運河作品一覧

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  • 影踏亭の怪談
    4.0
    僕の姉は怪談作家だ。本名にちなんだ呻木叫子というふざけた筆名で、専攻していた民俗学でのフィールドワークの経験を生かしたルポルタージュ形式の作品を発表している。ある日姉の自宅を訪ねた僕は、密室の中で両瞼を己の髪で縫い合わされて昏睡する姉を発見する。この常識を超えた怪事件は、彼女が取材中だった旅館〈影踏亭〉に出没する霊と関連しているのか? 姉を救う手掛かりを求めて宿へ調査に出向くことにした僕は、宿泊当夜に密室で起きた殺人事件の容疑者となってしまい……第17回ミステリーズ!新人賞受賞作ほか、全4編を収録。/【目次】影踏亭の怪談/朧トンネルの怪談/ドロドロ坂の怪談/冷凍メロンの怪談/解説=朝宮運河
  • ひそやかな賭【ハーレクイン・マスターピース版】
    -
    運河の町で恋をした。思っていたのとまったく違う人に。 派遣看護師のコンスタンシアは仕事先のオランダで、イエルン・ファン・デル・ヒーセンという医師と出会った。年上のドクターは優しく穏やかで、笑顔がすてきな男性だ。一緒にいると心が安らぎ、いつしか彼女は恋に落ちていた。人づてに聞いた話では、彼は決して裕福ではないようだけれど、コンスタンシアはむしろそのほうがいいと思っていた。これまでに会ったお金持ちは皆、心が貧しく不幸な人ばかりだった。お金なんてなくていい。ささやかな幸せのほうが大切なのだから、と。しかし、コンスタンシアはまだ知らなかった。まさかドクターが本当は、お金持ちの男爵だったとは……。 ■オランダの雇い主にくびにされたコンスタンシアが荷物を持って街を歩いていると、気づかない間にパスポートや所持金の入ったバッグを盗まれてしまいます。途方に暮れているところへ現れたのは、彼女が密かに心を寄せるドクター・ファン・デル・ヒーセンで……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集
    3.9
    『影牢 現代ホラー小説傑作集』に続く2010年代を中心に発表された傑作ホラー短編7選。小野不由美の“営繕かるかや怪異譚”シリーズからは死霊に魅入られた主人公の心理に慄然とさせられる「芙蓉忌」。土俗的作品で知られる岩井志麻子による怨霊の圧倒的恐怖を描いた海の怪談「あまぞわい」。怪談の存在意義を問う辻村深月の「七つのカップ」など。作家たちの巧みな想像力により紡がれた悪夢の数々がここに。解説・朝宮運河 【収録作】 小野不由美「芙蓉忌」(『営繕かるかや怪異譚 その弐』角川文庫 山白朝子「子どもを沈める」(『私の頭が正常であったなら』角川文庫 恒川光太郎「死神と旅する女」(『無貌の神』角川文庫 小林泰三「お祖父ちゃんの絵(『家に棲むもの』)角川ホラー文庫 澤村伊智「シュマシラ」(『ひとんち』光文社文庫 岩井志麻子「あまぞわい」(『ぼっけえ、きょうてえ』角川ホラー文庫 辻村深月「七つのカップ」(『きのうの影踏み』角川文庫
  • 神風超空母「大和」(1)異次元交錯!日本海の激闘
    3.0
    2011年、さまざまな軋轢を繰り返し、ついに日本は中国と全面戦争に突入する。出撃した日本海軍JF1〈ゼロ〉航空部隊の前に突然現れたのは、なんと太平洋戦争時に活躍した名機・零戦であった。だが、異変はこれだけにとどまらず、ふたたび繰り返される過去の旅客機事故や、連合艦隊司令長官・山本五十六の目撃事件など、奇怪な現象が頻発していた。そして、日本軍兵器にも原因不明の不具合が連発し、優位に展開していた対中国戦に暗雲が立ちこめる……。この異常事態に対処すべく、日本海軍初の原子力イージス戦闘空母〈大和〉を主力とする第一艦隊が、海洋調査に乗り出す。しかし、〈大和〉を待ち受けていたのは、過去と未来が交錯する恐るべき時空移動であった。かくして空母〈大和〉と昭和の戦艦「大和」が遭遇する!架空戦記の第一人者・野島好夫が描く、待望の新シリーズ、ここに始まる!
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集
    4.2
    『七つのカップ 現代ホラー小説傑作集』と対をなす傑作ホラー短編8選。大都会の暗い水の不気味さを描く鈴木光司の「浮遊する水」。ある商家の崩壊を 陰惨に語る宮部みゆきの時代怪談「影牢」。美しく幻想的な恐怖を描く小池真理子の不気味な地下室が舞台の「山荘奇譚」。記憶の不確かさと蠱惑的世界を 描いた綾辻行人の「バースデー・プレゼント」など、ホラー界の実力派作家によるオールタイムベスト! 解説・朝宮運河 【収録作】鈴木光司「浮遊する水」(『仄暗い水の底から』角川ホラー文庫 坂東眞砂子「猿祈願」(『屍の聲』集英社文庫 宮部みゆき「影牢」(『あやし』 三津田信三「集まった四人」(『怪談のテープ起こし』集英社文庫 小池真理子「山荘奇譚」(『異形のものたち』角川ホラー文庫 綾辻行人「バースデー・プレゼント」(『眼球綺譚』角川文庫 加門七海「迷(まよ)い子」(『美しい家』光文社文庫 有栖川有栖「赤い月、廃駅の上に」(『赤い月、廃駅の上に』
  • 運河の街の恋【ハーレクイン文庫版】
    -
    【秘密の恋心】私はただの世話係。彼はふりむいてもくれないのに。 看護師の研修を数週間後に控えたアラミンタ・ポンフリーに、思いがけない仕事が舞い込んだ。あるオランダ人医師の幼い双子の甥の世話係に、アラミンタが推薦されたのだ。ドクター・マークス・ファン・ダ・ブローというその医師は、予想外に若くハンサムで、彼女はひと目で好意を抱いた。胸躍る外国生活、かわいらしい子どもたちとの楽しい日々。だがアラミンタに対するマークスの態度は常に冷たく、彼を愛し始めてしまったアラミンタは、人知れず苦しむ。彼にとっては“ミス・ポンフリー”など、永遠に他人なのだと。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 決定版 江戸川乱歩全集
    -
    日本の推理小説・探偵小説を代表する江戸川乱歩の初期から最晩年までの傑作小説、明智小五郎・少年探偵団シリーズ(年代順)、随筆、評論、さらに同時代作家による評伝など約160作品を収録した乱歩全集の決定版です。 ■目次 【推理小説】 赤い部屋 悪霊 悪霊物語 偉大なる夢 一枚の切符 芋虫 陰獣 江川蘭子 押絵と旅する男 お勢登場 恐ろしき錯誤 踊る一寸法師 鬼 鏡地獄 火星の運河 恐怖王 疑惑 空気男 空中紳士 黒い虹 五階の窓 孤島の鬼 湖畔亭事件 石榴 殺人迷路 新宝島 接吻 双生児 算盤が恋を語る話 断崖 智恵の一太郎 妻に失恋した男 盗難 毒草 二銭銅貨 日記帳 二癈人 人間椅子 灰神楽 白昼夢 白髪鬼 パノラマ島綺譚 秘中の秘 人でなしの恋 一人二役 火繩銃 百面相役者 覆面の舞踏者 ぺてん師と空気男 防空壕 堀越捜査一課長殿 魔王殺人事件 蟲 夢遊病者の死 目羅博士の不思議な犯罪 盲獣 木馬は廻る モノグラム 闇に蠢く 幽霊塔 指 指環 緑衣の鬼 【明智小五郎シリーズ】 D坂の殺人事件 心理試験 黒手組 幽霊 屋根裏の散歩者 一寸法師 蜘蛛男 何者 猟奇の果 吸血鬼 黄金仮面 黒蜥蜴 人間豹 悪魔の紋章 暗黒星 兇器 化人幻戯 影男 月と手袋 大暗室 【少年探偵団シリーズ】 怪人二十面相 少年探偵団 妖怪博士 大金塊 青銅の魔人 虎の牙 透明怪人 怪奇四十面相 宇宙怪人 鉄塔の怪人 灰色の巨人 海底の魔術師 探偵少年 黄金豹 魔法博士 天空の魔人 サーカスの怪人 妖人ゴング 魔法人形 まほうやしき 赤いカブトムシ 奇面城の秘密 夜光人間 塔上の奇術師 鉄人Q ふしぎな人 仮面の恐怖王 かいじん二十めんそう(「たのしい二年生」版) かいじん二十めんそう(「たのしい一年生」版) 電人M おれは二十面相だ 怪人と少年探偵 妖星人R 超人ニコラ 自作解説 怪人二十面相と少年探偵団 【評論・随筆】 ある恐怖 映画の恐怖 墓場の秘密 お化人形 声の恐怖 こわいもの(一) こわいもの(二) 旅順海戦館 少年ルヴェル 残虐への郷愁 文学史上のラジウム──エドガア・ポーがこと── 人形 非現実への愛情 妖虫 瞬きする首 マッケンの事 郷愁としてのグロテスク 群集の中のロビンソン・クルーソー スリルの説 鬼の経営する病院 レンズ嗜好症 人花 一人の芭蕉の問題 「幽霊塔」の思い出 病める貝 ──E・A・ポー逝きて百年── 小栗虫太郎君 探偵小説このごろ(江戸川乱歩、野村胡堂) ヒッチコックのエロチック・ハラア 透明の恐怖 フランケン奇談 探偵小説の「謎」 【関連作品】 乱歩分析(大下宇陀児) 江戸川氏と私(小酒井不木) 「心理試験」序(小酒井不木) 「二銭銅貨」を読む(小酒井不木) 私の探偵小説(坂口安吾) 乱歩氏と私と(野村胡堂) 「陰獣」その他(平林初之輔) 江戸川乱歩(平林初之輔) 『心理試験』を読む(平林初之輔) 日本の近代的探偵小説(平林初之輔) 乱歩氏の諸作(平林初之輔) 三十六年前(森下雨村) 江戸川乱歩氏に対する私の感想(夢野久作)

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  • カンガルー・ノート(新潮文庫)
    3.9
    ある朝突然、〈かいわれ大根〉が脛に自生していた男。訪れた医院で、麻酔を打たれ意識を失くした彼は、目覚めるとベッドに括り付けられていた。硫黄温泉行きを医者から宣告された彼を載せ、生命維持装置付きのベッドは、滑らかに動き出した……。坑道から運河へ、賽の河原から共同病室へ――果てなき冥府巡りの末に彼が辿り着いた先とは? 急逝が惜しまれる国際的作家の最後の長編!(解説・ドナルド・キーン)
  • 十津川警部 捜査行 東海道殺人エクスプレス
    3.5
    京浜運河に面した鶴見線の駅から出られないことや、真下に海面が見えることでも知られる海芝浦でデートを楽しむ若いカップル。そのカップルに悲劇が起きる。女性が絞殺死体で発見された。被害者には殺害されるような事情は見当たらず、十津川警部と亀井刑事は、別の事件との関連に着目し、巻き込まれた被害者の恨みを晴らす。
  • 紅い報告書 東京高田馬場事件
    -
    1~15巻110円 (税込)
    実在の事件をモデルに描く小沢章友の単行本未収録実録短篇小説。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • てのひら怪談 ずっとトモダチ【試し読み】
    無料あり
    5.0
    ホラー&児童書の人気作家10人が、てのひらサイズの物語で、キミを恐怖の世界に引きずりこむ! 真夜中、洗面所の三面鏡に写った自分とじゃんけんをしてみたら……(「血みどろメアリー」)、恋愛成就を願って、好きな男の子の机の足に糸を結ぼうとしたら……(「赤い糸のおまじない」)、転校先の学校にはすごく不気味な授業があって……(「ぢんぬるさま」)ほか、すぐ読めて、ガチで怖いと話題のシリーズ第3弾!
  • てのひら怪談 見てはいけない【試し読み】
    無料あり
    3.5
    てのひら怪談──それは、てのひらにおさまるほど小さな小さな物語。すべて800字以内で書かれた、こわい話やふしぎな話のこと。短いから、あっというまに読みおわる。でも、油断しちゃだめだよ。幽霊やのろいの話、学校でおこった事件、聞いたこともないような変わった話……どれも本当におそろしいんだ。さあ、勇気を出して、ページをめくってみて。すぐ読めて、ガチで怖いと話題のシリーズ、第二弾!
  • てのひら怪談 こっちへおいで【試し読み】
    無料あり
    3.0
    てのひら怪談──それは、てのひらにおさまるほど小さな小さな物語。すべて800字以内で書かれた、こわい話やふしぎな話のこと。短いから、あっというまに読みおわる。でも、油断しちゃだめだよ。幽霊やのろいの話、学校でおこった事件、聞いたこともないような変わった話……どれも本当におそろしいんだ。さあ、勇気を出して、ページをめくってみて。50編の小さな物語が、きみがやってくるのを待っているよ──。

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  • 謎のプレイボーイ【分冊】 1巻
    無料あり
    1.0
    財産目当てで娘に近づいた男について調べてほしいという依頼を受けた女探偵ダルシー。その男はヴェネツィアの運河でゴンドラの船頭をしているが、実は伯爵だとうそぶいているらしい。 令嬢のふりをして囮になり、ダルシーは彼に近づくが、その太陽のように輝く笑顔と甘いドン・ファンぶりに、すっかり魅了されてしまう。しかし、彼の正体は・・・!?

