角川ホラー文庫の検索結果

  • 樹海
    4.0
    奇妙な夢にうなされ、飛び起きたルイは、右スネの古傷が、夢と同じ場所であることに気づく。そんな頃、同級生が青木ヶ原樹海で死を遂げた。真相を探し求め、樹海へと向かうルイ。そこで待つ運命も知らずに……。
  • X雨
    5.0
    一月のある快晴の朝、小学生の里緒の前に一人の少年が現れた。何故かレインコートを着ていた少年はフードをとり、潰れた右目をあらわらにすると、自分には見えるという、“X雨”のことを話しはじめた――。15年後、作家になった里緒は記憶に刻まれたこの話しを書き始めた。そして、物語の結末を完成させるため小学生時代を過ごしたあの街へ出発するのだが……。日本ホラー小説大賞短編賞受賞作家が緻密な構成と斬新な表現で切り拓いた新境地。過剰な衝動に恐怖と感動が交錯する傑作ホラー。
  • 病の世紀
    4.0
    人体を発火させる黴、口腔に寄生し人を人肉喰いに走らせる蠕虫、そして性交渉で感染し、人を殺人鬼に変える「666」に似た形体の謎のウイルス。街に解き放たれた病原体は、黙示録が預言した終末へのカウントダウンなのか――。人々を恐怖に陥れる巨大な陰謀とは? そして立ち向かう孤独な医師の決断とは? バイオテロをも予見した、牧野ホラーこれぞ最高傑作!
  • 双頭の蛇
    3.3
    編集者、喜屋武蛍子の元恋人で調査員の伊達が、信州・日の本村へ調査に出かけたまま行方不明になった。伊達の妻によれば、彼はこの村の寺に二泊した後、村長の車で長野駅まで送ってもらったという。蛍子は村を訪ねるが、伊達が所持していたライターが沼の近くに落ちていたということ以外、手がかりは見つからなかった。蛍子の奔走をよそに、日の本村では七年に一度の大祭に向けて準備が進んでいた。
  • 粘膜兄弟
    3.6
    ある地方の町外れに住む双子の兄弟、須川磨太吉と矢太吉。戦時下の不穏な空気が漂う中、二人は自力で生計を立てていた。二人には同じ好きな女がいた。駅前のカフェーで働くゆず子である。美人で愛嬌があり、言い寄る男も多かった。二人もふられ続けだったが、ある日、なぜかゆず子は食事を申し出てきた。二人は狂喜してそれを受け入れた。だが、この出来事は凄惨な運命の幕開けだった……。待望の「粘膜」シリーズ第3弾!
  • 夏の滴
    3.8
    僕は藤山真介。徳田と河合、そして転校していった友達は、本が好きという共通項で集まった仲だったのだ――。町おこしイベントの失敗がもとで転校を余儀なくされる同級生、横行するいじめ、クラス中が熱狂しだした「植物占い」、友人の行方不明……。混沌とする事態のなか、夏休みの親子キャンプで真介たちが目の当たりにした驚愕の事実とは!? 子どもたちの瑞々しい描写と抜群のストーリーテリングで全選考委員をうならせた第八回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。
  • 庵堂三兄弟の聖職
    3.9
    遺体から様々な製品を作り出す「遺工」を家業とする庵堂家。父の七回忌を機に、長男・正太郎のもと久々に三兄弟が集まるが、かつてない難しい依頼が舞い込んで!? 第15回日本ホラー小説大賞受賞!
  • バチカン奇跡調査官 天使と堕天使の交差点
    3.6
    さる宝石商が、呪いの宝石に悩んでいるという。処刑された悲劇の女性、ベアトリーチェ・チェンチが所有していたという曰く付きの宝石で、幽霊の目撃者や死者まで出ているらしい。平賀とロベルトは、その呪いを解くことができるのか。(「ベアトリーチェの踊り場」) ジュリアが上司、ルッジェリのために催した豪奢な宴には、恐るべき秘密が隠されていた。(「素敵な上司のお祝いに」) ほか、FBIのビル捜査官やシン博士も登場! シリーズ本編とも密接にリンクする、必読の短編集第4弾!
  • #拡散忌望
    3.6
    ある高校の生徒達の噂。<ドロリンチョ@MW779>このアカウントからのツイートには要注意。晒された人は、頭の中身がどろどろに溶けて噴き出すんだって──。その噂は本当だった! 晒された者はメッセージを拡散せよ。失敗した先に待つのはおぞましいペナルティ。生徒達は呪いを回避しようとあがく。そしてたどり着いた驚くべき真相とは!? 底なしの闇に引きずり込まれる、読後感の悪さに要注意! でも最後まで読まずにいられない!!
  • 妖奇庵夜話 人魚を喰らう者
    4.1
    妖怪のDNAを持つ人、妖人。妖人茶道家の洗足伊織は、明晰な頭脳で妖人にまつわる事件解決に一役買っている。そして妖人「人魚」の登録のある女性が誘拐されたことから、今回も警視庁に協力を要請され……。
  • 怪談狩り 逆さ煙突
    3.7
    1985年8月12日、長野県でスイミング・キャンプの最中、西の空を見上げてたたずむ少女の無邪気な言葉、その意味に気づいたコーチが深く戦慄する「西の空」。特に冴えたところのない中年男性の営業担当だが、彼が家を訪問すると、なぜか新聞購読の契約が100%取れる――だが、新人の配達員が気づいてしまった事実が恐ろしい「タサキさん」。孤独死した老人の遺体の搬送に付き添った公務員が体験した不思議なできごと「遺体搬送」など、実話怪談の先駆者が放つ、選りすぐりの恐怖。
  • のぞきめ
    3.8
    禁じられた廃村に紛れ込み恐怖の体験をしたあげく、次々怪異に襲われる若者たち。そこは「弔い村」の異名をもち「のぞきめ」という化物の伝承が残る、曰くつきの村だった──。ミステリとホラーの絶妙な融合!
  • 呪脈の街
    3.3
    一葉(ひとは)には母と2人だけの秘密があった。正体不明の異形――「泣き女」が見えるのだ。危害を及ぼすでもなくただ街を徘徊するだけの彼女たちと生きてきた母。その母が突然姿を消した。最近は奇妙な噂を聞いては怪異に悩まされる人々の相談に乗っていたようで、そこには泣き女が関わっているらしい。行方を追ううちに一葉も様々な怪異に巻き込まれ……。母の失踪と泣き女の正体、その衝撃の関係とは。戦慄のホラーミステリ!
  • バチカン奇跡調査官 ウエイブスタンの怪物
    4.1
    結婚式に参列するため、イギリスのウエイブスタンを訪れた平賀とロベルト。 「死の森」と呼ばれる森林地帯が有名なそこには、真っ黒な毛で覆われた怪物が生息しているらしい。 披露宴の翌朝、宿泊中の屋敷で参列者の惨殺死体が見つかり、神父2人は偶然再会したビル&エリザベートと捜査を始める。 事件は「死の森」に棲む怪物の仕業なのか……。 表題作ほか書き下ろしを含む2篇と、朱雀十五が登場する番外編を収録した短編集第7弾!
