東日本大震災作品一覧

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  • [東日本大震災ドキュメンタリー]この町で生きていく
    完結
    -
    震災直後の被災地で奮闘した人々を、くりた陸が現場で取材してありのままを描いた感動の実話2編。 「思い出写真」 宮城県石巻市。震災の津波で流された写真の数、80万枚。どんなに大変でも、写真を持ち主に返したいと立ち上がった人々の姿を、くりた陸が現地取材した長編ノンフィクション。 「この町で生きていく」 福島県南相馬市。震災で甚大な被害を受けた町の人口流出が止まらない。そんな中で心療内科クリニックを営む夫婦が下した決断とは…!?
  • 3.11東日本大震災 君と見た風景
    完結
    3.9
    全1巻660円 (税込)
    2011年3月11日、東日本大震災発生。妊娠9カ月の妻、4歳の娘と手を取り歩んだ激震からの30日間を綴りました。物資不足、原発事故、今なお続く余震…それでも粛々と生きています。3千万人がかたずをのんで見守った被災ブログまんがの著者が緊急描き下ろし! 被災地より、日本中の皆様へ、迫真のコミックエッセイ!
  • あの日起きたこと 東日本大震災 ストーリー311
    -
    2011年3月11日…あの日何が起きたのか? あの日から何が起きているのか?  まんが家が現地で取材し、東日本大震災被災者の想いを描いたコミック集をノベライズ。私たちは、あの日を絶対に忘れない。【小学上級から ★★★】
  • 復興債の発行においても、増税するしかない!! : 東日本大震災復興財源についての考察
    -
    1巻660円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東日本大震災を機に論争が起きている増税問題を独自の視点で語る。

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  • 災害時にこそ問われる学級経営力:岩手・三陸編
    4.0
    1~28巻660~770円 (税込)
    悲しみのなか子どもたちを支えたのは、日常と変わらない学校生活、そして友人たちとの関わりだった。学校、学級の再建に向けて取り組んだ岩手県教師たちの記録。全国教職員必読の書。全国学校図書館協議会選定図書 第 1 章 3.11 当日とその後の教育現場 (河村茂雄) 1 その時何が起こったのか 震災当時の学校の様子 2 教師たちによる復旧の取組 物理的環境の確保に向けて 第2 章 学校再開から1 学期末まで 教育関係者はどう取り組んだのか 1 生徒指導主事の立場から 1 つの校舎で2 つの中学校の生徒が生活・活動した中学校の実践 (佐藤謙二) 2管理職の立場から 被災地域支援の前線基地にある中学校の実践 (根田真江) 3 養護教諭の立場から 専門家と学校現場をつないで効果を上げた養護教諭の実践 (工藤宣子) 4 教育関係者の立場から 多くの支援を学校につなげ, 学校を後方から支えた取組 (森本晋也) 第 3 章 危機にこそ大事にしたい学級集団の力 (河村茂雄) 1 心理面での総合的援助の必要性 2 グループアプローチの土壌としての学級集団 3 第 2 章の先生方の実践から学ぶこと 4 改めて認識した人と人との絆の大切さ

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  • 1年後の3.11 被災地のオフレコ話
    完結
    4.0
    2011年3月11日14時46分。東日本大震災。 宮城県在住マンガ家が明かす報道されなかった真実の数々。 死体の指を切り指輪を盗む泥棒、津波から逃げる為に人を轢きながら走る車、 Vサインで記念撮影をする若者、津波から帰ってきた猫など、 実際に見て、聞いて、感じた被災者だからこそ知り得る、決してテレビでは報道されず、 闇に隠れていた本当にあったオフレコ話。 『人はその時、鬼畜にもなる』決して他人事ではない現実。 震災を通して命の重さと絆、人の表と裏を赤裸々に描くショートエッセイ。 ※本作品は『1年後の3.11―被災地13のオフレコ話』を電子配信用に再編集したものです。 「第6話 サバイバー」は関係者への配慮から本作品には収録されておりません。ご了承ください。
  • まんが 車いすのカウンセラー、いのちの声をきく。
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    24時間テレビ「車いすでぼくは空を飛ぶ」のモデルにもなった心理カウンセラー長谷川泰三の壮絶人生と、彼が命をかけたカウンセリングを初のコミカライズ! 義父との確執、バイク事故、自殺未遂、どん底を味わった彼にしかできないカウンセリングを、人気作家・折原みとの絵でリアルに再現! 東日本大震災で妻を失った夫、息子との確執に悩む母、複雑な生い立ちから、わが子を持つことに不安を抱く男性など、多くの相談者を救った長谷川泰三の軌跡を余すところなく描いた一冊です。
  • 広がる高圧一括受電
    -
    2000年代から徐々に広がり始めたマンションへの高圧一括受電。東日本大震災後、急速にその動きが加速し、2016年の電力小売り全面自由化を前に、事業者間の競争が激化している。通信などとのバンドル販売もスタートするなど、小売り自由化後の動きを先取りしたサービスも登場している。(2014年12月5日~12月17日の電気新聞記事をもとに制作) <目次> 1.全面自由化前に顧客を囲い込め 2.主戦場は既築マンション市場 3.新築マンションの「標準仕様」 4.CATV、バンドル販売で攻勢 5.新たなサービスへの挑戦 6.小売り全面自由化後はどうなる?
  • すけっこの流儀 上
    -
    「すけっこ」とは「助け合い」を意味する甲州弁。伝統的な地域コミュニティーが崩壊する中で、2011年3月11日に日本を襲った東日本大震災をきっかけとする被災者と県民との関わり合いや、子育てをはじめとするさまざまな悩みを支え合おうとする地域の活動まで、現代版の支え合いの在り方を見つめた2012年の山梨日日新聞連載企画を電子書籍化。上巻には第1部~第5部までを収める。
  • 傷ついた日本人へ
    4.4
    東日本大震災後、ダライ・ラマ14世は来日を強く望み、霊山・高野山や東北の被災地などで多くの日本人に語りかけた。困難や逆境を克服するにはどうすべきか、豊かになっても幸福を感じないのはなぜか、孤独や嫉妬から抜け出す方法はあるのか、あの震災は私たちに何を問いかけているのか――。日本人が「次の段階」へ移行するために、自らも苦難と激動の人生を歩んできた法王が語る渾身のメッセージ。

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  • 絆のフェアウェイ
    -
    東北福祉大ゴルフ部を『王国』へと導いた名物監督と教え子たちの心の交流。東日本大震災後、マスターズ出場を決断した師弟の葛藤と奮闘。勝ったからこそ、さらに上を目指し、力をつけたいと考えよ。団体戦あってこその個人戦。---仲間のために戦えない者は選手ではない。学生ゴルフの本分とは、すなわち『人間として成長すること』。王国を築いた指導者の他人と組織の育て方。人の絆、地域の絆、そして心の絆。連綿たる『強さ』の源流がわかる総会ドキュメント。
  • 死ぬことを学ぶ
    3.0
    生きるも難儀、死ぬも難儀――。敗戦後、日本人は自らの本質について思い煩わなくなった。しかしバブル崩壊から東日本大震災に至る日々の中で、「哲学」の不在を痛感している人は多い。だからこそ「死ぬこと」を学ばなければならないのだ。当人は決して見ることができない人生の決算表はいかにあるべきなのか。大往生、殉死、暗殺、自殺……先人たちのさまざまな死の様相を眺め、味わい、思いを致す。福田流「死に方読本」。

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  • 大飯原発再稼働 暗闇から明日が見えるか 立地県紙・福井新聞の論説
    -
     日本の国論を二分した原発再稼働問題は2012年7月1日、大飯3号機の原子炉起動で、新しい局面に入った。「国策」としての原発と40年以上にわたり向き合ってきた福井県は政府の場当たり的対応に振り回された。福井新聞は「見据えるべきは『国家論』の前にまず『地域論』である」と、立地県紙の視点で、再稼働問題の本質に迫ろうと論じてきた。2011年3月11日の東日本大震災、福島原発事故から大飯3号機起動までの論説を1冊にまとめた。

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  • ガイガーカウンター最新ガイド 放射線から大切な家族を守る!!
    -
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東日本大震災から半年が経過しようとしているいまも、放射線の恐怖が東日本をおおっている。 そこで本書では、エステーから発売されて話題になったエアカウンターから腕時計型のPM1208M、さらには自作キットまで、 国内外の主要35製品を集め、本当に買っていい機種はどれかを徹底的に検証していく。 そのほかに正しい放射線の測り方や東日本の汚染状況、放射性鉱物から放射性宝石、ウラン缶、iPhoneやAndroid関連アプリまで、 放射線関連情報を幅広く紹介する。

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  • 問題発言
    3.0
    政治家は激情にかられて口走り、財界人はつい本音を漏らし、芸能人はうっかり口を滑らせ、スポーツ選手は浅はかにしゃべり、マスコミは煽情を先走らせた……かくも愚かで、あまりに理不尽、思わず失笑してしまう暴言、迷言、珍言が満載。一九四五年の終戦から東日本大震災の二〇一一年まで、六十六年間に放たれた発言は、どのような問題を引き起こしてきたのか? 「舌禍」の日本戦後史。

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  • 国民ID制度が日本を救う
    3.9
    国民への番号付与は「世界の常識」である。もし日本でも実現していたら、東日本大震災の被災者支援はもっとスムーズに進み、「消えた年金」問題も生じず、「役所たらい回し」も減っていたかもしれない。経済効果は年間3兆円以上との試算もある。アレルギー反応を示すより、「番号がないことのマイナス」を真剣に問い直すべきだ。導入後の社会のイメージ、情報漏洩の防ぎ方など、制度の根幹を徹底解説。

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  • 復興の精神
    3.3
    東日本大震災以降、私たちはどのように考え、どのように行動し、どのように生きていくべきなのか。すべての日本人が向き合わねばならないこの問いに、九人の著者が正面から答えた。「精神の復興需要が起きる」「変化を怖れるな」「私欲を捨てよ」「無用な不安はお捨てなさい」「どん底は続かない」……その言葉は時に優しく、時に厳しい。3・11以降を生きていくための杖となる一冊。

