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2011年3月11日に起きた未曾有の大災害・東日本大震災により、市街地が壊滅した岩手県陸前高田市。三陸沖に面した県最南端の自然豊かな田舎町を襲った惨劇とは。自身も妻を亡くした絶望的な状況の中、ゆるぎない信念を以て市民を導いた戸羽太市長が、震災当日の様子から復興へのシナリオまで、被災地の全容を明らかにする。社会の関心が政局と原発に流れる今、日本を復興するために絶対に忘れてはならない被災地の現実を真に理解できる1冊。佐藤正久議員との対談も収録!
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Posted by ブクログ
津波による被害。それは原発だけではない。
そんな当たり前のことを忘れていた。
陸前高田市長が書いた被災地の本(2011/8/25)。
短くて、すぐ読める。でも、内容は濃い。想いがつまっている。
市長の外部への想いは「陸前高田市を忘れないで欲しい。」
市民への想いは「市民を元気にしたい。」
と言うことだ。
一番印象的な話は、一本だけ残った松のことだ。
市長はこの松をシンボルにすることは乗り気ではなかったが、
たくさんの人たちが協力して、松の木をシンボルに、そして枯らさないために頑張った。
この本を読むと市長だけが頑張っているようにも思えるが、そこで暮らす市民も頑張っている。自分たちで「ふるさと」を作っている。
あと一ヶ月もすれば震災から一年経つ。もう一度この本で震災を忘れてはならない気持ちになった。
また、一度東北を訪れて、この眼で現状を見たいと思った。
Posted by ブクログ
東日本大震災で被害を受けた岩手県陸前高田市市長の思いが詰まった一冊。
陸前高田市の現在の状況、風化させてはいけない復興への思い、国の動きの遅さ、将来の都市計画について市長の思いを感じる。
自らも妻をなくした被災者でありながら市長という立場を貫き陣頭指揮をとっていたことを読み、涙しました。
今後の復興計画がいろいろなところから提案されていて、高層ビルを立てる案に対して、それは復興していく中で、県外に移住した人たちが戻ってきたときに「ふるさと」と感じられる街なのだろうかと提言。
田舎には田舎の良さがある。
復興したあともとの街の面影も残っていないのはどうだろう。
今、県外や世界からの支援を受けて復興が進められているが、その土地に住んでいる人たちの思いを汲み取らない復興ではいけない。
そんな市長の思いを感じました。
岩手県出身として自分にできることをしていきたいと思いました。
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