  • 霧が晴れた時 自選恐怖小説集
    4.1
    1~2巻836~880円 (税込)
    太平洋戦争末期、阪神間大空襲で焼け出された少年が、世話になったおやしきで見た恐怖の真相とは……!? 名作中の名作「くだんのはは」をはじめ、小松左京の家に伝わるおまじないが創作のヒントとなった「まめつま」、謎の生物と神話的世界を交錯させた「黄色い泉」など、小説界に今なお絶大なる影響を与えつづける小松左京のホラーテイスト作品を選りすぐった傑作短編集。小松左京ライブラリによる詳細な解説を収録。
  • バチカン奇跡調査官 三つの謎のフーガ
    3.5
    イタリアの小さな村に「蜘蛛男」が出没。壁を這って移動し、車に貼りつくなど、人間ではありえない動きをするらしい。噂を聞きつけた平賀は、ロベルトと共に調査旅行へ。蜘蛛男の意外な正体とは?(「スパイダーマンの謎」)ほか、フィオナ&アメデオが犯人不在の狙撃事件を追う「透明人間殺人事件」、シン博士の血族が遺した暗号にロベルトが挑む「ダジャ・ナヤーラの遺言」を収録。謎とキャラが響き合う、洗練の短編集第5弾。
  • 魔邸
    3.4
    小学6年生の優真は、親の海外転勤の影響で、叔父と暮らすことに。しかし、叔父に連れられて訪れた家は“神隠し”の伝承がある森に建っていた。その家で過ごす最初の夜から、不気味な出来事が立て続き――。
  • 迷い家
    3.7
    昭和20年。疎開先で妹・真那子が神隠しに。11歳の少年・遠野心造は、妹を探し巨大な屋敷に足を踏み入れる。謎の犬「しっぺい太郎」に助けられ、怪異と戦う心造の胸には、いつしか紅蓮の野望が芽生え――
  • バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘
    4.0
    フランスののどかな小村・セレ村にある聖マリー教会から、バチカンに奇跡申請が寄せられる。 山の洞穴に祀られた聖母像を礼拝している最中、「鳴ると奇跡が起こる」との言い伝えがある舌(ぜつ)のない鐘が鳴り、青い鳥が福音を告げ、全盲の少女・ファンターヌの目が見えるようになったというのだ。 証拠の映像も残っており、奇跡調査官の平賀とロベルトは、早速現地へと調査に向かう。 この一帯は、かつて「ジェヴォーダンの獣」と呼ばれる怪物が出没したとの伝説が残り、狼男や人を惑わす妖精が跋扈すると噂の森が広がる地だった。さらにファンターヌは3年前、森で大ガラスの魔物に出会ったことで視力を奪われたらしく──!? 2人の活躍がたっぷりと楽しめる! 天才神父コンビの事件簿第14弾!
  • バチカン奇跡調査官 二十七頭の象
    3.3
    バチカン美術館の絵画の前にマリア様が現れて預言をするらしい――新たに取り組むことになった奇跡調査の内容に拍子抜けする平賀とロベルト。だが預言の噂はやがて、世界を混乱に陥れる事態となり……!?
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架
    3.7
    休暇中にカリブ海クルーズに誘われた平賀とロベルト。その船上で海が真っ二つに割れ、巨大な十字架が出現したのを目撃する。だがその直後に恐ろしい殺人事件が起こり!? 豪華客船に隠された真実とは――。
  • 幽霊詐欺師ミチヲ【全3冊 合本版】
    値引きあり
    -
    借金を苦に自殺しようとしていたところ、カタリという謎の男に声をかけられた青年ミチヲ。 聞けば、ある仕事を引き受ければ、借金を肩代わりしてくれるという。 喜ぶミチヲだったが、その仕事とは、失意の果てに命を絶った女の幽霊を惚れさせ、財産を巻き上げることだった! かくして幽霊とのデートの日々が始まるが……。 弱気で優しいイケメン詐欺師ミチヲの運命は――。 ※本電子書籍は「幽霊詐欺師ミチヲ」「幽霊詐欺師ミチヲ2 招かざる紳士淑女たち」「幽霊詐欺師ミチヲ3 時計仕掛けのファンタスマゴリア」を1冊にまとめた合本版です。
  • タイド
    3.5
    高山竜司と二見馨という二人の男の人生を生きた記憶を持つ予備校講師の柏田誠二は、生徒から持ち込まれた相談をきっかけに貞子の呪いの真実を知り、自らの役割を自覚する……『リング』から続く怨念の正体とは!?
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔
    3.8
    バチカンの奇跡調査官・平賀とロベルトのもとに、新たな調査依頼が。神の聖所たる『契約の箱』の上空に、突然巨大な炎の剣と天使ケルビムの姿が浮かんだという。鑑定のため、急遽エチオピアに飛んだ2人だが──。
  • 妖奇庵夜話 魔女の鳥籠
    4.4
    子供の誘拐事件が起こった。犯人は「山姥」だという。妖人茶道家の伊織はそれを否定するが、一方で、妖人女性の連続自殺事件が起こり……。風邪で弱っている伊織も必見!
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達
    3.8
    熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、空に巨大な十字架が浮かび上がった。平賀とロベルトは奇跡調査を開始するが、隠れキリシタンの信仰が色濃く残る天草では、とある奇妙な怪談が噂されていて……!?
  • 蘭月闇の契り
    3.7
    人が入ると必ず死者が出るといわれている幽霊屋敷。幼い真魚は、その屋敷で探検をしていたとき、首のない人間を見てしまう。そして彼女が高校生になったとき事件は起きたのだった……。屋敷に潜む謎が死を招く!
  • 媚薬
    3.5
    マレーシアのラン園で謎の男に出会ったときから、フリーライターの磯良のまわりでは、次々と人が死んでいく。美青年、茅島に仕掛けられた妖しい罠。調べ始めた磯良の前に、異様に肥った男が現れた。茅島に恋する啓子は、インターネットで手に入れた媚薬を彼に密かに飲ませるが……。一方、街中でも眠るように死んでいく若者が急増していた。忍び寄る自然の恐怖を描く、美しくもおぞましいファンタジック・ホラー。
  • アロマパラノイド 偏執の芳香
    3.4
    十七年前、パリで猟奇的な連続殺人事件が発生した。その残虐な手口から「パリの切り裂きジャック」と恐れられた犯人は、実は日本人だった。ノンフィクションライターの八辻由紀子は、犯人が殺人を告白した限定本『レビアタンの顎』を手に入れた。彼は人並み外れた嗅覚を持ち、「血の芳香」に魅せられて殺人を繰り返していたのだという。この本を手にした時から、由紀子の周りで不可解な出来事が続発するようになっていくが――。読者の五感を激しく揺さぶる、超感覚ホラー!
  • 鬼狩りの梓馬
    -
    時は戦国。武蔵国穏田村に、鬼から人間に転生した少年がいた。名は梓馬。梓馬は、殺伐とした世界で、生まれて初めての恋を手にするが、鬼の血はささやかな幸せを赦すことはなかった。今、鬼対人の戦いが始まる!