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  • 運河【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    恩人である伯爵夫人に頼まれ、ある男のあとを追っていたスージー。フィオレンツォ・ベネローゼというその男は、伯爵夫人を脅迫しているのだという。ところが尾行していると、彼は謎の男たちに襲われ運河のなかにつき落とされてしまった。スージーはとっさに彼を助け出し、ずぶ濡れの彼をほうってもおけず自分のアパートメントで着替えをさせることに。初めて間近に見る彼は、たくましく魅力的で、スージーの胸は高鳴ってしまう。だめよ! 彼は悪い男なのに――!

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  • 情熱のヴェネチア【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    倹約家のローラは久しぶりの休暇をとって、ひとりロンドンからヴェネチアに飛んだ。空港には、親友が手配してくれた出迎えが待っていた。ドメニコという名前のヴェネチア生まれの男性…ロマンチストの彼は、この街の案内役にうってつけだった。陽光あふれる運河、迷路のような路地、歴史の香り漂う街並み。ドメニコの案内する街は魔法のような魅力に満ちていた。そして、ふたり一緒に観光名所をめぐるうちに、いつのまにかローラは恋におちていた…!?

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  • 赤線母娘~売春街に生きて~
    5.0
    「お母ちゃん! もう身体売るのは嫌だよ!」実の母親に客を取らせられる!? 戦後昭和の売春街で身体を売って生きた母娘の壮絶人生を描いた「赤線母娘~売春街に生きて~」、両親を失った令嬢姉妹、疎開先で奴隷のように扱われ、家の主人からはいやらしい目で見られるようになり…? むごく淫猥な日々をまとめた「疎開の姉妹」、怖いものナシのお嬢様が売られた先は日本人娼館!? 待ち受ける地獄の日々に救いはあるのか…涙なしでは読めない「からゆき」、学校にいきたい! その一心で街に出ようとした小さな村の少女が運ばれたのは金持ちの変態の豪邸だった。少女の絶望と再生を描いた「なみだの運河」。汐見朝子がおくる、身勝手な男の欲望に翻弄された女たちの物語4作品を収録!
  • 悪役令嬢は怪談を嗜みたい(2)【分冊版】1
    完結
    -
    大好きな怪談を満喫する、マイペース悪役令嬢の第二の人生エンジョイストーリー第二弾! 二人きりで過ごす時間を得るため旅行に出たステイシーとライナス。 向かった先は小さな島々が集まる都市「キャナーリス」だった。 運河が栄え、白壁に赤煉瓦の屋根が並ぶ美しい街並みに感嘆する二人。 しかし観光都市として有名な美しい風景に反して、キャナーリスは幽霊話の宝庫だった。 折角の旅行中だがもはや幽霊話は避けられないと、開き直って取材を兼ねることにした二人。 そんな折、ステイシーたちは人目を忍んでいる様子のかつての恩師を見かけ――? 『悪役令嬢は怪談を嗜みたい(2)【分冊版】1』には「第一章」~「第四章」までを収録
  • 「アジアインフラ投資銀行」の凄惨な末路 中国の野望はかくて潰える
    -
    1巻880円 (税込)
    「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」が大きな話題になっている。欧州勢が大挙して参加を表明、57カ国が設立メンバーとして加盟することになったからである。この状況下、日本でも、経済界を中心に「参加しないと、商機を失う」「バスに乗り遅れるな」との大合唱が巻き起こった。だが、何かがおかしくないか? 本書ではAIIBの華やかなニュースの裏側に隠された中国の真実に肉薄していく。何より、あるはずの中国のカネはあらかた海外へ持ち出され、外貨準備は底をついている。人民元の暴落もまもなく始まりかねない。参加を表明した国々の思惑もバラバラ。さらに、米国の対中政策は「戦略的パートナー」から「仮想敵国」へ移りつつあり、親中派すら中国を罵倒しはじめている。しかも、ニカラグア運河など海外大プロジェクトはいずれも失敗の瀬戸際。「集金兵」こと習近平は、国内の凄惨な権力闘争に明け暮れて、今や暗殺と軍事クーデターを本気で懼れている。この先には、とてつもない破局があるのみではないのか。誤ったメディア報道に踊らされ、目先の利益に目が眩んで右往左往するすべての日本人に驚愕の真実を伝える警告の書。

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  • アトミックアウェイクニング 原子の発見からマンハッタン計画、そして原子力発電へ
    完結
    -
    「原子力」がわかる!人類と原子力の未来を考察する三部作の第一弾。 原子力に未来はあるのか。米国原子力分野の第一人者である著者が綴る、原子力の誕生と発展、そして挫折、再起のものがたり。原子論の発展に始まり、電磁気、放射線の発見を経て、核分裂、原子爆弾、原子力発電に至る原子核物理学・原子力技術の歴史をまとめた本書は、原子力の数奇な歴史を時代別に三段階に分け、それぞれをファンタジー、パズル、パラドックスの時代として分かりやすく解説している。原書は2009年に刊行されており、福島第一原発事故を経てからの未来考察は続編の『アトミックアクシデント』を参考にしてほしい。 【目次】 序 文 内輪のジョーク 序 章 ファンタジーの中のパズルの中のパラドックス 第1部 ファンタジー  1-1 見えない魔物  1-2 残されたいくつかの問題  1-3 アインシュタインの爆弾  1-4 宇宙の反対側 — 相対性理論と量子力学  1-5 原子核の秘密 第2部 パズル  2-1 天才の偶発的集積  2-2 ドイツ帝国の脅威  2-3 闇の中の衝撃  2-4 トンネルの入口の光  2-5 戦後の計画 第3部 パラドックス  3-1 原子カレース  3-2 運河掘削,癌治療,そして木星へ  3-3 黒鉛炉が火事だ!  3-4 原子力ロケット・原子力航空機  3-5 建設ラッシュ,挫折,そして再起へ エピローグ 放射能公園 【著者】 ジェームズ・マハフィー ジェームズ・マハフィー博士はジョージア工科大学にて上級研究員を務め、この間に米国防衛原子力局を始めとした数々の公的機関・民間企業でプロジェクトを指導、遂行した。またジョージア州ハッチ原子力発電所では、スリーマイル島事故後の安全システム開発の指揮にあたった。ジョージア工科大学に25年間勤務した後、民間企業の先端研究部門責任者や技術部門責任者を歴任した。 現在はフルタイムで著述業、コンサルタント業に従事。自身の専門分野に関して多数講演し、その巧みで分かりやすく、また楽しいトークには定評がある。 【翻訳者】 百島祐貴 慶應義塾大学病院予防医療センター 放射線科専門医 【監訳者】 林﨑規託 東京工業大学准教授
  • Another side of 辻村深月
    4.0
    書き下ろし短編、宮部みゆき・伊坂幸太郎との特別対談、全作品解説インタビュー――唯一無二の小説を生み出し続ける辻村深月の裏側を徹底解剖。ファン必読の1冊、誕生! 【内容紹介】 <新規収録> 書下ろし短編小説 書籍未収録短編「影踏みの記憶」 著者による全作品解説インタビュー 特別対談 宮部みゆき 伊坂幸太郎 新刊『この夏の星を見る』(2023年6月刊行予定)紹介書評 吉田大助 エッセイ 浅倉秋成 一穂ミチ 呉勝浩 白尾悠 武田綾乃 成井豊 吉野耕平 論考 朝宮運河 千街晶之 東畑開人 トリビュートイラスト 山田章博 木村風太 雁須磨子 ほか <再録> 対談 朝井リョウ あずまきよひこ 幾原邦彦 羽海野チカ 大島てる 大槻ケンヂ 藤田貴大 藤巻亮太 中村義洋 松坂桃李 松本理恵 師弟問答with綾辻行人 辻村深月の100問100答 大山のぶ代さんにお会いした日(文:辻村深月) 文庫解説『ののはな通信』『あとは野となれ大和撫子』 etc
  • アムステルダム運河殺人事件
    3.0
    19××年8月末の夕方、アムステルダム市内の運河に浮かんでいた、銀色のジュラルミン製トランク。――その内部には、血まみれの下着と共に、首と手首と脚を切断された、男の胴体があった。オランダ警察は、下着の文字と黄色の皮膚から、被害者は日本人と判定、身元は、ベルギー駐在の一商社員と知れた。……国際犯罪を描く、巨匠松本清張の本格推理小説!「セント・アンドリュースの事件」併載。
  • アムステルダムの詭計
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    昭和四十年のアムステルダム運河バラバラ殺人事件から二十年以上経過して、私はアムステルダムへ駐在することとなった。そこで知る松本清張氏が記した『アムステルダム運河殺人事件』の謎、先輩の「死」の真相とフェルメールの贋作、そしてM子。歳月を経てすべてが繋がった。それはまさに「詭計」と呼ぶべきものだった―。
  • & Premium特別編集 パリの街を、暮らすように旅する。
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 ※本書は『&Premium』2014年1月号から2018年11月号までの連載ページに掲載されたものを再編集・増補改訂したものです。 誌面の内容は原則として初出時のもので、現在と一部異なる場合があります。 &Paris パリの街を、暮らすように旅する。 ■映画が教えてくれるパリ。 「パリの恋人」「昼顔」「5時から7時までのクレオ」「死刑台のエレベーター」 「勝手にしやがれ」「ミッドナイト・イン・パリ」「クロワッサンで朝食を」 ■松原麻理のパリぶら通信 【紹介エリア】 フューステンべルグ広場 サンジェルマン・デ・プレ リュクサンブール オデオン サンシュルピス リュ・デュ・バック 5区 モントルグイユ周辺 パレ・ロワイヤル ギャルリー・ヴィヴィエンヌ、ギャルリー・ヴェロ=ドダ パサージュ・デ・パノラマ、パサージュ・ジュフロワ パサージュ・ヴェルドー サントノレ サンポール マレ レピュブリック&オベルカンフ マルティール界隈 サン・マルタン運河 シャトー・ドー ルドリュ=ロラン ラマルク・コーランクール~マルカデ・ポワソニエ バティニョル パッシー 【紹介テーマ】 インテリアショップ プチギフトが見つかる店 サロン・ド・テ 本屋 甘い手みやげ ヴィンテージショップ パリのアフリカ ブラッスリー 邸宅美術館 ホテル ■松原麻理のパリ郊外を歩く ル・コルビュジエのサヴォア邸 プロヴァンのバラ  フォンテーヌ・ブロー オーヴェル・シュル・オワーズ ■私のマルシェ自慢 ベルヴィルのマルシェ、ペールラシェーズのマルシェ マルシェ・コンヴァンション マルシェ・ド・ロリーヴ アリーグル屋外市場 バティニョルのビオ・マルシェ マルシェ・デ・ザンファン・ルージュ テルヌの商店街 クロワ・ド・シャヴォー バスティ-ユのマルシェ サントゥスタッシュ=レ・アール ヴィルマンのマルシェ  モンジュ広場のマルシェ モーベールのマルシェ  ラスパイユのビオ・マルシェ エドガー・キネのマルシェ ドーメニルのマルシェ
  • 池上彰の世界の見方 中南米 ~アメリカの裏庭と呼ばれる国々~
    値引きあり
    4.2
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 アメリカ観が一変する「中南米講義」! 都立新宿高校での白熱講義を書籍化! 人気シリーズ最新刊! 「地峡で有名なパナマは、アメリカが運河を支配するために独立させた国だった」 「キューバにある米軍グアンタナモ基地は、キューバ独立時の取り決めにより、アメリカは永久に借りられる」 「キューバと関係を深めるグレナダを、アメリカは自国民保護を理由に侵攻。親米政権を樹立した」 など、中南米諸国とアメリカとの知られざる関係を詳しく解説。 中南米で左派政権が生まれたり、反米を標榜する政府が登場したりする背景がわかります。 世界には、仲が悪い隣り合わせの国が存在し、インドとパキスタン、トルコとギリシャなどが代表例です。ブラジルとアルゼンチンもずっと仲が悪かったのに、関係を改善させています。いったい、どうやって改善させたのか。この点についても池上氏が徹底解説します。 また、日系人が多く住むブラジルについては、日系移民の歴史についても詳しく紹介。例えば「勝ち組」「負け組」という言葉がありますが、これは日系ブラジル人の間で起きた、暗い抗争で使われたのが最初です。 いったい何があったのか、本書で御確認ください。 (底本 2022年12月発売作品)
  • イタリア遺聞
    3.9
    ヴェネツィアの運河を軽やかに滑るゴンドラは、なぜ黒く塗られているのか? トルコのスルタンに献上されたフランス女の辿った数奇な運命とは? 古代の聖地巡礼ツアーの有り様は? 「オデュッセイア」を地中海世界風に読み解けば……etc.生身の人間が作り出した地中海世界の歴史。そこにまつわるエピソードを、細部にこだわり、著者一流のエスプリを交えて読み解いた好エッセイ。
  • 失われた川を読む・紡ぐ・愉しむ 東京暗渠学 改訂版
    -
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 暗渠空間、暗渠の歴史、暗渠に残る川の記憶。それらにアプローチできる20エリアを歩ける地図とともに考察。暗渠とは、どんな存在なのか。何を内包しているのか。 いまから100年ほど前まで、東京には無数の川や上水路・用水路、運河や堀割があった。それらの大部分は失われたが、いまもなおその存在感を漂わせているところも多い。 本書は、暗渠(ここでは、流路の痕跡を含めてそう呼ぶ)を歩く形で紹介しながら、それぞれの暗渠に空間・時間・景観の三つの軸からアプローチして、体系的にその姿をひもといていく。 【主な内容】 ●第1部 東京の暗渠空間…多層的なレイヤーと水路網の広がり 新川と大泉堀(白子川上流部) 鮫川~桜川 三田用水と分水路 仙川のあげ堀 前谷津川 葛西用水西井堀 ●第2部 東京の暗渠史…水路網の形成と消滅 神田堀(竜閑川)・浜町川と神田大下水(藍染川) 指ヶ谷と鶏声ヶ窪の川(東大下水) 谷沢川 立会川とその支流 小沢川 三ヶ村用水 ●第3部 暗渠に残る川の記憶と暗渠スケープ…失われた空間と時間への手がかり 神田川支流(玉川上水幡ヶ谷分水) 仙川を渡る三つの用水 狛江暗渠ラビリンス 練馬の谷戸の暗渠群 石神井川の源流を探して 白子川於玉ヶ池支流と幻の兎月園 麻布十番・六本木界隈 「清正の井」から流れ出す川と暗渠
  • 海鳴りの街
    -
    30年近く「兄妹」として暮してきた義兄への愛が、日ましに深まっていく。苦しく重い試練に耐え、完璧な愛を求める稲子。義妹の愛に応え、この街に根を張ろうと決意する宏之。繁栄した過去の幻影が重くのしかかる運河の街・小樽を舞台に、「兄妹」から「他人」に昇華して、未来へはばたこうとする男女を描いた、本格恋愛小説。
  • 裏街
    -
    黒い運河には、大きい月が浮かんでいた。橋の上から、ひとりの男が突き落とされた。殺した男と目撃した男は、それぞれの影を追い求めて裏街をさまよう。やがて、男たちの中でよみがえる20年前の真夏の記憶とは? 究極のアリバイ崩しに挑戦する、夢幻のごとき文芸ミステリー大作! 鮎川哲也氏・埴谷雄高氏も推薦。真夏の夜の殺人事件を題材に、人間存在の根源に迫る傑作。
  • 運河
    完結
    5.0
    恩人である伯爵夫人に頼まれ、ある男のあとを追っていたスージー。フィオレンツォ・ベネローゼというその男は、伯爵夫人を脅迫しているのだという。ところが尾行していると、彼は謎の男たちに襲われ運河のなかにつき落とされてしまった。スージーはとっさに彼を助け出し、ずぶ濡れの彼をほうってもおけず自分のアパートメントで着替えをさせることに。初めて間近に見る彼は、たくましく魅力的で、スージーの胸は高鳴ってしまう。だめよ! 彼は悪い男なのに――!
  • 運河が死を運ぶ
    -
    頭と脚と手首のない胴体だけの死体を詰めたトランクが、アムステルダムの運河で発見される。この猟奇的事件の被害者は、日本人の商社マン。強盗説、怨恨説などが飛び交うが、いずれも推理の域を出ない。敏腕記者の追跡の前に、事件はぶきみな深淵と輪郭を見せ始めるのだが……。表題作「運河が死を運ぶ」など7編収録の傑作ミステリー集。
  • 運河【2分冊】 1巻
    完結
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    恩人である伯爵夫人に頼まれ、ある男のあとを追っていたスージー。フィオレンツォ・ベネローゼというその男は、伯爵夫人を脅迫しているのだという。ところが尾行していると、彼は謎の男たちに襲われ運河のなかにつき落とされてしまった。スージーはとっさに彼を助け出し、ずぶ濡れの彼をほうってもおけず自分のアパートメントで着替えをさせることに。初めて間近に見る彼は、たくましく魅力的で、スージーの胸は高鳴ってしまう。だめよ! 彼は悪い男なのに――!

