東日本大震災という、大きな災害はもちろん、
気象による災害も多く発生している昨今。
南海トラフもいつかやってくるのでしょう。
そのとき、自分は子ども達とどうかかわるのだろう。
学校は地域のなかでどのような役割を果たすのだろう。
子どもだけでなくもちろん大人も、
生活が激変するストレスを抱えて、どう毎
...続きを読む日を過ごすのだろう。
どう立ち直るのだろう。
この本を読んで、子どもが「津波ごっこ」のような災害ごっこをするのは、
「ごっこ遊び」という、子どもがコントロールできる遊びの中で、災害をコントロールし、
乗り越えようとしている、ということを知ることができました。
そんな遊びをしているのを見たら、おぞましくて、つい「こらっ、やめなさい!」と言ってしまいそうだけど、
災害ごっこにも意味がある、子どもなりに気持ちを対処しようとしている、プロセスだということに気づけました。