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作事奉行の娘・雪乃の前に現れた、この世のものとは思えない美しさを持つ萩之介。彼岸花の着物を纏う彼は、”この世に居る筈のない男”だった。この幽霊騒動を知った雪乃の父・上月監物は、過去の因縁と関わりがあるのではないかと疑うが……。絡まりあった謎を解きほぐすため、武蔵晴明神社の宮守・中禪寺洲齋が”憑き物落とし”へと乗り出す。京極堂の曾祖父が相対する、悲しい真実とは――。角川ホラー文庫30周年を記念したプレミア版が登場!
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Posted by ブクログ
京極堂の曾祖父の憑き物落としだ(^^)歌舞伎化作品だから「この場面はこんな感じかなぁ?」と想像してワクワクしたり、いつもの京極作品のようにゾクゾクしたりと楽しかった(*^^*)話は恐ろしく、悲しく、切ない(;_;)
文句なく五つ星。 京極先生で、薄い本・・・。って思ったけど読み応え十分。 本編に触れるとネタバレになるのであまり触れないが、結構びっくりな展開。後半からスピード感もアップ。また、印象的に登場する華、曼珠沙華。改めて、美しく哀しい華だなと感じました。 それから初版の限定の装丁だったのか、ものすごく素敵...続きを読むな装丁です。蔵書にします。
中禅寺の曽祖父が絡んだ、酷く、残酷で、哀しい物語。 歌舞伎の物語とするための小説で、ここから脚本に落とし込み舞台化。 だからか京極作品の割に読みやすく分かりやすく薄いです(笑) 面白かった!舞台も観てみたいなぁ。 あと、巻末の京極先生と松本幸四郎さんの対談がすごく楽しかったです。
物語のテーマはあだ討ちですね 時代劇みたいなあだ討ち物語を歌舞伎で味付け さすがの京極節 京極作品にしては短いと思ったけど 満足度は十分 優美でせつない物語でした
中善寺秋彦の曽祖父が登場し、業の深い男の憑き物を落とす。 京極夏彦作品の中では短いが、内容が濃いので面白かった。 歌舞伎だからこそ違和感のない題材とトリック。
本屋で京極夏彦の本の分厚さにのけぞることは多々あるけれども、本の薄さにのけぞったのは初めてだ。 たった250ページとはこれいかに? この作品は、歌舞伎の原作として書かれたものなのだそうだ。 確かに京極夏彦の作品と歌舞伎は親和性が高いかもしれない。 そして確かにこの作品は、影や暗闇の効果が目に見える...続きを読むようで、舞台映えがしそうである。 京極堂の曽祖父は、以前『了巷説百物語』にも出てきたが、衣装といい決め台詞といい、まったく京極堂そのもので嬉しくなってしまう。 ただ、単に”憑き物落とし”として雇われただけではなく、本筋にしっかりと絡んでいて、彼が出てくるのは物語の必然なのだ。 本来の京極堂シリーズの最新作『鵼の碑』では、新たな登場人物が出てきて世界が広がりそうだったけれど、もしかして中禪寺洲齋もぽつりぽつりとシリーズ化されるのだろうか。 それはそれで、楽しみが増えて嬉しい。
キーワードの「曼珠沙華」、こんなに別名があること知らなかった。見る人によって見方は変わる。それでも本質は一つ。悲しくて綺麗に終わっていくストーリー。個人的には京極堂シリーズのなんとも言えない最後の読み終わりの感情が好きなので、今回はいい意味で割とサラッとしてるなと言う印象でした。すーっと綺麗に読める...続きを読むお話しでした。
あっという間に完読。すごく良かった。 え?というような展開にどんどん読み進んでいった。 悪いことは駄目だよね~、因果応報。 「憑き物落とし」カッコいい
おもしろい! 京極夏彦の作品ではかなり薄い方。 おしゃれな感じにまとまっている印象。 幽霊話の真相は、おもいのほかシンプルなものでした。 すっきり。
読み終わったあと歌舞伎のための書き下ろしだったと対談を読んで気づき、振り返ると納得。妖しく残忍な物語、悲しく切ない。驚愕の結末。だんだんと物語に惹き込まれた。
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狐花 葉不見冥府路行
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京極夏彦
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