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  • 運河の追跡
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    連れ去られた娘を助けるべく東奔西走する母親。残された手掛かりから監禁場所を探し出せるのか。運河に展開する追跡劇を描いた、アンドリュウ・ガーヴ円熟期の作品が遂に邦訳!
  • 運河の街【ハーレクイン・マスターピース版】
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    特別な美人でもない一介の学生が、先生の目に留まることなんてある……? 病院で実習中の看護学生エミリーは、下宿で倹約生活をしながら、車椅子で一人暮らしをする父のために手術費を貯金している。冷たい雨の朝、夜勤明けでくたくたに疲れたエミリーがうつむきぎみに歩いていたとき、長身の男性と正面衝突してしまった。相手ははじめこそ不機嫌な声で文句を言ったものの、散乱したものを拾い集め、親切にも彼女を下宿まで送ってくれた。それが後日、エミリーが転属することになった科のオランダ人名医、セバスチャンだとわかり、彼女は驚きとともに胸の高鳴りを覚えた。しかも、彼はエミリーの父の手術を無償で行うかわりに、病後の妹につき添ってほしいと、エミリーをオランダへ連れていき……。 ■父の脚が治ったら看護師資格を取りたいけれど、その先は考えないようにしていたエミリー。でも心のどこかに、いつかはすてきな人が現れて結婚するという夢が隠されていました。もしかしたら相手は、先生……? そんな妄想が現実となる日はくるのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 運河の街
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    人との出会いによって生活全般が大きく変わることがある。エミリーの場合は十月半ばの冷たい雨の朝に、道の曲がり角で一人の男性と正面衝突したことがきっかけだった。彼女は病院で実習中の看護学校二年生。その日、夜勤明けでくたくたに疲れていたエミリーは、通い慣れた道をうつむきかげんで下宿に向かっていた。ぶつかったとたん男性は不機嫌な声で文句を言った。が、穏やかな表情のエミリーにほほ笑み、散乱したものを拾い始めた。親切にも下宿まで送ってくれた彼に病院でのことを話したけれど、部屋に入ってから彼女は、いつもと違うおしゃべりな自分に気づいた。
  • 運河の街の恋
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    ■いつまでたっても〝ミス・ポンフリー〟彼はわたしを他人と思っているんだわ。■アラミンタ・ポンフリーは子供たちの施設で働きながら、学問に没頭する両親のために、家事を切り盛りしている。そんなある日、知人から思いがけない仕事が舞い込み、数週間オランダへ行くことになった。独身の医師がしばらく六歳の双子の甥を預かることになり、子供たちの世話係を探していたところへ、彼女が推薦されたのだ。ドクター・ファン・ダ・ブローというその医師は予想外に若くハンサムで、アラミンタはひと目で好意を抱いた。胸おどる外国生活、かわいらしい子供たちとの充実した日々。だが、アラミンタに対するドクターの態度はどこかよそよそしく、彼を愛しはじめたアラミンタは、人知れず苦しむ。彼の胸にも、愛が芽生えかけているとも知らずに。
  • 運河の街の恋【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    看護師の研修を数週間後に控えたアラミンタ・ポンフリーに、知人から思いがけない仕事が舞い込んだ。オランダ人の医師がしばらく6歳の双子の甥を預かることになり、その世話係に、アラミンタが推薦されたというのだ。ドクター・マークス・ファン・ダ・ブローというその医師は、予想外に若くハンサムで、彼女はひと目で好意を抱いた。胸躍る外国生活、かわいらしい子どもたちとの楽しい日々。だがアラミンタに対するドクターの態度は常に冷たく、ドクターを愛し始めてしまった彼女は、人知れず苦しむ。彼にとっては“ミス・ポンフリー”など、永遠に他人なのだと。 ■健気に気丈に子どもたちの世話をするアラミンタ。たとえその胸の内は報われない恋に泣いていても。ところがドクターの胸にも、彼女には計り知れぬ想いが生まれていたようですよ……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • エストニア紀行―森の苔・庭の木漏れ日・海の葦―(新潮文庫)
    3.8
    首都に巡らされた不思議な地下通路。昔の生活が残る小さな島の老婆たち。古いホテルの幽霊。海辺の葦原。カヌーで渡る運河の涼やかな風。そして密かに願ったコウノトリとの邂逅は叶うのか……。北ヨーロッパの小国エストニア。長い被支配の歴史を持つこの国を訪れた著者が出会い、感じたものは。祖国への熱情を静かに抱き続ける人々と、彼らが愛する自然をつぶさに見つめた九日間の旅。
  • 江戸川乱歩全集
    5.0
    「怪人二十面相」「少年探偵団」「人間椅子」「二銭銅貨」「D坂の殺人事件」「闇に蠢く」「化人幻戯」「新宝島」「魔王殺人事件」「大暗室」「黒い虹」などの名作・代表作から関連作品までを一冊に収録した電子版江戸川乱歩全集。作解説や原作図表も可能な限り再現し、五十音順の目次から読みたい作品をすぐにお読みいただけます。 ●目次 赤いカブトムシ 赤い部屋 悪魔の紋章 悪霊 悪霊物語 ある恐怖 暗黒星 偉大なる夢 一枚の切符 一寸法師 芋虫 陰獣 宇宙怪人 映画の恐怖 江川蘭子 黄金仮面 黄金の虎 黄金豹 大江戸怪物団 小栗虫太郎君 押絵と旅する男 お勢登場 恐ろしき錯誤 踊る一寸法師 鬼 鬼の経営する病院 お化人形 おれは二十面相だ 怪奇四十面相 怪人と少年探偵 かいじん二十めんそう(「たのしい二年生」版) かいじん二十めんそう(「たのしい一年生」版) 怪人二十面相 海底の魔術師 鏡地獄 影男 火星の運河 仮面の恐怖王 畸形の天女 奇面城の秘密 吸血鬼 兇器 郷愁としてのグロテスク 恐怖王 疑惑 空気男 空中紳士 蜘蛛男 黒い虹 黒手組 黒蜥蜴 群集の中のロビンソン・クルーソー 化人幻戯 声の恐怖 五階の窓 孤島の鬼 湖畔亭事件 こわいもの(一) こわいもの(二) サーカスの怪人 石榴 殺人迷路 三角館の恐怖 残虐への郷愁 地獄の道化師 地獄風景 自作解説 怪人二十面相と少年探偵団 十字路 少年探偵団 少年ルヴェル 女妖 心理試験 新宝島 スリルの説 青銅の魔人 接吻 双生児 算盤が恋を語る話 大暗室 大金塊 断崖 探偵小説このごろ(江戸川乱歩、野村胡堂) 探偵小説の「謎」 探偵少年 智恵の一太郎 超人ニコラ 月と手袋 妻に失恋した男 D坂の殺人事件 鉄人Q 鉄塔の怪人 天空の魔人 電人M 塔上の奇術師 盗難 透明怪人 透明の恐怖 毒草 虎の牙 何者 二銭銅貨 日記帳 二癈人 人形 人間椅子 人間豹 灰色の巨人 灰神楽 墓場の秘密 白昼夢 白髪鬼 パノラマ島綺譚 非現実への愛情 秘中の秘 ヒッチコックのエロチック・ハラア 人でなしの恋 人花(ひとはな) 一人の芭蕉の問題 一人二役 火繩銃 百面相役者 覆面の舞踏者 ふしぎな人 フランケン奇談 文学史上のラジウム──エドガア・ポーがこと── ぺてん師と空気男 防空壕 堀越捜査一課長殿 魔王殺人事件 魔術師 マッケンの事 瞬きする首 魔法人形 魔法博士 まほうやしき 蟲 夢遊病者の死 目羅博士の不思議な犯罪 盲獣 木馬は廻る モノグラム 夜光人間 屋根裏の散歩者 闇に蠢く 病める貝 ──E・A・ポー逝きて百年── 幽鬼の塔 幽霊 幽霊塔 「幽霊塔」の思い出 指 指環 妖怪博士 妖人ゴング 妖星人R 妖虫 猟奇の果 緑衣の鬼 旅順海戦館 レンズ嗜好症 【関連作品】 乱歩分析(大下宇陀児) 江戸川氏と私(小酒井不木) 「心理試験」序(小酒井不木) 「二銭銅貨」を読む(小酒井不木) 私の探偵小説(坂口安吾) 乱歩氏と私と(野村胡堂) 「陰獣」その他(平林初之輔) 江戸川乱歩(平林初之輔) 『心理試験』を読む(平林初之輔) 日本の近代的探偵小説(平林初之輔) 乱歩氏の諸作(平林初之輔) 三十六年前(森下雨村) 江戸川乱歩氏に対する私の感想(夢野久作)

