酔った勢いで応募した「予備自衛官補(よびじほ)」の試験が合格。全身あざだらけの戦闘訓練、土砂降りドロドロの匍匐前進。おまけにマスクなしの催涙ガス実体験。女子による驚きと笑いの体当たり記録です。はじめは見物気分だった彼女も、いつしか腕は周囲の自衛隊系女子に褒められるほど太くなり、腹から出る声も大きく居酒屋に一発でオーダーを通すほどに成長! 文庫版では予備自衛官にはじめて招集のかかった東日本大震災など、勤続6年を越えた岡田真理さんのスペシャルを2章追加です!
Posted by ブクログ 2013年03月10日
東日本大震災で予備自衛官の存在を知り、激しく憧れていました。
飲み会前の時間調整にフラリと立ち寄った本屋で本書を発見、即購入。
酔った勢いで「予備自衛官になろう!」と思い立った27歳女子の、予備自補受験から予備陸士長になるまでの体験記。
とは言え単行本自体は2010年刊なので、メインは50日間(5...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月25日
知名度の低い予備自衛官補について実際に入隊した体験、50日間の過酷な訓練を描く。自衛隊に対する暖かな視点が何よりの魅力。
27歳、酔った勢いで応募した予備自衛官補の試験。まさかの合格から過酷な訓練。普段体験できない自衛隊の過酷な訓練について面白おかしく描く。あまり顧みられることのない自衛隊員の日々...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月21日
酔った勢いで資料請求し、30手前にして予備自衛官補になってしまった著者。そこから50日間の訓練を受け、予備自衛官になるまでの体験と、自衛隊への熱い想いが詰まっている。文章が軽妙でわかりやすいし、押し付けがましくないのが良い。一冊一気に読んでしまった。
宿舎での生活から実弾射撃まで、実際にどのような...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月12日
2010年に単行本が発売されたとき、ちょうど大卒で自衛隊入隊を選択肢の一つとしていた時期で、自衛官や予備自補についてちょっと調べてたときだったので、なんてタイミング!と登録したものの、どこの書店にもなくて諦めた本。
特殊すぎるから文庫にはならないだろうと思ってたので嬉しい!
読んでいて、幹部候補生...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月08日
普段あまり意識することのない自衛隊を女性目線でやわらかく紹介。男が気付かないところに目が行き届いていて女性のしたたかさを感じる。自衛隊というどこかお堅いイメージをまるで感じさせないのが狙いなのだとしたら大成功。脱線した話の方が面白かったりして、でもしっかり中身は詰まっていた。
新入社員の研修で自衛隊...続きを読む