雨の日は、一回休み

雨の日は、一回休み

1,500円 (税込)

7pt

おじさんはひどい。でも、おじさんだってつらい!? 男性は「そうなんだよ」と共感、女性は「こんな人に困ってる!」と思わず頷く物語。 ●人事からセクハラを注意された課長。だが、どの部下が訴えたかわからない。次の日から部下の対応に四苦八苦するのだが……。(「スコール」) ●女性の後輩に出世競争で敗れ、役員になれなかった男は、果たして次の生きがいを見つけられるのか。(「時雨雲」) ●浮気で離婚された男が、十年ぶりに娘と再会した「気まずい場所」とは。(「涙雨」) ●四十代で派遣社員。ストレス解消にネット上で女子高生「さなたん」として活動する男が陥った大ピンチ。(「天気雨」) ●定年退職後、街に出て公共マナーを注意することが生きがいとなった男の孤独。(「翠雨」) 報われない「おじさん」たちの心情を時にコミカルに、時に切なく描き出す、連作短編集。

...続きを読む

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    272ページ
  • 電子版発売日
    2021年06月18日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

雨の日は、一回休み のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何歳からでも変われる、変わろうと思う事が大事だと思わせてくれた。
    歳をとるのは怖いけど、悪い事ばかりではないかもしれないね。

    0
    2025年05月29日

    Posted by ブクログ

    予備知識ゼロの完全ジャケ読み。私は作品に出てくるおじさんたちの気持ちと同じタイプ。30年も当たり前だと思って生きてきたのに、今さらそれを古いだのアップデートしろだの言われても。する気はあるから、たまに間違えたり、更新に時間がかかることくらい受け入れていただきたい。と、読みながら『そうそう!』と頷いて

    0
    2024年07月14日

    Posted by ブクログ

    おじさん+雨モチーフの連作5短編…なぜこのチョイスかというと、人生の雲行きが怪しくなってきた人たちなんですよね。もう面白い。

    お互いの辛さがわかって少し優しくなれるような。雨のあとにわずかながら晴れ間が覗くような。
    希望を感じる読後感。

    0
    2024年06月17日

    Posted by ブクログ

    おじさんたちの切なくもコミカルな連作短編。
    最初はどのおじさんのたちの中にある凝り固まった考え方にうんざりしてたけど、どの話も読み進めると時代だったものね、おじさんも辛いよねとなぜか共感してしまい、応援したくなるから不思議だ。
    現実はそんなに簡単には変われないけど、なんとなく心がほっこりしてくる。

    0
    2023年07月04日

    Posted by ブクログ

    令和の定年世代の親父達の嘆き。
    同じ世代の私でも腹が立って『そりゃ、あなたが悪い!』と言いたくなることもあるし、『そうそう、昔はそうだったよね。』と、共感できるところもある。
    セクハラ、パワハラ…これくらいで?って思うことも多々ある。生きにくい世の中になったものだ。

    0
    2023年06月08日

    Posted by ブクログ

    おじさんは変われない?
    いや変われないおじさんはつらいだな

    時代と相手に合わせて生きる、自分だけの世の中じゃないんだから。と言われたような感じがした。

    なかなか哀愁があって、おもしろかった

    0
    2023年05月31日

    Posted by ブクログ

    次に日本に産まれるなら、女ではなく男に産まれたいと思っていたが、この本を読んだら、男の人のつらさが分かった。うん、男もつらいね。

    おっさんと雨の日の短編集、なかなか面白い!
    女性目線の話は多いけど、男性のみの短編集は珍しいのでは?
    男のつらさが分かったと書いたけど、話は愉快で救いがあった。

    男女

    0
    2023年03月14日

    Posted by ブクログ

    「スコール」「時雨雲」「涙雨」「天気雨」「翠雨」
    5話収録の連作短編集。

    ったく、おじさんって人種はどうしようもないなと呆れたり怒れたり溜め息がエンドレス。

    昔と比べセクハラ・パワハラに厳しいご時世だとは思うけど、その発言、その行動、ああ、自覚がなさ過ぎる。

    家族の為に来る日も来る日も必死に働

    0
    2023年02月17日

    Posted by ブクログ

    何気なく買った本でしたが、なかなか面白かった。
    主人公たちの年代に近いこともあってか、自分にも重なる部分があり、感情移入できたのかな。

    0
    2023年01月24日

    Posted by ブクログ

    オジサンの嫌なところ、自分に活気が漲っていた時代と今の時代の価値観の齟齬でもがく姿を目の当たりにした。

    この作品では男性のそういうところに焦点が当たっていて、女性は比較的前向きだったりいい意味で強かに描かれているけど、生きづらさというのはポイントが違うだけで、誰もがもがいているのだと思う。

    オジ

    0
    2022年10月12日

雨の日は、一回休み の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    272ページ
  • 電子版発売日
    2021年06月18日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

坂井希久子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す