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  • 最新版 消滅する市町村 744全リスト
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●『地方自治体「持続可能性」 分析レポート』 ――地域特性に応じた人口減少対策が必要 三村明夫+人口戦略会議 ●データ解説 新たな「消滅」、半数が北海道・東北 本誌編集部 ●全国1729自治体の9分類データ ●〔対談〕人口減を止められなかった10年 ――外国人・寄合・デジタルは救いとなるか 増田寛也×宇野重規 ●10年前のショックを糧に 消滅可能性都市から脱却した豊島区がいま目指すもの 高際みゆき ●人口増加は結果、目的ではない 東日本大震災があっても健闘の女川町 須田善明 ●人口減少率最大の秋田県、「資源県」の強みを活かす 佐竹敬久 ●多国籍タウン・大久保と向き合って 図書館は移民のシェルターになれる 米田雅朗 ●〔座談会〕結婚に恋愛は必要か ――少子化対策への手がかりを探る 牛窪 恵×山田昌弘×干場弓子
  • 奇跡の歌 戦争と望郷とペギー葉山
    値引きあり
    -
    2017年4月に急逝した戦後日本を代表する歌手・ペギー葉山。 愛した人々に見守られ、彼女は代表曲『南国土佐を後にして』の「譜面」を胸に抱いて天へ召された。 彼女の人生を大きく左右することになった同曲のルーツは、戦争中に中国戦線の兵隊たちによってつくられた 『南国節』にさかのぼる。 元兵士が述懐する極限の戦場、生と死の狭間にいた若者たちが異国の地で故郷を忍び、 家族に思いを馳せながら歌い継いだ「望郷の歌」は、同時に仲間への「鎮魂歌」でもあった。 ペギーが、激戦に次ぐ激戦のさなかに生まれたこの歌に出会ったのは、偶然だったのか、それとも必然だったのか。 「死」の4か月前、ペギーが筆者に対して語った数々の述懐は、その謎を解き明かし、はからずも彼女の「遺言」となった。 自身もまた戦争に翻弄された少女時代を送ったペギーによって新たな「命」を吹き込まれた 『南国土佐を後にして』が国民的なヒットとなったことで、新しい曲が発見された。 そしてその曲が、東日本大震災の被災者たちを勇気づけ、大きな影響を与えていく。 戦地の若者が口ずさんだ歌の誕生から実に80年近くを経ても、多くの名もなき人々が共鳴し合う奇跡の物語は脈々と続いていた。 丹念な取材と構成で明かされる、忘れ去られていた日本人の優しき心とは――。
  • TWILLO冒険記 第1巻 冒険のはじまり
    -
    今も都内を歩き続ける白い屋台バー『トワイロ』店主:神条昭太郎の冒険。2011年2月18日からの物語。 最初のオープンは青山の銀杏並木周辺。 その拠点を捨て、都内を点々とさまよいはじめた“モバイルサロンTwillo”と店主:神条昭太郎。 その日の出現場所を告げる一風変わったTwitterのつぶやきと、毎日ページを重ねていく日記の抜粋コラムにより構成される本書は、神条昭太郎の冒険の「しるし」であり「うた」であり、Twilloを訪れる「人々とのつながり」である。 本巻は、Twilloの冒険初日の記録から開始され、常連でも初めての訪問者でも楽しむことが出来る白い屋台の物語。 以降、続巻を予定している。 『TWILLO冒険記』公式インスタグラム:https://www.instagram.com/twillooi/ 【目次】 序1 冒険をたどる冒険 序2 TWILLOとの出会い方から 冒険1日目~40日目 コラム1 冒険前夜 冒険41日目~80日目 コラム2 はじまりのかたち 冒険81日目~120日目 コラム3 冒険の意味 冒険121日目~160日目 コラム4 東日本大震災 冒険161日目~200日目 コラム5 埋められた宝 冒険201日目~240日目 コラム6 道 冒険241日目~280日目 コラム7 水にかたどる 冒険281日目~320日目 コラム8 不思議な人 冒険321日目~360日目 コラム9 デキャンタ 冒険361日目~400日目 コラム10 雨のよる 冒険401日目~440日目 コラム11 進化 冒険441日目~480日目 コラム12 独りのたのしみ 冒険481日目~520日目 コラム13 タイヤ交換 冒険521日目~560日目 コラム14 逃避行 冒険561日目~600日目 コラム15 蘇りのよる あとがき 株式会社愚音堂 代表 ゴンドウトモヒコ 【著者】 神条昭太郎 1972年生まれ。横浜国立大学経済学部卒。 銀行員、フリーター、衆議院公設秘書などを経て、 白い屋台バー“モバイルサロンTwillo”を2006年8月に開業。 青山の銀杏並木付近で数年営業した後、 2011年2月から点々と都内をさまようスタイルを確立、 その日の場所はTwitterで発信され拠点を一切もたない。 “モバイルサロンTwillo”は、雑誌・Web記事・Netflixコンテンツなど多数で取り上げられ、 “伝説の白い屋台”として巷での評判になっている。
  • マインドエラー
    -
    章敬は春から通うはずだった大学のキャンパスを東日本大震災で失い、怠惰な日々を送っていた。そんなある日、声をかけてきたのは近所の幼馴染、果瑠。美容専門学校に通っているという果瑠は、死への願望を冗談めいて話す。数日後、彼女は自宅の屋根裏部屋で無残な遺体となって発見された。直前、章敬のバイト先で妙なDVDを借りていた果瑠。その死は自らの意思なのか、殺人なのかーー。
  • 東京新聞の「筆洗」 朝刊名物コラムで読み解く時代の流れ
    3.0
    1巻660円 (税込)
    東京新聞朝刊一面のコラム「筆洗」を2009年8月から4年間担当したのが現・社会部長の瀬口晴義氏。日本社会はこの間まさに激動期だった。 1000本弱に及ぶ「筆洗」原稿の中から本人が厳選し、東日本大震災を原点とし、現政権や保守層から“左傾新聞"と疎まれながら一貫して変わらぬその記述を採録する。 主な採録原稿 〇天皇の政治利用 〇東日本大震災マグニチュード9の衝撃 〇「FUKUSHIMA」の刻印 〇地震の後には戦争がやってくる 〇自衛隊が“日陰者"であり続ける国家の幸福 〇「国を愛せ」と国が言う 〇「集団的自衛権」まやかし戦争に荷担の危うさ 〇坂本一家殺害事件から20年、オウム真理教と日本社会 〇憲法は国民が国家権力を縛る道具 〇高倉健の忍ぶ人生 全156編

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  • 海の賜物
    -
    1巻660円 (税込)
    気仙沼を襲った大震災。乗り越えるために必要なことは身近にあった――。 気仙沼から東京に出て、外資系の企業で出世した慎二。しかし、慎二の仕事はリストラを言い渡す役割で周囲から“首切り屋”と恐れられていた。 突然の虚無感が慎二を襲い会社を辞めたところにやってきたのは、気仙沼の水産加工会社を経営する親友の悟だった。 水産加工会社で働き始め、慎二は生きがいを取り戻し、順調に進んでいた頃に東日本大震災が起こる。 すべてが終わったと思った翌朝に慎二たちが見た希望とは。

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  • 大波乱の予兆 野田民主 vs. 谷垣自民
    -
    民主党?自民党?もうどっちでもいいから・・・ニッポンの政治よ、底力を見せてくれ! 相も変わらず「小沢一郎」で右往左往する民主党。東日本大震災&福島原発事故以降、菅政権のダッチロールで支持率急降下。野田“どじょう”首相の登場で巻き返しを図るが、復興財源、増税問題、TPP…と問題山積。一方、すっかり野党が板についてきた感のある自民党。政権奪還を目論見たいが、対決姿勢ばかりを前面に出せる世情でもなく、ついつい矛先も鈍りがち…。日本の政治は、どう動く!?―。
  • 火山はすごい 千年ぶりの「大地変動の時代」
    -
    3・11以降、活発化する火山活動。大噴火は起こるのか? 世界で起きるM6以上の地震の2割が日本で発生し、世界の陸地面積の0.25%しかない日本列島に、世界の活火山の7%が存在している。特に東日本大震災以後は、西之島、御嶽山、口永良部島、浅間山などの火山活動が活発化し、地震も頻発している。本書は、京大の人気教授が具体的な火山の特徴を紹介しつつ、今後起こるかもしれない災害への心構えを説くもの。大噴火、大地震はいつ起きても不思議ではない。 ・9世紀(平安時代)に酷似する現在 ・850年 三宅島噴火 ・2000年 有珠山、三宅島噴火 ・863年 中越・越後地震 ・2004年 新潟県中越地震(M6.8) ・864年 富士山噴火 ・2009年 浅間山噴火 ・869年 貞観地震(宮城県沖) ・2011年 東日本大震災(M90) ・878年 相模・武蔵地震 ・XXXX年 首都直下地震? ・887年 仁和地震(南海トラフ) ・203X年 南海トラフ巨大地震? 日本列島は「大地動乱の時代」に突入している! ※本書は、2002年6月に発刊された『火山はすごい 日本列島の自然学』(PHP新書)を加筆・再編集したものです。
  • 婆ボケはじめ、犬を飼う
    完結
    5.0
    東日本大震災の津波で流された家を新築したニコ・ニコルソンの実家が、犬を飼うことに! 宮城の空の下、認知症がすすむ婆を、それに翻弄される家族を、「ヌ太郎」は癒やしてくれるのか!? 笑って泣けるファミリーエッセイ! 日本で唯一のドッグセラピー協会の活動を入魂取材した、SP描き下ろしマンガつき!!
  • はじまりのはる(1)
    4.0
    1~3巻660~748円 (税込)
    2011年3月11日に発生した東日本大震災。被害は比較的軽微とされる福島県南部ですら生活が一変した高校生たちそれぞれにスポットを当て、彼らが、そのときどう過ごし、その後をどう生きるのかを描きます。震災前の未来を模索し悩む少年たちを描いた「ミルクボーイ」、その続編で震災に翻弄される彼らを描いた「はじまりのはる」、ふくしま駅伝を目指す高校陸上部の少女を描いた「故郷」の3作を収録。
  • 野馬、還る ~福島~
    -
    1巻660円 (税込)
    【電子書籍撮り下ろし】 「相馬野馬追(そうまのまおい)」は福島県に長く伝わる馬の祭事である。国の重要無形民俗文化財に指定されている。著者は東日本大震災から4か月後、2011年7月に福島駅に降り立った……。あれから5年目の夏が来る。「いつまでも被災者の顔でいちゃいけないんだよ」と力強く話す騎馬武者。哀しみも空虚な現実も抱えて、野馬は今年も還ってくる!フォトジャーナリストとしても活躍するカメラマン・武馬怜子が取材、撮り下ろした貴重な写真集。
  • 命をつなげ―東日本大震災、大動脈復旧への戦い―
    4.5
    宮城県仙台市から青森県青森市まで。雄大なリアス式海岸に沿って走る国道45号線は「命の道」と呼ばれている。あの日、3月11日に襲った津波により国道は壊滅状態に。この道を開かなければ救助も救援もできない。度重なる余震。あるいは自らの命を失うかもしれない。けれど「やるしかねえよな」――。道路の復旧にかけた人々の高き矜持を描くノンフィクション。『命をつないだ道』改題。
  • 被災地の本当の話をしよう ~陸前高田市長が綴るあの日とこれから~
    4.3
    2011年3月11日に起きた未曾有の大災害・東日本大震災により、市街地が壊滅した岩手県陸前高田市。三陸沖に面した県最南端の自然豊かな田舎町を襲った惨劇とは。自身も妻を亡くした絶望的な状況の中、ゆるぎない信念を以て市民を導いた戸羽太市長が、震災当日の様子から復興へのシナリオまで、被災地の全容を明らかにする。社会の関心が政局と原発に流れる今、日本を復興するために絶対に忘れてはならない被災地の現実を真に理解できる1冊。佐藤正久議員との対談も収録!

