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Posted by ブクログ
NPO法人引退馬協会と乗馬倶楽部イグレットの代表の沼田恭子さんに関する伝記。作者の倉橋燿子さんは沼田さんの広島時代の幼馴染。
子供向けとは思えない話題なのに青い鳥文庫から出ているのは、倉橋さんが執筆だからだと思われる。なお、青い鳥文庫の書籍だが、大人が読んでも充分読み応えがある。
沼田さんが千葉に牧場を作るに至った経緯、さらにフォスターペアレント制度の導入、引退馬協会の設立、東日本大震災の被災馬を受け入れる流れなどが、非常に分かりやすく語られている。
自分が牧場めぐりをしていたのは2000年代前半なので、イグレットは「なぜかトウショウフェノマがいる牧場」という認識であった。広島出身の沼田さんがここに牧場を構えるまでにこんな流れがあったとは。
当時はオーシアンファームや土佐黒潮牧場などの単立の牧場が引退馬を預かっていたが、それを制度としていち牧場からネット化したのは本当に凄いことである。
そして、東日本大震災後の被災馬の受け入れと、相馬の状況は凄まじいものであった。倉橋さんの文章が上手いのだな。(この本とは関係が無いが)この状況から、相馬野馬追が復活したんだなあと思うと、関係者の苦労には頭が下がる。
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