高槻成紀の作品一覧

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作品一覧

2023/11/22更新

ユーザーレビュー

  • 野生動物と共存できるか 保全生態学入門
    保全生態学入門、と題し若い読者向けにまとめられている。内容は、というと若い読者向けとは思えないほどの密度。2006年に出版されたものであるが、まさに現在進行形で直面している問題であると読んでいて思った。印象的な記述がある。シカ食害について駆除反対派と駆除容認派が対立した時の事。『好きなものが違う人が...続きを読む
  • ヤマケイ新書 シカ問題を考える
    まず「シカ問題」と言った時、それは人間にとっての問題ということ。貴重な植物が鹿によって減ってるとか農作物被害とか、それも人間目線で何が大事か決めているだけ。また人間も生態系の一部であり、都市型生活の主流化がこの問題を作り出しているということ。人間の都合で適切な頭数を決めるというのはナンセンスだし、コ...続きを読む
  • タヌキ学入門:かちかち山から3.11まで 身近な野生動物の意外な素顔
    なぜか昔からタヌキが大好き…愛すべきタヌキの本、見つけてすぐに読み耽った

    タヌキの生態のみならず、オオカミなどのほかの動物、タヌキの周りの植物なども教えてくれる。
    タヌキ、ユニークな存在だ。
    「科」は市、「属」は町など分類を住所にたとえて頂けたのも大変頭がスッキリした。

    そして何よりも、人間によ...続きを読む
  • 動物を守りたい君へ
    ドバトや野生のイノシシに餌をあげようとする人の話をよく聞く。自分では“動物に優しい”善意の行動だと思っているのだろうが、私からすればそれが余計にたちが悪い。そんな餌やり行為は高槻先生が提唱する、野生動物の生態系における「リンク」という概念を理解すれば明らかな誤りだとわかる。

    「良かれ」と思っている...続きを読む
  • 野生動物と共存できるか 保全生態学入門
     以前読んだ、同じ著者の「動物を守りたい君へ」がとても良かったのでこちらも子供に読み聞かせしました。同じように良書でした。こちらの方が焦点が絞れているとも言えます。
     とても良いのは総合的だということです。基本的には生き物の話であるわけですが生態学ということで、社会科的な視点が必要になっています。た...続きを読む

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