河野典生の一覧
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作品一覧
2020/02/28更新
ユーザーレビュー
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河野典生『八月は残酷な月』光文社文庫。
何とも懐かしい作家ではないか。日本のハードボイルド小説のパイオニアにして、SF小説の旗手でもあった河野典生の傑作短編集。男と女、憎しみと哀しみ、ジャズと犯罪、暴力が懐かしい昭和初期を舞台にいかしたサスペンスを紡ぎ出す。8編を収録。
『ゴウイング・マイ・ウェ...続きを読むPosted by ブクログ -
初めて読む作家さん。
<昭和ミステリールネサンス>と銘打って、昭和50年~60年代の作家陣の短編集を出しているらしいのだが、その第四弾。
読者の想像力を試される、場面転換の多い作品だった。
様式美というか形式美というか、このシーン、このやり取り、この図、この結末を描きたいための作品というものも多い...続きを読むPosted by ブクログ