  • 翼ある蛇
    3.8
    英文学翻訳家、沢地逸子のホームページに「生理ガハジマリマシタ。ヨッテ、明日、母ナル神ニ生キ贄ヲ捧ゲル儀式ヲ行イマス。コンドハ人間デス」というメッセージが書き込まれた。翌日、都内で発見された大学生の猟奇他殺死体。沢地の担当編集者、喜屋武蛍子は、同居している姪の火呂が自分に黙ってこのホームページにアクセスしていたことを知り、疑念を抱く。火呂には胸に蛇の鱗に似た痣があり、かつてそれを見た神女が海蛇の生まれ変わりだと告げた記憶が蘇ってくる。長編ホラー。
  • 戦都の陰陽師 迷宮城編
    3.0
    破魔の霊剣・速秋津比売の剣を奪還した、陰陽師の土御門光子と、疾風ら7人の伊賀忍びたち。だがその剣は妖術師・果心居士の施した蠱物におかされており、それを運ぶ光子の力をどんどん奪っていく。果心居士に操られた“虫憑き”の妖忍や、松永久秀の軍勢、魔性の天狗らの襲撃を撃退しながら、光子は果心居士を討つため信貴山城へと向かう。だが霊剣に最後まで纏わりついた、とてつもなく邪悪な蠱物が、ついにその正体を現した――。
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔
    3.9
    アメリカ次期大統領候補の若き議員が、教会で眩い光に打たれ謎の死をとげた。議員には死霊が憑いていたとの話もあり、事態を重く見た政府はバチカンに調査を依頼。平賀とロベルトは、旧知のFBI捜査官ビル・サスキンスと共に、悪霊を閉じ込めているという噂のゴーストハウスに潜入する。そこでは、政財界の要人しか参加できない秘密の降霊会が開かれていて、さらに驚愕の事件が発生する。天才神父コンビの事件簿、第6弾。
  • バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架
    3.6
    英国での奇跡調査からの帰り、ホールデングスという田舎町に滞在することになった平賀とロベルト。ファイロン公爵領であるその町には、黒髪に赤い瞳の、美貌の吸血鬼の噂が流れていた。実際にロベルトは、血を吸われて死んだ女性が息を吹き返した現場に遭遇する。屍体は伝説通り、吸血鬼となって蘇ったのか。さらに町では、吸血鬼に襲われた人間が次々と現れて…『屍者の王』の謎に2人が挑む、天才神父コンビの事件簿、第5弾!
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ
    3.7
    奇跡調査官・平賀とロベルトのもとに、バルカン半島のルノア共和国から調査依頼が舞いこむ。聖人の生まれ変わりと噂される若き司祭・アントニウスが、多くの重病人を奇跡の力で治癒したうえ、みずからも死亡した3日後、蘇ったというのだ! いくら調べても疑いの余地が見当たらない、完璧な奇跡。そんな中、悪魔崇拝グループに拉致された平賀が、毒物により心停止状態に陥った──!? 天才神父コンビの事件簿、驚愕の第4弾!
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き
    3.8
    美貌の科学者・平賀と、古文書と暗号解読のエキスパート・ロベルトは、バチカンの『奇跡調査官』。2人が今回挑むのは、1年半前に死んだ預言者の、腐敗しない死体の謎。早速アフリカのソフマ共和国に赴いた2人は、現地の呪術的な儀式で女が殺された現場に遭遇する。不穏な空気の中、さらに亡き預言者が、ロベルトの来訪とその死を預言していたことも分かり!? 「私が貴方を死なせなどしません」 天才神父コンビの事件簿、第2弾!
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成【全2巻合本版】
    値引きあり
    -
    日本ホラー小説大賞、角川ホラー文庫の歴史を彩る名作たちが、まとめて読める! 小林泰三の色褪せないデビュー作「玩具修理者」。「十年に一人の才能」と選考委員から絶賛された沙藤一樹が描く、ごみにあふれた橋で少年の死体と一緒に発見された、一本のテープを巡る物語「D-ブリッジ・テープ」。町会館で見つけた古本を手にしたら……。異色の怪談、朱雀門出の「寅淡語怪録」など、計11編を収録。《大賞》では測れない、規格外の怖さ。奇想天外な《短編賞》の世界を味わってみませんか? <収録作品> 小林泰三「玩具修理者」 沙藤一樹「D‐ブリッジ・テープ」  朱川湊人「白い部屋で月の歌を」 森山東「お見世出し」 あせごのまん「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」 吉岡暁「サンマイ崩れ」 曽根圭介「鼻」 雀野日名子「トンコ」 田辺青蛙「生き屏風」 朱雀門出「寅淡語怪録」(「今昔奇怪録」の原題)  国広正人「穴らしきものに入る」 *日本ホラー小説大賞《短編賞》受賞作から11編を収録しました。 ※本書は2023年11月刊行の『日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1』と『日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2』を合本したものです。
  • 夜行堂奇譚 上
    4.1
    1~4巻858~924円 (税込)
    帰省する途中でバイク事故に遭い、右腕を失った大学生の桜千早。それは不慮な事故ではなく、事件だったーー。入院中、失った筈の右手に縋りつく女性の手の感触……。「みつけて」と結露した窓に描かれたメッセージ。千早は自分が事故に遭った日に殺されたという女性のことを思い出す。一方、県庁に勤める堅物でまじめな大野木は、急遽、特別対策室の室長を任命される。そこは行方不明者や怪異現象などの曰く付きの案件を専門とする部署で、組織でも秘密裡の部門だった。特別な対策を必要とする案件を解決するべく、大野木は紹介された霊能者、桜千早と出逢う。オカルトホラーバディここに開幕。
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー
    3.6
    角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー、待望の第3弾。有栖川有栖×霧に閉じ込められた学生たちの悲劇。北沢陶×大阪の商家で聞こえる、恨めし気な声とは? 背筋×集められた怪談から導かれる真相。櫛木理宇×あなたを追いかける謎の男。貴志祐介×姉の自死を怪しむ妹と叔父の心理戦。恩田陸×車窓から見える看板が描き出す恐怖。本書でしか読めない、夢の競演。ホラーの真髄がここにある! 有栖川有栖「アイソレーテッド・サークル」 北沢陶「お家さん」 背筋「窓から出すヮ」 櫛木理宇「追われる男」 貴志祐介「猫のいる風景」 恩田陸「車窓」
  • 秋雨物語
    3.7
    失踪した作家・青山黎明が遺した原稿。それは彼を長年悩ませる謎の転移現象の記録だった。転移に抵抗する青山だったが、更なる悪夢に引きずり込まれていく(「フーグ」)。至高のホラー4編による連作集。
  • カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚
    3.9
    世は大正。華族である堀井男爵が、何者かに殺された。 自称“ハードボイルド”私立探偵・平島元雪は、 「華族殺し」の犯人を突き止めるため独自調査を開始する。 未亡人となった堀井夫人の愛猫探し、噂の怪人“ムカデ伯爵”と失踪したバスガールの行方、 堀井家に現れる“黄金幽霊の首”の謎…… 無理難題を突きつけられる平島の前に、美しき年少浪曲師・真鶸亭湖月が現れる。 湖月は平島から投げかけられる事件の手がかりと、実在の説話・伝承を元に、 即興で創り出す奇想天外な物語〈カタリゴト〉を披露していくが――。 その〈謎解き〉は単なる騙りか、はたまた真相への糸口か? 帝都を舞台に繰り広げられる大正推理奇譚、ここに開幕。
  • やまのめの六人
    3.6
    嵐の夜、「ある仕事」を終えた男たちを乗せて一台の乗用車が疾走していた。峠に差し掛かった時、土砂崩れに巻き込まれて車は横転。仲間の一人は命を落とし、なんとか生還した五人は、雨をしのごうと付近の屋敷に逃げ込む。しかしそこは不気味な老婆が支配する恐ろしい館だった。拘束された五人は館からの脱出を試みるが、いつのまにか仲間の中に「化け物」が紛れ込んでいるとわかり……。 怪異の正体を見抜き、恐怖の館から脱出せよ!横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作家が放つ、新たなる恐怖と謎。
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集
    3.8
    『影牢 現代ホラー小説傑作集』に続く2010年代を中心に発表された傑作ホラー短編7選。小野不由美の“営繕かるかや怪異譚”シリーズからは死霊に魅入られた主人公の心理に慄然とさせられる「芙蓉忌」。土俗的作品で知られる岩井志麻子による怨霊の圧倒的恐怖を描いた海の怪談「あまぞわい」。怪談の存在意義を問う辻村深月の「七つのカップ」など。作家たちの巧みな想像力により紡がれた悪夢の数々がここに。解説・朝宮運河 【収録作】 小野不由美「芙蓉忌」(『営繕かるかや怪異譚 その弐』角川文庫 山白朝子「子どもを沈める」(『私の頭が正常であったなら』角川文庫 恒川光太郎「死神と旅する女」(『無貌の神』角川文庫 小林泰三「お祖父ちゃんの絵(『家に棲むもの』)角川ホラー文庫 澤村伊智「シュマシラ」(『ひとんち』光文社文庫 岩井志麻子「あまぞわい」(『ぼっけえ、きょうてえ』角川ホラー文庫 辻村深月「七つのカップ」(『きのうの影踏み』角川文庫
  • バチカン奇跡調査官 アダムの誘惑
    3.6
    バチカンの奇跡調査官・ロベルトは、旧知のFBI捜査官・ビルから招待を受ける。任務のため、偽装婚約中のエリザベートと結婚式をあげるのだという。ロベルトは相棒である平賀と共にアメリカに向かうが!?