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  • 江戸川乱歩全集 推理小説傑作選
    -
    日本の推理・探偵小説の巨人・江戸川乱歩の推理小説の代表作・傑作を一冊に網羅し、読みやすく編集した電子版ならではの江戸川乱歩全集です。 ●収録内容 赤い部屋 悪霊 悪霊物語 偉大なる夢 一枚の切符 芋虫 陰獣 江川蘭子 押絵と旅する男 お勢登場 恐ろしき錯誤 踊る一寸法師 鬼 鏡地獄 火星の運河 恐怖王 疑惑 空気男 空中紳士 黒い虹 五階の窓 孤島の鬼 湖畔亭事件 石榴 殺人迷路 新宝島 接吻 双生児 算盤が恋を語る話 断崖 智恵の一太郎 妻に失恋した男 盗難 毒草 二銭銅貨 日記帳 二癈人 人間椅子 灰神楽 白昼夢 白髪鬼 パノラマ島綺譚 秘中の秘 人でなしの恋 一人二役 火繩銃 百面相役者 覆面の舞踏者 ぺてん師と空気男 防空壕 堀越捜査一課長殿 魔王殺人事件 蟲 夢遊病者の死 目羅博士の不思議な犯罪 盲獣 木馬は廻る モノグラム 闇に蠢く 幽霊塔 指 指環 緑衣の鬼
  • 江戸川乱歩 推理小説全集
    -
    日本のミステリー小説、探偵小説の第一人者、江戸川乱歩の代表作を年代順に一挙収録した江戸川乱歩推理小説全集。 ●収録作品 二銭銅貨 一枚の切符 恐ろしき錯誤 二廃人 双生児 赤い部屋 日記帳 算盤が恋を語る話 盗難 白昼夢 指環 夢遊病者の死 百面相役者 一人二役 疑惑 人間椅子 接吻 闇に蠢く 湖畔亭事件 空気男 踊る一寸法師 毒草 覆面の舞踏者 灰神楽 火星の運河 モノグラム お勢登場 人でなしの恋 パノラマ島綺譚 鏡地獄 木馬は廻る 陰獣 芋虫 孤島の鬼 押絵と旅する男 蟲 盲獣 目羅博士の不思議な犯罪 白髪鬼 地獄風景 恐怖王 鬼 火繩銃 悪霊 妖虫 石榴 緑衣の鬼 大暗室 幽霊塔 偉大なる夢 断崖 悪霊物語 防空壕 十字路 堀越捜査一課長殿 ぺてん師と空気男 妻に失恋した男 指
  • 小樽・石狩秘境100選
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 札幌市に隣接する、観光地として人気の小樽と市町村合併で面積の大きくなった石狩。この二市の意外性があり、アクセスしやすいのに秘境感の漂う場所100箇所を、独自の視点で選び、写真と地図入りで紹介。小樽運河沿いにあるホテルの外壁に使われた大理石に見られる化石や、神社に置かれた鉄製の機雷、カラフルな消火栓など、興味深いスポットが満載。
  • 小樽運河殺人事件
    -
    1巻671円 (税込)
    夏の小樽運河に男の死体が浮かんでいるのが発見された。かつて小樽運河保存運動の中心的人物で、その後東京で画商として成功した男だった。 はじめは保存会の人間関係に原因事件のカギがあると思われていた。しかし絵画が異常な値上がりを続ける状態の中で、絵の売買にかかわることに捜査は広がっていく。 小樽の刑事は、東京の操作聞き込みに警察庁遊撃捜査係の宮之原に相談を持ち掛ける。そうしているうちに小樽に住む女性画家が殺害される。事件の魔手は一気に絵画流通の裏の世界へと伸びていく。 宮之原は殺害された画商の姪とともに核心に迫っていく。 大人気、広域捜査官・宮之原警部シリーズの社会派ミステリー!
  • オックスフォード運河の殺人
    3.0
    モース主任警部は不摂生がたたって入院生活を余儀なくされることになった。気晴らしに、彼はヴィクトリア朝時代の殺人事件を扱った研究書『オックスフォード運河の殺人』を手に取った。19世紀に一人旅の女性を殺した罪で二人の船員が死刑となったと書かれていたが、読み進むうちモースの頭にいくつもの疑問が浮かび……歴史ミステリの名作『時の娘』を髣髴させる設定で贈る、英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞作
  • 親指のうずき
    4.1
    叔母の遺品のひとつである風景画をみたタペンスは、妙な胸騒ぎをおぼえた。描かれている運河の側の人家になぜか見おぼえがあったのだ。夫トミーが止めるのもかまわず、その家を探りあてるため旅に出るがそこには罠が待ち受けていた!おしどり探偵の縦横無尽の活躍を描きだした女史後期の佳作。

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  • オランダ絵図 ──カレル・チャペック旅行記コレクション
    -
    故郷をこよなく愛するとともに、世界の多様な風景・風俗を愛したチャペックは多くの旅行記を遺している。その優しくユーモラスな筆致は、深い悲しみと叡智を底に秘め、世界中に今もなおファンが多い。本書は1931年、世界ペンクラブ大会出席のためオランダを訪れたときの観察記。運河、自転車、犬、風車、橋、オランダ絵画……。独特の視点からその民族性を抽出し描く手つきは見事。イラスト多数。
  • 海事総合誌COMPASS2016年3月号 パナマ運河拡張で海上貿易が変わる
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 海運・造船・舶用工業を対象分野とした隔月刊の海事総合誌。各業界の現況・将来を鋭く分析・解説し、業界人の羅針盤(コンパス)として、強い影響力を持っています。巻頭特集にタンカー・不定期船などの海運市況や、エネルギー・自動車・鉄鋼などのカーゴ動向、現地取材による海外レポートなどの掲載をはじめ、業界トップのインタビューや対談、技術革新や新製品開発の動向、新製品の紹介、国際競争力問題と、タイムリーな企画が好評です。
  • 船玉さま 怪談を書く怪談
    4.0
    海が怖い。海は死に近いからーー。山では、「この先に行ったら、私は死ぬ」というような直感で足がすくんだこともある。海は、実際恐ろしい目にあったことがないのだけれど、怖い。ある日、友人が海に纏わる怖い話を始めた。話を聞いているうちに、生臭い匂いが立ちこめ……。(「船玉さま」より) 海沿いの温泉ホテル、聖者が魔に取り込まれる様、漁師の習わしの理由、そして生霊……視える&祓える著者でも逃げ切れなかった恐怖が満載。 「”これ本当に実体験! ?”と驚くことばかり。ぞくぞくします。」 高松亮二さんも絶賛の声! (書泉グランデ) 文庫化にあたり、メディアファクトリーから刊行された『怪談を書く怪談』を『船玉さま 怪談を書く怪談』に改題し、書下ろし「魄」を収録。解説:朝宮運河
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション
    3.9
    1993年4月の創刊以来、わが国のホラー・エンターテインメントとともに歩んできた無二の文庫レーベル、角川ホラー文庫。その膨大な遺産の中から、時代を超えて読み継がれる名作を厳選収録したベストセレクションが登場。大学助教授の〈私〉が病院で知り合った美しい女性、由尹。ミステリアスな雰囲気をたたえた彼女は、自分の体は呪われていると告げる。ともに暮らし始めた二人だが、やがて悲劇的な事件に見舞われて……。ミステリとホラーの巨匠・綾辻行人90年代初頭に執筆した傑作「再生」をはじめ、『リング』の鈴木光司が東京湾のクルーズ船を舞台に戦慄の一夜を描いた「夢の島クルーズ」、故・今邑彩が角川ホラー文庫のために書き下ろした不穏な物件ホラー「鳥の巣」、の第72回日本推理作家協会賞に輝いた澤村伊智の学園ホラー「学校は死の匂い」など、バラエティ豊かに、ホラージャンルの面白さと可能性を示す全8編。最高にして最恐、これが日本のホラー小説だ。ホラー評論家・ライターの朝宮運河セレクション。 収録作は以下の通り。 綾辻行人 「再生」(『亀裂』、『眼球綺譚』) 鈴木光司 「夢の島クルーズ」(『仄暗い水の底から』) 井上雅彦 「よけいなものが」(『怪奇幻想短編集 異形博覧会』) 福澤徹三 「五月の陥穽」(『怪談歳時記 12か月の悪夢』) 今邑彩 「鳥の巣」(『惨劇で祝う五つの記念日 かなわぬ想い』) 岩井志麻子「依って件の如し」(『ぼっけえ、きょうてえ』) 小池真理子  「ゾフィーの手袋」(『異形のものたち』) 澤村伊智  「学校は死の匂い」(『などらきの首』)
  • 躯 KARADA
    3.9
    あなたの体が静かな復讐を始める! 女性の膝に異常に興奮する男、怪しい育毛剤に手を出す青年、アヒルのようなお尻の女子高校生。 体に執着する恐怖を描く新感覚ホラー。 解説・朝宮運河 ※この電子書籍は2002年8月に文藝春秋より刊行された文庫本の新装版を底本としています。
  • カリフォルニアのジル・ブラス
    -
    サッター大尉の蒸気水車で、おそらく世界の様相を一変させるであろう数個の金の粒が飛び散ってから三年が経過しました。カリフォルニアは今日、あらゆる国から二十万人の移民を受け入れ、世界で最も美しく最も大きな湾の近くの太平洋沿岸に、ロンドンやパリに対抗する役割を果たす運命にある都市を建設した。 そうこうしている間に、スエズ鉄道のおかげ、ニカラグアの運河のおかげで、私たちは十年以内に、三カ月で世界一周ができることになる。友よ、それがカリフォルニアに関するこの本は絶対に印刷する価値があると私が信じている主たる理由です。           アレクサンドル・ デュマ。
  • 川崎警察 真夏闇
    4.7
    1巻2,200円 (税込)
    第26回大藪春彦賞候補にノミネートされた「川崎警察 下流域」の第2弾。 神奈川県警川崎署のデカ長・車谷一人(くるまだにひとり)の活躍を描く、長篇警察ミステリー。 京浜運河沿いで死体があがった。身元は暴力団員、伊波肇の母親照子。 陰部をナイフで抉られ、腹部から腸がはみ出る陰惨な殺しだ。対抗する組の犯行か? だが、家族には手を出さないのがヤクザの掟だ。それが破られたとなると、報復の連鎖で大変なことになる……。 発見現場に臨場した川崎警察署捜査係デカ長の車谷一人は、軽のバンの荷台から不審な荷物を下ろして走り去ったふたり組の男がいたことを聞きつける。男の一人は足を大きく引きずっていたという。 被害者は故郷の沖縄に里帰りし、事件当日午後二時着の飛行機で羽田空港に帰ってきた。だがその後の足跡が不明だった。 翌年五月に沖縄は本土返還を控えており、帰郷はそれからの方が便利ではという大家に「返還されてからでは、遅い」と伝えたという。 捜査を進めるうちに、空港から照子を軽バンに乗せたのが、死体発見現場で目撃されたふたり組で、どうやら照子の知り合いらしきことがわかった。 有力容疑者として浮かびあがった男を、全力で探す車谷。 だが、予想外のところで別の殺人事件が起きた。被害者は沖縄の開発や本土との交流に尽力しているという大阪の会社社長。 本土復帰を目前にした沖縄を食い物にしようする者たちの暗躍が明らかになるにつれ、ふたつの事件が絡み合っていく…… 好評『川崎警察 下流域』が第26回大藪春彦賞候補となった著者による、書下ろし長篇警察サスペンス第2弾!
  • 艦これ改攻略大作戦 最強データBOOK
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「艦これ改」をバッチリ楽しみながら攻略する! 本書は大人気ゲーム「艦これ改」の全海域を攻略するために 必要なデータや攻め方のポイントをガッツリまとめた1冊です。 【目次】 はじめに 鎮守府海域 南方連絡海域 中部西海域 南西諸島海域 西南海域 西方海域 北方泊地海域 北方海域 南方泊地海域 南方海域 中部海域 AL海域 MI海域 FS海域 深海後方海域 深海運河海域 深海中枢海域 艦娘データ一覧 任務データ一覧 EXTRA付録1 艦娘建造極秘レシピ EXTRA付録2 裏テクニック 各海域別の出現艦船や陣形、経験値を難易度乙・甲・史に分けてまとめているほか 「海域攻略指南」として、攻め方のコツやお役立ちアドバイス、 さらにオススメ編成、ドロップ艦娘を紹介。 中盤では、艦娘と任務のデータをズラッと掲載しています。 細かな表にしてあるので、比較するのも便利です。 巻末には特別付録として、 レア駆逐艦から大型建造まで艦娘のレシピ、レア装備のレシピ、 さらに『艦これ改』をさらに楽しくする最強の裏テクニックも紹介。 全ページカラーで、図を用いながら解説しているので、読みやすさも抜群です。
  • カンパニー・マン(上)
    4.3
    アメリカ探偵作家クラブ賞ペイパーバック賞&フィリップ・K・ディック賞特別賞W受賞!  ときは1919年。驚異の技術力を誇るマクノートン社の介入で大戦が回避された世界。空には飛空艇が飛び交い、地下路面列車が縦横無尽に走る巨大都市イヴズデンを流れる灰色の運河に、男の死体が上がった。人の「心の声」を聞くことができる保安要員のヘイズはマクノートンの組合員と見られる男の死に興味を抱く。社からも組合内部の動向を探るようにとの指令が下り……。
  • 急降下 目標ロサンゼルス! (上)
    -
    九九式艦爆パイロットの視点から描く、日本軍の快進撃  時は昭和十五年。陸軍が中国大陸奥地で攻めあぐねる一方で、海軍はマレー沖海戦にてシンガポールを出港したイギリス戦艦を撃沈、フィリピン進撃によって百機以上の英米機を殲滅し、さらにハワイ真珠湾奇襲でも米軍主力戦艦を撃沈するなど、快進撃を続けていた。  音楽家になることを夢見ながらも、海軍霞ケ浦航空隊に入隊した古谷義勝は、日々厳しい訓練を積んでいたが、対米戦が本格化する中、ついに実戦命令が下された。初めての実戦に緊張と興奮につつまれながら九九式艦爆に乗り込んだ彼は、ポケットにハーモニカを忍ばせながら飛び立っていった。  真珠湾攻撃から始まった日本軍の快進撃を、一パイロットの視点から描く長篇戦記シミュレーション、その上巻が登場! 舞台はアジアからハワイ、さらに中米、パマナ運河へ…。 ●青山智樹(あおやま・ともき) 1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『バトル・オブ・ジャパン』(KKベストセラーズ)、『飛行戦艦「大和」出撃!』(経済界)、『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。
  • 強・金・龍
    -
    お金の流れは大きな運河。 手を入れてすくい取るのよ!! この本が目にとまったあなた最幸の人生が待ってるわよ! 富と豊かさと幸せを手に入れる最強の運気アップ術を愛にあふれた激辛口で指南! 20年でのべ10万人を鑑定! この世には成功か大成功しかない! 多くの悩める女性たちを光へ導いてきた竜庵先生が本気ぶっこいて語ります!! 「美は執念」「自分の機嫌は自分でとる」「心臓にファーを生やす」など、個性的な表現で読者を魅了する竜庵先生が、人生を大成功させている秘訣を語ります!!
  • 金魚の眼が光る
    4.0
    1巻495円 (税込)
    《母さん、帰らぬ、さびしいな。金魚を一匹突き殺す……》。昭和十二年冬、運河の街・柳河を舞台に、北原白秋の童謡そのままに起こる連続殺人。夭逝した天才詩人、中島白雨の呪いが時を越えて蘇ったのか!~ 名探偵・呪師霊太郎登場!!

