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Posted by ブクログ 2024年01月26日
中盤に入るくらいから一気に引き込まれました。
某国についてはさておき、社会のあり方に対しても問いを投げかける作品として読みました。
大きな光と、すぐ隣にある大きな影。
ギリギリのところで護られない人の存在。
絶望と希望。
護りたいと思える人と出会えたことの幸せ。
極限状態に追い込まれたとき、人...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月12日
逃げる被疑者と追う警察官。ただの逃亡劇という訳ではなく、東日本大震災、原発事故、過去に起きた阪神・淡路大震災によって、様々な人の様々な心情がありました。
中山七里さんは、話の構成が凄い上手だなと毎回思います。視点があちこち変わりますが、それによって頭が困惑することも無く、視点の切り替えによって飽きず...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月12日
2024年2作目の中山七里作品。
震災から数日間の物語。
まるでその場にいるような描写。
最後はスケールが大き過ぎてびっくり、
加瀬の幼少期体験が辛い。
そりゃあ、働けどはたらけど楽にならないってやつだなと思った。
護るものができた時かけがえのない宝になる。
自分の命を賭してでも失いたくないと思う...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月11日
扱うテーマが“震災”と“原発”なので、正直読むのを躊躇していた。
でも読み始めたらあっという間だった。
物語の構成が秀逸だと一気に作品の世界に引き込まれてしまう。
全くのフィクションではないことが、作中の情景や人物の心情をより一層想像しやすくする。
面白くて緊迫感もある。
なのに、何度も泣きそうにな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月08日
殺人事件が発端だが、その後の原発をめぐるハードボイルドな逃亡・突入劇がメイン
描写がどこまで事実に基づいているのかは知る由もないが、震災で身近な人を亡くした人が多数おられ、どうなるか分からない原発の周りで日夜緊張を強いられた方々がおられたのも間違いないところであろう。
野犬との対決や飢えとの戦いなど...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月20日
原発に対するメッセージ性が強い物語
東野圭吾の「天空の蜂」を思い出します
東日本大震災と原発事故を下敷きとした社会派サスペンス
東日本大震災の5日後に発生した殺人事件。しかし、加害者の邦彦は被害者の淳一とともに、原発で働いていた人物。家族ぐるみの付き合いをしていたにもかからわらず、なぜ邦彦は淳一を...続きを読む
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