  • たたらの辻に…
    4.0
    急死した祖母の家で、二人暮しを始めた義理の姉弟の道子と清美。かつて“たたら場”だった祖母の家で、道子の身を次々と怪異が襲う――。表題作他「水面の郷・水底の守」収録。ささやななえこの傑作恐怖コミック集!
  • 剣の門
    -
    女優を目指してニューヨークに留学していた圭子の元に妹がやってきた。圭子の周辺で次々に発生する“ケーキサーバー”と呼ばれる殺人鬼の凶行。妹もついにその魔手にかかるのだが―。渾身の力作長編!
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼
    3.8
    ノルウェーの研究都市でFBI捜査官・ビルは不可思議な事件に遭遇。屋敷の主人は氷漬けの密室で凍死していた。神話で伝えられる氷狼の仕業なのか。平賀とロベルトに調査を依頼するが、事件の裏にはあの男が――!?
  • だからドロシー帰っておいで
    4.2
    「お義母さん、ちょっと出掛けてきます」。たったそれだけの言葉を契機に、かつて内気で平凡な主婦だった伸江は、妄想を肥大させた世界の旅で、逞しく変貌を遂げる。しかし、現実では、彼女による血と狂気の宴が繰り返されていた……。恐怖のヒロイン・伸江が、あなたの中で全ての垣根を破壊する。『オズの魔法使い』をモチーフに、平凡な主婦の狂気とロマネスクを描く。
  • iレディ
    3.5
    鬼の営業部長と恐れられる今泉謙作がハマった趣味はインターネット上でいい女を演じること! 姿も声も隠したサイバー世界で23歳の美人秘書「松本リカ」になりきる快感を覚えた彼は、ホームページに集うネクラな男たちを毎日からかって楽しんでいた。だがある日、今泉の頭の中で松本リカが突然暴れ出した! 主から独立した人格を主張しだし、なんと彼の息子の慎太郎に恋をしてしまったのだ! 今泉はリカの暴走を必死に止めようとするが、思いもよらぬ結末が!
  • おそれ
    4.5
    東京郊外のニュータウン――美観やセキュリティが万全に整えられたこの街で次々と起こる異変。チェロ奏者キム・イェニョンと再会した八神は、ある人物の欲望が生んだ禍々しい計画の存在に気づく。
  • 天使の囀り
    4.3
    北島早苗は、終末期医療に携わる精神科医。恋人の高梨は、病的な死恐怖症(タナトフォビア)だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンでいったい何が起きたのか? 高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか? 前人未踏の恐怖が、あなたを襲う。
  • 戦都の陰陽師 騒乱ノ奈良編
    3.3
    時は戦国。大陰陽師・安倍晴明の末裔たる土御門家を“魔天の四天狗”を名のる魔物が襲撃、魔を滅ぼす霊剣・速秋津比売の剣を奪い去る。それは裏蘆屋の流れをくむ妖術師・果心居士の指図だった。果心居士は奸雄・松永久秀を操り、恐るべき陰謀を企てていた。霊剣を取り戻すため、土御門家随一の使い手・光子姫は、凄腕の伊賀忍び・疾風らに守られながら、久秀のいる多聞山城をめざすが――。新説・陰陽師物語、待望の第2巻。
  • 忍びの森
    3.7
    時は戦国。織田の軍に妻子を殺された若き上忍・影正は、信長への復讐を誓い紀州をめざす。付き従うは右腕の朽磨呂、くノ一の詩音ら、一騎当千の七人。だが山中の荒れ寺に辿りついた彼らを異変が襲う。寺の空間が不自然にひき伸ばされ、どうしても脱出できないのだ! さらに一人が、姿の見えない敵によって一瞬で屠られる。それはこの寺に棲む五体の妖怪が仕掛けた、死の五番勝負だった――。時代小説の新鋭による、戦国エンタテインメント!!
  • 完璧な家族の作り方
    3.4
    新人賞に応募された小説作品「完璧な家族の作り方」。 角川ホラー文庫編集部は、著者のある目的のため、本作の書籍化を決定しました。 ※本作は、note主催・創作大賞2024〈角川ホラー文庫賞〉受賞作です。
  • たてもの怪談
    3.9
    「建物」にまつわる怪しい話が満載の怪談実話集。自身の引っ越しにまつわる不思議な話やオカルト的蘊蓄満載の「引越物語」、自宅での恐怖体験、訪れた文化財で出会った“この世ならざるモノ”、東京都庁などの風水事情考察など、加門七海ならではの怖い怪談実話。文庫化にあたり、子供時代を過ごした町にある、増改築をした奇妙な家の物語「建物かいだん」を書きおろし。
  • スラッシャー 廃園の殺人
    3.4
    異形のホラー作家・一藍が10億という巨額の費用をかけ、造りあげた廃墟庭園。そこでは行方不明者が続出し、遺体で発見される者も出た後、ついに作家自身まで謎の失踪を遂げた。そんな血腥い曰く付きの場所、“魔庭”をロケハンするために訪れた映画関係者たち。彼らに、想像を絶する恐怖と怪異が襲いかかる――! あらゆる場所に仕掛けとたくらみが張り巡らされた驚くべき庭園。そして、一行に執拗につきまとい、殺戮を平然と行なう黒怪人の正体とは? 絶叫必至、疾走感にあふれる驚愕のホラー・ミステリ。オマージュにした映画を紹介する、著者書き下ろしの「好事家のためのノート」も収録。
  • バチカン奇跡調査官 聖剣の預言
    3.7
    スペイン・バレンシア地方にある小さな村。そこにあるサン・ビセンテ・エスパダ教会には、スペインの名高い聖人、聖ビセンテに纏わる聖剣が祀られていた。 ある時、真昼から美しいオーロラが教会の真上に現れ、村が悩まされていた風土病が治まった。その後、教会に勤める司祭のもとに主からの御言葉が下される。 主の言葉通りに定められた日に教会へ向かうと、そこには同じように主の声を聞いたという11人の男女が集っていた。 聖剣を取り囲むように待つ彼らは、聖剣から不思議な音が発された後、再び主の御言葉を聞く。それは聖剣が下す預言であった。 山間の大火事や政治家の不正の発覚など、聖剣の預言は次々と的中し、ついにはバチカンへ奇跡認定の申請書が送られる。 申請を受けた平賀とロベルトは、バチカンに属する事になったマギー・ブラウン神父とともに現地への調査に赴くが……。 聖剣の下す預言ははたして本物なのか――? イケメン神父コンビが謎に挑む、大人気オカルトミステリ本編第18弾!