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  • ありがとう自衛隊 ~ヒゲの隊長が綴る日本再興奮闘記~
    3.9
    2011年3月11日に突然日本を襲った東日本大震災。そんな未曾有の事態が発生した直後から、被災地でまさしく命を賭してさまざまな救援活動を続ける自衛隊。テレビや新聞では報じきれていない現地におけるその活躍と、自衛隊員への感謝のメッセージを佐藤正久議員が綴る。 さらに自衛隊OBでもある“ヒゲの隊長”だからこそ知りうる自衛隊員の心身の驚異的な強さの秘密や、ベールに包まれた訓練内容、さらには自衛隊がもっと好きになる知られざる彼らの素顔まで完全網羅。自衛隊への感謝の気持ちと親近感が増す1冊です。

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  • 生きているだけでいい! 馬がおしえてくれたこと
    4.3
    かしこくて、こわがりな動物、馬。その命を守る活動をしているのが、NPO法人『引退馬協会』代表の沼田恭子さんです。東日本大震災のときには、福島県南相馬市に入り、津波の被害にあった多くの馬を救いました。子どものころ動物が苦手だった沼田さんが、なぜ馬にかかわる仕事をするようになったのでしょう? 沼田さんと馬たちの交流と、馬を守る活動をえがくノンフィクション!<すべての漢字にふりがなつき・小学校上級以上>
  • 地球科学入門I 次に来る自然災害 地震・噴火・異常気象
    3.0
    1~2巻679~699円 (税込)
    東日本大震災はいまだ終わっていない。むしろ「巨大災害の世紀」が幕を開けたのだ。太平洋沖で起きるM8クラスの「余震」、首都圏直撃の恐れもある「直下型地震」、富士山も含めた「活火山の噴火」、300年に1度の三連動地震による「西日本大震災」――地球科学の観点から、これら4つはいつ起こっても不思議ではない。「天災は忘れたころにやってくる」は珠玉の名言。しかし現実には、次の大地震は忘れる前にやってきてしまう。「自分だけは大丈夫」に根拠はない。自分の身は自分で守るしかない時代に、これだけは知らないと危うい自然災害の基礎知識と最新情報を京大人気教授がわかりやすく解説。地震と津波、火山噴火はもとより、エルニーニョ現象やゲリラ豪雨など、「異常気象」と呼ばれる現象のメカニズムと個人がとるべき対策も網羅した。安全を約束された場所は、この国にはない。「知識は力なり」。私たちができることは何かを知っておこう。

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  • 日本人はなぜ震災にへこたれないのか
    3.5
    地震、津波、噴火、洪水、寒波、干害、疫病……。日本は古来より「災害列島」と呼ばれるほどに、幾多の“天変地異”に見舞われてきた。しかし、日本人は自然を恨むことなく共生の道を探り続け、災害をばねにし、そのたびに大きな復興を遂げている。2011年3月の東日本大震災でも、冷静に対応する日本人の姿を世界中のメディアが驚きをもって賞賛した。本書は、縄文時代から現在まで、日本人が過去の巨大な災異をいかに乗り越えてきたかを、古代史を中心とした“信仰の歴史”から説き起こす。それは「人間が自然を征服できる」と考えた西欧の一神教とは対照的な、「自然には決して敵わないが、自然が荒れ狂えば荒れ狂うほど、人間に豊穣をもたらす力も大きくなる」と考えた逆説の信仰――。「白鳳大地震の恐怖」「9世紀に東北を襲った大津波」「天災と結びつけられた怨霊思想」「神とは大自然のこと」など、震災に負けない日本人のルーツが明らかに。

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  • ほんとうは強い日本
    3.7
    東日本大震災は、大地震、巨大津波、福島第一原発の事故という未曾有の大災害をもたらした。福島県出身の著者は、政府の避難勧告の方法に怒りをあらわにする。それはなぜか。現在の放射線医学では、低線量率の放射線は健康にとって有益であるとする説もあるほどで、放射線を限りなくゼロに近いほうがよいという誤った認識のもと、住民が強制的に避難させられているからだ。緊急避難の意思決定の科学的根拠は何か。一事が万事。「政治主導はもういらない」と民主党政権を斬って捨てる。マスコミのミスリードを嘆くとともに、原発には当分頼らざるをえない。自衛隊しか日本を守れない。消費税増税よりも復興債を。国内市場を重視した内需主導型の経済で国難を乗り切る。党派を超えた保守派政治家が集結して、いまこそ憲法改正が必要だと説く。日本はほんとうは強いという信念のもと、震災後の我が国の針路を指し示す。
  • いざ志願! おひとりさま自衛隊
    3.9
    酔った勢いで応募した「予備自衛官補(よびじほ)」の試験が合格。全身あざだらけの戦闘訓練、土砂降りドロドロの匍匐前進。おまけにマスクなしの催涙ガス実体験。女子による驚きと笑いの体当たり記録です。はじめは見物気分だった彼女も、いつしか腕は周囲の自衛隊系女子に褒められるほど太くなり、腹から出る声も大きく居酒屋に一発でオーダーを通すほどに成長! 文庫版では予備自衛官にはじめて招集のかかった東日本大震災など、勤続6年を越えた岡田真理さんのスペシャルを2章追加です!
  • 日本霊性論
    4.2
    迷走する日本人のこころと向き合う 二賢人から、渾身のメッセージ 東日本大震災後、あらためて問い直された日本人の死生観や宗教性。経済効率至上主義や個人主義が加速するなかで、置き去りにされた日本人の「こころ」の問題を、現代の二賢人が論じる。思想家として教育、医療、司法、宗教の倫理的立て直しを説く内田氏(第一部)、宗教者として日本的霊性のルーツに迫りつつ現代にふさわしい共生のありかたを探る釈氏(第二部)。どちらも自らの信ずる道を振り返りながら、社会を担う一員としての読者に、まっすぐ問いを投げかける。穏やかな笑顔からは想像もつかない、切実な問題意識に胸を打たれること間違いなしの力作。自分探しの「スピリチュアル」でもなく、特定の宗教・宗派にこだわるでもなく、人間が社会をつくり生き延びていくために根源的な支えとなる「霊性」をいま、問い直す。 ※電子版限定 内田樹×釈徹宗対談「日本的霊性と大拙、そして私たち」収載