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  • 逆撃 レニングラード攻防戦
    5.0
    フォン=タンネンベルクこと現代人軍師・御厨太郎の参加するグーデリアン機甲部隊は快進撃を続け、イングランド上陸に次いでモスクワ占領にも成功した。ヒトラーの篤い信頼を得た御厨らの次の標的はレニングラード。激しい市街戦、一秒が死線を制する運河を巡る攻防……。ソ連軍は要塞と化した古都に立て籠もり、徹底抗戦を続ける。一方ベルリンでは、機甲部隊の活躍を妬むボルマン、ヒムラーらが「ヒトラー影武者計画」を着々と進行させていた──。前狼後虎の敵を破り、御厨はドイツを勝利に導けるのか!?

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  • 群青
    -
    1巻770円 (税込)
    鑑別所あがりの少年が、殺された少女の無念を晴らすべく街を這いまわる  工場排水と油によどんだ京浜運河のほとりに咲いた小さな恋。ゆがんだ青春にめばえた恋は、少年の暗い心に一瞬の光明を投げつけた。しかし、やがて起こった少女の惨殺事件。彼女を殺したヤツはいったい誰なんだ…。警察に追われながらも、少年の憑かれたような推理活動が開始されるが、その手には、鋭いナイフが光っていた…。若者の異常な犯罪心理を描いたハードボイルド長篇作品。 ●河野典生(こうの・てんせい) 1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。
  • 消しゴム
    3.8
    殺人事件発生の報せを受けて運河の街にやってきた捜査官ヴァラス。しかし肝心の遺体も犯人も見当たらず、人々の曖昧な証言に右往左往する始末。だが関係者たちの思惑は図らずも「宿命的結末」を招いてしまうのだった。〈ヌーヴォー・ロマン〉の旗手、ロブ=グリエの代表作。
  • 幻想運河
    3.2
    バラバラの死体、陶酔のトリック、極上の謎。遠き運河の彼方から静かな謎が流れ来る。アムステルダムに滞在するシナリオライター志望の恭司は、芸術家の正木兄妹、音楽家の水島らと共にソフトドラッグを愛好する会を持っていた。しかし、その甘美な日々は運河から発見された水島の切断死体によって崩壊する。事件時に仲間とトリップしていた恭司にはアリバイがあるが、謎を追う程真実は遠ざかり…幻と現実が交錯する傑作ミステリ!
  • 国富論(上)
    5.0
    『国富論』1776年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』(講談社学術文庫)とならぶ主要二大著作のひとつです。近代経済学の嚆矢とされ、社会思想史上の最重要古典でもあります。『国富論』の取り扱う主題は、多岐にわたり、 分業の役割、 貨幣の特徴、 労働と利子についての考察、 国家間貿易の意味、 国家社会の発展段階とその特徴、 分業と製造業の発展の関係、 国家における軍隊の維持、 道路、港湾、運河などのインフラストラクチャーの整備と維持、 税金の種類と意味、 会社による独占の問題、 重商主義と重農主義の検討、 公債についての考え方、 などなどです。 かつては、市場という「神の見えざる手」に委ね「レッセフェール(自由放任主義)」で、経済は自然と最善へと向かうと主張した書物と受け取られてきました。 しかしそのような読み方は単純にすぎます。 昨今の研究ではスミス『道徳感情論』とあわせて読むことで、真に国家が豊かになることの哲学を探究しています。
  • 国富論 上下合本版
    -
    『国富論』1776年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』(講談社学術文庫)とならぶ主要二大著作のひとつです。近代経済学の嚆矢とされ、社会思想史上の最重要古典でもあります。『国富論』の取り扱う主題は、多岐にわたり、 分業の役割、 貨幣の特徴、 労働と利子についての考察、 国家間貿易の意味、 国家社会の発展段階とその特徴、 分業と製造業の発展の関係、 国家における軍隊の維持、 道路、港湾、運河などのインフラストラクチャーの整備と維持、 税金の種類と意味、 会社による独占の問題、 重商主義と重農主義の検討、 公債についての考え方、 などなどです。 かつては、市場という「神の見えざる手」に委ね「レッセフェール(自由放任主義)」で、経済は自然と最善へと向かうと主張した書物と受け取られてきました。 しかしそのような読み方は単純にすぎます。 スミス『道徳感情論』とあわせて読むことで、真に国家が豊かになることの哲学を探究しています。
  • ココミル札幌 小樽 旭山動物園(2024年版)
    完結
    -
    海鮮グルメやスイーツ、見どころもハイレベルな札幌と、レトロかわいい港町・小樽。思わず写真を撮りたくなる美しい風景が魅力の美瑛・富良野、人気の旭山動物園のガイドを加え、見どころを情報満載でお届けします。 カラフルな格子柄の表紙が目印の、おしゃれかわいいガイドブック、ココミル(なに見る?どこ見る?ココミル!)。 旅先の「見てほしいところ」を網羅、充実の情報量&掲載物件で旅をサポートします。 散策に便利な札幌・小樽のタウンMAP、ドライブに便利な札幌、旭川~美瑛・富良野広域MAPがついています。 【主な特集テーマ】 ・札幌らしい風景・時計台 ・人気北海道ブランドの名店スイーツ ・札幌ナイトの定番・夜パフェ ・海の幸どっさり二大市場のピチピチ海鮮丼 ・名物札幌ラーメン ・札幌地下街でおみやげ巡り ・大通公園&さっぽろテレビ塔さんぽ ・見て、遊んで、食べて!ロイズカカオ&チョコレートタウン ・ボールパークFビレッジで1日中遊びつくす ・小樽運河&色内銀行街さんぽ ・そろそろお昼どき/港町の海鮮丼とお寿司はいかが ・クラシカルな建物で洋食ランチ ・お花畑とロケ地をめぐる美瑛~富良野ドライブ ・旭山動物園で絶対見たい人気展示 etc 【主な掲載エリア】 札幌/大通公園/すすきの/円山/定山渓温泉/小樽 美瑛/富良野/旭川 【そのほか、便利なページ】 ・新千歳空港ガイド ・交通ガイド
  • 古代史のテクノロジー 日本の基礎はこうしてつくられた
    3.7
    縄文時代に建てられたという、三内丸山遺跡の通称「縄文タワー」。縄文人は人力だけでどうやってこの15メートルの塔を建てたのか? 技術者である著者が精緻にそのプロセスを解説する。また、塔の目的は「狼煙台」であり、宗教上の施設ではなく、ヒスイの交易のために建てられた塔だと説く。さらに、近世まで奈良に「奈良湖」があったことを突き止め、奈良湖と大阪湾に通じる水路である「河内・大和大運河」など、重要な交通手段である水上交通に着目し古代日本の実像に迫る。「古代人は治水を考えなかった」という専門家ならではの仮説も提唱。 ●秀でていた丹後と出雲のハイテク技術 ●造船には高度の木工技術が必要であった ●六世紀、大和川では帆船が走っていた ●技術者集団としての渡来商人の実像 ●岡山・津寺遺跡の築港技術が19世紀オランダの技術に酷似 ●出雲大社はもともと「水飲み場」だった ●難波津――港ができるような地盤ではない
  • 古代史の謎は「海路」で解ける 卑弥呼や「倭の五王」の海に漕ぎ出す
    3.2
    「魏志倭人伝」によると、卑弥呼の特使である難升米(なしめ)が洛陽まで約2000kmの航海を行ったという。耶馬台国が畿内の内陸にあった場合、彼らは本当に対馬海峡を渡ることができただろうか。またこの時代、瀬戸内海は航路が未開発であったため通ることができず、交易は主に日本海側で行われたと考えられる。当時の航海技術や地形に基づき、海人(かいじん)の身になって丹後半島の遺跡に身に置けば、鉄と翡翠で繁栄する「王国」の姿が見えてくる……。 さらに雄略帝の「瀬戸内海の航路開発」や応神帝の「海運業」、継体帝が拓いた「近畿水回廊」、「大化の改新」の陰に消された「倭京」などの謎を、港湾や運河の建造に長年従事してきた著者が技術者の「知」で解き明かす。ベストセラー『日本史の謎は「地形」で解ける』の著者、竹村公太郎氏も推薦!

