賊団。 放たれた伊賀者や隠密。 壱之介の探索が始まる! 倹約令が江戸の町を圧迫。 盗みや強盗が横行するなか、放たれているのは伊賀者? 出奔した呉服屋の息子の謎を追う壱之介。首尾は? 老中首座松平定信が文武を奨励したために、昨今は次々に剣術道場が作られている。そんな中、市井を探索する壱之介は町じゅうに隠密がはびこっていることを知る。盗人から呉服屋の手代を救った壱之介は盗人退治の手助けをすることになるが…。呉服屋の出奔した息子が悪事に加担しているかもしれない疑いが浮上した。この窮地を脱する方法を見つけることはできるか? 伊賀者は誰が放ったのか? 新シリーズ第3弹
  • 刺客長屋<新装版>
    91位
    百万石の姫を守れ! 用心棒に忍びの者、大泥棒に渡世人…… クセ者ぞろいの長屋は最強のとりで!  「生類憐みの令」に反し、わけあって犬を斬ってしまった浪人・風影鋭一郎が逃げ込んだのは、用心棒の朽木刑部ら曲者たちが住む刺客長屋だった。 そこには永田藩百万石の笛姫がいた。この姫を守る刑部らに、藩横奪を図る勢力、幕閣を後ろ盾にする豪商らが襲いかかった!  最強の砦として立ちはだかる長屋! 三つ巴の激闘の行く末は……。平和の祈り! 森村時代劇の真骨頂!
  • 真田武士心得〈三〉 柳生純情
    92位
    【祝!時代小説SHOW・2025年文庫書き下ろし部門第1位!】 「三河雑兵心得」「北近江合戦心得」と並び立つ戦国三部作の一角! 徳川を震え上がらせた「真田」の視点から乱世を描き出し、時代小説SHOW管理人・理流氏も「三部作が揃うことで、戦国史の面白さが倍加する」と絶賛する「真田武士心得」シリーズ、待望にして感涙の第三弾! 【あらすじ】 天下分け目の大戦、関ケ原の戦いは東軍の大勝利に終わった。西軍に与した真田昌幸・信繁父子は、死罪こそ免れたもが、紀伊国・九度山に幽閉される。東軍に属した真田信之の家臣・鈴木右近は主君の命を受け、過酷な生活を強いられる昌幸たちのもとへ仕送りを運ぶ「九度山詣で」を続けていた。 そんな右近の前に、剣の恩師である柳生新陰流の剣豪・柳生宗章が、愛娘の紗良を連れて現れる。仕官先であった小早川家の断絶により浪人の身となっていた宗章は、「娘を預ける」と右近に託し、再起を期して単身、伯耆国・米子へと旅立っていく。 そして一年後。師匠との大切な約束を果たし、自身の人生の大きな節目を報告すべく、右近は宗章の待つ山陰・米子の地へと向かった。しかし、現地で右近を待ち受けていたのは、米子藩(中村家)を揺るがす執政家老暗殺の凄惨な謀略だった。罠にはめられ、雪降る砦に立て籠もることとなった横田一族と、恩人に加勢する宗章。 「師匠を置いて逃げられるか!」 己の損得をかなぐり捨て、義理と筋目を通すため、右近もまた死地へと飛び込んでいく。 押し寄せる敵勢は千人以上。対する飯山砦の守兵はわずか百名。絶体絶命の大軍に包囲された雪の砦で、背中を預け合い、命を懸けて共闘する右近と宗章。六尺二寸の巨躯から繰り出される右近の長大な「野太刀」と、宗章が魅せる「柳生新陰流」の真価が、冬の山陰にて炸裂する! 【なぜこの男の生き様は胸を打つのか】 ・組織の理不尽に抗う、男の「純情」 徳川の世が近づき、武士たちも損得勘定で動くようになる中、不器用なまでに恩義を貫く右近の姿。己の信じる道を泥臭く突き進むその生き様は、現代社会を生き抜いてきたすべての人の胸を激しく打ちます。 ・圧巻のアクションと、師弟の絆 本作のクライマックスである「飯山砦の戦い」は、シリーズ屈指の熱量を誇ります。重さ一貫(約三・七五キロ)の野太刀を振り回す右近の圧倒的な力と、これまで「変人」として描かれていた師・柳生宗章が見せる凄まじい剣の冴え。雪と血に塗れた戦場で、右近が師の背中から受け継ぐ「理屈なき本能の目覚め」とは? ・井原戦国ワールドの神髄 「三河(徳川の出世)」「北近江(敗者の再起)」に続き、本シリーズでは「真田(第三極の意地)」が描かれます。勝者の歴史だけでは語れない、人間ドラマがここにあります。涙なしでは読めない、心滾る本格活劇。ぜひご堪能ください。
  • いわいごと
    93位
    麻之助、ついに後妻をとる――!? 江戸町名主のお気楽者の跡取り息子・高橋麻之助が、幼なじみで町名主を継いでいる色男・八木清十郎、堅物の同心・相馬吉五郎とともに、さまざまな謎ともめ事の解決に挑む、好評連作短篇シリーズ「まんまこと」第8弾。 かつて恋女房を亡くした麻之助。 彼のもとに、縁談が3つもやってきた! しかも、ひとりは江戸一と謳われる美人。そして、どの縁談も妙なところがあるようで……。 麻之助たちは、なぜ不思議な縁談ばかり集まったのか調べることに。 果たして、麻之助の縁談の行方は……。  他にも、相馬家が吟味方与力に昇進したり、高橋家の支配町が増えたりと、今回も麻之助たちは大忙し! 急展開の第8巻。 文庫解説・大矢博子 ※この電子書籍は2021年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • おやごころ
