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震災を始め、数多くの問題が起きている日本と世界。これらの問題の本質は何か、そして、今後どうなっていくのか……? 日本と世界を取り巻く諸問題について、著名経済学者である著者がわかりやすく説くのが本書である。「東日本大震災とその復興」「電力危機」「円高・円安」「LCC(格安航空会社)の台頭」「ウォール街のデモ」「ギリシャ問題とユーロ危機」「中国経済の過熱」「TPPを巡る議論」「企業の大型合併」「止まらないデフレ」「消費税増税の是非」……こうした日々のニュースを取り上げながら、単なる解説に留まらず、「そもそも何が問題か」が理解できる内容となっている。知識の整理にも、複雑な問題を考えるためのヒントにも。「自分の頭でニュースを理解したい」と考える人、必読の一冊!
...続きを読むPosted by ブクログ 2012年05月15日
■経済
1.足もとの動きがみえないときは、遠い将来を見る
2.日本はデフレが続き、欧米とは物価の乖離が生じている。だから、名目で見えれば急速な円高が進んでいるように見えて実質ではそれほどの円高とも言えない
3.大きな震災を経験して、改めて確認されたことは、頼りになる隣人を多く持つことの重要性だ。日本...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月04日
経済学者による現在の日本経済の実態と進むべき方向性を説明した本。日経MJ等に連載されたコラムをまとめたもので、それぞれの文章は簡潔にまとめられている。著者の意見に同意。
「「日本人による日本人のための日本国内で閉じた産業や制度」だけを守ろうとすれば、日本社会は衰退するだけだ。経済困難に伴う失業や自...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月12日
日本と世界経済について知りたくて読書。
アベノミクスによって空元気状態の日本。急激な円安が今後の日本経済にどう影響してくのか考えつつ読書。元が短編コラムなので読みやすい。
来日する外国人が増えた。消費税は外国人も負担するという意味では、今後も中国や韓国に偏ることなくバランスよく外国人に日本を訪れ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月03日
伊藤元重著「日本と世界の流れを読む経済学」PHPビジネス新書(2012)
*第一に強い関心をもっているのは日本がいつデフレ経済から脱却するのかという事である。アナリストによれば当分国債の金利上昇は起きないだろうとの見方が強い。理由として当分デフレが続くためだ。それならば、家計や企業から貯蓄資金が金融...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月09日
前著に続いて読んでみました。
新聞連載をまとめたものなので著者が書いているとおり現在と照らし合わせると多少おかしなところも含まれますが、基本的には違和感なく仕上がっている印象。
特に震災前後の記事は生々しく当時の不安感を思い出すに足る内容でした。いずれにしても経済学がすでに通用しなくなっているという...続きを読む
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