  • 子狐たちの災園
    3.6
    6歳の奈津江には、不思議な能力があった。誰かが失くしたものを探し出すことができるのだ。優しい両親とともに穏やかな日々を送る奈津江だったが、突然、立て続けに両親を失うという不幸が彼女を襲う。さらに、両親は自分の実の親ではないと知らされたのだ。呆然とする奈津江は、実姉を名乗る深咲に連れられ、父が経営する子どもたちの施設“祭園”に引き取られることになる。そこに暮らすのはわけありの少年少女たちだった。周囲を取り囲む黒い鬱蒼とした森、施設内をさまよう狐面の女、廃屋と化した“廻り家”と呼ばれる奇怪な祈祷所。やがて、奈津江の秘密が明かされるとき、惨劇が幕を開ける――。怪異と謎に溢れた極上のホラー・ミステリ。『災園』を改題。
  • 吸血蟲
    3.4
    突然届いた弟の手紙に不吉を憶え郷里を訪れた亜希子、姉を探しに来た警察官の触沢。台風一九号により陸の孤島と化した、津谷瀬村には、50年の眠りから蘇った死霊たちが静かに広がっていた…… ※本書は二〇〇〇年四月、アスキーより刊行された『呪葬』(アスペクトノベルス)を加筆・修正のうえ文庫化したものが底本です。
  • レフトハンド
    3.6
    製薬会社の研究室で致死率百%のレフトハンド・ウィルスが漏洩。だが、主任の影山は研究の続行を要請する。受け入れられなければウィルスを垂れ流すと脅しながら。第4回日本ホラー小説大賞長編賞受賞。
  • 二重螺旋の悪魔(上)
    4.3
    遺伝子操作監視委員会に所属する深尾直樹は、ライフテック社で発生した事故調査のため、現地に急行した。直樹はそこで、かつての恋人・梶知美が実験区画P3に閉じ込められていることを知る。だが、すでに現場は夥しい血で染め上げられた惨劇の密閉空間に変質していた……。事故の真相に見え隠れするDNA塩基配列・イントロンに秘められた謎。その封印が解かれるとき、人類は未曾有の危機を迎える!恐怖とスリルの連続で読者を魅了する、極限のバイオ・ホラー。
  • ビンゴ
    3.8
    東北の小さな高校で一人の女子生徒が首を吊った。黒板には、誰が書いたか席割りと同じ5×5のビンゴの図。その中央が彼女の席だった。森に響き渡る「リーチ!」「ビンゴ!」の声。そして、恐怖が始まった。
  • グリーン・アイズ
    4.0
    雪で孤立した高原に引きこもった青年、内藤健介を待ち受けていたのは、緑の目をした無数の亡霊だった。彼の危険を察知した恋人の奈々子も白銀の高原に向かうが、想像を絶する恐怖が彼らに襲い掛かる。
  • 黒魔術の家
    4.0
    黒木夏夫の家は、母と妻と子供の6人家族。妻の未紗がある日「6っていう数は縁起が悪いのよね」とつぶやいた。そして彼女は人数が「幸福な絶対数1」になるまで人数を減らそうとする。戦慄のサイコ・ホラー! ※本書は、2003年1月に有楽出版社から刊行された『Black Magic Woman』を改題した文庫が底本です。
  • 王女の渇き
    -
    自傷跡の残る左手首が発見された。老刑事・井出川は女性ばかりの会社「約束の地」に不審を覚えるが、捜査半ばで謎の言葉を残して不慮の死を遂げる。父の死の原因を探る文博は、その会社へと引き寄せられ、やがて姿を消す。世紀の変わり目に急成長を遂げたその会社は、自傷癖のある男女を集め、演劇公演を企画した。演目は、王女が男の生首を求める劇「サロメ」。その舞台にすべての悪夢が集結していく――。(『サロメ後継』を改題)
  • カムナビ(上)
    3.8
    1~2巻880~924円 (税込)
    若き考古学者・葦原志津夫は、前代未聞の土偶を発見したとの報を受け、茨城県の石上遺跡へと向かった。しかし、現場には無残な焼死体が転がっており、情報提供者とも連絡が取れなくなってしまう。彼は十年前に行方不明になった志津夫の父に関する情報も手に入れていたようだった。志津夫はわずかな手掛かりを頼りに調査を始めるが、徐々に、この事件が人類を破滅へと導く幕開けであることに気づかされる……。前人未到のスケールでおくる、傑作サイファイ・ホラー。
  • 蛇神
    3.8
    新橋の老舗蕎麦屋の若女将、倉橋日登美が直面した信じられない現実――。父と夫と長男が、住み込みの少年に惨殺されたのだ。幼い娘の春菜とふたりとり残され、茫然自失の彼女のもとへ従兄と称する神社の禰宜が現れ、信州の日の本神社へ里帰りするように勧める。従兄によると、26年前、実母は生まれたばかりの日登美を連れて、ある日、忽然と村から姿を消したのだというが……。長編ホラー。
  • 仄暗い水の底から
    4.3
    夫と離婚し、港区の埋立地に建つマンションに引っ越してきた淑美と5歳の娘・郁子。 ある日2人は、マンションの屋上でおもちゃの詰まった赤いバッグを見つける。 しかし、このマンションに子供は郁子以外いないはず…… その日を境に、不可解な現象が起き始める(「浮遊する水」)。 大ヒットホラー映画原作「浮遊する水」、『ユビキタス』の原型ともいえる「孤島」など、 “水”をモチーフとした7篇を収録。 『リング』著者による至高の恐怖短篇集。
  • 身から出た闇
    3.7
    これは私が、角川ホラー文庫編集部から依頼を受けた連作短編集です。駆け出しの私に依頼が来るだけありがたく、最初は喜んで引き受けた作品でした。しかし、短編を提出するごとに、担当編集の休職が発生している以上、これを刊行するという編集部の判断が、正しいのか分かりません。 ※このあらすじは、原浩氏の強硬な主張により、挿入されたものです。編集部の意図とは相違があります。本作は、あなたが望んでいる作品です。
  • 国道1号線怪談
    4.7
    見慣れた道、見知らぬ恐怖。 東京から大阪まで、東西を結ぶ日本の動脈・国道1号。 この道は、古の東海道を受け継ぎ、時代を超えて人々の恐怖を映し出す。 東京・日比谷公園の噴水から這い出る黒い塊。 神奈川・鶴見に出没する謎の“猿”。 静岡の海岸沿いに眠る首塚の祟り。愛知の神社に伝わる禁忌。 三重・1号線沿いの忌まわしい事故物件。滋賀・琵琶湖に沈む数々の事件。 京都・市内で忽然と消えた道。大阪・淀川の河川敷に埋められた闇――。 恐怖は、確かにこの国道に息づいている。 道を辿るごとに、異形があなたの日常を侵食する。 気鋭の怪談作家たちが紡ぐ、戦慄の書き下ろし実話怪談集。
