作品一覧

  • 国土の変貌と水害
    5.0
    1巻924円 (税込)
    わが国は古くから水害に悩まされてきた.水害を防ぐための多くの苦心と努力にもかかわらず,水害そのものは一向になくならないばかりか,むしろ被害も大きくなってきているようにみえる.大がかりに国土に手を加えることによって,恐るべき水害の要因をつくり出してはいないか.水害史をふり返りつつ,新たな水害について警告する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • システム思考がモノ・コトづくりを変える
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    デジタルトランスフォーメーションを実現するための「武器」を手に入れよう! デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し実現するために有効な思考法である「システム思考」を、ビジネスパーソンに向けてわかりやすく説明したのが本書です。 戦略を司る経営層、モノづくり・コトづくりを支える現場のリーダー層に読んでいただきたい1冊です。 ビジネスを変革・改善するには、 多様化・複雑化する課題に対して、 適切な解決策を見出す必要があります。 そのための考え方・手法が「システム思考」です。 複雑化する社会、言い換えれば、「複数の要素が密接につながり合い、協働し合う=システム化する」社会において、モノ(製品)づくり・コト(サービスや体験)づくりに不可欠な要素である顧客の要望や自社のコア技術などを俯瞰的に捉えて見える化し、適切に検討して創発することで、DXを成功に導く――。 この実現手法である「システム思考」を、わかりやすく、具体的に説明します。
  • 川と国土の危機  水害と社会
    3.9
    1巻770円 (税込)
    東日本大震災は、臨海地域の開発に依存してきた近代日本への警告である。無思慮な開発は国土の脆弱性を増し、大洪水の危険は高まっている。防災を行政に依存するあまり自助の意識の薄れた人々は、その可能性すら考えない。水源地の森林から河口の海岸まで、川の流域全体を統一した保全思想と、防災立国の発想が必要だ。

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ユーザーレビュー

  • システム思考がモノ・コトづくりを変える

    Posted by ブクログ

    「自社がユーザーに提供する価値」をどのように捉えるか、見える化するか、変更するか、管理するかーー。それは、驚異となる競合が現れた時、新型コロナのような環境変化が起きた時、破壊的イノベーションが起こった時、売上が下がっている時、新商品を開発する時、リニューアルする時、不定期に訪れるこれらの難問にはいつも頭を抱える。本書は、この難問に対峙する時の手法を提示する。「UXデザイン」を「システム思考」でどのようにアプローチするかについての解説されている。現在はテクノロジー、それもデジタル化やAIの活用まで視野に入れたUXデザインを志向したいのでそういった意味ではDX領域にも活用できる。

    0
    2021年01月08日
  • 国土の変貌と水害

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「水害の大小や性格を決定する主役は、むしろ雨を引き受ける土地の側にある」という観点から、敗戦後の水害激化や都市水害の要因を明らかにしたもの。堤防による制御の限界、都市化による保水力の低下や地盤沈下、治水工事の発展に伴う防災意識の低下、森林の国土保全機能など今日でも通じる論点がたくさん提起されている。「いち早く警鐘を鳴らした先駆的著作」という帯の宣伝文(2015年6刷)はまさにその通りだろう。

    初版から50年近くたち、東京一極集中と過疎化とが一層進展するなかで、何が解決され、何が解決されていないのだろうか。

    0
    2019年11月01日
  • 川と国土の危機  水害と社会

    Posted by ブクログ

    河川工学の老教授が日本の河川に関する課題を論じた書。
    最初のうちは、きれい事を並べているだけかなと冷めた気持ちで読んでいたが、ダム建設全盛期の昭和30年代にタム建設反対の訴訟に原告推薦の鑑定人を引き受けたり、多摩川水害訴訟では、原告、被告双方から証人として推薦され、平成の今の時代でも通用する主張を堂々と行ってきた方であることがわかった。その上で、明治生まれの先人を引き合いに出して、住民や役人は川をもっと観察すべしとの主張は説得力があった。
    幸田文も著者の講義を聴きに来ていたとのことで、そのときの逸話もおもしろかった。

    0
    2013年01月26日
  • 川と国土の危機  水害と社会

    Posted by ブクログ

    川や崖などの地形や水環境といった、自分が興味のあるテーマの本を続けて読む機会を得ました。最後に出会ったのがこの本でした。専門用語などが多く使われ、読みとばした部分も少なくありません。でも、今の日本にとって何が優先されるべきか、あらためてきづかされました。経済成長だけを声高に叫ぶ方々に是非読んでくださればと願います。
    「日本がダメなら、ハワイに住めばいいじゃないの」なんて言いだす富裕層が出ないうちに…。

    0
    2012年11月05日
  • 川と国土の危機  水害と社会

    Posted by ブクログ

    川と国土は切り離せない

    川を考える軸
    ・流域 山から海
    ・空から地下
    ・時間 

    ダムを作ると砂が溜まる→河口に排出される砂が減る→海岸が侵食される

    景観の劣化はリスク増

    森林、農地の地籍

    終わりのない詰将棋

    0
    2021年05月09日

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