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  • 殺意の運河サンマルタン
    -
    ファンの黄色い歓声に沸き立つサンマルタンの劇場街、典型的な下町のその裏小路には芸能界の暗部が幅をきかす。私立探偵ビュルマは、プラチナブロンドをなびかせ、細身を黒いスーツに身を包んだ芸能プロダクションの女社長に頼まれ、なにかにおびえる人気アイドル歌手の身辺を洗う。フランスのハードボイルド・ミステリーを代表する作家の人気シリーズ。

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  • 散歩しながら買い物したい人のためのパリを旅する本
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております】 有名スポットから半日で楽しめる郊外まで 魅惑のコースでパリを味わい尽くす パリ在住の著者が飼い犬バブーとチビッ子パリジェンヌ達と一緒に、 オススメスポットや、レストランやカフェ、雑貨屋を巡る、とっておきのお散歩コースをご紹介します。 主なお散歩コースはこちら シャンゼリゼ大通りからエッフェル塔へ 美術館巡りとセーヌ川をお散歩 ムフタール市場とリュクサンブール公園でピクニック サンマルタン運河辺りのお洒落な界隈を散策 シテ島&サンルイ島 モンサンミッシェルなどのパリ郊外 ※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
  • The Canals of Amsterdam アムステルダム運河大図鑑
    -
    1巻550円 (税込)
    【電子書籍撮り下ろし】 世界遺産にも登録されているアムステルダムの運河を撮影した貴重な写真集。 オランダ最大の都市、アムステルダムは水の都と言われ、古くから港街として栄えていました。現在、アムステルダム中央駅を中心に市内に網の目状に広がる運河は、美しい自然と歴史ある建築物がマッチして、とても素敵な風景となっています。世界遺産、アムステルダムの街中を流れる美しい運河を存分にお楽しみください。
  • 滋賀「地理・地名・地図」の謎 意外と知らない滋賀県の歴史を読み解く!
    4.0
    滋賀はこんなに面白い! 本書を読めば、思わず訪ねてみたくなる? 日本一の湖「琵琶湖」は意外にも…? 湖面の標高は「大阪城」の天守閣の高さとほぼ同じ!? 面積は滋賀県全体の「1/6」のサイズしかない! 毎年「3センチ」ずつ移動している!? 琵琶湖を経由した「日本横断運河計画」があった!? 滋賀県には昔、「海」も存在した? 木曽(源)の義仲と松尾芭蕉の「墓」が隣同士にあるこんな理由。滋賀県は「近畿」だが、「畿内」ではないって、ホント? 近江商人をルーツとする有名企業はこんなにある! じつは敵対していなかった!? 甲賀忍者と伊賀忍者…など、滋賀の地理・地名・地図に隠された意外な歴史やエピソードを面白く紹介! 滋賀県民はもちろん、滋賀にくわしい人でさえ、ここまでは知らない!? 滋賀がもっと面白くなる知的ガイドブック!
  • 死ぬまで穏やかに過ごすこころの習慣
    -
    ■仏教の教えと、人生経験から編み出された42の智慧 本書は「心の習慣」を正して、 穏やかな気持ちで生きる方法を解説した本です。 誰もがすぐにでも生活に取り入れられる 「42の心の習慣」をまとめました。 著者の荒了寛さんは 天台宗をハワイに広めた天台宗ハワイ開教総長(大僧正)。 1973年にハワイおよびアメリカ本土での布教活動を始めたものの 檀家・信徒の少ない天台宗のハワイ開教は困難を極め たいへんな苦労をされました。 ■そんななかで、宗派を超えた活動が重要と考え、 日本文化の紹介と普及に取り組み、日本語学校、美術院を創設。 自らも独自の技法で仏画を描き 仏教伝道を兼ねた作品展を国内外で開催しています。 1986年からワイキキの運河で始めた「ホノルル灯篭流し」は いまではハワイ最大の宗教行事に。 そうした功績が評価され 2011年、宗教家としては異例の外務大臣賞を授与。 現在もハワイの日系社会の重鎮として活躍されています。 本書はそんな荒了寛さんの人生経験と 仏教の教えから生まれた「生きるヒント」をまとめました。 ※本書は2013年1月にフォレスト出版から刊行された 『365日を穏やかに過ごす心の習慣。』を改題・再編集したものです。 ■目次 第1章 人生に迷ったときには 第2章 心の重荷を軽くする 第3章 相手を思いやれば幸せがやってくる 第4章 たいせつにしたいさまざまなこと 第5章 百年先の未来も変わらぬもの
  • 写真と地図で楽しむ体感トラベルガイド ヴェネツィア
    -
    「アドリア海の女王」「水の都」「アドリア海の真珠」と呼ばれ、唯一無二の街、と称されるヴェネツィア。 世界中を巡ってきた元添乗員の著者が、海の都、その古く歴史ある街の魅力を、まるでヴェネツィアを歩いているかのような感覚とともに、お伝えします。 旅行前、旅行中、旅行後、または旅行の予定がなくても愉しめる1冊。 写真集でもない、専門書でもない、ガイドブックとも違う、新しいタイプの旅行書です。(はじめにから) 【目次】 プロローグ:はじめに 1 よくわかる ヴェネツィアの歴史 2 ドゥカーレ宮殿 3 サン・マルコ大聖堂 4 歩くほど発見がある。水上都市を散策する 4-1 サン・マルコ広場 4-2 運河と小路、広場の風景 4-3 リアルト橋 4-4 リアルトの市場 4-5 幻想的な夜の町歩き 4-6 スキアヴォーニ河岸とそこからの眺め 4-7 ヴェネツィアの建物 4-8 ヴェネツィアを歩けば井戸に当たる 4-9 ヴェネツィアの食 4-10 水上都市の交通手段 4-11 アクア・アルタ 5 コラム ヴェネツィアンガラス 6 コラム カーニヴァル 7 地図で歩く際のワンポイントアドバイス 8 トラベラーズTIPS 【著者プロフィール】 トラベラーズカフェ編集部 編集長 橋場 泰樹(はしば やすき) 世界を渡り歩いた海外旅行評論家。バックパッカーから豪華客船まで幅広いスタイルで旅を愛し、ツアーから個人旅行まで精通。大手旅行会社で添乗員として活躍し、一味違った旅を演出するなど、ツアー満足度 優良表彰を多数受賞。添乗員でも普通は知らない、個人で歩き回った人のみぞ知る穴場や知識を網羅した、現地を知り尽くした旅のプロ。 「自分が楽しんで仕事が出来なければ、お客さんもきっと楽しくはない」という信念のもと、添乗員として多くの方々を海外にお連れしてきたが、制約が少ない自由でこだわりある旅行サービスを展開するべく2007年に独立。 現在は、詳細でわかりやすい海外旅行情報サイトとして定評ある『トラベラーズカフェ ワールドギャラリー』(http://www.travelerscafe.jpn.org/)代表として海外旅行アドバイザーはもちろん、執筆やTV出演もこなす。 ※impress QuickBooksシリーズは出版社のインプレスが、「スマホで読むための電子書籍」として企画しています。

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  • 秋冷の都パリ
    -
    1巻330円 (税込)
    姫井は菓子製造業の社長、五十にして男の更年期を克服すべく旧友等のいるパリに憂さ晴らしの旅をした。先ずは大学で仏語を習った恩師のバルドー氏に会い日本の武士道、近世史等を語り合った。翌日はサンマルタン運河散策で過ごし、明けてリエと井上靖原作の「猟銃」の一人芝居を鑑賞の後、深更までレストランで語り明かした。以後の日々はペールラシェーズの有名人の墓巡り、バルビゾン地方観光、オルセー美術館見学等で過ごし、金曜日にパリに戻った長江と酒食を共に再会を喜び合った。
  • 酒池肉林 中国の贅沢三昧
    3.2
    中国の厖大な富が、大奢侈となって降りそそぐ。甍(いらか)を競う巨大建築、万余の船を浮かべる大運河。果てしない宴と後宮三千の美女、美食と奇食、大量殺人・麻薬の海。そして贅のフロンティアを心に求めた精神の蕩尽まで。紂王(ちゅうおう)・始皇帝・煬帝(ようだい)などの皇帝から貴族・大商人へと受け継がれ、四千年を華麗に彩った贅沢三昧のなかに、もうひとつの中国史を読む。(講談社学術文庫)
  • 修羅の海戦(1)
    4.0
    「パナマ運河を占領せよ」……暗号名「オルメカ」作戦開始! メキシコと手を組み、米軍によるメキシコ上陸作戦を阻止した帝國海軍。さらに中南米諸国の反米感情を利用して、パナマ運河占領を狙う。空と海から、聯合艦隊が運河に迫る!  全15巻で構成(『北冥の海戦』1~3→『蒼濤の海戦』1~3→『飛翔の海戦』1~3→『黎明の海戦』1~3→『修羅の海戦』1~3)された大長篇架空戦記小説。 ●高貫布士(たかぬき・のぶひと) 1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、現在は軍事アナリスト兼作家として活躍する。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
  • 植民地文化史
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 モロッコ、カナリア諸島、キューバ、パナマ運河、ペルー、チリー、イースター島、タヒチ・・・を巡る船旅の途上で考えたこと―歴史、今、これから。コロンブスは奴隷商人だったかもしれない・・・「ヨーロッパ奴隷制文明圏」ついて考える一冊。
  • シルバー夫婦のきままなヨーロッパ・サイクリング記 ―ドナウ川1700kmとスウェーデン・ヨータ運河―
    -
    1巻440円 (税込)
    還暦を超えた夫婦のドイツのドナウ川の源流から、ハンガリーとセルビア・クロアチアの国境までのドナウ川1700kmと、スウェーデン・ヨータ運河のヨーロッパのサイクリング記です。ママチャリしか乗ったことのない妻と、自分たちのペースでゆったり無理せずのんびりと、素晴らしき土地と人々との出会いを与えてくれたサイクリングの旅の記録です。 ツアーでは、添乗員がいて食事、宿の心配はなく、名所、旧跡の説明も聞けるが、帰国すればほとんど忘れてしまいます。サイクリングの旅は、片言の英語しかできない我々でも、その土地での人との出会い、楽しかったこと、困ったことなどいつまでも周りの風景と合わさって記憶に残ります。このサイクリング旅の素晴らしい感動を妻にも味あわせてやりたいと2006年にドナウ川の1回目のサイクリングに誘いました。この経験から2回目のドナウ川とヨータ運河のサイクリングにも同行してくれました。 朝8時ごろに宿を出発して、ゆっくりと走りながら観光や人々との出会いを楽しみ、夕刻3~4時に次の宿泊地に到着してその街を観光するという行程を組ました。1日の走る距離は40~60kmです。宿の取り方、列車の乗り方、持ち物、費用など参考資料を巻末に付けましたので、皆さんにサイクリングの素晴らし旅に挑戦していただけたらと思います。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 寂夜
    -
    1巻1,672円 (税込)
    無自覚には生きられぬ「人」を描いた傑作集。独自の筆致から絞り出される文学世界で読者を魅了する芥川賞作家の、原点から今日までを通覧。「繊光」「大蛇」「焦熱」「運河」に、書き下ろしを加えた作品集。
  • 13の秘密/第1号水門
    -
    「13の秘密」はパリを舞台に、探偵趣味のルボルニュ青年が新聞記事を手がかりに13の犯罪の謎を解明する連作短編集。有名なミステリー評論家アントニー・バウチャーは「純粋に頭脳だけで事件を解決するという点でルボルニュに比肩しうるのは『隅の老人』だけだ」と絶賛している。「第一号水門」はメグレもの初期の長編…老船頭のガッサンは運河に落ちるが、救出される。同じ場所で、界隈の河川運行を仕切るデュクローが、痛手を負い意識を失っていたところを助け出される。デュクローの息子ジャンが、父を襲ったのは自分だと告白する手紙を遺し自殺を遂げる。翌日、さらにベベールなる水夫がシャラントンの水門で縊死死体となって発見される。
  • 樹海
    3.5
    苦しむことなく、この世とおさらばしたい――。 死を渇望して樹海に溶け込む人間たちと、彼らとともに運命という名の濁流に巻き込まれていく人びとを描いた6つの連作短篇集。 「それぞれの短編に、長編一本分の着想が詰まっています」――鈴木光司 富士の裾野に広がる樹海で自殺を遂げた原田正吾。 自殺をしようと入った樹海で原田の死体を見つけた井口輝子。 原田も井口も幼児期からの親からの虐待によって性格を歪められて、大人になってから虐待の連鎖に苦しんでいた。 ヤクザからの暴行により、瀕死の重傷を負ったまま車のトランクに入れられ樹海へ運ばれていく細田剛。 不倫スキャンダルから転落人生に陥り、難病に冒された元女優の篠沢遠子。 失業し、家族には見放され、引きこもりの長男の突然死から失踪したホームレスの矢掛弘。 樹海に入る人間も、入らない人間も、生まれ落ちたその瞬間から不幸の連鎖に巻き込まれ、因果応報の報いを受けていく。 虐待、借金、失業、薬物中毒……。 救いようのない人生を生きなければならなかった人間たちの生と死を描いた6つの連作短篇集。 解説・朝宮運河
  • 巡洋戦艦「浅間」 閃光のパナマ
    4.0
    全世界対米国!!――欧州と同盟した日本は太平洋で米国と激突。高速巡戦「浅間」を擁する挺身攻撃隊がパナマ西岸沖に肉迫、新鋭機「雷光」が出撃した。一方、伊五四潜は運河を閉塞すべく甲標的を放つ!