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  • 被災地につなげる災害ボランティア活動ガイドブック
    -
    被災地を応援したいあなたのための災害ボランティア活動の入門書 「ひとりの100歩よりも、100人の1歩」と、著者は被災者に寄り添う災害ボランティアのあり方を例えます。本書では、事前準備や安全管理の大切さとその具体的な内容をわかりやすく解説しています。被災地における活動の実際、被災された人々の気持ちに寄り添う心構え等は、必読です。災害ボランティアセンターも多様な主体により運営されるようになった今日、関係者が連携・協働して支援を進めるうえでも、情報の共有、共通認識が不可欠です。活動にかかわる方々に、ぜひ身近に備えておいていただきたい1冊です。(2019年7月刊行本の電子版) 【目次】 1 調べる -被災地のニーズと、ボランティアの参加方法- 2 準備する -心構えと事前準備- 3 活動に参加する -ボランティアの受付から報告まで- 4 身を守る -災害ボランティアの安全管理- 5 自分に合った活動を探す -被災地における多様な活動- 6 応援する -被災地以外の場所でもできる支援活動- 【著者】 合田茂広 一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター 理事 岡山県出身。学生時代、国際交流NGOピースボートの世界一周クルーズに参加。その後、職員として約60か国を巡り、洋上平和教育プログラムや途上国への国際協力を担当。東日本大震災後は、一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター(PBV)を立ち上げ、東北やフィリピン台風など各地の被災地支援におけるコーディネーターとしても活動。全国で災害ボランティアの人材育成や防災・減災教育にも取り組んでいる。 上島安裕 一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター 理事・事務局長 2007(平成12)年の新潟中越沖地震より被災者支援活動をはじめ、国内外で25を超える国と地域で活動を行ってきた。現在は、法人の事務局長として国内外で起こる自然災害の被災地への支援とともに、「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)」の運営委員として、災害前からの防災・減災への取り組みを行っている。 災害ボランティア活動ブックレット編集委員会  
  • 浅田家!
    4.2
    二宮和也主演!「家族」を撮りつづけた写真家と、彼を支えつづけた「家族」の笑いと涙あふれる感動実話。映画『浅田家!』10月2日(金)全国公開に先がけ、小説版8月7日(金)発売! 「一生にあと一枚しか、写真と撮れないとしたら?」 彼が選んだのは、“家族”だった――。 消防士、レーサー、ヒーロー、バンドマン……家族全員を巻き込んで、それぞれが“やってみたかったこと”をテーマにコスプレし、その姿を撮影したユニークすぎる《家族写真》で、写真界の芥川賞・木村伊兵衛写真賞を受賞した、写真家・浅田政志(二宮和也)。受賞をきっかけに各地の家族から撮影依頼を受け、《家族写真家》としてようやく軌道に乗り始めたとき、東日本大震災が起こる――。かつて撮影した家族の安否を確かめる為に向かった被災地で、政志が目にしたのは、家族も家も全てを失った人々の姿だった。 「家族ってなんだろう?」 「写真家の自分にできることは何か?」 シャッターを切ることが出来ず、自問自答を繰り返す政志。津波で泥だらけになった写真を一枚一枚洗浄して、家族の元に返す《写真洗浄》の活動に参加し、そこで写真を見つけ嬉しそうに帰っていく人々の笑顔に触れることで、再び《写真の持つチカラ》を信じられるようになる。そんな時、一人の少女が現れる。「私も家族写真を撮って欲しい!」。それは津波で父親を失った少女の願いだった――。
  • 絆 走れ奇跡の子馬
    4.0
    拓馬の家は福島県南相馬の競走馬生産牧場だ。2011年3月11日、東日本大震災の津波で牧場は壊滅。愛馬シロは子馬を産み落とし事切れた。恋人も失った拓馬に唯一残された希望である子馬は「リヤンドノール(北の絆)」と名付けられる。競走馬として成長して迎えた日本ダービー。拓馬の、福島の思いを背負うリヤンは奇跡を起こすのか。伝統の祭、相馬野馬追の地を舞台に描く、人と馬の祈りの物語。
  • 巨大災害の世紀を生き抜く
    -
    東日本大震災における地震・津波・原発事故という複合災害は、まさに巨大化する現代の災害を具現化した出来事であった。この大災害に遭遇して日本人の意識・心理も劇的な変化を遂げた。「私だけは大丈夫」という正常性バイアスにとらわれないこと、政府・マスコミ情報を鵜呑みにせず吟味する自己責任力、企業の危機管理の新しい形が求められているのだ。自然災害に未知のリスクが加わる現代を生き抜くために求められる行動指針について災害心理学の第一人者が検証する。【目次】はじめに/第一章 二一世紀型の災害とは何か――原子力災害を経験して/第二章 原子力発電所はなぜ事故を起こしたか/第三章 災害と情報/第四章 災害を乗り越えるには/第五章 三・一一の先にあるもの/おわりに
  • モバイルハウス  三万円で家をつくる
    3.9
    路上生活者の老人から啓示を受け、ノウハウを学んだ著者は、予算三万円足らずで「移動できる家=モバイルハウス」をつくりあげた。およそ二畳間大のモバイルハウスは、思いのほか、快適な空間だった。そして、土地とは何か、家とは何か、住むとはどういう営みなのか……等々、根源的な思考をうながしてきた。それは、小さいけれど壮大な、社会実験の装置だったのである。前著『独立国家のつくりかた』で提示された「一人で国をつくる」という思想は「一人で家をつくる」という実践から生まれた。著者の原点を余すところなく開示する、痛快なドキュメント。【目次】はじめに/一 実験の始まり/二 土地は一体誰のものか/三 モバイルハウスは家か、車か?/四 自力で家を建てるということ/五 多摩川文明を訪ねる/六 モバイルハウスをつくる/七 インフラを整える/八 駐車場を借りる/九 東日本大震災とモバイルハウス/十 モバイルハウスでの生活/十一 一つ屋根の下の都市生活/十二 モバイルハウスヴィレッジ計画/十三 新しい土地の使い方を考える/十四 家とは何か/おわりに
  • 闘う区長
    3.7
    2012年の東日本大震災と福島第一原発事故を受け、同年、脱原発を訴えて、人口88万人をかかえる世田谷区長に当選した著者。就任後は区役所から始める節電、不透明な値上げをめぐり東京電力へデータ開示要求、電力の自由化とエネルギーの地産地消をめざす「世田谷電力」の計画など、自治体の長だからこそ提案できる施策を次々に実行に移してきた。外からは見えづらい地方自治の現場における首長の具体的な仕事内容とはどんなものなのか? 本書は、国政が混迷を極める今こそ、自治体が発信力を高め、地域が連携することで日本を変えようという提言である。【目次】まえがき/第一章 すべては「3・11」から始まった/第二章 全国初の「脱原発首長」誕生/第三章 区長のお仕事/第四章 東京電力とのバトル/第五章 電気料金値上げのトリックを見破る/第六章 「世田谷電力」とエネルギーの地産地消/第七章 夢の続きを……/あとがき
  • あの日からの建築
    3.9
    東日本大震災後、被災地に大量に設営された仮設住宅は、共同体を排除した「個」の風景そのものである。著者は、岩手県釜石市の復興プロジェクトに携わるなかで、すべてを失った被災地にこそ、近代主義に因らない自然に溶け込む建築やまちを実現できる可能性があると考え、住民相互が心を通わせ、集う場所「みんなの家」を各地で建設している。本書では、国内外で活躍する建築家として、親自然的な減災方法や集合住宅のあり方など震災復興の具体的な提案を明示する。【目次】はじめに/第一章 あの日からの「建築」/第二章 釜石復興プロジェクト/第三章 心のよりどころとしての「みんなの家」/第四章 「伊東建築塾」について/第五章 私の歩んできた道/第六章 これからの建築を考える/おわりに
  • 日本人の美徳を育てた「修身」の教科書
    4.3
    二〇一一年三月十一日の東日本大震災で、日本人の美徳があらためて世界中から賞賛された。その素晴らしい精神を育んだものが、かつての初等教育の充実だったのではないか。生きるうえで最も大切なことなのに、戦後日本では教えられなくなった「修身」。本書は戦前の教科書「尋常小学修身書」四~六学年のテキストを、読みやすい現代語訳にしたもの。軍国主義的な内容など、「毒」の部分は丁寧に取り除いて、各項目ごとに解説を付す。ロベルトソン号乗組員を救出した宮古島の人々の話、日本ではじめて太平洋を横断した勝海舟の話、沈みゆく潜水艇と乗組員の話、……世界の人が感動し、戦前までは全児童が読み継いできた素敵な日本人の物語――いまだから読んでおきたい、孫の世代に伝えておきたい感動のエピソードを多数収録。「修身」のほぼすべてが、この一冊のなかに。

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  • オレがマリオ
    4.3
    新しい光に満ちた第五歌集。 「電信柱抜けそうなほど揺れていた」震度7とはそういうことか 空腹を訴える子と手をつなぐ百円あれどおにぎりあらず 子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え 東日本大震災発生当時、東京にいた著者が仙台の家に帰れたのは、4日後だった。余震と原発事故が落ち着くまでと思い、翌朝息子の手をひいて、西へ向かう。 醤油さし買おうと思うこの部屋にもう少し長く住む予感して 第三者的には「軟禁」とも言える車を持たぬ離島の暮らし 「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ 紆余曲折ののち、沖縄の石垣島に住むことになった親子。豊かな自然、地域の人々との密な触れ合いは、様々な変化をもたらした。 愛、発見、出会い――。かけがえのない石垣島の日々から生まれた第五歌集。 解説・松村由利子(歌人)
  • 津波と原発
    5.0
    被災者の肉声を横軸に、現地の歴史的背景を横軸に紡ぎ、各メディアから高い評価を得た東日本大震災ルポルタージュの傑作を文庫化。あの未曾有の大災害の、一週間後に津波に襲われた被災地各所を、一ヶ月半後には福島第一原発周辺の立ち入り禁止区域内を緊急取材した筆者が見たものとは――。「あのとき、何が起きたのか。何が問題になっているのか。佐野さんにしか表せない、骨太な文章に心を打たれた」(解説・菅原文太)
  • 直観力経営 リーダーのための戦略的哲学リテラシー
    3.0
    父親の急死で突然社長に! 就任後に勃発した同時多発テロ、リーマンショック、果ては東日本大震災……度重なる経済危機を乗り越え、わずか10年で売上倍増を達成。 弱冠36歳の社長が経営改善を成し遂げた理由とは? 経営者、企業希望者必読! 低成長時代に会社を円滑に経営する方法、経営者として30年後にどう生きるべきかを指南する経営哲学書。

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  • ヤマケイ新書 唱歌「ふるさと」の生態学~ウサギはなぜいなくなったのか?
    4.0
    今こそ見直したい「うさぎ追いし…」の世界。 里山の変容を、唱歌「ふるさと」の歌詞から読み解く。 日本人なら誰もが知っている「ウサギ追いしかの山」で歌われつづけてきたウサギはなぜいなくなってしまったのか? 唱歌「ふるさと」を通して、日本の昔日の故郷(里山)の姿とその変容を生態学の視点から読み解き、現代との比較を通じて、失われた日本の自然と文化を再考します。 1章 「故郷」を読み解く 2章 ウサギ追いし―里山の変化 1ウサギの思い出  2茅場―ウサギのすむ場所  3かつての里山  4変貌した里山  5里山のもうひとつの変化―都市化に呑み込まれる里山 3章 小ブナ釣りし―水の変化 1小ブナ釣りし―故郷の川  2川の変化  3もうひとつの脅威―農薬  4さらなる脅威―外来生物  5水は清き 4章 山は青き―森林の変化 1林業と社会  2林学と林業―四手井氏による  3森林伐採と森林の変化 5章 いかにいます父母―社会の変化 1人々への思い  2社会の変化  3志を果たして 6章 東日本大震災と故郷 1東北の里山を訪ねて  2東北の動物たちに起きたこと  3原発事故から考える日本の里山の将来 7章 「故郷」という歌 8章 「故郷」から考える現代日本社会 1「故郷」と社会  2「故郷」に見る日本人の自然観 著名な生態学者が語る、里山の過去と現在。そしてこれから…
  • 貝に続く場所にて
    3.0
    芥川賞受賞の鮮烈デビュー作、待望の文庫化。 あの日行方不明となった彼が、ドイツの私の元を現れる。 忘却に抗う言語芸術の傑作にして、鮮烈なるデビュー小説。 第165回芥川賞受賞作 第64回群像新人文学賞受賞作 ドイツの学術都市ゲッティンゲンに暮らす私の元に、東日本大震災で行方不明になった彼が現れる。 陽に透けないほどの存在感を持つその訪問者に私は安堵するが、死者との邂逅はその街と人の様相を重層的な記憶を掘り起こすように変容させてゆく。 群像新人文学賞と芥川賞をダブル受賞した著者のデビュー作。 解説=松永美穂(ドイツ文学者、翻訳家)
  • そして、星の輝く夜がくる
    4.0
    1~2巻704~748円 (税込)
    希望を探せ―― 神戸と東北 二つの被災地をつなぐ震災三部作・第1弾 2011年5月、東日本大震災の爪痕が残る小学校に、神戸から赴任した応援教師、小野寺徹平。 彼は子どもたちと触れ合うなかで、被災地が抱える問題と向かい合ってゆく。
  • 「フェール・セーフ」に学ぶ災害対策論
    -
    フェール(危険)は必ず起きるものであると想定し、対となるセーフ(安全策)をあらかじめ準備しておく、これが「フェール・セーフ」の基本となる考え方である。 本書ではまず、東日本大震災や125万件年金情報流出事件といった重大事故を展望し、これにフェール・セーフの技術の適用が充分であったら、と振り返る。 原子力発電・高齢者問題・急激にリスクを高めた災害環境・サイバー攻撃…これらの問題に今後私たちはどう立ち向かっていけばいいのか。 IoT、クローン、AI(人工知能)といった最新技術が生まれた現代だからこそ目指せるセーフとは? 「先制安全」の考え方を基本とし、災害・事故への対策としてどう技術を導入していくべきか、これからの安全と安心を確保するための道筋を示した一冊。

