無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
夏の暑い盛り、往来を歩いていた只次郎は、いきなり倒れた少女を介抱した。少女の名は、お花。痩せた体と歳に似あわぬ拙い言葉に、只次郎は虐待を疑うが……。少女を救うため、奔走する只次郎。一方、結ばれたはずのお妙との仲は、どこかぎこちなくて!? やがて、ついにお妙の両親と良人を殺した黒幕と対峙することに……! 只次郎とお妙は過去と今の苦難を乗り越え、幸せを掴むことはできるのか。温かい林檎煮、納豆、アカエイの刺身に、心温まる鰹茶漬け。彩り豊かな料理が心を救う、傑作人情時代小説、最終巻!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
ついに最終巻のぜんやシリーズ。お妙と只次郎はくっつくだろうから、あとお妙の親と元夫を殺した黒幕がいよいよ開かされるのを見守る会だと思って読みました。落とし所はひとまず納得と言ったところ。
印象的だったのは只次郎の痛恨のミス。身分を隠して黒幕の屋敷に潜入し、鶯の泣き声を確認する際、時間稼ぎのために小銭を落としたことが屋敷の人間に強く印象付けられてしまいます。「もし黒幕に報告されてしまったらどうなるのか」という、只次郎の切迫した不安や焦りに手に汗握りました。
また、只次郎が武家から商人にジョブチェンジをします。お妙に身分違いの恋というプレッシャーを感じさせていたという事に気付いての行動であり、一人の男としての成長や覚悟が感じられ、感慨深く読み進めました。
そして新キャラ・お花が登場します。鼻が効き、料理の才覚を感じさせる子供ですが、あれ?「お勝手のあん」じゃんそれ。
Posted by ブクログ
前巻でめでたい事になって、それを面倒な人に見られて・・・
あっという間に噂が広まるだろうけど、とにかくめでたい!
・・・というところから更に序破急!素晴らしいところに落としてくれた。
色々と美味しいお料理が出てきたが、事件の行く末に気持ちが持って行かれがち。
しかし、やはり大切な朝の「鰹茶漬け」が印象深かった。
鰹は、「勝つ」魚。
いざ、出陣!の朝餉でした。
お志乃が大店の女将として成長し、熊吉もまだ弱輩ながら男子の心意気を見せ、その中、お妙だけがいつまでもウジウジしているなあ〜と思っていましたが、ここにきて大きな覚悟。
なんと言っても、一番の成長は只次郎。
モヤモヤしていたものが一気に晴れて、大団円でした。
黒幕も、チンケな小物と違って流石のやりようである。
ヤクザも大親分ともなれば、下っ端の様な悪さはせず、懐の大きなところがあるからなあ〜
おっと。
ヤクザなんかと比べてはいけない。
なんか・・・悔しいけど、黒幕もいい仕事したなぁ・・・
暑気あたり/草市の夜/棘の尾/甘い算段/戻る場所
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