ロブ・グリエの一覧

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作品一覧

2014/11/28更新

ユーザーレビュー

  • 消しゴム
    往来堂書店「D坂文庫2015春」からの一冊。
    選者の「初期のオースターが好きな方は是非」というコメントを見て迷わず手にした。そして、内容はそのコメント通り。と言うか、この作品がなければオースターのNY三部作はなかった、と言える内容。
    寒い冬、自転車、跳ね橋、路面電車、運河…丁寧に綴られたこの街が何と...続きを読む
  • 消しゴム
    『覗くひと』より数倍読みやすい。
    ヌーヴォーロマンの先駆けとしても実験的な探偵小説としても素晴らしい作品。
    描写された事物がたんなる記号に過ぎないという点ではとりわけ物理トリックをメインとした探偵小説的でありながら、作者=犯人、読者=探偵の関係性が保たれていない点では反探偵小説的である。
  • 消しゴム
    ヴァラスはなぜそうせざるを得なかったのか?
    キーワードは運河。腕時計。そして「計画もなく、方針もなく、不可解で、おぞましい、初冬の一日」……
  • 消しゴム
    諸々の言説は置いておいて、サスペンスとして面白い。冒頭が顕著だが、一読しただけでは物語の筋を追うのに不適切な構成を取っている。カフェ・テ・ザリエ、マスターの描写ではじまり、散逸された対物描写の隙間に、物語的本筋が隠されている。その壁を乗り越えると、何故彼はそうしたのか?あれはなんであったのか?などの...続きを読む
  • 消しゴム
    『柔らかく、軽く、もろい消しゴムで、こすっても変形せず、しかし、消しかすは埃のように 細かく、さらに簡単に割ることができて、その割れ目が真珠の貝殻のようになめらかに 輝くもの。友人の家で数か月前に一度見たことがあったが、友人はそれをどこで手に入れたか覚えていなかった。ヴァラスは似たものを容易に手に入...続きを読む