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  • 文藝春秋4月臨時増刊号 つなみ 5年後の子どもたちの作文集
    -
    712円 (税込)
    東日本大震災の直後、避難所にいた子どもたちに作文を書いてもらうようにお願してまわり、『つなみ 被災地のこども80人の作文集』が刊行された。その後、2012年には複数地域に点在する福島の子どもたちの作文も加えた『つなみ 被災地の子どもたちの作文集・完全版』も刊行され、それぞれ大きな反響を呼んだ。 震災から5年の月日が流れ、被災地でも多くの変化があった。作文を書いた彼らは何を見て、どう感じているのか。本作では57人が再び、いまの胸のうちを作文にして綴ってくれている。震災をバネに充実した学校生活を送っている子もいれば、あの日以来、人生が一変し、いまなお苦闘している子もいた。彼らの5年間の体験を読むことで、被災地の真実が見えてくる。 名取市 小学校5年「わすれてはいけない日」、仙台市若林区 中学校2年「福原愛選手の銀メダル」、石巻市 中学校3年「一人一人の意識を高めること」、石巻市 高校2年「まだまだ復興とは程遠い」、石巻市 社会人「死んだ友達の分まで」、気仙沼市 小学校6年「気仙沼線が開通してほしかった」、気仙沼市 中学校3年「どこで暮らしても大丈夫」、陸前高田市 中学校2年「5年後の今だから言えること」、大槌町 中学校2年「夢じゃなかったからこそ」、釜石市 中学校2年「震災の悲しみの上に」、郡山市 小学校3年「自分のいえが見てみたい」、二本松市 高校1年「絶対に弱音なんて吐くもんか」ほか

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  • 正論 2024年7月号
    NEW
    -
    更にパワーアップした人気コラム「折節の記」に加え、十月からは至極の新連載「根源へ」がスタート。 緊張続く国際情勢や東日本大震災で更に混迷を深める国内問題に有効な手立てを 打てない非力な政治家しか持たない今こそ、日本が日本でなくならぬよう、誇る べき日本の歴史、日本人の受け継いできた志を正しく伝えたい。昭和48年の創 刊以来の変わらぬ思いをこれからも一つ一つ紡いでいきます。 目次 皇室歳時記 われらの女性自衛官 ますらおの歌 不肖・宮嶋の現場 特集 なし崩しの“移民”受け入れ 国民を富ませない移民の経済効果 メディアがダメだから国会議論もダメ きっと再燃する外国人参政権問題 「共生」ではなく「統合」が必要だ 特集 政治の課題 改憲に本気なら内閣に「憲法準備室」を 『日本改造計画』は何だったのか 「政と官」30年前と今 エビデンス重視のジェンダー医療を 女性の安心を確保するために 保守層が自民党から離れているのでは 永田町事情録 五里霧中 人間爆弾「桜花」に乗った16歳のあの日 従来の歴史書の概念覆す衝撃の書 西尾幹二著『日本と西欧の五〇〇年史』 特集 権威主義との戦い ハイブリッド戦争は世界観の衝突だ 空の守りは高コスト反撃能力が不可欠 筋金入りの親日政治家  頼総統訪日の可能性は 台湾の新潜水艦その成否握る日本 トランプ陣営の「世界戦略」を知る 尖閣の主権確保へ政府は拠点つくれ やまとことばの雫 文人論客壺中之天 産経新聞の軌跡 特集 気になる潮流 「不敬罪」的思考に便乗する令和左翼 「エンタメ選挙」の行きつく先 社会問題解決の「本道」は立法府だ 鋼鉄の城塞 フロント・アベニュー フィフィの本音 経済快快 君は日本を誇れるか アメリカの深層 朝鮮半島薮睨み 中華考現学 SEIRON時評 シリーズ対談 日本が好き! シネマ異聞そこまで言う!? 潮匡人/桑原聡のこの本を見よ 編集者へ・編集者から メディア裏通信簿 折節の記 操舵室から

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  • 反〈絆〉論
    4.0
    東日本大震災後、絶対的価値となった〈絆〉という一文字。テレビは「優しさ」を声高に称揚するようになり、列島中がその大号令に流されて、権威を当然のものとして受け入れてしまったかに見える。だが、そこには暴力が潜んでいないだろうか。陰影のある、他の「繊細な精神」を圧殺する強制力がはたらいているのではないだろうか。哲学にしかできない領域から、〈絆〉からの自由、さらに〈絆〉への自由の、可能性を問いただす。
  • 震災裁判傍聴記~3.11で罪を犯したバカヤローたち~
    3.0
    東日本大震災から3年。これまでマスコミで報じられなかった震災犯罪が多く存在する。混乱に乗じ、犯罪者と成り果てた者から、やむにやまれず罪を犯すことになった者まで。彼らの震災裁判を傍聴して見えてきた人間模様とは?3年間、数多くの震災裁判を傍聴を続けてきた著者があの大震災で何が起きていたのか?明らかにする。【全18の事件裁判を収録】1)石巻ニセ医者ボランティア2)「被災地まで帰りたい」詐欺3)学校を狙う発電機窃盗団4)警備員による金庫荒らし5)飲料水買い占めパニック便乗詐欺6)親指一つで騙した義捐金詐欺7)被災コンビニのATM窃盗8)放射能パニック便乗商法9)職を失った被災者を狙う就職あっせん詐欺10)被災住宅の侵入盗11)役所を騙す被災者偽装12)もう一つの「ニセ医者」事件13)避難所で強制わいせつ14)復興予算と贈収賄15)原発職員が犯した詐欺行為16)原発警戒区域内で窃盗17)通行証偽造によるペット救出作戦18)津波被災した兄弟の虚偽申請
  • 緊急時の整体ハンドブック
    -
    地震の時に落ち着いて逃げるには? 火傷、骨折、出血、中毒などの救急法は? 放射能の不安に対してできることは? 整体と武術を学んできた著者は、阪神大震災後や、東日本大震災の原発事故後に被災地に行き、整体を行ってきた。その経験を元に、災害時の整体法や、倒れた人の運搬法、応急処置の方法を教示する。便秘、せき、食べ物のつかえ等、平常時にも使える方法も満載。
  • リアスの子
    3.8
    東北の港町・仙河海市の中学校で教師を勤める和也。担任するクラスに転校してきた早坂希は、問題を抱える少女だった。朝帰りの噂を聞いた和也が早朝、様子を見に行くと、希のジョギングする姿が。和也は、顧問を務める陸上部への入部を希に勧めるが――。多感な中学生と若き教師の心温まる物語。東日本大震災以降、仙河海市を舞台にした著書の先駆けとなった作品。
  • 「東北のハワイ」は、なぜV字回復したのか スパリゾートハワイアンズの奇跡
    -
    「東北のハワイ」をコンセプトにする福島県いわき市「スパリゾートハワイアンズ」は、年間利用客150万人の人気施設として順調な経営を続けていたが、東日本大震災の影響で2011年度の利用客は37万人に激減。しかし、震災翌年度に140万人に回復し、2013年度は150万人を超えた。東北の「復興」が途上の中、なぜ短期間でV字回復を達成したのか? 緻密な取材でその秘密を解き明かすとともに、創業時にまで遡って逞しい企業風土の遺伝子を掘り起こす。 【目次】はじめに/常磐ハワイアンセンター・スパリゾートハワイアンズの入場者数推移/第一章 三・一一からのV字回復/第二章 創業者の経営哲学/第三章 追い風と逆風/第四章 東北復興の未来戦略/第五章 「生き延びる企業」とは?/終章 「進化した一山一家」を目指して/おわりに
  • アポロンの嘲笑
    3.9
    東日本大震災直後に起きた殺人事件。原発作業員として働いていた被害者と加害者の間に何があったのか? 逮捕された容疑者の加瀬は、殺された男の親友だった。ところが彼は余震の混乱に乗じて逃走。福島県石川警察署の仁科は加瀬を、そして彼の生い立ちを追う。やがて、加瀬がある場所へと向かっていることが判明。彼の目的は何なのか? 浮上する驚愕の事実とは? 怒涛の社会派サスペンス!
  • 沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 上
    4.3
    沖縄の戦後65年余を知らずに現代日本は語れない。歴史的な政権交代と鳩山民主党による普天間飛行場移設問題の裏切り、「琉球処分」後に王朝尚家を見舞った数奇な運命、尖閣諸島の秘められた歴史、沖縄の戦後そのものの人生を生きたヒットマンの悲しい最期など……東日本大震災後の沖縄の今日を視座に入れながら、大幅加筆200枚。沖縄戦後史を抉る渾身のルポルタージュ。
  • あの日からのマンガ
    4.0
    3.11…史上最悪の震災によって、すべてが変わってしまったあの日。それ以来、しりあがり寿は、誰にも追いつけないスピードとヴィヴィッドさで、東日本大震災をテーマにしたマンガを描き続けている。震災からわずかひと月後に掲載され、ネットや新聞・雑誌などに大きな反響を呼んだ月刊コミックビーム発表作を中心に、朝日新聞夕刊連載の4コマ『地球防衛家のヒトビト』など、未曾有の危機の時代に挑むように、アグレッシブに天才が発し続けたマンガ作品を集めた緊急出版本、ついに電子化。
  • 金魚のひらひら
    3.0
    その時、感情はフリーズし、私は一匹のダンゴ虫のようになっていた―。 3月11日東日本大震災。 歴史に残る1年となった2011年を振り返る、年末恒例「サンデー毎日」連載エッセー。
  • 災害と子どものこころ
    4.0
    子どもは災害時には「弱者」である。身体の安全と安心が確保された後も、子どもは人知れずこころに痛手を被っており、心傷反応(トラウマ表出)は忘れたころに現れることが多い。当然、中長期的な見守りと励ましが必要であるが、そうしたことはあまり知られていないのが現状である。災害は子どものこころにどんな影響を及ぼすか。子どもを支え守るために大人はどう行動すべきか。東日本大震災などの災害現場を経験した児童精神科医を中心に、子どものメンタル支援の現状と今後取り組むべき対策を示す。【目次】はじめに 編・著者 清水將之/第一章 被災直後、子どもたちに何が必要か 田中 究(児童精神科医 神戸大学大学院准教授)/第二章 子どものこころのストレスとその現れ方 田中 究/第三章 親は子どもにどう接すればよいか 井出 浩(児童精神科医 関西学院大学教授)/第四章 中期・長期のケア 清水將之(児童精神科医 三重県特別顧問)/第五章 子どもにとって災害とは 柳田邦男(作家)/おわりに 清水將之
  • インフレどころか世界はこれからデフレで蘇る
    4.0
    異次元の金融緩和によって株価は上昇し、日本経済は回復軌道に乗ったようにもみえる。リフレ派の経済学者は「世界標準のインフレ目標政策を導入せよ」と合言葉のように叫んできたが、恐ろしい副作用がすでに起こっていることをご存じだろうか。そうした「世界標準」を採用しているアメリカが直面しているのは、インフレ政策のもたらした凄まじい格差拡大だ。株式をもつ富裕層がさらに豊かになる一方で、庶民は物価高に苦しみ貧困層寸前にまで追い込まれている。しかしその現実が日本では報道されない。しかも東日本大震災以降、貿易赤字が恒常化するなかで、これ以上の円安進行はほんとうに国益になるのか。アメリカの惨状、日本の現状を細かく分析しながら著者は結論づける。「現実が変わっても、経済学者の理論はまったく変わらない」。そもそもデフレはどこまで「悪」なのか。100年スパンの経済分析が教えてくれるのは、デフレ下でも9割の国が成長していたという歴史的事実だ。それでも政府・日銀がインフレに舵を切るなかで、驚くなかれ、世界経済は「デフレによる繁栄」へと向かっている。 「シェール革命」という大変化を切り口に、そうした世界経済の行方を読み解く著者の視点は圧巻かつ斬新である。そこでわが国はいかなる成長戦略を考えるべきなのか。リーマン・ショック、欧州経済危機を的中させたカリスマエコノミストが見通す10年後の未来。

