河野典生のレビュー一覧

  • 八月は残酷な月~昭和ミステリールネサンス~
    初めて読む作家さん。
    <昭和ミステリールネサンス>と銘打って、昭和50年~60年代の作家陣の短編集を出しているらしいのだが、その第四弾。

    読者の想像力を試される、場面転換の多い作品だった。
    様式美というか形式美というか、このシーン、このやり取り、この図、この結末を描きたいための作品というものも多い...続きを読む