橘外男の作品一覧

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作品一覧

2023/06/30更新

ユーザーレビュー

  • 橘外男日本怪談集 蒲団
    好きなホラー作家が新しくできた!
    岡本綺堂作品が好きであればこちらも好きなのでは。私は情景描写から怪異のあらわれ方がとても頭の中に映像として現れる。
    昔の話になるが、読んでいるうちに、自分が見たかのような映像が浮かんでくるほどの怪談はなかなかない。
    あと、ホラー というより怪談、の方がしっくりくる。...続きを読む
  • 橘外男日本怪談集 蒲団
     橘外男の日本を舞台とした怪奇小説を集めたもの。執筆は1937(昭和12)年から1957(昭和32)年。
     初めて聞く名前の作家で、全然知らなかったのだが、江戸川乱歩と生年が同じらしい。
     巻頭の『蒲団』を読んで衝撃を受けた。昭和12年の作品などとは信じられない、実に素晴らしく、傑出したホラー短編な...続きを読む
  • 橘外男日本怪談集 蒲団
    “日本怪談最恐”の一篇と名高い表題作や恐怖と哀切を湛えたマスターピース「逗子物語」の代表作2篇他、「棚田裁判長の怪死」「雨傘の女」「帰らぬ子」など虚実のあわいを描いたバラエティ豊かな怪談7篇を収録。

    ・とにかく“怖い”と有名な「蒲団」だが、実際なぜこの話はそこまで怖いのか。現れる女の幽霊の描写か、...続きを読む
  • 橘外男日本怪談集 蒲団
    橘外男の怪談を集めた文庫オリジナルの短編集。
    表題作の「蒲団」は格安で手に入れた蒲団に纏わる話。よく出来た怪談ではあるが、今読むとまとまり過ぎな印象。
    印象的だったのは「棚田裁判長の怪死」と「棺前結婚」の2作。
    「棚田裁判長の怪死」ははっきりした説明も解決もない実話怪談の先駆けともいえるような話。「...続きを読む
  • 橘外男日本怪談集 蒲団
    「”日本最凶”の古典怪談、ここに甦る」とオビに書かれた短編集。確かにどの短編も怪談ではありますが、訥々とした語りや、静謐な風景描写、死者と生者の気持ちの通い合いなどがなんとも心地よく、怖いとか最凶という感じは全くしませんでした。最後に収められた晩年の短編『帰らぬ子』は、なぜ著者が自作のなかに死者たち...続きを読む

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