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  • 官房長官を見れば政権の実力がわかる
    3.0
    東日本大震災における枝野幸男氏、アルジェリア人質事件での菅義偉氏――緊急事態で表に出てくるのは、総理ではなく内閣官房長官だ。内閣のスポークスマン、総理大臣の女房役と呼ばれる要職でありながら、しかしその実態は、ほとんど知られていないといっていい。総理のリーダーシップを影で支える官房長官のマネジメント力こそ政治の真髄であり、その能力には国民の命がかかっている――著者はそう語る。小渕政権で官房長官に起用され、「影の総理」ともいわれた野中広務氏のロングインタビューを収録し、メディアを通すだけでは見えにくいその真の姿を明らかにする。小泉政権がなぜ長期にわたって人気を博したのか。第一次安倍政権はなぜ短命に終わったのか。日本政治特有の性質を分析し、歴代官房長官の成果と失敗をひもとくことで、生々しい政治の動きと、時の政権の力量が手に取るようにわかる。不確実なこの国の行方を占う、日本国民必読の一冊。

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  • 日本の医療 この人が動かす 「海堂ラボ」vol.2
    4.0
    1巻720円 (税込)
    【電子書籍限定! 特別あとがきに加え、海堂ワールド作品相関図他、豪華7本立て巻末付録を収録!】海堂尊氏が日本の医療を動かす人たちをゲストに招いた伝説のトーク番組、「海堂ラボ」書籍化第二弾。治療の現場で起こったさまざまな物語に感嘆し、不可能を可能にする知の挑戦に心踊り、いま現在の医療の問題とその解決法がみえてくる希望の一冊! トークゲスト(計12人):■小畑秀文(コンピュータが病気を発見) ■長谷川剛(医療事故を防ぐ) ■須磨久善(バチスタ手術をさらに進化させた「SAVE手術」を開発) ■村上智彦(夕張の医療再生) ■川崎富作(川崎病発見) ■今村聡(日本医師会副会長) ■中田力(MRI研究の第一人者) ■白濱龍興(銚子の病院再建) ■橋本岳(行動する衆議院議員) ■ヨシタケシンスケ(異次元のイラスト) ■鎌田實(チェルノブイリや東日本大震災被災地を支援) ■清原裕(久山町研究)
  • そして、星の輝く夜がくる
    4.2
    東日本大震災の爪痕が生々しく残る東北地方の小学校に、神戸から赴任した応援教師・小野寺徹平。かつて阪神・淡路大震災を経験した彼は、心に傷を負った子どもたち、父兄たちとの"本音の交流"を通して、被災地が抱える問題と向き合っていく。「ハゲタカ」シリーズの真山仁が挑んだ、渾身の震災文学。
  • 1995の不遇
    -
    1巻726円 (税込)
    1995年に生まれた少年少女たちは、社会や自然のうねりに巻き込まれながら生きる方法を模索してきた。ゆとり教育、東日本大震災、消費税増税など現代のピリオドとなるできごとが、たびたび試練として降りかかってくるためだ。  多感な中学・高校時代には震災が与えたショックに打ちひしがれ、大学時代にはゆとり教育の影響や、SNSで相互監視的になったインターネットを意識せざるを得なくなった。  本書では、そんな不遇に見舞われてきた23歳の著者陣が、実話をもとにした短編小説、漫画、エッセイなどさまざまな表現方法で自らのエピソードを語る。  新社会人を迎える世代が感じているリアルを伝え残す1冊として、興味を持っていただければと思う。
  • 火山入門 日本誕生から破局噴火まで
    3.9
    日本人なら知っておきたい! 日本人は古来、火山の恩恵を享受するとともに、度重なる災害に脅かされてきた。列島誕生、地形形成、気候変動とのかかわりから、東日本大震災をはるかに超える被害をもたらす超巨大噴火の可能性まで。110もの活火山が存在する“火山列島・日本”に暮らすうえで知っておきたい「足もと」の驚異を、碩学が丁寧かつわかりやすく解説する。 [内容] 第1章 こうして火山が日本を作ってきた 第2章 日本を脅かしてきた噴火と火山災害 第3章 どんな大噴火がこれから日本を襲うのか 第4章 危ない火山は意外に近くにある 第5章 火山とともに生きていく
  • なぜ風が吹くと電車は止まるのか 鉄道と自然災害
    3.8
    「今日は風が強いから電車が止まるかも……」と心配して早めに帰ろうとすると、案の定、駅に着いたら電車は止まっている。「いつも、この路線ばっかり!」とイライラした経験は誰にでもあるはず。一体、鉄道会社はどのようにして電車の運休を決めているのか?本書は、2011年3月の東日本大震災以後、首都圏でも発生が危惧されている地震を筆頭に、ゲリラ豪雨、強風、落雷といった自然災害に対する鉄道の備えと、意外な弱点を解説していく。「地震のとき『地下鉄のほうが安全』は本当か?――直ちに地上へ避難すべき」「電力不足になると、なぜ『各駅停車』の列車ばかりになるのか?」「老朽化する鉄道インフラ――明治時代の建造物が今でも列車の走行を支える」など、いざという時に役立つ“安全知識”も豊富に収録。さらには停電、火災、人身事故などの問題にも触れることで、「いつも正常に動いて当たり前」と思っていた鉄道への認識が変わる一冊だ。

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  • ぼくたちは神様の名前を知らない
    3.0
    無意味で残酷な世界の前で、彼らが取り戻そうとしたもの。それは、つまり、希望だ――。東日本大震災がきっかけで、離れ離れになった幼馴染の六人。中学三年生になったある日、東京で暮らしていたセータの下に、仲間の一人が投身自殺をしたという知らせが入る。当時の担任とともに現場である北海道の岬に向かった五人だが、その帰りに橋から車ごと落下する事故が起きてしまい……。過酷な運命に翻弄されながらも、現実を受け止め、前を向こうとする少年たちの「再生」を描いた感動の長編小説。解説は、いきものがかり・水野良樹氏! 『蘇生』を改題して、加筆。
  • ザック・ジャパンの流儀 日本代表、2014年ワールドカップへの道
    4.5
    サッカー日本代表監督・ザッケローニの言葉・行動から見える「流儀」。それはなぜこんなにも魅力的で、日本人の心を掴むのか。「ザック・ジャパン」の誕生、激動のアジアカップ、東日本大震災―。就任から400日、怒涛のドキュメントと共にその答えを追う。

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  • 6枚の壁新聞 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録
    4.0
    2011年3月11日、東日本大震災が起こり、東北地方を大津波が襲った。宮城県の地域紙・石巻日日新聞社では、輪転機が一部水没。創刊99年の新聞発行が危機に立たされる中、「電気がなくても、紙とペンはある」と手書きの壁新聞を決意する。家族・親族の安否もわからない中、記者たちは最前線で取材を繰り広げた。避難所などに貼り出された壁新聞は、被災者の貴重な情報源となり、人々を励まし続けた。「伝える使命」とは何か。震災後7日間の記者たちの葛藤を追った。
  • 東日本大震災 自衛隊救援活動日誌 東北地方太平洋沖地震の現場から
    3.8
    東日本大震災救援現場で、自衛隊員は何を思い、何をしているのか?現場でしか知り得ない問題とは?現地で指揮を執る指揮官の補佐を務める筆者の日誌で明らかにする。