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  • 情熱のヴェネチア
    4.0
    ローラは久しぶりのバカンスでヴェネチアへ飛んだ。空港には、親友が手配してくれた出迎えが待っていた。ドメニコという名のヴェネチア育ちの男性だ。ロマンチストの彼は、この町の案内役にうってつけだった。陽光あふれる運河、迷路のような路地、歴史の香る町並み。一緒に観光名所をまわるうちに、ローラはいつのまにか恋に落ちていた。ドメニコも私に惹かれているのかしら。彼のことはまだなにも知らないけれど、このときめきを、はかないロマンスで終わらせたくない。★イマージュを代表する作家キャサリン・ジョージが、ヴェネチアの恋を美しく描きます。あのダイサート家の面々も久々に登場!★
  • 情熱のヴェネチア
    完結
    -
    倹約家のローラは久しぶりの休暇をとって、ひとりロンドンからヴェネチアに飛んだ。空港には、親友が手配してくれた出迎えが待っていた。ドメニコという名前のヴェネチア生まれの男性…ロマンチストの彼は、この街の案内役にうってつけだった。陽光あふれる運河、迷路のような路地、歴史の香り漂う街並み。ドメニコの案内する街は魔法のような魅力に満ちていた。そして、ふたり一緒に観光名所をめぐるうちに、いつのまにかローラは恋におちていた…!?
  • 情熱のヴェネチア【特典付き】
    完結
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!倹約家のローラは久しぶりの休暇をとって、ひとりロンドンからヴェネチアに飛んだ。空港には、親友が手配してくれた出迎えが待っていた。ドメニコという名前のヴェネチア生まれの男性…ロマンチストの彼は、この街の案内役にうってつけだった。陽光あふれる運河、迷路のような路地、歴史の香り漂う街並み。ドメニコの案内する街は魔法のような魅力に満ちていた。そして、ふたり一緒に観光名所をめぐるうちに、いつのまにかローラは恋におちていた…!?
  • スティーヴンソンの欧州カヌー紀行
    -
    ロバート・ルイス・スティーヴンソンは『宝島』や『ジキル博士とハイド氏』などの作品で知られる十九世紀イギリスの作家で、晩年(というか、四十四歳で死亡しているので短すぎるその人生の後半)は、転地療養に適した土地を探した末に、南太平洋のサモアに妻と移り住み、その地で没しました。  この紀行は、二十代のスティーヴンソンが友人と二人で大陸(ヨーロッパ)にカヌーを持ちこみ、川や運河づたいに旅をした記録です。  未来の世界的ベストセラー作家がまだ無名だった若き日の、好奇心旺盛で、冒険やキャンプなどのアウトドア大好き青年だったころの、時代の最先端をいくセーリング・カヌー(ロブロイ・カヌー)を用いた川旅で、ヨーロッパの大河を上流に向かって必死に漕いだり、スリル満点の急流下りを楽しんだり、風がよければ帆走したりと、鉄道や馬車など普通の旅行手段ではとうてい味わえないスリルや緊張感や楽しみに満ちています。  本書の後半には、サモアに移住したスティーヴンソンの晩年を描いた中島敦の『光と風と夢』を併載しています。  中島敦も気管支ぜんそくの転地療養をかねて西太平洋パラオの南洋庁に勤務した経験があり、スティーヴンソンには大いに共感するところがあったようです。  『山月記』の虎になった主人公にも、『光と風と夢』のスティーヴンソンにも、三十三歳で夭折することになる中島敦自身の強い自己投影が感じられます。  目次 はじめに スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 現代表記版 光と風と夢(中島敦) 訳者あとがき
  • 隋―「流星王朝」の光芒
    -
    五八一年に誕生した隋王朝。五八九年には文帝楊堅が南朝の陳を滅ぼし、長き分裂の時代に終止符を打った。草原、華北、江南に君臨する帝国の誕生である。二代目の煬帝は大運河を築き親征を行い、帝国を拡大したが、高句麗遠征に失敗して動乱を招き、六一八年には唐に滅ぼされた。南朝、高句麗、突厥といったライバルが割拠したユーラシア大陸東部の変動を視野に、北方から興隆し、流星のように消えた軌跡を描く。
  • 世界のまどねこ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 猫は窓が大すき! 窓辺で猫は、光と風を感じながら過ごしている。世界を旅するフォトグラファーが出会った「まどねこ」たち。 ファドが好きならここがいいよ、と小劇場の窓に誘ってくれた君/ポルトガル。 運河の橋のたもとでジャスセッション、窓辺の君もステップを踏み始めた/オランダ。 朝、昼、夜の光が町も猫の表情も変える。とびっきりの猫フォトエッセイ。オールカラーの文庫オリジナル。 やっぱり窓辺の猫は、か・わ・い・い!
  • せかたびパリ(2025年版)
    完結
    -
    世界(せか)を旅(たび)する新しいガイドブック「せかたび」のパリ版! 豊富な写真×情報量で「初心者もリピーターもこれ一冊!」の決定版。 【「せかたび」ここが使いやすい】 1「定番」「編集部オススメ」マークで行くべき物件がひと目で分かる! 2“本当に使える”王道/テーマ別モデルコースで旅のアレンジ自在! 3“見て楽しい”折りこみマップで、注目エリアを詳細解説! 4全掲載物件が一覧・比較できる「まとめ」リストが超便利! 【モデルコース】 ・3泊5日perfectモデルコース ・テーマ別short!short!モデルコース 【ぜったい見たい!】 ・エッフェル塔 ・凱旋門 ・セーヌ河クルーズ ・サクレ・クール寺院 ・オペラ・ガルニエ 【おさんぽ】 シャンゼリゼ大通り/オペラ~ルーヴル/サン・ジェルマン・デ・プレ/モンマルトル シテ島~サン・ルイ島/カルチェ・ラタン/マレ/サン・マルタン運河 【美術館】 ルーヴル美術館/オルセー美術館/オランジュリー美術館/まだある個性派ミュージアム 【おいしいもの】 老舗カフェ/最旬おしゃれカフェ/ミュージアムカフェ/サロン・ド・テ ブーランジュリー/クレープ&ガレット/テイクアウト/パティスリー マカロン/ショコラ/ビストロ/カーヴ・ア・マンジェ カジュアルフレンチ/デパートのグルメフロア/マルシェ 【おかいもの】 フレンチ雑貨/インテリア雑貨/パッサージュ/キッチン&手芸雑貨 個性派美術館グッズ/定番ファッションブランド/人気ブランドでセミオーダー パリ流ファッションアイテム/デイリーコスメ/パリの香り/2大デパート 蚤の市/食材専門店/スイーツ/スーパーマーケット 【夜あそび】 夜景/レヴュー/オペラ&バレエ/ジャズ&シャンソン 【ホテル】 ラグジュアリーホテル/デザインホテル/目的別ホテル/アパルトマン 【旅のきほん】 【折込MAP】 表面:シャンゼリゼ通り超詳細MAP→表面:シャンゼリゼ通り詳細MAP 【日帰りで世界遺産】 モン・サン・ミッシェル/ヴェルサイユ宮殿 【せかたび的パリまとめ。】 本誌特集に掲載の物件と、特集で紹介し切れなかったおすすめ物件をあわせた 全333軒の物件リストを巻末に収録! 【折込MAP】 表面:シャンゼリゼ通り超詳細MAP 裏面:北マレおさんぽMAP
  • ソロタビ パリ
    完結
    -
    ソロタビ(=ひとり旅)向けガイドブックのシリーズに、パリ版がついに登場! ひとりだからこその楽しみ方だけでなく、 出発前から滞在中まで役立つ、旅のテクニックまで盛りだくさんにお届けします。 【巻頭特集★ひとりだから楽しい9つのこと! Inパリ】 -ソロタビ自慢は、エッフェル塔からスタート -シャンゼリゼ大通りで、ひとりパリジェンヌ気分 -ひとりでとことんセルフィー! パリの街角インスタスポット -あまーい時間をひとり占め 日本未上陸スイーツ -ひとりラ・デュレで、ロマンチック時間を過ごす -ひとりでわがままショッピング 人気のメルシーで女子度UP! -クリニャンクールで、自分だけの宝物探し -バトビュスに乗って、のんびりセーヌ河クルーズ -プチソロ旅気分で! 美しきヴェルサイユ宮殿へ 【エリアガイド】 ◆凱旋門~シャンゼリゼ通り -シャンゼリゼ通りから凱旋門まで、パリジェンヌ気分で歩く! ◆オペラ地区 -パリらしい風景を楽しむ オペラ座周辺散歩 -オペラ・ガルニエでしばしタイムスリップ ほか ◆サン・ジェルマン・デ・プレ -歴史ある街並みをのんびり散策 -ひとりだから気ままにデリランチ ほか ◆マレ~バスティーユ -庶民派マルシェで美味しいもの探し -自分好みで選びたい、コンセプトショップ ほか ◆モンマルトル -撮影スポット満載! 美しきサクレ・クール寺院 ほか ◆シテ島~サン・ルイ島 -じっくり見たい、ノートルダム寺院 ほか ◆サンマルタン運河~レピュブリック -最旬! 高感度ショップクルーズ ほか ◆カルチェ・ラタン -ソルボンヌ大学生ご用達スポットめぐり ほか ◆1 Dayトリップ -ヴェルサイユ宮殿 -モン・サン・ミッシェル ★各エリアごとに、ひとりでも気兼ねなく楽しめるグルメスポットもご案内しています!★ 【ソロタビ流! 旅のテクニック】 -カルトミュゼを使って、博物館&美術館めぐり -ダウンロードしておきたい! 便利なアプリ -知らなきゃ損! お得テクニック ほか、より充実したソロタビにするためのテクニックをご紹介! ソロタビデビューに欠かせない、超充実の内容を詰め込みました! パリの街歩きに欠かせない、便利な巻末MAP付きです。 ※この電子書籍は2018年9月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
  • 太平洋大戦争
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    開戦16年前に書かれた驚異の架空戦記  中国大陸での権益をめぐり、アメリカと対立する日本。両国の水面下では決戦準備が、着々と進められる。  そして一九三一年三月、パナマ運河を航行中の「明石丸」の大爆発を契機に、日米決戦の火蓋は切って落とされる。勢いに乗る日本海軍は、激戦の末、フィリピンを陥落、続いて、グアムをもその手中におさめる。  度重なる失態に突き上げられた米海軍は、かつてない大規模な艦隊を率いて太平洋に出撃。そして、日本の背後に忍び寄る、ソ連の影…。  1925年(大正14年)、つまり実際の太平洋戦争が始まる16年前に執筆された、幻の傑作架空戦記が、ついに登場!  この当時では世界最高レベルの軍事知識の持ち主であった著者が、フィクションの形を借りて自身の見解を披露したのが本書である。  山本五十六に真珠湾奇襲のヒントを与えたといわれる“日米未来戦記”……その結末やいかに。 ●へクター・C・バイウォーター 1884年、ロンドン生まれ。幼少時から軍艦マニアで、十歳の時に日清戦争における日本海軍の行動について投稿した論文が専門誌に掲載される。渡米後は『ニューヨーク・ヘラルド』紙の記者となり、第一次大戦中は英国海軍の諜報員として活躍した。 訳者:林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。 『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)など、著書多数。『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)などは電子版も配信されている。 訳者:清谷信一(きよたに・しんいち) 1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003~08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関KanwaInformation Center上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。欧州、中東、南アフリカなど豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。 著書に、『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)『自衛隊、そして日本の非常識』(河出書房新社)、『弱者のための喧嘩術』(幻冬舎アウトロー文庫)、『こんな自衛隊に誰がした!』(廣済堂)、『不思議の国の自衛隊』(KKベストセラーズ)、『ル・オタク―フランスおたく物語』(講談社文庫)、『軍事を知らずして平和を語るな』(石破 茂氏との共著 KKベストセラーズ)、『アメリカの落日』(日下公人氏との共著 廣済堂)など多数。
  • 鷹

