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林家では、只次郎の姪・お栄の桃の節句を祝うこととなった。故あってあまり会えずにいた祖父・柳井もぜひ宴にと、声をかけられる。孫娘の祝いの席に何か特別な土産をと張り切る柳井だったが、お栄の母である娘からは「贅沢なものは不要」と言われてしまった。困り果て、居酒屋「ぜんや」で女将のお妙に相談を持ちかけると……。一方、お妙の笑顔と料理にぞっこんの只次郎に恋敵が現れる。小さな悩みも大きな悲しみも、まずはお腹を満たしてから。酒と箸が止まらない!ゆったり嗜む傑作人情小説、第四巻。
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Posted by ブクログ
何気なく手に取ったが、思いのほか面白かった。江戸の町人の日常を美人女将のお店を中心に描く、短編集。一話完結なので読みやすい。描かれる料理はどれもとても美味しそう。 1巻から読んでないので、前の事件がわからないもどかしさはあったが、概ね理解できる。 人情味あふれる話で読後感も良い。 短編の一つは、藪入...続きを読むの話。藪入で帰ってくる近所の母のいない子どもAを女将が里帰りかわりに迎えた話では、その子どもAが実は母がいないのを知らずに、同じく母がいなくて意地悪をする、見知らぬ子どもBと喧嘩になる。子どもAには父もおらず、Bには妻を亡くして飲んだくれている父がいる。 女将の手料理を通して仲直りし、お互いの身の上を理解しながら、Bの父も立ち直るという心温まる話。この粒度のゆったりした話が詰まっており、読みやすい。
今回も笑いあり、しんみりあり、ほっこりありと 安心の物語也。 恋のライバルが出てきて、ちょっとはハラハラするけど 話にメリハリが生まれてそれもよし。 こういう優しい気分にさせてくれる小説を読めるというのは とっても幸せなことじゃなかろか。 あっという間に読み終えてしまうのが、もったいなく思える。
神田花房町の居酒屋「ぜんや」を営む女将、お妙28歳、目の覚めるような美女。お勝、おえんが手伝いを。鶯の世話をしてるのは旗本の次男坊、林只次郎28歳、そして今回新たに腕っぷしの強い浪人草間重蔵がお妙の前に登場。坂井希久子さんの「さくさくかるめいら」、居酒屋ぜんやシリーズも4巻目、いよいよ佳境に入ってま...続きを読むす(^-^) 果たして若後家お妙の心を鷲掴みにするのは、柔の只次郎か、剛の重蔵か!? 次回に期待が高まります!
次につながる内容で、楽しみ。ありきたりのストーリーなのかもしれないが料理が美味しそうで、目の前に浮かんでくる。
居酒屋ぜんや シリーズ1-4 林家只次郎の姪、お栄の巻。 桃の節句の当日、晴れ着を着るのが嬉しくてたまらないという子供らしいお栄。幼いながらもよく周りを見、観察し、どう対処すれば良いか、きちんとわきまえ、行動できる聡い子。しかし、意地や長年のわだかまりが大人を素直にさせまいとする。真っ直ぐな、キラ...続きを読むキラとして見えるお栄が、私にも眩しく羨ましく思える。自分自身も意思を軽々変えない事が芯を貫いているのだと勘違いしたり自分に言い訳していたりする節があるんだろうなと自省した。もっと素直になろう。 そして、最後の1ページ。なんて思わせぶりに終わり方。用心棒の重蔵、何者なのか。気になるー。 ヅケ鰤のちらし寿司、大根と人参のひらひら煮、浅蜊と干葉の白味噌仕立て、玉子ふわふわ、鰯の梅煮、芹と京葉の浸し物、蕗の薹の天麩羅、里芋と大根のこっくり煮、霰豆腐、鰻もどき(豆腐)、空也豆腐、薄墨豆腐の茶巾絞り吸物仕立て、浅蜊と菜の花の白和え、蕗の醤油漬け、玲瓏(こおり)豆腐、春牛蒡の南蛮漬け、ふきと厚揚げの煮浸し、菜の花と馬鹿貝のぬた、明日葉と海老の天麩羅、深川飯、独活の胡麻和え、こごみの酢味噌和え、若竹煮、蛤の杉焼き、かるめいら。
飯テロ系。和食っていいなと思いました。 只次郎の恋の行く末も気になるけど、鶯のルリオも気になります。 ルリオは美声だけど、リアルの鳴き初めの下手くそな鶯もそれなりにかわいいと思います。 あと、姪っ子ちゃんが物分かり良過ぎてちょっと怖い。
今回もサクサク読めて面白かった。重蔵という何とも悩ましい男性が登場して、ますます目が離せない。お妙が幸せな形におさまりますように。ただの日常系ではなく、人としての本性というか在り方も先生が見せてくれ、読んでいてさまざま気付かされる。
妙の周りには熊吉と、友達になった丈吉、用心棒の重蔵と登場人物が増えていく。又、お栄のお陰で只次郎は兄とのわだかまりが消え、祖父柳井も今後はもっと林家に気軽に訪問する事が出来るようになるんだろうな
前巻で謎解きがとりあえず一段落して次なる展開へと誘なう今作では只次郎に新たな友人と恋敵が登場する。そしてルリオの跡継ぎも……?
桃の節句に今年はお栄の母親方の祖父も呼ぶことになった。 ぜんやでは、お妙が救ってもらった腕利きの浪人を用心棒として雇うことに。住み込み先は裏の長屋だ。 只次郎は、気になって仕方ない。 節句のお祝いでお栄から大人たちに進言が。 子供の方がよく見ている。 母親と祖父の確執。 叔父と父親の確執。 栄...続きを読むの一言で氷解。
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