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  • 国家の危機と首相の決断
    3.0
    平時でも「リーダーシップがない」と言われる日本のトップが、重大な「国家の危機」に直面した際、どんな決断をし、どんな指導力を発揮したのか。東日本大震災での菅直人首相の初動が内外から批判を浴びたが、歴代のトップたちは想定外の事態に陥った際、なぜかもたつき、危機対応への感度が鈍いと評価されている。11の「国難」を、大震災(東日本大震災、関東大震災、阪神・淡路大震災)、経済危機(ニクソン・ショック、第一次石油危機、97年金融危機)、非常事態(60年安保騒動、ダッカ・ハイジャック事件、大韓航空機撃墜事件、アメリカ同時多発テロ事件、地下鉄サリン事件)の3つに分け、その時々の最高権力者が、危機に際してどのように舵取りしたのかを追いながら、首相の資質、政府・官邸の危機対応を問い直す。
  • 心の除染 原発推進派の実験都市・福島県伊達市
    4.0
    東日本大震災に伴う原発事故により、多量の放射性物質が降り注いだ福島県伊達市。当初、独自の方法で除染を進める「除染先進都市」として注目を集めた。しかし、行政や関わる有識者は、不安を抱える市民に対して、なぜか放射能汚染を過小評価し、安心・安全を植え付けるような対応に終始した…。著者の故郷で、子どもの未来のために闘う人々を9年かけて克明に追った意地のノンフィクション。
  • 人間の値打ち
    4.2
    格差社会の中で、自分には生きる価値がないと思わされている人たちが増えている。上司からパワハラをされ、うつ病や自殺に追い込まれる若者もいる。そして、一部の勝ち組だけが、大きな顔をしている。本書は、諏訪中央病院での地域医療や東日本大震災の被災地支援、ベラルーシやイラクにおける国際支援を通じて、長年、限界状況に置かれた人々の病苦にむきあってきた鎌田医師が、混迷の時代に、ますます見えにくくなってきた「人間」を、根底から問い直した一冊である。――著者が提示する、人間の値打ちを決める七つの「カタマリ」とは何か? 【目次】はじめに――「値打ち」ってなんだろう/第一章 人間の「値段」と「価値」について/第二章 「働くこと」「愛すること」と「生きる価値」/第三章 困難なときに現れる人間の「値打ち」/第四章 人間の「価値」ってなんだろう/第五章 自分の「価値」を決められるのは人間だけ/おわりに――生きている限り、手遅れはない/参考文献
  • 東海・東南海・南海 巨大連動地震
    3.3
    日本列島、そして環太平洋地域が地震活動期に入った今、いつ次の大災害が発生してもおかしくない。とりわけ、東海・東南海地震は今後数年~数十年のうちに襲来すると考えられており、さらにそれらが連動するケースでは、東日本大震災を凌駕する大惨事になると想定されている。本書は、関東、東海、近畿、四国、九州におよぶ広範な被害対象地域で発生する「最悪の事態」を、客観データをもとにリアルにシミュレーションし、「その日」への備えを喚起するものである。【目次】はじめに/第一章 東海・東南海・南海地震とは/第二章 日本水没の危機/第三章 来たるべき未来に向けて/おわりに
  • 人生はいつもちぐはぐ
    -
    昔のおとなが背中で伝えた、生きるうえで大切なこと。 未来の同業者にみっともない仕事はできないという、職人の矜持。 般若心経を丸ごと暗記した五歳児のまなざしの先にあるもの。 大きな災害を前に口ごもるしかない、私たちの気持ち――。 生きることの機微をめぐる思考が、 日々の出会いやエピソード、遠い日の記憶から立ち上がる。 まなび、痛み、しあわせ、自由、弱さなど、 身近なことばを起点に広がってゆく哲学エッセイ。 【目次】 まえがき ―― 「これで死ねる」と言えるとき 1.伝えること/応えること 2.おとなの背中 3.人生はいつもちぐはぐ 4.ぐずぐずする権利 5.言葉についておもうこと 6.贈りあうこと 7.東日本大震災後 2011-12 ※本書は、小社より二〇一三年九月に刊行された単行本『おとなの背中』を改題し文庫化したものが底本です。
  • Hanako特別編集 完全保存版 命を守る防災GUIDE
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 この1冊で、「備えの基本」が分かる! 日本のあちこちで起こる地震、 そして毎年のように被害を生む、台風や大雨などの自然災害。 この国に暮らす私たちにとって、「災害」は避けられないもの。 …と、頭でわかっていても、私たちの毎日は忙しい。 目の前の仕事や、プライベートの楽しい用事をこなすことに夢中で、 “いつ起きるかわからない”ことはついつい後回しにしてしまいがち。 第一、何から備えていいかさっぱりわからない…。 実は、パニック状態になる非常時こそ、 “いつも使い慣れているものしか使いこなせない”ものなのです。 だからこそ、いつものときに準備をしておくのがベスト。 そして、「防災」を考えるには、 甚大な被害を受けた地域の今を知り、心を寄せ続けることも大切。 備えも、心を寄せることも、毎日を安心して楽しく暮らす第一歩。 “いつかやろう”の第一歩を、この1冊から踏み出しませんか。 3パートでわかる、初心者向け防災本の決定版。 これを読めば、「よくわからない」備えの疑問は解決! ・備えの基礎知識編(先生と読者代表・ハナコさんの対談形式で解説する、基本の考えかた) ・備えておきたいグッズ編(普段でも使いたくなる、便利&グッドビジュアルなグッズ) ・東北の現在編(東日本大震災を経た、東北のいま)
  • 年表 昭和・平成史 新版 1926-2019
    4.0
    「昭和」「平成」合わせて九四年間の政治・経済・社会の主要な出来事を,一年一頁にまとめたコンパクトな年表.アジア太平洋戦争から日本国憲法公布,高度成長,バブル崩壊,東日本大震災,そして安保法制成立まで,時代の動きが一目で分かる.内閣一覧や世相を映す写真も収載.ブックレットのベストセラー年表の最新版.

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  • 春を恨んだりはしない 震災をめぐって考えたこと
    3.0
    〈あの時に感じたこと〉が本物なのだ。記憶を、感覚を、薄れさせてはいけない。 東日本大震災発生後間もなく、自ら車を駆って被災した各地をめぐり、見て、語らい、思考した、唯一無二のリポート。
  • まんが仰天!戦国武将タブー列伝
    -
    まんが仰天!戦国武将タブー列伝 明智光秀 浮浪人から大大名、そして惨殺まで全人生ほか 戦国武将のタブー話ルポ漫画多数収録! 暴君・織田信長に関わって秀吉と千利休が語るどん底に落ちた武将たち 明智光秀 浮浪人から大大名 そして惨殺まで全人生 血戦!本能寺 織田信長を殺した男 明智家臣 安田作兵衛 豊臣秀吉 誰も幸せになれなかった残虐!「朝鮮〝文禄・慶長〟出兵」全貌 黒田官兵衛 九州関ケ原―なし得なかった野望 徳川家康 民衆を大虐殺!大坂の陣の凄惨 真田幸村 父に振り回された義なき人生 左遷!勝ち戦で逃げ出した仙石秀久 独眼竜伊達政宗が作った慶長津波〝東日本大震災〟設備 風林火山 闇の 章 武田家三代 裏切りの系譜 諜報・行政活動のエキスパートと老戦術家 石田三成と島左近 人身売買!上杉謙信と直江兼続の政策 ほか (こちらは電子配信用に再編集した商品です。表紙の記載と一部内容がことなる場合がございます。他のコアコミックスシリーズと収録作品が重複する場合があります。また、アンケート・プレゼント等の応募は受け付けておりません、あらかじめご了承ください。)
  • 地震予測は進化する! 「ミニプレート」理論と地殻変動
    -
    熊本地震を解析して得た「新発見」とは? 東日本大震災以降も、日本各地に大きな地震が頻発している。しかも、熊本、大阪北部、北海道東部など、発生地はランダムだ。だが、政府や地震学者は「南海トラフ」「首都直下」など特定の地震だけを対象にして「●年以内の発生確率は●%」という占いレベルの警告を発するだけである。いま求められているのは、「根拠と実効性のある地震予測技術」の確立だ。有料会員約5万人の「MEGA地震予測」を毎週発信する著者が、近年の画期的な研究成果を世に問う!
  • 日本の1/2革命
    3.6
    人気No.1ジャーナリストと、西洋歴史小説の第一人者が、日本の政治的混迷について、熱く語り合う。振り返ってみれば、あの「明治維新」も、第二次大戦直後の「8.15革命」も、多くの若者たちが街頭に繰り出した「1968」の熱狂も、日本の革命はすべて不発に終わった――。果たして日本の近現代史は、革命の本家本元のフランスと比べて、どこが根本的に違うのか? また、東日本大震災後の未曾有の危機に直面する私たちは、ついに残り1/2の後半戦に挑むことになるのか? 本気で怒ることを忘れて久しい日本人の謎に迫る一冊。【目次】まえがき ロベスピエールの二分の一革命 佐藤賢一/序章 改革、変革、革命/第一章 日本人がフランス革命を語る意味/第二章 「半分」だった明治維新/第三章 「半分」だった戦後の革命/第四章 言葉の時代、あぶない後半戦/終章 日本は後半戦に臨むべきか?/関連年表/人および市民の権利宣言(一七八九年)/一七九一年九月三日の憲法(冒頭)/人物・用語解説/対談を終えて 「二〇一一中東革命」の嵐の中で 池上 彰
  • 人が死なない防災
    4.5
    小中学生の生存率、99.8%(学校管理下では100%)。東日本大震災で大津波に襲われた岩手県釜石市で、子どもたちはなぜ命を守ることができたのか。そこには、震災前から地道に積み重ねられてきた、画期的な「防災教育」の効果があった。本書では、2004年から釜石市の危機管理アドバイザーを務めてきた著者が、主体的な避難行動を可能にした「防災教育」のノウハウを余すところなく、公開するとともに、いつ災害に襲われるかもわからない私たちすべてが知っておかなくてはならない「生き残るための指針」を提起する。【目次】はじめに/第一章 人が死なない防災―東日本大震災を踏まえて/第二章 津波を知って、津波に備える―釜石高校講演録(2010年7月2日)/第三章 なぜ、人は避難しないのか?/第四章 求められる内発的な自助・共助―水害避難を事例に/おわりに
  • ニュースの本質を見抜く 日本と世界の「流れ」を読む経済学
    3.5
    震災を始め、数多くの問題が起きている日本と世界。これらの問題の本質は何か、そして、今後どうなっていくのか……? 日本と世界を取り巻く諸問題について、著名経済学者である著者がわかりやすく説くのが本書である。「東日本大震災とその復興」「電力危機」「円高・円安」「LCC(格安航空会社)の台頭」「ウォール街のデモ」「ギリシャ問題とユーロ危機」「中国経済の過熱」「TPPを巡る議論」「企業の大型合併」「止まらないデフレ」「消費税増税の是非」……こうした日々のニュースを取り上げながら、単なる解説に留まらず、「そもそも何が問題か」が理解できる内容となっている。知識の整理にも、複雑な問題を考えるためのヒントにも。「自分の頭でニュースを理解したい」と考える人、必読の一冊!

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  • この国はなぜ被害者を守らないのか 子ども被災と薬害エイズ
    5.0
    日本中が団結し、国家を動かした薬害エイズ裁判からもうすぐ20年。当時、初めて実名を公表し、原告として闘った川田氏は、社会を変えるには政治しかない、と国政の場に立った。しかし東日本大震災のなかで彼がみたのは、あのときから何も変わらないこの国の姿だった。放射能の被害から子どもを救うため、超党派で成立させた「子ども・被災者支援法」に、なぜ国は予算をつけないのか。そこには利益のため、いのちが簡単に切り捨てられるカラクリがある。時代は変わるのではなく、変える――。日本の未来を担う「子ども」を守り抜くために、私たちができることとは?プロローグ いちばん守りたいものは何ですか?第1章 薬害、公害、原発事故。すべては同じ根っこから第2章 立法の場に挑む第3章 いのちを守れ!第4章 いのちを守る法律はこうしてつくられた第5章 政治家の動かし方エピローグ 未来を生きるすべての子どもたちへ

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  • 図解 スリッパの法則 5000人の社長に会ったプロが教える! 伸びる会社vs危ない会社の見わけ方
    4.3
    東日本大震災を機に、ビジネスの価値観が大きく変わろうとしています。AQ(アフター・クウェイク)時代の新しい風をつかみ、伸びていく会社は何が違うのでしょうか?多くの日本企業を「診断」してきた経験豊富なファンドマネージャーが、盛衰を読み解くうえで欠かせない“40の法則”を伝授します。◎社員同士を「さん」づけで呼び合う会社は勢いがある、◎コピー機まわりが常にきれいな会社は「買い」、◎極端に美人の受付嬢のいるオフィスに要注意、◎社内でスリッパに履き替える会社は儲からない、など、アッと驚くユニークな見方の数々!著者が見て、聞いて確かめたエピソード満載の、現場感覚あふれる会社論です。

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  • 大災害の経済学
    3.5
    巨大災害における復旧復興の道筋はどうあるべきか? 9・11同時多発テロ、ハリケーン・カトリーナの米連邦政府対応や、著者自身も設立に関わった阪神・淡路大震災における震災復興基金などの事例をもとに、いかに復興をファイナンスできるのかを検証し提言する。大災害のような緊急事態では、平時の常識を超えた異例な対応が必要。被災地住民の自力復興を中心とする民間努力を基本としつつも、地方自治体のみならず政府のコミットメントが不可欠であると説く。第1章「災害大国日本」、第2章「緊急事態法制」、第3章「日本の政治指導力」、第4章「震災復興基金」、第5章「アメリカの政治指導力」、第6章「国土安全保障省とハリケーン・カトリーナ」、第7章「阪神・淡路大震災」、第8章「経済復興の十年」、第9章「災害復興計画」、第10章「まぼろしの免税島構想」、第11章「経済被害と災害復興」、第12章「東日本大震災からの復興に向けて」