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    「万人の幸福のために」もっと上等のたばこをつくりたい、そう考えたために国助は専売公社を追われた。ある日、巷の古ぼけた食堂で見知らぬ男に声をかけられ運河のほとりの秘密たばこ工場に雇われる。表題作「鷹」のほか「珊瑚」「鳴神」を収録。透徹する深遠な幻想と独特の文体のリズムに痛烈な世相批判を籠める傑作諷刺小説。
  • 橘外男日本怪談集 蒲団
    4.0
    「日本最凶」の古典怪談、ここに甦る……。 ある地方の古着屋が入手した、青海波模様の縮緬布団。以来、その周囲では血塗れの美女が出現する怪現象が続発し、ついに死人まで――読む者を虚実のあわいに引きずり込む、独特の恐怖世界。日本怪談史上屈指の名作として読み継がれる表題作ほか、現代ホラー界の先駆的存在である著者初の怪談ベスト・セレクション全七篇。 【目次】  Ⅰ 蒲団(1937) 棚田裁判長の怪死(1953) 棺前結婚(1952)  Ⅱ 生不動(1937) 逗子物語(1937) 雨傘の女(1956) 帰らぬ子(1958) 〈解説〉朝宮運河
  • 旅人類 Vol.08
    -
    旅に生きる酒場詩人・吉田類さんが北海道をじっくり巡る『旅人類』第7弾。 今回は後志と胆振エリア。 後志では、運河の商都小樽に残る歴史的建物から積丹・羊蹄山麓へと「地の酒巡りと美味の旅」。胆振では、 鉄のまち室蘭の工場群や火山と共生する有珠山周辺、開業したばかりの『ウポポイ』など好奇心の赴くまま歩きます。
  • 大運河発展史
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    1巻3,520円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 河川が東流する中国では,南北を結ぶ大量輸送路としては運河と海路が利用された。本書は元史・明史・清史稿の河運・海運に関する記録を訳出し,詳注を付したもの。中国交通・経済史の根幹を明らかにする。

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  • 地球の歩き方 aruco 37 ポルトガル 2020-2021
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。 ノスタルジックな雰囲気が残るリスボンやポルトからアゲダのカラフルな傘祭り、「パジャマシティ」コスタ・ノヴァ、おとぎの世界から飛び出したようなペーナ宮殿やレガレイラ庭園、天空の村モンサラーシュ、巨石の村モンサントなど小さなフォトジェニックタウンまで徹底紹介。パケ買い必至のキュートな雑貨や最旬グルメも! ●ポルトガルの魅力をとことん楽しむ! とっておきのプチぼうけん 01 2大都市フォトジェニック対決! リスボン&ポルトの絶景ハンティング 02 古きよきヨーロッパが香る♪ レトロでかわいい老舗巡り in リスボン 03 町角を彩る鮮やかな絵タイル アズレージョのとりこになる♪ 04 リスボンの下町に響く哀愁の調べ♪ ファドで「サウダーデ」に浸る 05 おとぎの世界の不思議なお城を探検☆ ペーナ&レガレイラ宮殿へ 06 乙女チックな町並みにうっとり♪ オビドスで中世にタイムトリップ! 07 しましまの家が並ぶ「パジャマシティ」コスタ・ノヴァで写真を撮りまくり☆ 08 夏限定のカラフルな風景♪ アゲダで傘のアーケードを歩きたい! 09 ふしぎな巨石群のなかにたたずむ 絶景・珍景の宝庫、モンサントへ 10 ポートワインのふるさとを訪ねて♪ ワイナリー見学とドウロ川渓谷巡り 11 祈りの聖地プチ巡礼 サンティアゴ・デ・コンポステーラへ! ●レトロかわいいフォトジェニックタウン リスボンと近郊の町 リスボン街歩きのヒント/市電28番でリスボンの名所巡り/絶景パノラマ展望台Best5/名店でポルトガル料理を味わい尽くす/自慢のシーフードを召し上がれ/じっくりワインVS気軽にクラフトビール/キュートなポルトガル雑貨/ユーラシア大陸の最西端ロカ岬 ほか ●絶景と美食と世界遺産がいっぱい♪ ポルトガル中部とアレンテージョ地方 独自の風習を残すリゾート地ナザレ/世界遺産の修道院へアルコバサ/ポルトガル最古の大学があるコインブラ/運河が流れる水の都アヴェイロ/アレンテージョの中心都市エヴォラ ほか ●物語の世界のような美景に感動! ポルトと北部地方 ポルト街歩きのヒント/ポルト歴史地区のパノラマビュー/ミゲル・ボンバルダ通りでアート散策/ポルトのB級グルメを食べ尽くせ~/ポルトガル発祥の地ギマラインス/祈りの地ブラガで2大聖地を訪れる ほか ●安全・快適 旅の基本情報 おすすめ旅グッズ/ポルトガル入出国かんたんナビ/ポルトガルの国内移動/リスボンとポルトの主要鉄道駅とバスターミナル/リスボンの市内交通/旅の便利帳/旅の安全情報/困ったときのイエローページ ほか ●MAP ポルトガル全図/ポルトガル交通図/リスボン全図/リスボン中心部/リスボン旧市街/リスボン旧市街詳細図/エヴォラ/オビドス/ナザレ/トマール/コインブラ/アヴェイロ/ポルト全図 ほか ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
  • 地球の歩き方 aruco 16 ベルギー 2020-2021
    値引きあり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。 日本未上陸の絶品チョコレートやベルギービール醸造所巡り、フリッツ食べ比べなど、美食の国を大満喫。憧れの世界遺産やSNS映えスポットも必見! ブルージュ、アントワープ、ゲント、ディナン、メッヘレンなど美しい地方の町も詳しく紹介。定番から穴場までベルギーをディープに楽しむ1冊! 町歩きに役立つMAP付き! ●ベルギー5泊7日aruco的究極プラン ●チョコもビールも定番観光もディープに極める厳選プチぼうけん 01 ブリュッセルのチョコレート攻略テク! 02 ビールを語れる大人になる! 03 ベルギー生まれの「フリッツ」に夢中 04 思わずシェアしたくなるフォトジェニックな風景に会いに行く 05 アールヌーヴォーの建築さんぽ 06 タンタンに会いに行こう 07 ジュ・ド・ヴァル広場の蚤の市へ 08 地元っ子に混じってワイワイ食べたい! 「メール・デュ・ノール」で立ち食いタイム 09 ブルージュからダムへサイクリング 10 2年に一度の花時間に酔う グラン・プラスの「フラワーカーペット」 ●ブリュッセルの観光&おさんぽで感性磨き! ブリュッセル1日観光モデルプラン/世界で最も美しい広場 グラン・プラスを徹底解剖/小便小僧のファッションチェック/マグリットの不思議ワールドへ/音と光のショーにうっとり クリスマス色に染まる町をそぞろ歩き/ブリュッセルからの穴場旅 小さな町デュルビュイ、絵画的なメッヘレン ほか ●こだわりの美食都市ブリュッセルの絶品グルメ 名物料理はこれ!/「ムール貝のココット」は手づかみで豪快に!/ワッフル食べ比べ ブリュッセル式VSリエージュ式/おしゃれ系レストラン/おひとりさまに優しいレストラン ほか ●よくばりさんもニンマリのブリュッセルお買い物案内 メイド・イン・ベルギーのおみやげ/ギャルリー・サンチュベールでお買い物/ベルギー女子愛用コスメ/インテリアグッズ&キッチン雑貨/5ユーロ以下で見つけた! スーパーマーケットの激安グルメ ほか ●ブリュッセルのおすすめホテル グラン・プラス界隈/ルイーズ大通り周辺/聖カトリーヌ教会周辺 ●宝石のような地方の町へ 【ブルージュ】絵本のように美しい町/運河クルーズ/ブリュワリー見学/かわいいレース小物 ほか 【アントワープ】『フランダースの犬』の舞台で名画鑑賞/arucoスタッフの推しスポット/人気スイーツ ほか 【ゲント】中世の古都/レストラン&ショップ 【ディナン】サックスと堅焼きビスケットの町 ●コラム 有名ブランドの看板チョコを総チェック!/私たちの密かなお気に入りはコレ!/イーペルの猫祭り/アルデンヌ古城巡り ほか ●安全・快適 旅の基本情報 おすすめ旅グッズ/ベルギーの雑学/お祭り&イベントカレンダー/入出国かんたんナビ/空港&駅から市内へ/市内交通/国内の移動/お金/インターネット/マナー/トイレ/水/チップ/旅の安全情報/困ったときのイエローページ ほか ●便利なMAP付き ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
  • 地図で学ぶ世界経済
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    世界経済はダイナミックに動いている。企業は常に生産拠点は適正か、輸送ルートはどれが効率的かを考えている。さらに、世界のマネーはどのように動いているのか、新しい資源開発がなされていないかなどにも注意を払う。一方、地政学的には米国の支配力が弱まり、かわりに中国が台頭してきた。これを遠因とする紛争も各地で起きている。これら世界経済に密接に関連する問題を地図を見ながら理解する。本書は週刊エコノミスト2014年7月22日号の特集「地図で学ぶ世界経済」をまとめたものだ。 主な内容 マネー編 ・世界のマネーフロー ・外国人投資家 ・中国の不良債権 生産編 ・自動車 ・iPhone 資源編 ・シェール革命 ・深海油田 ・水資源 輸送編 ・インドシナ経済回廊 ・パナマ運河 ・欧亜間鉄道輸送 ・北極海航路 ・リニア 紛争編 ・ウクライナ ・中国の民族問題 ・南シナ海領有権問題 ・中東の混乱
  • 地底での散歩
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 共産主義者を経てクリスチャンになった小説家は、日常を描く実存主義的な作品で一世を風靡した。深い経験と洞察が生み出す思索を読む 【目次より】 まえ書きにかえて 自己に眼覚めるころ キリスト教の中で キリスト教のユーモア 道化師の孤独 笑いについて 宗教と信者 復活はあるか 私は何故クリスチァンでないか 政党と私 「十分である」ということ 現代の魔術 「交り」ということ 恋愛について 組織と共同体 丸出し論議 出会いについて 推理小説と聖書 非神話化の問題をめぐって 罪の観念と罰 非正統派の弁 私の反省 上原集団脱出記 赤岩栄「キリスト教脱出記」の書評として 文学のなかで キリスト教と文学 信仰において 信仰と小説 マス・メディアの問題 距離 救いと文学 現代とニヒリズム 観客席で 映画における人間 芸能時事 あとがき 椎名 麟三 1911~1973年。小説家。本名は、大坪 昇(おおつぼ のぼる)。第一次戦後派の代表作家。 著書に、『深夜の酒宴』『重き流れのなかに』『深尾正治の手記』『永遠なる序章』『その日まで』『病院裏の人々』『赤い孤独者』『嫉妬』『邂逅』『愛と死の谷間』『自由の彼方で』『神の道化師』『美しい女』『愛の証言』『母の像』『その日まで』『運河』『人生の背後に』『新作の証言』『雨は降り続いている』『明日なき日』『断崖の上で』『罠と毒『長い谷間』『媒妁人』『カラチの女』『懲役人の告発』『変装』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 超空母時代 日米土竜決戦
    3.5
    山本五十六の奇抜な発想から誕生した日本海軍の秘密兵器、潜水空母「瑞鶴」と「翔鶴」は、真珠湾攻撃を成功裏に終えると長駆、米西海岸を目指し、「瑞鶴」はロサンゼルスを空爆で壊滅せしめ、「翔鶴」もパナマ運河のミラ・フローレス閘門の破壊に成功する!

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  • 超時空大海戦(1)日台連合機動部隊・比島突入!
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    200X年、合衆国は退役させた三隻の正規空母を密かに台湾海軍に横流しした。台湾海軍と自衛隊を連携させた空母部隊を東シナ海に展開させ、“領土回復計画”の野望を抱く中国を牽制するのがその目的だった。だが、集結した日台連合機動部隊を襲ったのは、北京の意を受けて北朝鮮から発射されたテポドンの攻撃だった。しかも、その弾頭に搭載されていたのは未知の新兵器。時空を乱す波動弾頭によって、連合機動部隊は太平洋戦争のただ中に飛ばされてしまったのだ。昭和19年10月の比島レイテ沖に現れた連合機動部隊は、日台両司令官の合議により戦闘に介入することを決意。帝国海軍が壊滅的打撃を受けた史実を覆すべく、ハルゼー艦隊への猛攻を開始する。智将小沢中将と限りあるハイテク兵器の共同作戦は、はたして戦局を逆転できるのか。

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