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー
    3.4
    あらゆるホラージャンルにおける最高級の恐怖を詰め込んだ、豪華アンソロジーがついに誕生。宮部みゆき×切ない現代ゴーストストーリー、新名智×読者が結末を見つける体験型ファンタジー。芦花公園×河童が与える3つの試練の結末。内藤了×呪われた家、三津田信三の作家怪談、小池真理子の真髄、恐怖が入り混じる幻想譚。全てが本書のために書き下ろされた完全新作! ホラー小説の醍醐味を味わうなら、まずはここから! 宮部みゆき「あなたを連れてゆく」 新名智「竜狩人に祝福を」 芦花公園「月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ」 内藤了「函」 三津田信三「湯の中の顔」 小池真理子「オンリー・ユー――かけがえのないあなた」
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー
    3.9
    「考えうる、最大級の恐怖を」。 たったひとつのテーマのもとに、日本ホラー界の“最恐”執筆陣が集結した。 澤村伊智×霊能& モキュメンタリー風ホラー、 阿泉来堂×村に伝わる「ニンゲン柱」の災厄、 鈴木光司×幕開けとなる新「リング」サーガ、 原浩×おぞましき「828の1」という数字の謎、 一穂ミチ×団地に忍び込んだ戦慄怪奇現象、 小野不由美×営繕屋・尾端が遭遇する哀しき怪異――。 全編書き下ろしで贈る、至高のアンソロジー!
  • バイロケーション
    3.8
    画家を志す忍は、自分と同じ人間が現れる奇妙な事態に遭遇。同じ境遇で悩む人々は、それをバイロケーションと呼んでいた。新たな二重存在を提示した、第17回日本ホラー小説大賞長編賞受賞の新感覚ホラー!
  • 「奇奇奇譚編集部」シリーズ【全3冊合本版】
    値引きあり
    -
    霊の見える新人ホラー作家の熊野惣介(ゆやそうすけ)は、怪奇小説雑誌『奇奇奇譚』の編集者・善知鳥(うとう)とともに、新作のネタを探していた。心霊スポットを取材するなかで、姿はさまざまだが、同じ不気味な音を発する霊と立て続けに遭遇する。共通点を調べるうち、ふたりはある人物にたどり着く。霊たちはいったい何を伝えようとしているのか? 臆病作家と毒舌編集者が究極のホラー小説を目指す! ※本電子書籍は『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』『奇奇奇譚編集部 幽霊取材は命がけ』『奇奇奇譚編集部 怪鳥の丘』を1冊にまとめた合本版です。
  • タラニス 死の神の湿った森
    3.8
    少年は真実を知り、大人になる。「死の神屋敷」に隠された、悲しき少女の過去と謎とは。 イギリス・ウェールズで少年ジョージが暮らす「タラニス屋敷」。 「タラニス」とは「死の神」を意味するケルトの神だ。 夜遅く目覚めたジョージは家政婦のミツコに物語をねだる。 彼女が、秘密の話ですよと「ゲッシュ」(ケルトの魔法の取り決め)を交わしながら語ったのは、屋敷に伝わる、メリッサという少女の物語だった。 メリッサは、子どもを食べる死の神に生きたままかまどで燃やされたという。 そのかまどが今も屋敷の廃墟部分『死者の間』にある、近づいてはいけない――。 けれども、一緒に話を聞いた兄のアルフレッドは、 今度マムと戻ってくる赤ちゃんへの贈り物を探しに『死者の間』に行こうと言い出し……。 廃墟の秘密の扉を開けてしまったことで、夜な夜な現れるようになったメリッサの亡霊。 そこに隠された真実と、ツェルニーン家の秘密とは。 やがて法医昆虫学者として日本を訪れることになる、ジョージ・クリストファー・ツェルニーン。 彼の少年時代に秘められた悲しく凄絶な物語。
  • 蜘蛛の牢より落つるもの
    4.1
    21年前、長野県で起きた集団生き埋め死事件。生き残りの証言によれば、彼らは自ら掘った穴に順番に生き埋めとなっており、それを指示した謎の女がいたらしい。フリーライターの指谷が取材に乗り出すが、話を聞いていくうちに、謎の女は伝説にある、比丘尼の怨霊ではないかという疑惑も持ち上がる。関係者が不審な死を遂げる中、指谷は大学時代の後輩・北斗総一郎と事件の解明に挑む。これは比丘尼の祟りか、冷酷な殺人か?
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1
    3.5
    1994年から2011年まで日本ホラー小説大賞に設けられていた《短編賞》部門。賞の30周年を記念し、集成として名作が復活! 玩具修理者は壊れた人形も、死んだ猫も直してくれる――。小林泰三の色褪せないデビュー作「玩具修理者」。「10年に1人の才能」と絶賛された沙藤一樹が描く、ゴミだらけの橋で見つかった1本のテープの物語「D-ブリッジ・テープ」など計5編を収録。《大賞》とは異なる魅力があふれた、究極のホラー短編集! <収録作品> 小林泰三「玩具修理者」 沙藤一樹「D‐ブリッジ・テープ」  朱川湊人「白い部屋で月の歌を」 森山東「お見世出し」 あせごのまん「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」 ※本書は日本ホラー小説大賞の短編賞受賞作の中から5篇を収録したアンソロジーです。
  • 蠅の王
    3.4
    ある遺跡で無数の赤子の骨とひとつの壷が発見された。その封印が解かれたとき、人類は未曾有の危機を迎えた。突如、東京では児童殺人が頻発する。そこには必ず虫が大量発生するという怪現象が……。その最中、ひとりの少女が身に覚えのない妊娠をした。頭の中では自分の子を産み、「ベルゼブブ」からこの世を救えという声が響きわたる。ベルゼブブとは? 前人未到の伝奇ホラーの扉が開かれる。
  • ついてくる
    3.4
    古都・京都にまつわる怨念の研究に没頭した民俗学者市ノ瀬恵造は、築五十年の日本家屋で悲惨な病死体として見つかった。三年後、その娘・晴美と夫の和也が休暇でこの家を訪れると、ふたりはまったく同じ悪夢に苦しめられる。その中に登場するふたごの怨霊は、十三の夢を見終わるまで、この家から逃げられないと告げた。呪いの原点が父の研究にあると知った晴美と和也は脱出に向け、壮絶な戦いをはじめた!