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  • サンデー毎日臨時増刊 センバツ2021 第93回選抜高校野球大会公式ガイドブック
    -
    センバツ2021 第93回選抜高校野球大会公式ガイドブック ■Special Interview 高橋宏斗(中京大中京/中日) ◎この選手に注目 小園健太(市和歌山)/畔柳亨丞(中京大中京) 前川右京(智弁学園)/木村大成(北海)/伊藤樹(仙台育英) 小澤周平(健大高崎)/小池祐吏(東海大菅生) 毛利海大(福岡大大濠)/大島正樹(敦賀気比) 花田侑樹(広島新庄)/川口翔大(聖カタリナ学園) ◎このチームに注目 八戸西(青森)/三島南(静岡)/県岐阜商(岐阜) 東播磨(兵庫)/大崎(長崎)/具志川商(沖縄) ■Topics 東日本大震災から10年 海を渡ったセンバツ球児たち ご利用のご案内 2年ぶりのセンバツ 高校球児たちの球春2021 出場32校の横顔 目次 インタビュー 高橋宏斗 この選手に注目 市和歌山 小園健太 この選手に注目 中京大中京 畔柳亨丞 この選手に注目 智弁学園 前川右京 この選手に注目 北海 木村大成 この選手に注目 仙台育英 伊藤樹 この選手に注目 健大高崎 小澤周平 この選手に注目 東海大菅生 小池祐吏 この選手に注目 福岡大大濠 毛利海大 この選手に注目 敦賀気比 大島正樹 この選手に注目 広島新庄 花田侑樹 この選手に注目 聖カタリナ学園 川口翔大 このチームに注目 青森 八戸西 このチームに注目 静岡 三島南 このチームに注目 岐阜 県岐阜商 このチームに注目 兵庫 東播磨 このチームに注目 長崎 大崎 このチームに注目 沖縄 具志川商 出場32校選考経過 大会展望 東日本大震災から10年 海を渡ったセンバツ球児たち センバツ行進曲 組み合わせ 出場チーム紹介 北海道・東北 北海(北海道) 八戸西(青森) 仙台育英(宮城) 柴田(宮城) 出場チーム紹介 関東・東京 常総学院(茨城) 健大高崎(群馬) 専大松戸(千葉) 東海大菅生(東京) 東海大相模(神奈川) 東海大甲府(山梨) 出場チーム紹介 東海・北信越 三島南(静岡) 中京大中京(愛知) 県岐阜商(岐阜) 上田西(長野) 敦賀気比(福井) 出場チーム紹介 近畿 京都国際(京都) 大阪桐蔭(大阪) 神戸国際大付(兵庫) 東播磨(兵庫) 天理(奈良) 智弁学園(奈良) 市和歌山(和歌山) 出場チーム紹介 中国・四国 鳥取城北(鳥取) 広島新庄(広島) 下関国際(山口) 聖カタリナ学園(愛媛) 明徳義塾(高知) 出場チーム紹介 九州 福岡大大濠(福岡) 大崎(長崎) 明豊(大分) 宮崎商(宮崎) 具志川商(沖縄) 出場校・優勝校 大会記録 全トーナメント勝敗表

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  • 渚の旅人 かもめの熱い吐息
    4.0
    福島県相馬市、福島県いわき市、宮城県女川町、宮城県石巻市――2011年3月11日の東日本大震災前に著者が旅した東北。そこで出会ったのは住民達の優しさだった。彼らの穏やかで丁寧な暮らしぶりとともに、震災後の今だからこそ伝えたい、そして取り戻さなければならない美しい風景やおいしい特産物など、東日本の魅力を書き綴った旅エッセイ。
  • 物流がわかる
    3.5
    IT化やグローバル化で進化する物流のしくみをわかりやすく解説。物流管理の基本からコスト・戦略まで一通りの知識が身につく。東日本大震災でわかったロジスティクスの課題や、国際物流の最新潮流など情報も満載。
  • ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社 明日へ
    完結
    4.0
    全1巻759円 (税込)
    岩手チャグチャグ新聞社の記者・坂東さきるは生まれも育ちも岩手県。東日本大震災から5年がたった今、さきるは甚大な被害を受けた沿岸部の三陸へ取材に。陸前高田・思い出の品、大船渡・恋し浜ホタテデッキ、遠野・畑わさび栽培、釜石・FM岩手釜石支局。かつて取材で訪れたことのある地を目の当たりにし、一人の人間として深い悲しみを味わいながらも、人々の心の強さ、明るさに出会い、今また新聞で岩手を元気にしようと誓う!
  • 復興ごはん
    値引きあり
    -
    いっしょに作って、いっしょに食べよう! 「ふれあいの赤いエプロンプロジェクト」は、味の素グループが2011年10月から継続している東日本大震災の復興応援活動です。岩手・宮城・福島の3県を中心に、地元の行政、社会福祉協議会、食生活改善推進員協議会、NPO、大学、仮設住宅の自治会等と連携し、仮設住宅の集会所等で料理教室をはじめとする活動を実施しています。 本書では災害復興期の「食」を「復興ごはん」と捉え、大災害を乗り越えた方達が、復興の過程でどんな「ごはん」を記憶に留めているのか。また、「復興ごはん」を通じて、企業やそこにいる人間がどのように被災地の方達に寄り添ったのか。被災地域で社会課題の最前線に立ち向かう人々の「声」を紡ぎます。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ※この作品はカラーのページを含みます。
  • 未曾有と想定外 東日本大震災に学ぶ
    4.0
    私たちは今回の災害を転換点にできるのか? 失敗学の畑村教授がいままで考えてきたこと、そして3月11日から「原発事故調査・検証委員会」委員長になるまでに考えたこと。東日本大震災は本当に「未曾有」で「想定外」だったのだろうか? 震災を私たちはどう捉え、そこから何を学ぶべきなのか? 3.11後の日本を考えるヒント。「失敗学」から見る東日本大震災。
  • サイババからの贈りもの――愛と奇跡の旅路
    -
    シュリ・サティア・サイババは、これまでたくさんの人々に愛と魂の気づきをもたらし、一九九〇年代に世界的に著名になったインドの聖者です。「わたしが神であるだけでなく、あなたもまた神です」とすべての人々に神性が宿っていることを説き続け、魂の深化を導き続けていました。が、ブームの高まりのなか起こった誹謗中傷報道で、帰依者の心の中にも、困惑と不信と傷が生まれました。著者は、このサイババブームの満ち引きのなかで、自ら味わったサイババ体験を冷静に見つめることから、人が何を言おうと、世間がどう評価しようと、自分の魂の体験は、動かしがたい真実以外のなにものでもないことを確信し、本書を著しました。「わたしは、奇跡を見、聞き、体験しました。神が化身した方だと思いました。しかし、信じること、信じきることは、わたしが考えていたほど簡単なことではなかったのです」と悩みながら、ほんとうに大切なことは何なのか? 人のうわさか? 風評か? あの体験は何だったのかを自らに問いかけ、サイババという存在が心と魂にもたらした愛と光を、静かに受け入れます。サイババ大聖は、二〇一一年、地球的規模で意識の大変換を促すこととなった東日本大震災が起こった翌月、肉体を離れられました。しかしまだ、サトル体でご活躍をされていらっしゃると言われています。
  • 原発のカラクリ
    -
    原子力で儲けるウラン・マフィアの正体とは?  パロディストにして風刺の名手、マッド・アマノ、渾身の一撃!  3.11の東日本大震災の福島第一原発の大爆発に端を発し、いまだに解決のメドすら立たない原発の諸問題。震災以降の事実経過は記憶に新しいが、ややもすれば風化してしまう。  だが、本書にまとめられた風刺作品を眺めていると、次々と新たな発見に出会うことができる。  原子力マフィアの暗躍、闇の世界の覇権戦争など、タブーともいえる要素をユニークなフォトモンタージュによって表現。原子力発電の歴史をシビアに見直しながら、独特な解釈によって世界的な大陰謀が暴露される。その圧倒的なビジュアルに、「恐怖」と「笑い」がこみ上げることだろう。  静かなる怒りをフォトモンタージュで爆発させた、弩級のパロディー作品だ。  原発とは何か? どう向かい合うべきか?  20世紀から21世紀になり、さらにこの先数十年、数世紀、と引き続き解決に当たらねばならないエネルギー問題。その体系的理解の一助となることを期待してやまない。 第1章 世界を動かす国際ウラン・マフィア 第2章 アメリカの原爆開発計画がすべての始まり 第3章 中曽根康弘と自民党のウソ 第4章 東京電力の許されざる罪 第5章 原発の恐怖と御用学者たち 第6章 民主党、お前もか 第7章 原発は「負の世界遺産」 ●マッド・アマノ 1939年、東京都生まれ。本名、天野正之。東京芸術大学美術学部卒業後、家電販売会社の宣伝部を経て、パロディストとして独立。その後、渡米。カナダ・バンクーバー市立美術館などで個展を開く。1971年、自動車公害を風刺した作品が「写真著作権」を侵害したとして提訴され、16年間係争。東京高裁で勝訴後、最高裁で高裁に差し戻され、和解で結審した。1978年、第24回文藝春秋漫画賞受賞。写真週刊誌『FOCUS』では創刊の1981年から休刊までの20年間、パロディー作品を約1000回連載。裁判と連載期間中の1978~88年を、ロサンゼルスで家族とともに暮らした。帰国後、有限会社ビッグバン設立。 ●監修:国際原発緊急対策委員会 略称IAEA(International Atomic Emergency Action)。国際原発緊急対策委員会は国際原子力産業、特にわが国の電力会社の不条理な動きを監視し、間違いを指摘し、正しい方向に導くための提言を行なうボランティア団体。モットーは「脱原発依存と自然再生エネルギー活用社会の実現」。電力会社からの寄付を一切受けていない。なお、国際原子力機関(※)とは無関係である。 ※国際原子力機関(略称IAEA。International Atomic Energy Agency)は、国際連合傘下の自治機関であり、原子力の平和利用を促進し、軍事転用されないための保障措置の実施をする国際機関。
  • 川と国土の危機  水害と社会
    3.8
    東日本大震災は、臨海地域の開発に依存してきた近代日本への警告である。無思慮な開発は国土の脆弱性を増し、大洪水の危険は高まっている。防災を行政に依存するあまり自助の意識の薄れた人々は、その可能性すら考えない。水源地の森林から河口の海岸まで、川の流域全体を統一した保全思想と、防災立国の発想が必要だ。

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