ユーザーレビュー 災害と子どものこころ 清水將之 / 柳田邦男 / 井出浩 / 田中究 東日本大震災という、大きな災害はもちろん、 気象による災害も多く発生している昨今。 南海トラフもいつかやってくるのでしょう。 そのとき、自分は子ども達とどうかかわるのだろう。 学校は地域のなかでどのような役割を果たすのだろう。 子どもだけでなくもちろん大人も、 生活が激変するストレスを抱えて、どう毎...続きを読む日を過ごすのだろう。 どう立ち直るのだろう。 この本を読んで、子どもが「津波ごっこ」のような災害ごっこをするのは、 「ごっこ遊び」という、子どもがコントロールできる遊びの中で、災害をコントロールし、 乗り越えようとしている、ということを知ることができました。 そんな遊びをしているのを見たら、おぞましくて、つい「こらっ、やめなさい!」と言ってしまいそうだけど、 災害ごっこにも意味がある、子どもなりに気持ちを対処しようとしている、プロセスだということに気づけました。 Posted by ブクログ 井出浩のレビューをもっと見る