  • 戦都の陰陽師
    3.5
    時は戦国。不穏な戦雲におののく京の都に、無数に張られた結界を破って六百年ぶりに恐るべき天魔が侵入、魔界への口を開こうと画策していた。大陰陽師・安倍晴明の末裔である土御門家の姫・光子は、唯一天魔を討つことができる出雲の霊剣・速秋津比売の剣を取りに行くことを決意。藤林党の若き惣領・疾風ひきいる伊賀の忍び七人を護衛とし、出雲への危険な旅に出発する。はたして光子は都を救えるのか!? 新説・陰陽師物語!
  • バチカン奇跡調査官 黒の学院
    3.5
    天才科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。2人は良き相棒にして、バチカン所属の『奇跡調査官』──世界中の奇跡の真偽を調査し判別する、秘密調査官だ。修道院と、併設する良家の子息ばかりを集めた寄宿学校でおきた『奇跡』の調査のため、現地に飛んだ2人。聖痕を浮かべる生徒や涙を流すマリア像など不思議な現象が2人を襲うが、さらに奇怪な連続殺人が発生し──。天才神父コンビの事件簿、開幕!
  • 廃校教師
    4.0
    長時間勤務、休日返上の部活指導、保護者からのクレーム、無気力な教師・・・・・・現代の学校問題をすべて抱える市立中学で、衆人環視の中、体育教師が変死した。あり得ないほど首が伸びきった異常な遺体と、その後も続く学校関係者の不気味な悶絶死。若手教師の保穂は、赴任間もない理科教師の海老原の言動に怪死との関係を疑うが、調べてみると、なんと、彼が赴任前に勤務していたという学校は・・・・・・存在しなかった。歪んだ教育が生み出す闇を描く、社会派ホラー。
  • 歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理
    3.6
    無明大学にある「怪異民俗学研究室」(怪民研)は、作家であり探偵である刀城言耶の研究室で、膨大な書籍と曰くある品で溢れている。瞳星愛は、昔遭遇した“亡者”の忌まわしい体験を語るため怪民研を訪れた。言耶の助手・天弓馬人は熱心に推理を巡らせ、合理的な解釈を語るが、愛は“ある事実”に気づいてしまう。首無し女、座敷婆、狐鬼、縮む家――数々の怪異と謎に2人が挑む。本格ホラー・ミステリの名手による新シリーズ、開幕! 三津田信三ワールドの魅力が凝縮された連作短編集。
  • アナベル・リイ
    4.0
    一九七八年、久保田悦子はアルバイト先のスナックで、杉千佳代と出会った。舞台女優を目指す千佳代は所属する劇団で、『アナベル・リイ』のアナベル役を代理で演じるが、その演技はあまりに酷く、惨憺たるものだった。やがて、友人となった悦子に、千佳代は強く心を寄せてくる。フリーライターである飯沼と入籍し、役者の夢を諦めた千佳代は、とても幸せそうだった。だが、ある日店で顔面蒼白となり倒れ、ひと月も経たぬうちに他界してしまった。やがて、悦子が飯沼への恋心を解き放つと、千佳代の亡霊が現れるようになる。恋が進展し、幸せな日々が戻って来る予感が増すにつれて、千佳代の亡霊は色濃く、恐ろしく、悦子らの前に立ち現れるようになり――。
  • 殺戮の天使 UNTIL DEATH DO THEM PART
    続巻入荷
    -
    薄汚れたビルの最下層で目を覚ました13歳の少女レイは、記憶を失い、どうして自分がここにいるのか分からなくなっていた。茫然自失とするレイの目の前に、全身を包帯で覆われ、大きな鎌を担いだ殺人鬼・ザックが現れる。ねぇ、ザック、私を、殺して――。おかしな約束を交わしたふたりは、協力して危険なビルから脱出を試みる。大ヒットホラーゲームのノベライズが時を経て蘇える! 原作者手書きの設定ラフを特別収録。 ※こちらの作品は以前発売されていました同名作品の文庫版です。全面改稿されていますが、重複購入にご注意ください。
  • 夢詣
    3.8
    その悪夢、見れば、死ぬ―― ”順番”が来るまでに、解呪の鍵を探し出せ。 「もうすぐ私が御血をいただける順番です」 “死に至る夢”を見ると訴えていた女性と老人が突然死し、 老人の胃から人外の血液が発見された。 2人の患者の死後、精神科医・紙森千里にも悪夢は「感染」り、 謎の儀式に参列する夢を見る。 一方、都市伝説〈呪夢〉を追うオカルトライターの伊東壮太 は、 死亡した同業者のメモ「鍵は夢詣」からある孤島の奇妙な祭祀の存在を知り――。 書店員からの圧倒的支持を受けた、 第45回横溝正史ミステリ& ホラー大賞〈読者賞〉受賞作。
  • 梅雨物語
    4.0
    自ら命を絶った青年が残したという1冊の句集。元教師の俳人・作田慮男は、かつての教え子から依頼を受け、俳句の解釈を進める。沖縄の情景を描いた句を読み解いていくうち、恐るべき秘密が浮かび上がってくる(「皐月闇」)。遊廓で蝶のような花魁たちと遊ぶ夢を見る男の末路、広い庭を埋め尽くす色とりどりのキノコがもたらす幻覚。静かに忍び寄る恐怖と緻密な謎解きが読者を圧倒する3編を収録。著者真骨頂のホラーミステリ。
  • Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選
    4.0
    乙一&山白朝子の初期~現在までの怖い作品ばかりを厳選収録した怪奇ホラーコクション企画。「夏と花火と私の死体」でデビューした乙一は、デビューから「死」を描いてきた。山白朝子は、怪談雑誌「幽」 の創刊時、デビューした怪談作家。今回は、ホラーを描き続ける作家二人の初のホラー文庫企画。ホラー文庫創刊30周年のフィナーレを飾る記念企画。作品のセレクトはホラー評論家&ミステリ評論家の千街晶之さん。本書刊行にあたり表題作となる中編「Wi-Fi幽霊」を書き下ろし。
  • わたしを呪ったアレ殺し
    3.1
    幼少の頃から、自分だけに見える幻覚「蛞蝓女」に悩み続けてきた女子大学生・芽衣。 ある日、「蛞蝓女」がネット上で都市伝説化していることを知る。芽衣の通う大学で、不気味な怪物の目撃情報が多発していたのだ。 怪我人までもが発生し、芽衣はついに彼氏の恭一と共に、「蛞蝓女」の呪いが生まれた故郷・沢母児町へ向かうことを決意する。 一方で、怪奇現象の研究者であり、芽衣の中学時代の先輩である雪丸千璃もまた、この呪いの正体を追い、沢母児を訪れていた。 沢母児に伝わる超能力者・沾水ネンの伝承、「メノテメ様」の祟りの噂、どこか不気味な村の人々。3人は、奇妙な町の秘密を探っていくが…… 呪いを「殺す」方法は存在するのか? すべての謎が解き明かされるとき、物語は想像を絶する結末へと動き出す。 日本ホラー小説大賞出身の鬼才による、異形蠢く戦慄の復讐譚!
