・「おもしろい!」「今後生かしたい!」「アイデアとして取り入れたい!」と思った箇所に付箋を貼ったが、これまでの人生で一番多く付箋を貼った本になった。
・著者の文章は明瞭で、読みやすく、内容がよく入ってきた。
・知的好奇心を保つ、文章を書く、学ぶことなどについてひたすら試行錯誤してきた結果が書かれ
...続きを読むているので説得力がある。
・構成要素の多くが、著者が影響を受けた人物や言葉の紹介である。それらを取りに行く著者の姿勢や、受け取った後の考察がおもしろかった。今のところ私は本書に登場する方々とお会いするようなことはおそらくないし、会うために努力しようとも思えない状態だが、そんな人でも本書を読むだけで、間接的でもそれらの方々のエピソードなどを知ることができるので、得をした気分になった。
【印象に残ったフレーズ・内容】
・その先生の部屋には大きな木箱が一つあった。100冊ほどの本が入る大きさだ。
(中略)「自分の人生で読んできたベストの書籍」の小さな書棚を作り、時間を作ってそうした本を何度も読み返したいと思う。
・原稿執筆はアプトプットである以前に重要なインプットでもある。
・私はいろいろな人との会話で、本を紹介してくれるようお願いすることが多い。そしてなぜその本を推薦するのかも聞くことにしている。それで読書の喜びが倍増するのだ。
・話すという行為の中で出てきたアイデアの中には、驚くほど深い意味を持っていると後で気づくものが含まれていることが少なくない。