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Posted by ブクログ
美人女将のお妙が切り盛りする居酒屋「ぜんや」では、武家の次男坊・只次郎の愛鳥ルリオの雛の譲渡権をめぐりプレゼンが行われます。お妙の料理を酒のつまみに、雛を狙う大店の旦那衆がわいわい争っている様子が楽しい本シリーズ。
今回は、只次郎とお妙の関係が大きく動くことになり、江戸版『めぞん一刻』みが出てきました。
それにしても三河屋の旦那とその娘の、只次郎へのアプローチがなかなか強い。そして大体そんな第三者の存在が、自分の本当の気持ちと向き合うきっかけになるものなんだよな。
料理では、武士がきゅうりの輪切りを食べない(断面が葵御紋に似ているから)とか、まぐろ(別名シビ→死日)といった武士がタブーとしている食べ物についての描写があるのが興味深かったです。そして只次郎はそういった武士のならわしごとをスルーしている自分がいることに気づきます。それは町人としてやっていくという思いが固まってきたということ。今後の展開が楽しみです。
Posted by ブクログ
居酒屋ぜんや シリーズ1-7
嫌だ嫌だと思っても、いざ捨てようとしてみたら、やっぱり武家という「家柄」に守られているのだ、と思い知る只次郎。全てを手放し、違う世界に飛び込もうとするのは、いつの時代も勇気のいる事だなと感じる。
升川屋さんの夫婦喧嘩に巻き込まれたり、裏店のおえんさんの願いが叶ったり、凛気を起こしたり、三河屋さんにお浜ちゃん絡みで只さんが振り回されたりする。
時がどんどん過ぎて、状況がどんどん変わっていくのに、お妙と只次郎だけはやっぱり変わらずだ。なんともまあ焦れったい。
解決したと思われた過去の事件の真相でまた一波乱ありそう?
豆腐と筍のうま煮、木の芽味噌の三種和え、丸汁、筍羹、海老のそぼろあんかけ蕪、桜海老と空豆のふわふわ焼き、鮎並の葛叩き、小茄子の蓼漬け、鰯の煮膾、翡翠茄子、炒り豆の紅生姜揚げ、水晶豆腐の澄まし汁、鰻のちらし寿司、南瓜の胡麻味噌和え、人参と京葉の白和え、かすてら玉子、無花果の田楽、蓮餅の餡かけ。
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小説・文芸
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