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おじさんはひどい。でも、おじさんだってつらい!? 男性は「そうなんだよ」と共感、女性は「こんな人に困ってる!」と思わず頷く物語。 ●人事からセクハラを注意された課長。だが、どの部下が訴えたかわからない。次の日から部下の対応に四苦八苦するのだが……。(「スコール」) ●女性の後輩に出世競争で敗れ、役員になれなかった男は、果たして次の生きがいを見つけられるのか。(「時雨雲」) ●浮気で離婚された男が、十年ぶりに娘と再会した「気まずい場所」とは。(「涙雨」) ●四十代で派遣社員。ストレス解消にネット上で女子高生「さなたん」として活動する男が陥った大ピンチ。(「天気雨」) ●定年退職後、街に出て公共マナーを注意することが生きがいとなった男の孤独。(「翠雨」) 報われない「おじさん」たちの心情を時にコミカルに、時に切なく描き出す、連作短編集。
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Posted by ブクログ
自分の父親が登場人物たちと同年代なので、他人事とは思えなかった。
私も自分の将来が心配になることはあるが、この世代の男性はまた違ったかたちで将来に対して不安があるのだと思う。
男性特有のプライドは厄介で、年齢が上がるほど拗れてしまうのだろう。(お父さんごめんなさい)
その時代の犠牲者でもあるだろうし、ある意味可哀想なのかもしれないが、今の時代に合わせていく柔軟性は自分自身で培っていくしかない。
とはいえ、自分も違うかたちで時代の影響を受けているはずなので、令和の価値観と自分にとっての大事な価値観をバランスよく受け入れられるように生きていきたい。
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