  • 狐花 葉不見冥府路行
    4.1
    作事奉行の娘・雪乃の前に現れた、この世のものとは思えない美しさを持つ萩之介。彼岸花の着物を纏う彼は、”この世に居る筈のない男”だった。この幽霊騒動を知った雪乃の父・上月監物は、過去の因縁と関わりがあるのではないかと疑うが……。絡まりあった謎を解きほぐすため、武蔵晴明神社の宮守・中禪寺洲齋が”憑き物落とし”へと乗り出す。京極堂の曾祖父が相対する、悲しい真実とは――。角川ホラー文庫30周年を記念したプレミア版が登場!
  • こわい本1 蛇
    完結
    4.0
    全11巻968~1,078円 (税込)
    幸せに暮らしていた沼田家の姉妹を、突然の悲劇が襲った。姉が、手足が動かなくなる原因不明の病に倒れたのだ。献身的に看病する妹だったが、姉の奇怪な行動に不審を抱き、姉の正体は蛇で、自分を殺そうとしているのではと怯えはじめる――違和感がぬるりと忍び寄る「うろこの顔」ほか、映画化された「蛇娘と白髪魔」や「口が耳までさける時」の、蛇の恐怖譚3篇を収録。語り下ろし著者インタビューなど豪華巻末企画も必読!
  • バチカン奇跡調査官 終末の聖母
    3.7
    メキシコのグアダルーペ寺院に、枢機卿の代理として派遣された平賀とロベルト。式典の挨拶だけのはずが、突然宙に浮いた十字架が目の前に現れた。奇跡を目の当たりにした彼らは、調査を開始する。
  • 【完全版】日本の幽霊事件 封印された裏歴史【電子特別版】
    3.8
    谷中霊園、日暮里駅、神田・お玉が池、神田~隅田川、東中野~中野一丁目、宮ケ瀬ダム、観音崎、群馬県&埼玉県・神流湖、秋葉原、面影橋、姿見の橋、歌舞伎町、品川橋~天王洲、葛飾区、旧三河島町界隈、淀橋、代々幡など。かつて事故や事件のあった場所に現れる幽霊たち。恨みを残して亡くなった場所、自殺の多い場所などを歩き、土地の記憶に耳を傾け、話を聞き、過去の新聞や歴史資料を集め、写真を撮る。史実と伝説のあわいを歩き、声なき声を蒐集した、怪奇ノンフィクション。「そこに『出る』理由。それは幽霊より怖い」京極夏彦(『東京の幽霊事件』単行本帯推薦文より)。怪奇探偵として知られ、幽霊物件や未解決の怪奇事件、心霊写真や心霊ビデオの調査、四谷怪談をはじめとする呪いの歴史的考察など、世間に流布する怪異譚を蒐集し、成立過程および社会史的背景をくまなく徹底的に調査し、執筆する作家・小池壮彦。『日本の幽霊事件』『東京の幽霊事件』を1冊にまとめた決定版。
  • 子供は怖い夢を見る
    4.2
    虐待の末に殺された妹を、不思議な力を持つ一族に救われた航。蘇った妹は失踪し、20年以上会えないままだった。しかしある日出会った「ガオ」という青年から、生き別れた妹が成長したと思われる女性を紹介され……。未知のウイルス、カルト宗教、いじめなど、現代の社会問題を思わせる時代背景の中で繰り広げられる家族の物語。ラスト5ぺージ、あなたはきっと涙する。第70回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉受賞作『愚者の毒』の著者による初めての本格ホラー長編&ミステリ。
  • 水霊 ミズチ
    4.0
    『平成日本の百名水』神社の遺跡から湧き出た水を商品化する――。それは過疎村の村興し事業の目玉企画だった。ところが、その計画に携わる者が、人間離れした食欲をしめした後、痩せ衰えて死亡する怪事件が発生する。湧き水と事件の関連性を指摘する民俗学者・杜川己一郎は、遺跡の学術調査を進めるに従い、疑念を確証へと近づけていくのだった。―現代文明の危機に警鐘を鳴らすフォークロア。その想像を絶する、真の意味を紐解く驚天動地のホラー大作。
  • 粘膜大戦
    4.0
    怪作『粘膜蜥蜴』から17年、奇跡の続編 大戦下、各地の戦況が膠着し、苦境を強いられる帝国陸軍。起死回生を図るべく軍部が画策したのは、占領下にある東南アジアの小国ナムールの王族アロ族のマテル姫に一斉蜂起の号令をかけさせることだった。だがそれには姫の仮面を開ける鍵――「久遠ノ爪」が必要。密命を帯びた堀川美樹夫大尉は、鍵の捜索を開始するが、そこには想像を絶する血みどろの戦いが待っていた……。カルト的人気を誇るホラー、「粘膜」シリーズ第6弾!
  • 粘膜黙示録
    4.0
    「俺は今、何のために生きている?」 カルト的な人気を誇るホラー作家が、デビュー前の 泥沼の人生を綴った抱腹絶倒エッセイ! シリーズ8年ぶり書き下ろし『粘膜大戦』同時刊行  「MANGA家になる!」と大風呂敷を広げて歯科大学を中退したものの、やることなすこと上手くいかず、気付くと人生の泥沼にはまり込んでいた著者。派遣工として癖のありすぎる人々に囲まれ、「持てる者」たちへのひがみ、妬み、怒りを充満させる――。やがて一念発起して『粘膜人間』でホラー作家としてデビューを果たした著者が、現代版『蟹工船』ともいえる最悪の時代を振り返り、逆恨み精神満載で綴った抱腹絶倒のエッセイ!
  • べっぴんぢごく
    3.9
    時は明治、岡山の北の果て。 乞食行脚の果てに、七歳の少女シヲは、 村一番の分限者である竹井家に流れ着く。 養女となり過去を捨て、絶世の美女へと育ったシヲは、 自らの子孫の凄絶な人生を見守り続けることになるが――。 美女と醜女が交互に生まれる、呪われた家系に生きる七代の女たち。 明治から令和まで連綿と受け継がれる因果は、 彼女たちを地獄の運命へと絡めとっていく。 憑きまとう死霊の影、貧困と美醜、愛欲と怨念。 時代は巡れど、この因果からは逃れられない―― 『ぼっけえ、きょうてえ』の著者が圧倒的筆致で描き上げる、暗黒無惨年代記。 【角川ホラー文庫版刊行記念】 限定書き下ろし 「第十三章 シヲ百三十六歳」収録 世は令和。因果は、終わらない。
  • バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地
    4.2
    噴水の水が葡萄酒に変わり、空にキリストの御姿が現れるーークリスマスミサでの奇跡調査のため、平賀とロベルト、アルバーノの三神父はオーストラリアへ。ロベルトは、夢で不思議なカンガルーに出会い……。
  • 暗黒祭
    3.8
    少年少女の行方不明事件を特集したテレビ番組を見ていた編集者の喜屋武蛍子は思わず叫んだ。番組で取り上げられた幼女の面影に見覚えがあったからだ。消息を絶った元恋人の伊達を探しに訪れた信州・日の本村の神社で偶然見かけた巫女姿の女の子にそっくりだった。まだ二週間前のことだ。幼女は、あの村で来月行われる七年に一度の大祭の神事のために攫われたのか? 錯綜する謎の糸が解きほどかれる時、驚愕の真実が浮かび上がる。「蛇神」シリーズ、堂々の完結。

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