作品一覧 2022/02/24更新 川と国土の危機 試し読み フォロー 国土の変貌と水害 試し読み フォロー システム思考がモノ・コトづくりを変える 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 高橋裕の作品をすべて見る
ユーザーレビュー システム思考がモノ・コトづくりを変える 稗方和夫 / 高橋裕 「自社がユーザーに提供する価値」をどのように捉えるか、見える化するか、変更するか、管理するかーー。それは、驚異となる競合が現れた時、新型コロナのような環境変化が起きた時、破壊的イノベーションが起こった時、売上が下がっている時、新商品を開発する時、リニューアルする時、不定期に訪れるこれらの難問にはいつ...続きを読むも頭を抱える。本書は、この難問に対峙する時の手法を提示する。「UXデザイン」を「システム思考」でどのようにアプローチするかについての解説されている。現在はテクノロジー、それもデジタル化やAIの活用まで視野に入れたUXデザインを志向したいのでそういった意味ではDX領域にも活用できる。 Posted by ブクログ 国土の変貌と水害 高橋裕 「水害の大小や性格を決定する主役は、むしろ雨を引き受ける土地の側にある」という観点から、敗戦後の水害激化や都市水害の要因を明らかにしたもの。堤防による制御の限界、都市化による保水力の低下や地盤沈下、治水工事の発展に伴う防災意識の低下、森林の国土保全機能など今日でも通じる論点がたくさん提起されている。...続きを読む「いち早く警鐘を鳴らした先駆的著作」という帯の宣伝文(2015年6刷)はまさにその通りだろう。 初版から50年近くたち、東京一極集中と過疎化とが一層進展するなかで、何が解決され、何が解決されていないのだろうか。 Posted by ブクログ 川と国土の危機 水害と社会 高橋裕 河川工学の老教授が日本の河川に関する課題を論じた書。 最初のうちは、きれい事を並べているだけかなと冷めた気持ちで読んでいたが、ダム建設全盛期の昭和30年代にタム建設反対の訴訟に原告推薦の鑑定人を引き受けたり、多摩川水害訴訟では、原告、被告双方から証人として推薦され、平成の今の時代でも通用する主張を堂...続きを読む々と行ってきた方であることがわかった。その上で、明治生まれの先人を引き合いに出して、住民や役人は川をもっと観察すべしとの主張は説得力があった。 幸田文も著者の講義を聴きに来ていたとのことで、そのときの逸話もおもしろかった。 Posted by ブクログ 川と国土の危機 水害と社会 高橋裕 川や崖などの地形や水環境といった、自分が興味のあるテーマの本を続けて読む機会を得ました。最後に出会ったのがこの本でした。専門用語などが多く使われ、読みとばした部分も少なくありません。でも、今の日本にとって何が優先されるべきか、あらためてきづかされました。経済成長だけを声高に叫ぶ方々に是非読んでくださ...続きを読むればと願います。 「日本がダメなら、ハワイに住めばいいじゃないの」なんて言いだす富裕層が出ないうちに…。 Posted by ブクログ 川と国土の危機 水害と社会 高橋裕 川と国土は切り離せない 川を考える軸 ・流域 山から海 ・空から地下 ・時間 ダムを作ると砂が溜まる→河口に排出される砂が減る→海岸が侵食される 景観の劣化はリスク増 森林、農地の地籍 終わりのない詰将棋 Posted by ブクログ 高橋裕のレビューをもっと見る