    94位
    大好評「まんまこと」シリーズ第9弾。麻之助、ついに父に――! 前作でお和歌と婚礼をあげた麻之助。今作ではお和歌に男の子が生まれます。 お気楽者の麻之助もこれで少しはしゃっきりするだろうと、町の面々もほっとしてお祝いムード。 子どもの名前を考えながら、麻之助は今日も町の揉め事に立ち向かいます。 〈文庫解説〉 杉江松恋 たのまれごと  嫡男の悪行で家が滅ぶと愚痴る旗本だが、悪行は見当たらず…… こころのこり 大店から大事なものが失せるのは、ある芝居のせいだというが よめごりょう  妻のお和歌と結婚するはずだったと息巻く男が突然現れた 麻之助走る  妻が子を宿した麻之助。何かが気になり支配町を走り回るが 終わったこと  与力の娘につきまとう謎の男。麻之助は真犯人に辿りつけるか おやごころ  息子が生まれたばかりの麻之助の周りに親子の相談事が続々と 単行本 2023年5月 文藝春秋刊 文庫版 2025年4月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 戦艦大和ノ最期
    95位
    昭和20年3月29日、世界最大の不沈戦艦と誇った「大和」は、必敗の作戦へと呉軍港を出港した。吉田満は前年東大法科を繰り上げ卒業、海軍少尉、副電測士として「大和」に乗り組んでいた。「徳之島ノ北西洋上、「大和」轟沈シテ巨体四裂ス 今ナオ埋没スル三千の骸(ムクロ) 彼ラ終焉ノ胸中果シテ如何」戦後半世紀、いよいよ光芒を放つ名作の「決定稿」。
  • 光のしるべ  えにし屋春秋
    96位
    「今日は実入りが少なかった」と話す物乞い仲間のおみきに連れられ、八つほどだという信太が〈えにし屋〉を訪れた。店には同じころ、やけに疲れて見える夫婦から、人探しの依頼が。五年前の火事の夜に三歳で生き別れた倅・平太を探してほしいという。生きていてももう八歳、顔も背丈もまるで違うはずだ。それを何故今になって? お頭の才蔵は望み薄と呆れるが、夫婦の独特の気配に心を揺さぶられたお初は頼みを引き受ける。だが、お初が物乞いならではの調べ仕事を頼んだおみきが殺されてしまい……。交差する謎と人の縁、傑作長篇時代小説シリーズ第二作!
  • 忍びの副業(下)
    97位
    甲賀が警護を始めた矢先に西之丸で呪詛の札が見つかり、さらに毒物騒ぎも起きて世子の命が脅かされる。 蔵人の姉のくノ一、吉乃の嫁入りまでが絡むなか、弥九郎たちは大奥付きの伊賀忍者やお庭番、正体不明の暗殺者とも暗闘を繰り広げる。 果たして西之丸様を護り抜き、甲賀一門を再興することができるのか?
  • 不疑 葉室麟短編傑作選
    98位
    中国の漢の時代、長安の知事と警察長官を兼ねる「京兆尹」という役職があった。謀反を未然に防いだ功によって抜擢された「不疑」は、厳格でありつつも慈悲を忘れず、辣腕と名高い。ある日、天子にしか許されない黄色の隊列を率いた謎の男が宮廷を訪れた。男が反乱によって殺されたはずの皇太子を名乗ったことで、宮廷は混乱の渦に巻き込まれる。書籍化初の中編「不疑」をはじめ、葉室麟が遺した渾身の作品、全6編を収録。
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)
    99位
    雪の夜、木挽町の芝居小屋の裏手で、菊之助なる若衆が果たした見事な仇討。白装束を血に染めて掲げたるは父の仇、作兵衛の首級(しるし)。二年後。目撃者を訪ねる武士が現れた。元幇間、立師、衣装部屋の女形……。皆、世の中で居場所を失い、悪所に救われた者ばかり。「立派な仇討」と語られるあの夜の〈真実〉とは。人の情けと驚きの仕掛けが、清々しい感動を呼ぶ直木賞・山本周五郎賞受賞作品。(解説・中島かずき)
  • 寿司銀捕物帖 銀シャリの涙
    完結
    100位
    名職人として評判の〈銀寿司〉主人の銀蔵には、十手持ちという、もう一つの顔があった。かつての相棒の息子で同心見習いの谷崎十四郎と江戸の事件解決に東奔西走していたところ、幼なじみで大店の質屋を営む松吉が殺害されたと一報が飛び込む。とっさに、妻をも奪った大悪党・夜明けの蛇蔵を罠にかけることを思いつくが、逆に銀蔵が縄を受けるという窮地に陥ってしまい……。病みつき必至の「寿司ミステリ」、堂々の完結!